中国東方航空にて昆明・麗江へ（４）石林

2016/04/28 - 2016/05/04

昆明→麗江へ中国東方航空で往復。麗江古城観光の後は、玉龍雪山にロープーウエイで上がります。今回は初の企画で、８０歳になる父との２人旅。

この旅行記では、昆明から石林に日帰りで訪れた現地バスツアーを紹介します。そもそもこのツアーは、石林の個人入場料と同額です。ですから、団体入場料で割安になっているにしても、往復のバス代、ガイド、昼食代、孔雀園入場料なんかを捻出するには土産物屋をかなり回らないといけないことに。

エリア 中国

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 4.0
• グルメ: 4.0

• 同行者: 家族旅行
• 交通手段: 観光バス
• 航空会社: 中国東方航空

日帰りツアーは昆明駅前の旅行社（駅のすぐ北東側）で当日朝、申込みました。昆明駅の北西にバスターミナルがあり、そこが出発地になっているとのことで、旅行社のスタッフに連れられて歩いて行きました。

昆明近郊の世界遺産、石林（シーリン）へ。

昆明から南東へ１００ｋｍカルスト地形の奇観が広がります。

中国人向けの日帰りバスツアーで行きました。

中国の携帯電話を持っていないので、集合時間にはきちっと集まってくださいみたいなことを中国語で言われました。

地元の少数民族「イ族」の民族衣装を着て写真撮影するコーナーが賑わっていました。

一番高い場所にある展望台から見下ろしました。展望台は狭いので混雑しています。

ここは箱庭的。

自撮り棒の本場だけにあちこちでセルフ撮影されています。

人間の形をしています。ガイドさんは中国語で説明をしていきます。

昆明から乗ってきたバスです。

石林（シーリン）見学の後は、近所の食堂兼土産物屋に。家庭料理を他の中国人グループの方と食べます。新疆ウイグルから来ている男性が１名参加されており、豚肉は不使用とのこと。横のおばさんからこの肉が美味しいと勧められた鶏肉のスープ（茶色の壺に入っている）が最高でした。

石林（シーリン）見学ツアーはその後も観光名所と土産物屋を何軒か回ります。

土産物を回れば回るほどツアー料金が安くなるようです。

孔雀園のガイドさん。

ヒスイの置物

雲南省は翡翠（ヒスイ）の産地として有名であり、ヒスイの置物やヒスイを埋め込んだ道路を歩くのですが、出口に土産物屋が。同行の中国人も土産物屋に飽きてきて、途中で脱落して、昆明の市バスに乗り換えた人もいました。

民族衣装で撮影中でした。

そもそもこのツアーは、石林の個人入場料と同額です。ですから、団体入場料で割安になっているにしても、往復のバス代、ガイド、昼食代、孔雀園入場料なんかを捻出するには土産物屋をかなり回らないといけないことに。

土産物屋をかなり長時間回らされて、ようやく昆明のバスターミナルに戻りました。

夕食は、雲南省名物の「過橋米線(グオチャオミーシェン)」。駅前に並ぶ食堂でも、競い合うように提供されているのですが、今回は昆明駅併設のビルに入っている老舗の「建新園」に行きました。熱々のスープと米線、具が別々に出てきます。食べる時に自分でスープの中に具や米線を入れます。値段が高くなると、地鶏、イカ、エビ、魚団子など具が豪華になっていきます。

米線とスープが別々に出てくるのは、スープを冷めにくくするためだそうです。以下、抜粋です。「科挙の試験勉強をしている夫と献身的な妻がいました。夫は湖の中にある島の庵で連日、猛勉強です。妻は橋を渡って、夫に食事を運んでいるのですが、夫はあまりに熱心に勉強に励んでいるので、食事を食べるのを忘れています。

いつも冷めた食事を食べる夫の体を気遣った妻が発明した料理が、この過橋米線です。熱々のスープが冷めにくいようにガチョウの油を入れます。スープの表面に油の膜ができ、いつまでもスープが冷めません。」そういえば、ラーメン二郎も表面の油膜でスープが冷めません。

この旅行記へのコメント （2）

• Gruss Gott さん 2016/08/29 15:29:03

  格安!!

  バスツアーですねー、本当に。
  
  入場料と同じなんて。
  ちょっと行ってみたいです。
  

  ＰＲＯＧＲＥＳさん からの返信 2016/10/23 21:26:30

  いつも旅行記をご覧いただきありがとうございます。

  雲南省の石林バスツアーは格安ですが、帰路に土産物屋を「これでもか」と拘束されるのが難でした。かなり市内に近いところまで戻ってきていたので、バスかタクシーでホテルまで戻ろうかと思いました。同行の中国人ツアー客も「孫が飽きたみたい」と途中で離脱される方がいました。