2016/09/10 - 2016/09/11
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shinkさん
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週末を利用して、ひさびさに香港へ行ってきた。グループで行くのもいいけれど、お酒を飲み歩いたりするのは自分のペースで行ける一人旅もまた楽しい。
昔は香港への旅といえば、沢木耕太郎みたいな旅がしてみたいと思って重慶大厦に泊まってみたり(そして、エレベーター内でゲイのブルキナファソ人に襲われそうになった)、屋台でチンタオビール飲みながら安いご飯を食べたりしていたけれど、年代とともに旅のスタイルは変わってくるし、それぞれの楽しみ方があるのだなと思う。
昔は楽しかったけれど、いまの重慶大厦に泊まるなんて全然興味わかないものな。
香港ってそれでいうと、色んな旅のスタイルで楽しめる面白いところだ。
日程としては金曜日の深夜25:00に羽田を出て、土曜日の早朝に香港着。そのまま街にでて、香港で遊んで帰りは夕方18:15の便で羽田到着は24:00くらい。香港エクスプレスだとセールで往復2万円そこそこだし、名古屋に行くくらいの感覚。
ホテルは中環のセントラルホテルにしてみた。観光に便利かどうかはさておき、夜に飲み歩くには便利な立地だった。
ということで、あっという間の36時間旅、香港はこれくらいの感じで行くのが一番いいような気がする。
- 旅行の満足度
- 4.5
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出発は羽田空港から香港エクスプレスにて。深夜に羽田を出ると早朝には香港に到着する便で、週末でも往復2万円そこそこなので安いものだ。
羽田空港の国際線ターミナルでは、常陸野ネストビール飲めるところがあって、そこで飲みながら出発を待つのが最近の楽しみ。 -
飛行機のって寝ていたら、あっという間に香港へ到着。空港でSIMカード買って設定したりして、エアポートエクスプレスの出発をしばし待つ。
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6時ちょっと前に始発があるエアポートエクスプレスにて香港まで。座席には携帯の充電できるところがあり優秀。香港の中環までは20分程度。
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もう重慶大厦泊まるのも面倒だし、そんなに安くないしということで、香港では中環のmino hotel Centralというところへ宿泊。
駅から坂道をあがっていくロケーションはそんなに便利かといわれると微妙なんだが、まあ安い。ミニ セントラル ホテル
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部屋は重慶大厦と勝負できるくらい機能的に狭いのだが、窓があるしそこからThe Fringe Clubと會督府というふたつの歴史的建造物が一望できる。
安いけれど、この窓からの眺めはなかなか楽しいではないか。 -
今回の旅、香港の朝はお粥ではじめようかと中環の威記粥店へ。
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いわれるがままに、おすすめを食べてみるが、物価の高い中環でふたつ頼んでも30HKDくらいなのはすごい安いと思う。お粥も美味しかったなあ。
この半分屋台みたいなロケーションで通りを眺めながら食事していると香港へ来たなってじわじわくる。 -
香港島はトラムの本数も多いし、値段も安いのでちょこちょこ乗ってしまうのが便利。
地下鉄みたいにホームまで遠いこともないし、バスみたいに路線が複雑なこともない。のんびり走るトラムから眺める風景も含めて好きな乗り物。 -
食後にひと休みしようかと数駅トラムに乗って向かったのは海安珈琲室。
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ここでコーヒー類頼むと、強制的にミルクと砂糖が入って出てくる。昔ながらの感じ。
話しはそれるけれど、神保町のスヰートポーヅへ行ったとき「ここは始めてきた感じがしない」と思ったのだけど、ここに似ているからかって来てみて思い出す。
そして、のんびりと朝の香港を過ごす。 -
地下鉄に乗って荃湾までやってきた。ちょっと香港も郊外まで来た感じ。しかし、目的地はここではなく、さらに山を登ったところ。
川龍村までミニバスに乗って向かう。それにしても、このバスは運転席に箱庭があってなんだかシュールな感じ。お前の家かと。
川龍まではバスで20分くらい。 -
ということで、川龍村に到着。香港にこんなところあるのかっていうくらいのどか。
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目指すは端記茶樓という飲茶のお店。このあたりは水が美味しくて有名なこともあり、お茶が美味しく、そしてクレソンを使った飲茶も有名。
