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写真は北荒川岳近くのテント場を出て、左に富士山を遠望しながら塩見岳への登り。<br /><br />6月末に考えもしなかったヘルニアを患い、未だ歩行が困難で大好きな旅や登山ができず悶々としているなか、ふと思いだして、写真に興味がなく、ただ山歩きだけを楽しんでいた頃の記録を振り返ってみると、同行者が撮ってくれた写真が何枚か出てきたのと自分が撮った数少ない写真で思い出のブログを作成してみました。<br /><br /> 思い出の山旅ー<br />1.金精峠から温泉岳・根名草・手白沢温泉(泊)・女夫渕・川俣・鬼怒川温泉を歩く<br />2.雪の谷川岳西黒尾根を登る<br />3.所属の山の会で一年に一回の山に感謝の青梅渓谷で感謝祭<br />4.鹿島槍ヶ岳元日登頂を目指して<br />5.西穂高岳元日登頂に向けて偵察山行<br />6.西穂高岳元日登頂成功の喜び<br />7.北ア・裏銀座コースを高山植物を愛でながらテント泊で歩く<br />8.冬山訓練で谷川岳積雪期登頂<br />9.新緑とミツバツツジ咲く両神山へ登る<br />10.過酷な南アルプスの白鳳三山を歩いた思い出<br /><br />この頃、1960年代は、健康スポーツでも出来るだけ水分を摂ってはだめと、しかも南アルプスは水場も少なく、炊飯用の水を確保するのが縦走では最重要の要件でした。今、考えるとキスリングやザックの肩ベルトにしめ付けられて、両手がパンパンに腫れ、赤ちゃんの手のようになる状態になると考えられていたが、1900年代後半のある時から、スポーツ医学では水分はしっかり摂るように指導されたら赤ちゃんの手のようになったことが無くなり、手の腫れの原因がわかりました。そんな経緯がはっきり出たのがこの山行でした。長い縦走路で炎天下の中大きなキスリングでテントから炊飯道具(今のようにレトルト食品もなく)から米や野菜と、大変な重量でした。そんな状況で写真の撮る余裕がなく少ない枚数でしたので今までアップしませんでしたが、現在、足の痛みから登山が出来ないので、過去の写真を整理していて当時を思い出しながら整理をしてみました。<br /><br />

思い出の山旅ー10.過酷な南アルプスの白鳳三山を歩いた思い出

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1999/07/24 - 1999/07/27

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いっちゃん

いっちゃんさん

写真は北荒川岳近くのテント場を出て、左に富士山を遠望しながら塩見岳への登り。

6月末に考えもしなかったヘルニアを患い、未だ歩行が困難で大好きな旅や登山ができず悶々としているなか、ふと思いだして、写真に興味がなく、ただ山歩きだけを楽しんでいた頃の記録を振り返ってみると、同行者が撮ってくれた写真が何枚か出てきたのと自分が撮った数少ない写真で思い出のブログを作成してみました。

思い出の山旅ー
1.金精峠から温泉岳・根名草・手白沢温泉(泊)・女夫渕・川俣・鬼怒川温泉を歩く
2.雪の谷川岳西黒尾根を登る
3.所属の山の会で一年に一回の山に感謝の青梅渓谷で感謝祭
4.鹿島槍ヶ岳元日登頂を目指して
5.西穂高岳元日登頂に向けて偵察山行
6.西穂高岳元日登頂成功の喜び
7.北ア・裏銀座コースを高山植物を愛でながらテント泊で歩く
8.冬山訓練で谷川岳積雪期登頂
9.新緑とミツバツツジ咲く両神山へ登る
10.過酷な南アルプスの白鳳三山を歩いた思い出

