ずい分と更新が滞っておりました。<br />気が付けば旅行からもう４ケ月以上も経っています。<br />またぼちぼちアップしていきますので引き続きよろしくお願いします。<br /><br />さて、ハンブルクの一夜めが明けました。<br />当初はこの日はハンブルクで終日過ごそうと考えていましたが、<br />朝からあいにくのお天気。<br />天気予報によるとこの翌日に訪ねる予定にしていたブレーメンの方が<br />多少いいようなので、予定変更でメルヘン街道終着点の、そして世界遺産の街<br />ブレーメンへ向かいました。<br /><br />以下、今回の旅程です。（☆印がこの旅行記です。）<br />　４月２３日（土）　福岡〜関空（こちらで大波乱）〜香港<br />　　　　　　　　　　　　〜深夜便でフランクフルトへ<br />　４月２４日（日）　早朝フランクフルト着〜フルダ〜リューベック<br />　４月２５日（月）　リューベック〜ヴィスマール〜バート・ドーベラン<br />　　　　　　　　　　　　〜リューベック<br />　４月２６日（火）　リューベック〜シュヴェリーン〜リューネブルク<br />　　　　　　　　　　　　〜ハンブルク<br />☆４月２７日（水）　ハンブルク〜ブレーメン〜ハンブルク<br />　４月２８日（木）　終日ハンブルク<br />　４月２９日（金）　ハンブルク〜ツェレ〜ハノーファー〜ゴスラー<br />　４月３０日（土）　ゴスラー〜クヴェトリンブルク〜ヴェルニゲローデ<br />　　　　　　　　　　　　〜ゴスラー<br />　５月　１日（日）　ゴスラー〜ヒルデスハイム〜ゴスラー<br />　５月　２日（月）　ゴスラー〜ライプツィヒ〜エアフルト<br />　５月　３日（火）　エアフルト〜アイゼナハ〜エアフルト<br />　５月　４日（水）　エアフルト〜フランクフルト〜ベンスハイム<br />　　　　　　　　　　　　〜ゲルンハウゼン〜フランクフルト<br />　５月　５日（木）　フランクフルト〜バッハラッハ〜ボッパルト<br />　　　　　　　　　　　　〜フランクフルト<br />　５月　６日（金）　フランクフルト〜バート・ホンブルク<br />　　　　　　　　　　　　〜フランクフルト空港から帰国<br />　５月　７日（土）　羽田〜福岡

２０１６ＧＷ　初の中部～北ドイツ　【１５】ブレーメンその１　マルクト広場周辺

17いいね！

2016/04/27 - 2016/04/27

55位(同エリア254件中)

#街歩き

エリア

ブレーメン(ドイツ)

