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今回、6月24日に日本を出て、8月25日に帰国した。<br />周遊した国は、①イタリア、②ブルガリア、③ルーマニア、④ハンガリー、⑤チェコ、⑥ポーランド、⑦エストニア、⑧ラトビア、⑨リトアニア、など計9か国。<br />宿泊数は92泊。<br />費用は、①航空費:108,610円(ヨーロッパ往復、ワルシャワータリン、ミラノーソフィア、ビルニュウスーミラノ)<br />②宿泊費:595,449円、③その他滞在費:291,591円  総計:995,650円<br />なお、①ワルシャワータリンはFINエアーの無償航空券、②ミラノ‐ソフィア、ビルニュウスはWIZZ(LCC)、③往復はSAS:87,920円、などである。<br /><br />物価の水準(1泊当たりの宿泊費で比較)<br />高い順から、①エストニア、②ラトビア、ハンガリー、③チェコ、ポーランド、リトアニア、④ルーマニア、⑤ブルガリア、となる。イタリアは一番高いが、地域が違うので除外している。なお、チェコはプラハは高いがその他地域が安いため。<br />ブルガリアとルーマニアが一番物価が安く、最も興味深い地域であった。この両国はEUに加盟して経済が上向いており、民度も大きく向上している。また、古い建物を修復して再利用を進めており、中世の雰囲気が味わえる。よって、この2国はお勧めの国となる。<br /><br />LCCの使用<br />ヨーロッパ内の移動で便利なのが、LCCとバスである。今回はWIZZというLCCを使用したが、2回のフライトがいずれも1時間の遅延となった。WIZZは大手のライアンエアーやイージージェットの路線が薄い、ルーマニア、ポーランド、バルト3国、ブルガリアなどに路線を持っており、利用価値は高い。しかし、ミラノ(ベルガモ)発着便はどうも遅延が多そうです。同じ路線をライアン、イージーが飛んでいるなら、こちらの使用の方が良いのではないか。<br /><br />国際バスの利用<br />隣国に行く場合、鉄道が便利なら良いがそうでない地域も多い。といって、航空便は高い(LCCが少ないため)。よって、国際バスの利用価値は高い。とくにバルト3国はECOLINE,LUX EXPの2社がネットで切符が買え、安く、かつ車両が良い。国際間の場合は夜行便となるケースが多いが、その手軽さと安さは魅力的ですので、丹念に調べて利用して下さい。たいがいバスがあります。<br /><br />天候<br />今回の8月はバルト3国を回ったが、冷夏で大変であった。どうも日本の夏が猛暑だと北ヨーロッパは良くないようだ(推測)。北ヨーロッパは天気しだいで旅行の楽しさが天と地の差があります。<br /><br />宿泊先<br />今回も詐欺まがいの宿泊先が2軒あった。宿泊予約サイトはこのような場合、全く頼りにならない。現地で自分で解決するしかない。とくに日本人は言葉が出来ないこともあり、詐欺まがいに会うことが多いかもしれない。<br />ただ、短期の旅行であればめったに会うことはないが。<br />典型的なのが予約した部屋と質が違うというケースである。遠慮せずきちんと主張することが解決への近道である。<br /><br />アパートの利用<br />ヨーロッパは家族や友人たちなどで複数で旅行するケースが多い。一方で、ホテルが不足しているケースも多い。とくに旧市街が有名な都市がそうだ。典型的なのがクラコフとプラハといえる。そのためアパート宿泊が普及しています。<br />もし宿泊数が3泊以上ならアパートへの宿泊を勧めます。部屋は広く、キッチン、冷蔵庫、洗濯機(ある場合とない場合がある)などが整備されていて、快適です。。<br />今回は長期の旅行なので、アパートを多用した。非常に快適であった。問題となる洗濯もできるので助かった。<br /><br />また、その地のスーパーに行き、酒のおつまみとビールやワインを買い、部屋で楽しむのは最高である。ただし、短期旅行の場合は雰囲気の良いレストランでの食事がベストです。<br />ビールはチェコ、ポーランドを筆頭にともかく安いです。おつまみは生ハム、スモークサーモン、サラミなどが美味しかった。サラミですが、ブルガリアのサラミが一番日本人に会うような気がする。<br /><br />それと「キャバブ」は簡単に野菜と肉が取れ、安く早いので手軽である。マックより遥かに良い。<br />また、パスタですが、北に行くほど美味しくなくなります。注意して下さい。キャバブはどこでも美味しいです。<br />パンですが、北の地域は寒いため、白いパンを作れる小麦が多く取れないこともあり、黒いパンがある。しかし、これはあまり美味しくはない(個人差があります)。そのためジャガイモを多く食べます(付け合せはジャガイモが定番)。<br />パンが美味しく安いのはなんといってもルーマニアです。ともかく安く、美味しい。ピザも美味しいです。<br /><br />ルーマニアは現地料理で、ミンチ状の肉を棒状にして焼いたものを売ってます。これが安く、ビールには最適です。これは呑み助には最もお勧め!<br /><br />洗濯機<br />これはストレスがたまります。水を多く使わないタイプでともかく時間がかかる。最低でも1時間はかかる。<br />モードが多くて選びようがない上、時間表示がないのだ。<br />なお、リトアニアとイタリアの洗濯機はそのなかで、一番水を使うので安心できる。<br /><br />土曜日、日曜日<br />バス便が大幅に減るケースがあります。それでなくても車の利用が一般的となっていて、バスは少ない。これが土曜日、日曜日はさらに少なくなる。よって、両日の近場への観光は足の確保が問題となります。<br />なお、有名な観光地へは現地ツアーへの参加が安く、便利です。個人で行こうとするとかなり手間と費用がかかります。