端記茶楼 中華
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かなりローカルな雰囲気で、飲茶はセルフサービスで蒸籠をお盆にのせる。
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お茶もセルフサービスで自分の好きな茶葉をいれて飲む。
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どれも美味しそうで目移りするな・・。
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いくつか点心をつまんで、二階のテラス席(というのが正しいのだろうか、これは)でのんびりとする。
先ほどから外では雨が降り出してきた。驟雨に洗い流された緑色が美しく映えていて、すこしひんやりした空気が気持ちいい。旅先であう雨も嫌いではない。
ここいいところだなあ・・、しかしクレソンの飲茶は売り切れちゃったということで、すごく残念。
でもまあいいや、ここへまたやってくる理由が出来たということだ。 -
いくつか端折って書いておりますが、ふたたび香港の街中に戻ってきた。
市場を歩くのも楽しいけれど、旺角の市場の一角にある中国冰室でのんびりエアコンの風にふかれることにする。 -
レモンコーラなるものを頼んでみたら、レモンの輪切りがはいったところにコーラをいれてくれた。
お店の女の子がやってきて、「コーラは・・瓶と缶のどっちがいい?」って聞かれたのだが、そこはこだわるのか。もちろん瓶を選択する。
この風景が好きなんだよなあ。香港に来ているなって感じがする。 -
Glorybakery
住所:九龍旺角洗衣街161号E2D
時間:10:00-20:00
お土産物を買いに東旺角の洗衣街まで。このあたりは元々はクリーニング店が多かったらしいのだけど、いまでは全然見かけない。
ところで、お土産におすすめなのはグローリーのクッキー。香港はイギリス統治時代の影響なのかアフタヌーンティーが盛んだし、そしてクッキーのレベルが高い。有名店もいくつかあるけれど、僕が好きなのはここのクッキーかなあ。グローリー ベーカリー (旺角店) 専門店
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ここのクッキーはとても自然で美味しい。値段も手頃だしあれこれ試食をさせてくれるのでついつい長居をしてしまう。
たくさん試食して、そしてお土産を少しだけ買ってお店をあとにする。お土産喜んでくれるかなあ。 -
TAP - The Ale Project
住所:旺角洗布街15號地下
時間:18:00-24:30(月)、12:00-24:30(火-木、日)、12:00-26:00(金、土)
クッキーの袋もったまま次にきたのは香港クラフトビールのお店。
日本に劣らず香港でもクラフトビールが流行ってきていて、香港のブリュワリーもいくつか出来てきていて、ここではいくつかのマイクロブリュワリーのビールを楽しむことが出来る。 -
食事はさんざんしてきているのでビールだけを何杯か楽しむのだが、IPAとかめちゃめちゃ美味い。
地元の人が「香港の"Best of Best"だ、ここは行っておけ」とおすすめしてくれるのが分かる。すっかりほろ酔い、気持ちがいい。
今回の旅で色々バーに行ったけれど、ここでかかっている音楽が一番好きだった。 -
Asia Society Hong Kong
住所:金鐘正義道九號
時間:11:00-18:00
月休み
宿に荷物置いて、ちょっと静かな場所へ向かってみる。
ロックフェラーが設立したAsia Societyの支部が金鐘エリアにあって、ちょうど訪れた日から報道写真展が始まっていた。ちょっと面白そうだったので観てみることにする。
ここは、イギリス統治時代には弾薬庫だった場所をリノベーションして作られていて、ギャラリーエリアは橋を渡っていく。ここからの風景がきれいで一見の価値がある。
写真展は1960年代の日本を撮った写真などもあったりして、なかなかに興味深く面白い。2017年7月までやっているということなので、香港に来る機会があればまた来たいところ。 -
AMMO
住所:金鐘正義道九號
時間:11:00-24:00
Asia Societyへ来たもうひとつの理由はAMMOに来てみるということ。”Asia”,”Modern”,”Museum”,”Original”の頭文字をとったミュージアムカフェで地元でも人気のカフェ&レストランになっている。 -
ここでは看板メニューでもあるアールグレイ・マティーニを試してみるのがおすすめ。
柑橘系をきかせたフレーバーが暑い時期に気持ちがいい。大きく開放的な窓からみえる風景というか色合いもまたきれいで、のんびりとしてしまう。 -
「南北楼のエビチリ食べたことがないなんて・・・人生損してますよ」という熱烈な推薦もあり、銅鑼湾にある南北楼へやってきた。有名店だけあって、観光客だらけ。
