2016年8月11日：一族旅行in北海道（初日）　羽田～メルヘンの丘めまんべつ～博物館網走監獄～オホーツク流氷館～小清水～摩周湖～オンネトー

2016/08/11 - 2016/08/14

家内の一族とは2年に1回程度一族旅行をしていましたが、私の実家とは中々都合が合わず出かける機会に恵まれませんでした。
そんな中、今春父が検査入院をし、見舞いに行った娘と「北海道に行きたいね」話した事から、みるみる話が大きくなり、今回、我が両親＆姉＆我が家＆愛犬の7人と1匹で北海道旅行に行く事になりました。

一番の問題は愛犬同伴なこと、レンタカーだと色々制約があるし・・・
悩んだ挙句、なんと両親がマイカーで北海道に先乗りしてくれる事となり、比較的休みが取れる姉が途中から合流し、最後に我が家が3泊4日で合流するプランとなりました。

我が家のルートは、
1日目：羽田→女満別→網走→小清水→摩周湖→オンネトー
2日目：オンネトー→阿寒湖→足寄→層雲峡
3日目：層雲峡→美瑛→十勝岳温泉
4日目：十勝岳温泉→富良野→旭川→羽田

宿もバラエティ溢れる所をチョイスし、主に道東＆道央を満喫しました
景色も素晴らしいし、野生のキタキツネや野生のヒグマにも遭遇し、非常に思い出深い旅行となりました。

エリア 北海道

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0
• ホテル: 4.5
• グルメ: 4.5
• 交通: 4.5

• 同行者: 家族旅行
• 一人あたり費用: 5万円 - 10万円
• 交通手段: JALグループ 自家用車
• 旅行の手配内容: 個別手配

今回は両親＆姉＆我が家4人＆愛犬の総勢7人と1匹での旅行
先発している我が両親は既に8月4日から新潟からフェリーで北海道上陸済み
次発の姉上は8月7日に空路にて北海道上陸済み
最後発の我が家は愛犬と共に、まずは行慣れぬ羽田に到着

お盆時期の駐車場の確保は難航すると聞いていたので近隣駐車場に予約を取っていましたが、5:30に空港に着いた事もあり無事第2駐車場に駐車できました
24時間で\1,500-都心部としては破格の値段です。

※勿論予約はきちんとキャンセルしました

第1ターミナル出発ロビー階の外
館内はゲージなしではペットを連れ込めないので、ここでJALカウンターに予約したゲージを受け取りに行きました。
これからゲージに押し込められて空を飛ぶとは
想像だにしていない愛犬

予約したゲージより少し小さくなってしまいました
（後でもう少し大きなゲージに交換してもらいました）

無事に愛犬をJALカウンターに預けて
一旦地下に降りてローソンで朝食を採り
再び出発ロビーへ（ワクワクです♪）

お盆休み中の羽田空港は、まだ6:30というのに結構な賑わい

羽田空港 第1旅客ターミナル 空港

我々は7:10発のJAL565便の女満別行き

羽田空港 第1旅客ターミナル 空港

手荷物検査を無事にパスして搭乗待ち

ところがいつまでたっても家内だけ来ない・・・？

実は手荷物検査前のチケットチェックで引っかかり
JAL出発カウンターまでお呼び出し
再度、お盆なので混雑する出発カウンターの列に並んで問い合わせると
何かの間違いで問題ないと案内されたそうです（笑）