この頃、1960年代は、健康スポーツでも出来るだけ水分を摂ってはだめと、しかも南アルプスは水場も少なく、炊飯用の水を確保するのが縦走では最重要の要件でした。今、考えるとキスリングやザックの肩ベルトにしめ付けられて、両手がパンパンに腫れ、赤ちゃんの手のようになる状態になると考えられていたが、1900年代後半のある時から、スポーツ医学では水分はしっかり摂るように指導されたら赤ちゃんの手のようになったことが無くなり、手の腫れの原因がわかりました。そんな経緯がはっきり出たのがこの山行でした。長い縦走路で炎天下の中大きなキスリングでテントから炊飯道具(今のようにレトルト食品もなく)から米や野菜と、大変な重量でした。そんな状況で写真の撮る余裕がなく少ない枚数でしたので今までアップしませんでしたが、現在、足の痛みから登山が出来ないので、過去の写真を整理していて当時を思い出しながら整理をしてみました。

旅行の満足度
5.0
観光
5.0
同行者
その他
交通手段
高速・路線バス JR特急 徒歩
旅行の手配内容
個別手配

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  • 1999.07.24<br /><br /> 07.23夜行 当時は新宿から夜行で甲府駅に朝ついて、甲府駅からバスで広河原へ・・<br /><br />広河原から草すべり経由で北岳小屋のキャンプサイトへ。

    1999.07.24

     07.23夜行 当時は新宿から夜行で甲府駅に朝ついて、甲府駅からバスで広河原へ・・

    広河原から草すべり経由で北岳小屋のキャンプサイトへ。

  • 1999.07.24 <br /><br />北岳肩の小屋付近から北岳<br /><br /><br /><br />

    1999.07.24 

    北岳肩の小屋付近から北岳



  • 1999.07.25 <br /><br />テントを撤収して・・・<br />今日最初の頂は北岳山頂に・・・<br /><br />北岳より振り返り甲斐駒ケ岳・千丈ヶ岳

    1999.07.25 

    テントを撤収して・・・
    今日最初の頂は北岳山頂に・・・

    北岳より振り返り甲斐駒ケ岳・千丈ヶ岳

  • 1999.07.25 <br /><br />北岳付近から早朝の富士山<br /><br />東の鳳凰三山の奥に富士山を仰ぐ・・・

    1999.07.25 

    北岳付近から早朝の富士山

    東の鳳凰三山の奥に富士山を仰ぐ・・・

  • 1999.07.25 <br /><br />北岳より甲斐駒・千丈ヶ岳をアップで・・・

    1999.07.25 

    北岳より甲斐駒・千丈ヶ岳をアップで・・・

  • 1999.07.25<br /><br />早朝の北岳付近よりアップの富士山

    1999.07.25

    早朝の北岳付近よりアップの富士山

  • 1999.07.25<br /><br />早朝の鳳凰三山

    1999.07.25

    早朝の鳳凰三山

  • 1999.07.26<br /><br />朝の北荒川岳近くのキャンプサイトよりの富士山

    イチオシ

    1999.07.26

    朝の北荒川岳近くのキャンプサイトよりの富士山

  • 1999.07.26<br /><br />早朝の元気なうちに・・・<br /><br />北荒川岳から塩見岳への稜線を登る。<br /><br />

    1999.07.26

    早朝の元気なうちに・・・

    北荒川岳から塩見岳への稜線を登る。

  • 1999.07.26<br /><br />塩見岳の登りから振り返り北岳、甲斐駒・千丈を・・・

    1999.07.26

    塩見岳の登りから振り返り北岳、甲斐駒・千丈を・・・

  • 1999.07.26<br /><br />北荒川岳付近からの富士山<br /><br />この3日間は天候が安定していて毎朝富士山を仰ぐことが出来た。<br /><br />しかし、天気がいい分日中の登りは暑く、この頃の縦走は水が不足するので炊事分の水を確保するのが重要で、先輩から飲む水は無いといわれ、水をなるべく飲まないように指導されていた(現在のように山小屋でも水は貴重な山小屋が多かったので・・)南アのように水場が少ないコースの縦走は大変でした。

    1999.07.26

    北荒川岳付近からの富士山

    この3日間は天候が安定していて毎朝富士山を仰ぐことが出来た。

    しかし、天気がいい分日中の登りは暑く、この頃の縦走は水が不足するので炊事分の水を確保するのが重要で、先輩から飲む水は無いといわれ、水をなるべく飲まないように指導されていた(現在のように山小屋でも水は貴重な山小屋が多かったので・・)南アのように水場が少ないコースの縦走は大変でした。