まあ、僕もその一人なのだけど。しかし、ずっと地元の人ばかりの所にいたのでなんだか不思議な感じ。 -
そして、エビチリ!青唐辛子をピーマンのように使っていて、すごく辛いけれど美味しい。結構いい値段するのだが、ちょっと半生っぽいエビがごろごろ入っていることを考えると、このくらいの値段になっちゃうなとも思う。揚げパン一緒に頼んで食べるのがおすすめです。
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SHARI SHARI Kakigori House 氷屋
住所:銅鑼灣希雲街14號地鋪
時間:13:00-24:00
エビチリを堪能した舌をクールダウンさせなくては・・・。instagramでみかけて訪れたのは日本式のかき氷店。その名も「シャリシャリかき氷」。
お店入ったら店員さんたちが日本語の練習をしていた。そして、店内には日本のガイドブック。下町にありそうなお店だな。 -
頼んでみたのはマンゴーラッシーのかき氷。ボリュームありそうに見えるけれど、それほど大きくなくて一人でいける感じ。
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Ham & Sherry
住所:灣仔船街1-7號地下
時間:12:00-15:00;18:00-23:00(月-土)、12:00-21:00(日)
夜の街を散歩しながら灣仔まで。スペイン料理で地元の有名なお店。店名からしてまさにスペインって感じなのがいい。 -
いろんなタパスがあって、ちょっとずつあれこれと楽しむことができる。
それにしても、お店の中ではほぼ広東語がきこえてくることがなくて、ほぼ英語。観光客って感じではなく、こちらに住んでいる人たちみたいだ。
僕はカヴァを飲んでタパスつまんで、夜飲みに備えるとする。香港で中華料理は定番だけど、たまにはこういうのも目先が変わって面白い。 -
Ping Pong 129
住所:西環西營盤第二街129號
時間:18:00-深夜
地下鉄駅も開業して新しい面白そうなところが増え始めている西營盤エリア。なかでも、今回の旅でヒットだったのは古い卓球場をリノベーションしたPing Pong 129というジン専門のバー。オーナーはスペイン人の兄ちゃんでわりとイケメン。
外観はそのまんま卓球場で怪しげな感じ、ほんとにここ入るのかよって思うようなところにある。 -
ドアをあけると地下にくだる階段でこれがまた怪しいのだが、なんだか秘密基地みたいな雰囲気。
DJブースもあって、音楽がんがんかかっていて楽しい。どこの国でもクラブって衰退してきていると思うが、流行はこういうところに移ってきているのかも。 -
一杯160HKDとそれなりに値段がするためなのか、浴びるように飲んで悪酔いしているのがおらず、ラウンジっぽい雰囲気なので一人でも居心地がいい。カウンターは立ち飲みなのだけど、それくらいの感じでお酒を楽しむのがいいかも。
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Winstons Coffee
住所:西環西營盤皇后大道西213號
時間:7:00-23:00
酔い冷ましの休憩にコーヒーでも飲むことにする。ニュージーランド人がやっているカフェで、朝から夜遅くまでやっている。
ここに来たらニュージーランドならではのフラットホワイトがおすすめ。豆はオールプレスを使っているということで、日本だと清澄白河にフラッグシップのお店がある。 -
カップに使われているエメラルドグリーンの色合いが美しくて、この食器もニュージーランドで見かけるものだよなあ。香港を旅しているけれど、ついつい別のことを考えてしまう。
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Tipping Point Brewing
住所:中環雲咸街79號
時間:11:30-深夜、13:00-深夜(日)
ここも香港のクラフトビールが楽しめるお店で店内の端っこには醸造タンクが置かれている。
そしてこの店名、マルコム グラッドウェルの本からとったでしょ!っていいたくなる。
きっとここには「コネクター」も「メイヴン」も「セールスマン」も集っているに違いない。深夜でも人気のお店ですごい賑わっている。僕もテレビで流れているアーセナルの試合を眺めながらすっかり長居してしまい、IPAからエールビール、ラガーと飲み比べてしまった。 -
例によって食事はしておらずビールだけ飲んでいるので(もうさんざん食べた)、料理的にはどうだか知らないけれどビールの美味しさは抜群。このあたりは深夜でも賑わっているので楽しい。
そして、このあと勢いで近くにあるNirvanaががんがんかかっているすげえバーに行ったのだが、もはや酔っ払いすぎて写真すら撮ってない。
本当に中環にホテルをとっておいてよかったな・・・と思いながらなんとか宿に戻る。
濃厚にして充実した旅の初日が終了。明日は二日目で最終日です。 -