イタリア旅行ー2:旅行のまとめ

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2016/08/21 - 2016/08/24

1599位(同エリア2970件中)

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寅

寅さん

今回、6月24日に日本を出て、8月25日に帰国した。
周遊した国は、①イタリア、②ブルガリア、③ルーマニア、④ハンガリー、⑤チェコ、⑥ポーランド、⑦エストニア、⑧ラトビア、⑨リトアニア、など計9か国。
宿泊数は92泊。
費用は、①航空費:108,610円(ヨーロッパ往復、ワルシャワータリン、ミラノーソフィア、ビルニュウスーミラノ)
②宿泊費:595,449円、③その他滞在費:291,591円  総計:995,650円
なお、①ワルシャワータリンはFINエアーの無償航空券、②ミラノ‐ソフィア、ビルニュウスはWIZZ(LCC)、③往復はSAS:87,920円、などである。

物価の水準(1泊当たりの宿泊費で比較)
高い順から、①エストニア、②ラトビア、ハンガリー、③チェコ、ポーランド、リトアニア、④ルーマニア、⑤ブルガリア、となる。イタリアは一番高いが、地域が違うので除外している。なお、チェコはプラハは高いがその他地域が安いため。
ブルガリアとルーマニアが一番物価が安く、最も興味深い地域であった。この両国はEUに加盟して経済が上向いており、民度も大きく向上している。また、古い建物を修復して再利用を進めており、中世の雰囲気が味わえる。よって、この2国はお勧めの国となる。

LCCの使用
ヨーロッパ内の移動で便利なのが、LCCとバスである。今回はWIZZというLCCを使用したが、2回のフライトがいずれも1時間の遅延となった。WIZZは大手のライアンエアーやイージージェットの路線が薄い、ルーマニア、ポーランド、バルト3国、ブルガリアなどに路線を持っており、利用価値は高い。しかし、ミラノ(ベルガモ)発着便はどうも遅延が多そうです。同じ路線をライアン、イージーが飛んでいるなら、こちらの使用の方が良いのではないか。