同行者: 一人旅

交通手段: 鉄道徒歩

旅行の手配内容: 個別手配

この日は６：００頃目が覚めたものの、外は雨。
天気予報ではハンブルクは終日雨模様、ブレーメンの方がいくらか
晴れの時間帯があるようなのでそちらへ行くことにしましたが、
午前中の早いうちは雨または曇りマーク。
ですので朝はホテルでのんびりして、ゆっくり目に出かけることに。
同じ時期にスペインを旅していた友人や、日本国内にいる友人とＬＩＮＥなど
交わして近況報告し合い、８：００過ぎに朝食会場へ下りてみました。
ビュッフェ内容は極めてシンプル。
スタンダードな朝食をゆっくりいただきました。
朝食後もまた部屋でのんびりし、９：１５頃ホテルを出発しました。
ハンブルク中央駅前。
２階建ての観光バスが２台続いて停まっています。
この時は雨は降ってはいませんが、空はどんより。
信号待ちをする皆さんの服装でお分かりいただけますでしょうか。
かなり冷え込んでいました。
朝食後にちょっと外に出て外気の冷たさを知っていたので、
前夜に駅構内のショップで急遽購入していたスヌードを着用。
これがもう暖かくて・・・！重宝しました。
足元はレインブーツ。
日本野鳥の会のもので、コンパクトに折りたためるので旅行に便利です。
今回初使いでしたが、こちらにもずいぶん助けられました。
ハンブルク中央駅に到着。
早めにホームへ下りて、
寒いのでコーヒーなど購入。
９：４６発のフランクフルト行きＩＣＥを待ちます。
やってきました。
座ることはできましたが車内はなかなかの混み具合。
フランクフルトまで行くＩＣＥですからね、予約席も多かったです。
草原や畑の中の木立ち。
この旅の車窓でよく見かけて、気に入った風景でした。
しばらくすると青空が広がってきました。
１時間弱でブレーメン中央駅に到着です。
白が基調の明るい駅構内。
よく見かけるショップなどが入居。
レンガ造りで立派な駅舎です。
それではブレーメン街歩き開始！
時刻はちょうど１１：００。
まずは駅を出てまっすぐに延びる道路を進みます。
高架下をくぐって・・・
道なりに。
ＤＥＲ　ＢＲＥＭＥＮ　ＢＵＳ　なんてプリントされたバスが
通って行きます。
しばらくすると右手に風車の見える橋へ差し掛かります。
橋を渡り終えれば歩行者天国のゼーゲ通りへ。
旧市街の入口です。
このブタ飼いの銅像が目印。
みんなに撫でられているのですね。
頭や背中がぴかぴか。
こちらの親子も。
では、ゼーゲ通りを進みます。
少し歩くと左手に広場が現れました。
市が立っています。
子どもが何人も乗ったワゴンのようなものが通って行きます。
保育園のお散歩かしら？かわいい。
露店の広がる先には・・・、あらあら修復中の建物のオンパレード！
地図で確認するに、向かって左手が「リープフラウエン教会」、
右奥が「市庁舎」のようです。
その南側に広がるのがマルクト広場。
マルクト広場から眺める「市庁舎」と「リープフラウエン教会」。
「市庁舎」の見事なファサードも柵に覆われて・・・。
外部のみならず、中も宮殿さながらの美しさとか。
ガイドツアーでゆっくり拝見したかった。
また「市庁舎」につきものの「ラーツケラー」も、同じく閉鎖中で
これまた残念。
そして人気者のこの子たちも柵の隙間からの撮影とあいなりました・・・。
ロバの前足を撫でて願い事をするとそれが叶うという言い伝えのためでしょう、
ピカピカでした。
再びマルクト広場をぐるりと見渡します。
南側には立派な建物。
西側には北ドイツ特有の縦長の家々。
そして写真右手に見えているのが・・・
かの有名な「ローラント像」！
「市庁舎」とあわせて２００４年に世界文化遺産に登録されています。
６０ｃｍの台座に立つ高さ５ｍ４７ｃｍの立像は本当に見上げる大きさです。

中世文学「ローランの歌」に登場する伝説の英雄ローラント。
それを象り１４０４年に木製で作られた像は、当時のブレーメンの支配者である大司教により
火を放たれます。
ハンザ同盟への加盟により急速に力を持ち自治を求めた商人たちを快く思わなかったためです。
これに対し市民は石造で再建します。
ブレーメンの自由の象徴とされたこの像はその後も度々倒壊の危機に見舞われますが
市民の手により守られ続け、第二次大戦時には煉瓦製のシェルターによって保護されたといいます。
この像がブレーメンを見守り続ける限り、その自由と独立は守られるとされ、
自治都市としての尊厳を守り抜くという市民の強い意志が見てとれます。
そしてその像が見つめる先にはこちら「聖ペトリ大聖堂」。
正面入口付近の上部には、ゴールドに輝くキリストや聖人たちの画。
では、中へお邪魔します。
キリストの物語が刻まれた重厚な扉です。
煌びやかな身廊。
柱には重厚な彫りが施されています。
立派な説教壇。
こちらの祭壇にはかなり精巧な彫りが。
対して中央祭壇はかなりシンプルです。
赤が基調の内陣ステンドグラス。
振り返ればパイプオルガン。
天井の赤い縁が付近の雰囲気を引き締めていますね。
小さいキャンドルを灯してきました。
周囲をぐるっと。
神話の生き物かしら？こんなユニークな子たちがいました。
「大聖堂」から眺めるマルクト広場。
「ローラント像」やはり大きいですね。
「大聖堂」の右手奥の方へ進んでみたらこんな入口が。
「大聖堂」の中庭でした。
素朴なお庭です。
きれいな回廊があり、奥にはレストランがあるようでした。
次はあの煌びやかな入口の通りへ足を運びます。
続きはその２にて。

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#街歩き

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この旅行記へのコメント（6）

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jijidarumaさん 2017/04/14 16:38:12

Bleikellerのミイラ

ハッピーねこさん

こんにちは。

ブレーメンの聖ペトリ大聖堂地下にミイラのブライケラー”（鉛の地下室）があるのを御存じなかったようですね。私も友人に教えてもらったのですけどね。
日本の観光本では目にしないもので、大変興味深いものでした。
以下は口コミです。

http://4travel.jp/overseas/area/europe/germany/bremen/kankospot/10333817/tips/11991724/　