さて二日目、旅の最終日はおとなしく行くと心に決めて名都酒楼の飲茶でスタート。
朝に来たのははじめてなのだけど、朝はワゴンで飲茶もってきてくれなくて自分でオーダーしていく方式だった。これなら蓮香楼の方が断然楽しいなと改めて思う。今回は行けなかったが次回は蓮香楼からにしようと思う。 -
The Coffee Academics
住所:銅鑼灣耀華街38號
そして美味しいコーヒーが飲みたくて、トラムに乗って銅鑼灣の手前で降りる。The Coffee Academicsで胡椒をきかせたラテを飲んでみることにする。 -
ラテに胡椒かよって思うのだが、案外にこれがよくあって美味しい。そういや、ちょっと前にSea salt Latteというのも飲んだけれど、これも美味しかったな。もはやコーヒーに砂糖という考えが古いのかもしれないなんて思う。
ここはのんびりできるし、コーヒー美味しいし好きなところ。 -
で、ホテルチェックアウトしたらもうお昼近い。超有名店過ぎるけれど行ったことがない彌敦粥麵家でアワビのお粥を食べてみることにする。
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一見すると、真っ白なお粥が出てきて「え、こんだけ?」と思うのだが、なかにはアワビとかピータンが入っていて、この風味が効いている。お粥じゃないみたいに高いけれど、これだけ高級食材をふんだんにつかっているとなると仕方ないか・・。でも、まあうまい。
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食後に義順牛奶で牛乳プリンを食べて、尖沙咀のあたりをふらふらと散歩。
それにしても、ここのプリンは優しい味でちょっと二日酔い気味にはありがたい。。 -
旅の間は一度くらいスターフェリーに乗るのが好き。前ほどに地元の人は乗っていないなって思えるようになってきたが、それでもこのフェリーは香港を象徴するものだけに好きだな。とくに今回は雨上がりの空が美しくて映えていた。
中環に戻って、帰り際にTipping Pointでもう一度ビール飲んで、ホテルに預けていた荷物を受け取り空港へと向かう。ラスト、香港駅にある添好運で点心をいくつかつまんで帰るのが最近好きなパターン。
香港は一泊二日くらいで来るのがちょうどいいなと思いながら今回も駆け足での旅が終了。次はいつ来ようかな。
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この旅行記へのコメント (8)
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- ぷらむさん 2016/09/18 15:59:25
- こんな旅したい!
- アジアも香港、台湾辺りなら、
これくらいの日程で行ってこられると
感じつつも、なかなか踏み出せずにいる
私ですが、旅行記を読んで
背中押された気がしました。
- shinkさん からの返信 2016/10/04 10:07:13
- RE: こんな旅したい!
- ぷらむさん
すっかり返信遅くなりました。。。土日でちょこっと海外旅行するのっていい気分転換になっておすすめです。
なんていうか、異なる文化とか言葉に囲まれる感覚が好きなのだろうなあって思います。
なので、そんなに堅苦しくなくふらっと土日旅行、ぜひぜひいってみてくださいっ。
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- kiyomiさん 2016/09/17 00:37:23
- おかえり
- あら、彌敦粥麵家も行ったのね。
高いけどアワビ粥なかなか良いよね。
次回は記憶に残る味のエビワンタン麺いってみてよ。
- shinkさん からの返信 2016/09/17 18:49:12
- RE: おかえり
- もちろん行ったのさ。彌敦粥麵家。
高くてびびった。。でも、値段の価値はあると思った。
つぎはエビワンタンだな。。
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- リアルさん 2016/09/14 09:28:39
- 弾丸一人旅とにかくうらやましい
- いいなーいいなーと思いながら読みました。
- shinkさん からの返信 2016/09/14 09:30:52
- RE: 弾丸一人旅とにかくうらやましい
- なんか・・今回はずいぶんと大人しいコメントだね。。
- リアルさん からの返信 2016/09/14 09:37:30
- RE: RE: 弾丸一人旅とにかくうらやましい
- > なんか・・今回はずいぶんと大人しいコメントだね。。
前回「上から目線でうるせぇ」と言われたので・・・
- shinkさん からの返信 2016/09/14 09:38:48
- RE: RE: RE: 弾丸一人旅とにかくうらやましい
- そこまではゆうてない・・と思う。
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