憧れのカノピーウォーク　　キナバル自然公園へ

2016/07/19 - 2016/08/01

大自然の宝庫ボルネオでは見たい行きたいしたいことがテンコ盛りで、希望としては；

１．カノピーウォーク
２．キナバル山トレッキング
３．ジャングルトレッキング
４．ジャングルクルーズ
５．セリガン島（海亀の保護地区）
６．オラウータンに会う
７．ケイブ探索　などなど

しかし日数と体力（年齢も）からして２，３，４，７は諦めざるを得ませんでした。マレー友はキナバル山のご来光を強くすすめるのですが、富士山よりも高い山へ登る自信がなくて今回は眺めるだけに・・・

エリア コタキナバル(マレーシア)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0
• ホテル: 5.0
• グルメ: 5.0
• 交通: 5.0

• 同行者: 友人
• 交通手段: タクシー
• 旅行の手配内容: 個別手配

朝８時、運転手のディンが迎えにきました。

まずはキナバル山の雄姿を眺めに出発です。

コタキナバルのブルーモスクを過ぎるとすっかり郊外です。

ホテルを出て１５分ほどでディンが、「マウント・キナバル」と前方を指さします。

あれ〜？　キナバル山って遠いって聞いてたけどもう見えてる。意外と近い。これだと３０分もかからないかも。

しかし、行けども行けどもなかなか近づきません。

キナバル山は富士山よりも高い山だってことを失念していて、六甲山にでも行く感覚になっていました（恥）

広大な原野を走り続けます。

かなりのスピードで走っているのですが、まだ着かない。

ようやくまじかに迫ってきました。

しかし山道でもとばすとばす。ディンにどうしてそんなに急ぐの？
途中の景色も楽しみたいのだけど・・・と言うと、雲がかかる前にビューポイントに着けたい、この雲行きからだとあまり時間がないんだ、との返事。