尚、ブレーメンSchnoor-viertelシュノーア地区では念願の名物店Katzen-Cafe 猫のカフェ（写真がありました）で、友人と食事もしました。また、ヴェーザ―の川岸の屋台テントの下で軽い昼食にFlammkuchenフラムクーヘンを初めて食べました。小腹が空いた時とか、ビールのつまみ的な意味で食べるようで、ピザに似た食感ですね。
私共は2種類を4人で食べたから、食べきれました。

jijidaruma

ハッピーねこさんからの返信 2017/04/18 00:02:26

はい、存じませんでした・・・

jijidarumaさん、こんばんは。
メッセージをありがとうございます。
はい、ブレーメンのペトリ教会、地下にそんな場所があったなんて知りませんでした。
私はそういう大事な見どころをよく見逃しております。
今回のように存在すら知らない場合はもちろんのこと、事前にわかっていたのに
すっかり忘れてその場を去ってしまうこと多々・・・。情けない話です。
”次の楽しみに！”とポジティブな言い訳で自分を慰めております。（笑）

ベックスのフラムクーヘンは本当に大きくて、大食漢の私でもギブアップでした。
でもとっても美味でした。
やはり数人でシェアするのが最適ですよね。
ネコのカフェにお入りになったのですね！
私はドイツの看板が大好きで、同じくらいネコも大好きなので、印象的なショットでした。

ブレーメンの思い出話をありがとうございました。

ハッピーねこ

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cooさん 2016/09/13 12:18:40

参考になりました

ハッピーねこさん、こんにちは。

旅行記の更新嬉しいです(#^.^#)

まずは、お天気で予定を変更できるところがすごい！と思いました。
時間も調整して出発されるなんて…。
日程などの問題もあるとは思いますが、私もそんな風に臨機応変に旅できたらいいなと。

それから野鳥の会のレインブーツ！コンパクトになるってところがびっくり。
また前夜にスヌードを購入されたりと…。
参考になることが多かったです。

来年ハンブルク、ブレーメンと訪問する予定なので参考にさせていただきたいと思います。

続編も楽しみにしています。

coo

ハッピーねこさんからの返信 2016/09/13 23:41:02

ありがとうございます。

cooさん、こんばんは。
メッセージをありがとうございました。
また、なかなか進まない旅行記においでいただきありがとうございます。

ハンブルクは３泊したので天気の様子を見ながらスケジュール変更ができましたが、
短い滞在だとそうもいかないことも多いですよね。
出発を遅くしたのも、もちろんブレーメンの天気の具合もありましたが、
なんとなく今回の旅はだらだらしていたといいますか、以前ほど無理して
予定を詰める気になれず、わりとのんびりモードでした。
（この後も時折そんな日が登場します。早速この翌日にも（笑））
そのせいで見逃したものや行けなかった場所も多いのですが、またいつか、という気持ちで。

以前南ドイツを訪ねた際、５月末だというのに寒くて寒くて着るものに苦労したのでそれ以来防寒には敏感で、
ヒートテックやフリース、薄手のマフラーなど、私の旅時期であるゴールデンウィークにも
必ず持参しますが、今回の寒さは予想以上でした。
スヌードを見つけて飛びつきましたもん！（笑）
寒くてもシーズン的にはもう春夏物が主流でしたので、よくぞスヌードを置いてて
くれました！と感謝すら覚えました。
レインブーツも便利でしたよ！おススメです。

cooさんは来年ハンブルクやブレーメンをお訪ねになるのですね。
私ののんびり旅が何かご参考になれば幸いですが。
ぼちぼちアップしていきますので、よろしければまた覗いて下さい。

ハッピーねこ

ログインして返信する
frau.himmelさん 2016/09/12 11:56:58

待ってました〜！やっと旅行記再開ですね。

ハッピーねこさん、こんにちは。

やっと再開ですね。
まだかなーって何度お邪魔したことか？

本当に私が行った時と1か月くらいしか違わないのに気候は全然ちがいますね。
あのマフラー（なんと言うのでしたっけ？）とレインブーツ、かわいいー。

ホテルの朝食会場、懐かしいです。
今回は朝食にはカメラをもっていかなかったので、ほとんど写真がないのです。

私と違った目線のブレーメン街歩き。
続きも楽しみにしています。

himmel

ハッピーねこさんからの返信 2016/09/12 21:46:28

ありがとうございます。

himmelさん、こんばんは。
早速にメッセージを頂戴しありがとうございます！
やっと重い腰をあげました。
が、大して中身もなく、お待ちいただいていたのが申し訳ないやら、
お恥ずかしいやらです・・・。

あの襟巻き（スヌード）と長靴には本当に助けられました。
ゴールデンウィーク頃は天気によっては冷え込む日も多いですよね。
今後も重宝しそうです。

ブレーメンの続き、そしてハンブルク。
ぼちぼち続けて参りますのでまたよろしくお願いいたします。

ハッピーねこ

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