2016/08/21 - 2016/08/21
114位(同エリア256件中)
つきじさん
伊豆半島、北は箱根、南は石廊崎まで伊豆半島の東海バス全路線が乗り放題の「東海バス全線フリーきっぷ」、2日券が3,900円、3日券が4,600円、さらには色々な施設で割引等の特典が受けられます。
めちゃお得です。三島から西伊豆の松崎へ往復するだけでも、十分元が取れてしまいます。
これを使って、雲見温泉露天風呂へ行って来ました。
西伊豆の素晴らしい景色を目の前に望むロケーションは最高です。お湯も源泉掛け流し、ちょっと遠いですが、行った甲斐がありました。
- 旅行の満足度
- 4.5
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伊豆半島をバスで周遊するには、これほどお得なチケットはない。
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三島駅南口のバスターミナル
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「東海バス全線フリーきっぷ」はここで購入できます。
この三島駅南口の案内所は、ホームページでは午前8時からの営業となっていますが、土日は6時50分から開いています。 -
三島駅から出るバスは近郊行が主ですが、便数は少ないものの、堂ヶ島・松崎の西伊豆方面への特急バスも出ています。
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10時15分発に乗ることにします。
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駅弁で有名な桃中軒がバス停のすぐ前にあります。
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松崎の一つ先、長八美術館行の特急バス。と言っても、車両は普通の路線バスです。便によっては、多少くたびれてはいますが、リクライニングシートの車両も使われています。
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バスは修善寺道路を進み、右手に狩野川、
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そして奇岩、城山が車窓に望めます。
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伊豆温泉村の百笑いの湯も修禅寺の少し手前のこの辺りにあります。
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修善寺の手前で左折し、狩野川にかかる赤い橋を渡ります。
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三島を出て、途中伊豆長岡温泉に立ち寄り、修善寺駅に到着です。なお、帰りの三島行特急は修善寺駅には立ち寄りません。
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狩野川流域を本拠としていた狩野氏が築いた狩野城。丘の上にある城域は、遊歩道も整備されています。
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土肥までは山の中を走ります。
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土肥峠からほんの一瞬駿河湾が望めます。
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土肥峠は狭いカーブのきつい道で、これを下ると土肥の町。
町へ入る辺りにマルト水産があります。すぐ隣には磯料理マルト本店があります。
食事なら、ちょうど道を挟んだ反対側、少し港寄りにある食事処さくらもおすすめです。 -
おおよそ1時間半で土肥温泉へ到着。
運行の時間にもよりますが、運転手さんによっては、ここでトイレ休憩の時間を与えてくれる場合もあります。 -
この公園は、土肥海水浴場のすぐそばの松原公園ですが、右手に見える花時計はギネス認定の世界最大の花時計だそうです。
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土肥を過ぎた辺りから、右側の車窓には美しい西伊豆の海岸線、駿河湾が流れていきます。帰りは左側に席を取ると、夕陽と、前方には富士山という素晴らしい景色を堪能することができます。
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列車の旅もいいですが、景色がよければ、こういう路線バスの旅も捨てたものではありません。
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洞窟めぐりの遊覧船が出ている堂ヶ島
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こじんまりとしていますが、岩場に囲まれた波静かな、いかにも透明度の高そうな海水浴場もあります。
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2時間ちょっとで松崎へ到着。
乗ってきたバスです。普通の路線バスです。 -
この松崎バスターミナルからは、下田方面や雲見温泉方面へのバスが出ていて乗り換えることになります。一日一本しかない石廊崎方面へのバスもここから乗ります。(途中で乗り継ぎますが)
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バスターミナルの向かいにあるコンビニでは、釣り餌も売っていました。
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雲見温泉へのバスまで少し待ち時間があったので、海岸まで行ってみることにします。
おお、ここにも伊東園ホテルがありますね。 -
ホテルの真ん前が海水浴場。遠浅の波静かな海水浴場という感じです。
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バスターミナルに戻り、雲見入谷行に乗り込みます。
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乗客ほとんど乗ってません。
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松崎を出ると、バスは右手に進み、海岸沿いのカーブの多い山道、といっても国道136号線なのですが、を進みます。
伊豆松崎マリーナです。 -
写真を取り損ないましたが、松崎から雲見まで彫刻ラインの名がついています。道路の両サイドに彫刻が点々と置かれています。
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ここは、東洋のコートダジュールと呼ばれる岩地海岸です。
紺碧の海、遠浅で白い砂浜、カラフルな屋根の色が似ているとのことですが、どうなんでしょうか。なんせ、コートダジュールには行ったことがないので・・・ -
これは石部温泉の海水浴場
地元の方に聞くと、この辺りはどこも水が綺麗ですよ、とのこと。
東海岸とは違った素朴な雰囲気の伊豆半島西海岸、交通の便が悪いのが難点ですが、その魅力にはまりそうです。 -
この石部温泉にも、平六地蔵露天風呂と名の露天風呂があります。
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さあ、目的の雲見温泉露天風呂の最寄りバス停に到着。
バス停は赤井浜です。
バス停横に、廃業した旅館がありましたが、敷地跡を有料駐車場として貸し出しているのかな。
いずれにせよ、狭いカーブの多い国道で、露天風呂近くに車を止めれそうなのはここくらいのようです。 -
赤井浜のバス停をほんの50メートルほど進むと、右側に看板があって、海岸に下りる小路があります。
バス+歩きだと見過ごすことはないでしょうが、車だと通り過ぎてしまうかもしれません。 -
なんか、蛇でも出そうな狭い山道、というほどでもないですが、下っていきます。
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おお、なかなかいい景色ではないですか。この下の方、海岸の方に露天風呂はあるようです。
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2、3分も下れば小さな建物が見えてきました。
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足元の不安定な鉄板の渡しを渡ります。
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振り返るとこんな感じです。こういうところを下りてきたわけです。
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更衣所というか、脱衣所というか、入口は手前です。といっても、ドアがあるわけでもないのですが。
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正面は、小さな岩場の入り江になっていて、ダイビングの人がちょっとしたキャンプなんかをやってました。
この辺り、ちょっと潜ればサザエなんかが取れるのですが、もちろんそれは犯罪です。 -
更衣所を入って、中から外を見たところです。石段の向こうが露天風呂なのですが、別に男女別の仕切りがあるわけでもなく、もとろんシャワーなんかもありません。
因みに、ここは水着着用の混浴ですが、右側に見える男性は素っ裸でした。
その横にはウエットスーツを着た女性と、その子供さんと思われる海パンを履いた男の子が入ってましたが、あまり気にしてない様子でした。
男性と女性は夫婦ではなかったと思います。 -
露天風呂側から更衣所を見るとこんな感じです。
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さて、肝心の露天風呂ですが、本当にロケーション最高です。
時間が許せば夕陽の時間まで居たかったくらいです。
数人も入れば窮屈になるくらいの広さですが、手作り感のある岩風呂の雰囲気がこれまたいいですね。
お湯はやや温めですが、左側にあるパイプからお湯が注がれ、湯船から溢れ出ています。 -
折角、車でなく、バスで来たのですから、一杯やりたくなるというものです。
不便な場所で、更衣所等の設備は不十分とはいうものの、無料でこれだけの露天風呂が味わえるのですから、こんな素晴らしいことはないかな。
管理されている雲見温泉の方々に感謝です。
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