  • 1999.07.26<br /><br />塩見西峰、<br /><br />その後三伏峠経由.塩川土場に、土場からタクシーで伊那大島駅へ・・<br /><br /><br />真夏の過酷な縦走でしたが頑張って、達成感を味わった山行きでした。<br /><br />帰りも伊奈大島駅に着いて中央線の岡谷に着いた時は新宿行きの最終列車はすでに無く明朝まで駅構内でビバーク?でした(笑)<br /><br />参考に・・・<br />長い縦走路では水分が不足するのを補う方法があります。<br />口が渇きだしたら、水がない時は、熊笹の葉を小さく切って舌の上にのせると、唾液が湧いてきて喉の渇きをうるおします。(熊笹の葉は衛生的で問題ないと教えられました)<br />また、今では考えられませんが転んだり転落して傷を負つた時なども、傷の部分を水で洗い熊笹の葉を張り付けて布で縛れば応急処置になります・・・と先人に教えてもらったものです。<br /><br />そんな登山を思い出した、若かりし頃を思い出しました。<br />

    1999.07.26

    塩見西峰、

    その後三伏峠経由.塩川土場に、土場からタクシーで伊那大島駅へ・・


    真夏の過酷な縦走でしたが頑張って、達成感を味わった山行きでした。

    帰りも伊奈大島駅に着いて中央線の岡谷に着いた時は新宿行きの最終列車はすでに無く明朝まで駅構内でビバーク?でした(笑)

    参考に・・・
    長い縦走路では水分が不足するのを補う方法があります。
    口が渇きだしたら、水がない時は、熊笹の葉を小さく切って舌の上にのせると、唾液が湧いてきて喉の渇きをうるおします。(熊笹の葉は衛生的で問題ないと教えられました)
    また、今では考えられませんが転んだり転落して傷を負つた時なども、傷の部分を水で洗い熊笹の葉を張り付けて布で縛れば応急処置になります・・・と先人に教えてもらったものです。

    そんな登山を思い出した、若かりし頃を思い出しました。

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この旅行記へのコメント (2)

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  • rokoさん 2016/09/21 16:29:37
    熊笹の葉
    つづいて南アルプス縦走を拝見しました。

    先ほどの雪の山行と反対に、真夏の縦走だったのですね。

    昔は今と違って水分をあまりとらないようにと教え込まれましたが
    当時の貴重な写真と思い出が。

    壮大なスケールの南アルプス
    天候に恵まれてずっと富士山が見られ、ラッキーでしたね。


    熊笹の葉、こんな利用の仕方があったんですか、
    勉強になりました。

    いっちゃん

    いっちゃんさん からの返信 2016/09/22 19:54:42
    RE: 熊笹の葉
    > つづいて南アルプス縦走を拝見しました。

    ありがとうございます。

    > 先ほどの雪の山行と反対に、真夏の縦走だったのですね。
    >
    > 昔は今と違って水分をあまりとらないようにと教え込まれましたが
    > 当時の貴重な写真と思い出が。

    当時は、あらゆるスポーツで水分はあまりとらないよう確か指導されていましたよね!
    私たちも先輩からきつくきつく言われていました(笑)

    > 壮大なスケールの南アルプス
    > 天候に恵まれてずっと富士山が見られ、ラッキーでしたね。

    毎朝、富士山を拝みテント場をスタートでした。
    当時は、縦走中は写真を摂る余裕もなく朝に周囲を摂るのがやっとだったと思います。それにしても、どこからでも富士山は絵になりますね。

    > 熊笹の葉、こんな利用の仕方があったんですか、
    > 勉強になりました。

    この熊笹の話は、単独で土合から西黒尾根を谷川岳・オシカの頭・万太郎山・千ノ倉・平標山・三国山・苗場までの単独縦走した時に、万太郎山付近で遭遇した、単独年配者の登山者と意気投合して、しばらく同行したのですが途中千の倉山付近で天候悪化等で途中ビバークを余儀なくされた時に熊笹の中でビバークしながら熊笹の効用を伝授されました。(笑)若き時代の思い出話でした。

                いっちゃん

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