じゃ、急いでくれ〜！

そして何とか雲がかかるまえにビューポイントに到着です。

キナバル山の雄姿です。

眺めているうちに雲がかかってきました。キナバル山は午前の早い時間以外はほとんど雲で見えないそうです。

しかし午前中は逆光。雲がかかっていてもいいから午後の逆光じゃないのを見たいから後で戻って来てもらうようディンに頼みます。

と言っている間に山頂は雲で覆われてしまいました。

次はキナバル自然公園へ。

広大な公園で多くの見どころがありますが、今回は熱帯植物園とカノピーウォークに絞りました。

自然公園のエントランス付近です。

植物園に行く前に昼食。

お味も値段もサービスもお薦めできるようなところではありませんが・・・

眺めだけは最高。

ボルネオのジャングルを見下ろしながらいただけきます。

植物園にやってきました。

植物園と言うよりはジャングルに歩道をつけたようなところです。

ディンが入る前に虫よけを十分にスプレーしておくようにとのアドバイス。

また、歩道から出てジャングルの中に入ってはいけない、毒蛇がいる、とのことでした。

ワイルドです。

温帯地方に住んでいる身にはジャングルと言う言葉だけでワクワクします。おまけにここはマレーシア。ハリマオが出てきそう(^^♪

わかりにくい写真ですみませんが、野生のカメレオンです。

動物園でしか見たことがなかったので感激しました。

多くの植物が茂っているのですが、名称不明。

ほとんどの観光客はガイド付きで来ていました。植物に興味のある方はガイドをつけたほうがいいと思います。

植物園と言うよりはお手軽なジャングルウォークを楽しました。

次はとても楽しみしていたカノピーウォークです。

途中、雄大な風景を楽しめますが、ちょっと雲行きが・・・

街道沿いにフルーツを売っている店がずらーっと並んでいるところがありました。

面白そうなので立ち寄ります。

マンゴーが好きなのですが、この時期はマンゴーがないとのこと。

店で聞くと・・・「ありますよ、ハニーマンゴーです」

マレー友いわく、クアラルンプールには無いそうです。写真中央の黄色いフルーツがそれです。食べやすく切ってトレイに入れてもらいました。

お味は・・・めっちゃ甘い。食べなれたマンゴーよりも甘く、食感もソフト。大きさは小さめです。いままで食べたマンゴーの中で最高の味でした。

ハニーマンゴーに感激している間にカノピーウォークのあるポーリン温泉に到着。

温泉と言うだけあって、川の水も白濁していてほのかに硫黄のにおいがします。

時間のある方はこちらで温泉を楽しめます。

水着着用のプール、足湯、そして個室の浴室などがありました。

温泉は素通りしてカノピーウォークに向かいます。

ここが最後の手洗い。用を済ませておきます。

またもやジャングルの中を進みます。

カノピーウォークはジャングルの大木を細いつり橋で結んだもので、ジャングルを鳥の視線で眺めることができる・・・と聞いただけでここは行かなくては！と思いました。

さらにYoutubeなどでその動画を見るとますます興味が深まります。

到着しました。

結構混んでいる。一度に６名までの制限があるので、順番待ちです。

いよいよスタートです。パークレンジャーにツーショットをお願いしました。

この時はまだ余裕だったのですが・・・

２、３のポイント（大木の中継点）を過ぎるとかなりの高さに。

しまった！！　自分は高いところがあまり得意じゃないのを忘れてた！！

途中で女性がフリーズしています。

吊り橋の手すりの位置は結構低いのです。長身の方はかなりのスリルを味わえます。

そして幅はこの程度の狭さ。

おまけに揺れるから両手で手すりをしっかりにぎっていなければならず、写真を撮るのも一苦労です。

実はいっぱい写したのですが、ほとんどがブレブレ（涙）

鳥の目視線で見たジャングルはこんな感じ。

あと少しで最終地点です。

楽しむと言うより苦行みたいになってきました。

ようやく到着。

怖かったけど面白かった。もう少し晴れ渡っていたら熱帯ジャングルを満喫できたかも。しかし湿度が高く、汗でべとべとです。

またジャングルを通って戻ります。

途中で不思議な花を発見。いかにも熱帯植物って感じです。

そして夕方のキナバル山を見るために再度ビューポイントに戻ります。

やっぱり雲が多く山頂は全く見えません。

しかし逆光ではないので、山麓がくっきりと見えます。

緑豊かなジャングルであることがわかります。

岩肌に流れる雲

雨が多いせいか滝があちこちに見られます。

キナバル山の高さからして、この滝もかなりの高低差があると思います。

今度はキナバル山のロッジに泊まってみたい。やはりマレー友お薦めのご来光を拝んでみたい、と強く思いました。

最後の姿を目に焼き付けてコタキナバルに帰ります。

ホテルに到着しました。

ディンが夕食のレストランに案内するよ、と言うのですが、まずはシャワーを浴びたかったので、場所だけ教えてもらいディンと別れました。朝８時から１１時間のチャーターで彼もクタクタと思います。とても親切で、我儘なリクエストにも快く応じてくれました。今度来る時も頼むからね〜。

美味しいシーフードを安く食べたい、と言うリクエストでディンが教えてくれた食堂街。漁港に隣接しています。

目の前は漁船。

テーブルのすぐ後ろに停泊しています。

酔っぱらったら海に落ちそう。

並んでいる魚介類から食べたいものを選んで、調理法をリクエストします。

サテーも焼いています。

香ばしい香りが立ち込めています。

で、まずはサテーを。

チキンとビーフのサテーです。今回のマレーシア旅行で食べた中で一番美味しかった。

続いてエビのココナッツフレーク・フライ

これも美味。この他イカやカニなどを頼んだのですが写真を撮るのを失念していました。

ビールも飲めます（祝）

これは飲み水かなぁ、と思いきや、フィンガーボールです。

ピッチャーの水で指先を洗い、下のボウルで洗った水を受けます。

遠くに漁火を眺めながらの食事とビール。贅沢な時間です。

ディンに教えてもらったのですが、ボルネオはキリスト教徒も多く、従ってアルコールに対してもおおらかで、飲める場所が多いそうです。

コタキナバル、住み易そう(^^♪