国際バスの利用
隣国に行く場合、鉄道が便利なら良いがそうでない地域も多い。といって、航空便は高い(LCCが少ないため)。よって、国際バスの利用価値は高い。とくにバルト3国はECOLINE,LUX EXPの2社がネットで切符が買え、安く、かつ車両が良い。国際間の場合は夜行便となるケースが多いが、その手軽さと安さは魅力的ですので、丹念に調べて利用して下さい。たいがいバスがあります。

天候
今回の8月はバルト3国を回ったが、冷夏で大変であった。どうも日本の夏が猛暑だと北ヨーロッパは良くないようだ(推測)。北ヨーロッパは天気しだいで旅行の楽しさが天と地の差があります。

宿泊先
今回も詐欺まがいの宿泊先が2軒あった。宿泊予約サイトはこのような場合、全く頼りにならない。現地で自分で解決するしかない。とくに日本人は言葉が出来ないこともあり、詐欺まがいに会うことが多いかもしれない。
ただ、短期の旅行であればめったに会うことはないが。
典型的なのが予約した部屋と質が違うというケースである。遠慮せずきちんと主張することが解決への近道である。

アパートの利用
ヨーロッパは家族や友人たちなどで複数で旅行するケースが多い。一方で、ホテルが不足しているケースも多い。とくに旧市街が有名な都市がそうだ。典型的なのがクラコフとプラハといえる。そのためアパート宿泊が普及しています。
もし宿泊数が3泊以上ならアパートへの宿泊を勧めます。部屋は広く、キッチン、冷蔵庫、洗濯機(ある場合とない場合がある)などが整備されていて、快適です。。
今回は長期の旅行なので、アパートを多用した。非常に快適であった。問題となる洗濯もできるので助かった。

また、その地のスーパーに行き、酒のおつまみとビールやワインを買い、部屋で楽しむのは最高である。ただし、短期旅行の場合は雰囲気の良いレストランでの食事がベストです。
ビールはチェコ、ポーランドを筆頭にともかく安いです。おつまみは生ハム、スモークサーモン、サラミなどが美味しかった。サラミですが、ブルガリアのサラミが一番日本人に会うような気がする。

それと「キャバブ」は簡単に野菜と肉が取れ、安く早いので手軽である。マックより遥かに良い。
また、パスタですが、北に行くほど美味しくなくなります。注意して下さい。キャバブはどこでも美味しいです。
パンですが、北の地域は寒いため、白いパンを作れる小麦が多く取れないこともあり、黒いパンがある。しかし、これはあまり美味しくはない(個人差があります)。そのためジャガイモを多く食べます(付け合せはジャガイモが定番)。
パンが美味しく安いのはなんといってもルーマニアです。ともかく安く、美味しい。ピザも美味しいです。

ルーマニアは現地料理で、ミンチ状の肉を棒状にして焼いたものを売ってます。これが安く、ビールには最適です。これは呑み助には最もお勧め!

洗濯機
これはストレスがたまります。水を多く使わないタイプでともかく時間がかかる。最低でも1時間はかかる。
モードが多くて選びようがない上、時間表示がないのだ。
なお、リトアニアとイタリアの洗濯機はそのなかで、一番水を使うので安心できる。

土曜日、日曜日
バス便が大幅に減るケースがあります。それでなくても車の利用が一般的となっていて、バスは少ない。これが土曜日、日曜日はさらに少なくなる。よって、両日の近場への観光は足の確保が問題となります。
なお、有名な観光地へは現地ツアーへの参加が安く、便利です。個人で行こうとするとかなり手間と費用がかかります。

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この旅行記へのコメント (2)

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  • seghersさん 2016/08/28 15:29:35
    お疲れ様でした。
    後ろについていくような気持ちで読んでました。
    貴重なご体験と情報は大事に使います。
    ありがとうございました。

    寅

    寅さん からの返信 2016/08/28 20:24:16
    RE: お疲れ様でした。
    いつもブログを読んでいただきありがとうございます。

    やはり3か月は長いです。2か月ぐらいがMAXという感じですね。
    2か月行き、1−2か月休み、また出かけるとういのが良いと思います。

    とわいってもわたしのような暇人でないとできないですが。

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