飛行機に乗りなれていない我が家は搭乗手続きも立派なイベント

羽田空港 第1旅客ターミナル 空港

今回搭乗するJAL565便
ボーイング767-300

羽田空港 第1旅客ターミナル 空港

搭乗が始まりました

羽田空港 第1旅客ターミナル 空港

飛行機は実に7年ぶり
2009年に大島〜調布飛行場までドルニエという18人乗りのプロペラ機に乗って以来

ドルニエは、1列-通路-1列　の横2列しかない小型機でしたが、
767は2列-通路-3列-通路-2列　の横5列
747程ではないにせよ、やはり大きいです

※スーパー早割でチケットを取ったのに真ん中の席です（泣）

快調な空の旅
せっかくなので飛行中CAの席の横の窓から撮影させて頂きました
たぶん仙台上空ぐらいです

無事に女満別空港に到着しました
よく見ると貨物室から愛犬の入ったゲージがスロープを降りてきます
一安心です。

※航空会社も飛行場も違いますが、翌日荷物を一切積まずにANAが飛行して大騒ぎになりました。本当にそんな事もあるんですね

女満別空港 空港

私にとっては20数年ぶりの北海道です
日差しは強いですが湿度もなく、びっくりするくらい快適です♪

ここで先乗りしていた両親と姉に合流しました

女満別空港 空港

母の希望でまずは空港近くの「道の駅　メルヘンの丘めまんべつ」へ

私と同じく東京の多摩地区在住の両親
8月4日に新潟発のフェリーで小樽に上陸してから早8日
愛車で車中泊しながら北海道を満喫してたそうです。

道の駅 メルヘンの丘めまんべつ 道の駅

最近、キャンピングカーやミニバンで道の駅等で車中泊しながら旅する年配者が増えているそうですが、我が両親もその仲間

そして現在関東道の駅スタンプラリーをやっている私と血は争えず、北海道で道の駅スタンプラリーの真っ最中だそうで、立ち寄る事となりました。

道の駅 メルヘンの丘めまんべつ 道の駅

北海道らしく人参100％ジュースが販売していました
想像以上に飲みやすくて美味しかったです

道の駅 メルヘンの丘めまんべつ 道の駅

直ぐ傍のメルヘンの丘に移動しました
道路も北海道らしくてワクワクします

メルヘンの丘 名所・史跡

めまんべつメルヘンの丘です

メルヘンの丘 名所・史跡

今回の旅のメンバー
左から父・長男・長女・家内・姉・母・愛犬（撮影者は私）の
計7人と1匹

なだらかな丘陵畑
刈り取った後の茶色の畑と
刈込前の緑とのコラボレーション
等間隔に並んだ木

実に北海道らしい景色です
四季折々様々な景色が楽しめるようです

メルヘンの丘 名所・史跡

網走と言えば網走刑務所が有名なので
本物の網走刑務所に行っても仕方ないので
博物館網走監獄にやって来ました

博物館網走監獄 名所・史跡

網走監獄の歴史と共に北海道開拓の歴史が学べます

博物館網走監獄 名所・史跡

明治初頭から北海道の開拓は多くの囚人たちにより行われてきたそうです
監獄から遠く離れた場所で道路を敷設する際は、日帰り不能の為「休泊所」と呼ばれた仮小屋で寝泊まりしたそうです。

札幌と網走を結ぶ中央道路の開削にあたり、工事の進行に伴い、次々と休泊所を建てては移動したとのこと。

博物館網走監獄 名所・史跡

作業の際は鎖で囚人同士を鎖で繋ぐ等していたそうです。足場が悪い中多くの犠牲者を出した模様

博物館網走監獄 名所・史跡

囚人のプライバシー保護＆脱走防止で周りの様子を見えなくするため、笠を被って作業させたそうです。実際に被ってみましたが、確かに遠くは見えませんでした。

博物館網走監獄 名所・史跡

強制労働の一環で農耕も盛んだったそうです。

博物館網走監獄 名所・史跡

こちらは五翼放射状舎房
地上からは分かりにくいですが
名前の通り、入り口を中心に五方向に房が伸びています

博物館網走監獄 名所・史跡

五方向に直線で伸びているので
入り口付近の監視所からは常に全方向の房が監視出来る様になっています。
実際に監視所に入って見ましたが第一舎から第五舎まで良く見えました。

博物館網走監獄 名所・史跡

当時の様子を再現しながら分かりやすく説明がありました
冬は氷点下が当たり前の網走の地
さぞかし劣悪な環境だったと想像に難しくありません

博物館網走監獄 名所・史跡

脱走も結構あったようで、それも再現されていました

博物館網走監獄 名所・史跡

浴場も再現されていました

北海道開拓のために罪人とはいえ、尊い犠牲を払って開拓されたことが、良く分かる博物館でした

博物館網走監獄 名所・史跡

博物館網走監獄をゆっくり見たため、既に昼過ぎ
網走監獄で昼食をでも良かったのですが、
折角なので景色の良いところで食べようと思い
オホーツク流氷館にやって来ました

オホーツク流氷館 美術館・博物館

和食を食べたかった私は天都御前を頂きました

オホーツク流氷館 美術館・博物館

家内はカツサンド

オホーツク流氷館 美術館・博物館

子供たちはトンカツ

どれも美味しかったです

オホーツク流氷館 美術館・博物館

ここのカフェ360は
名前の通り360度カフェからの眺めを堪能できます

オホーツク海越しに知床半島が望めます

オホーツク流氷館 美術館・博物館

直ぐ傍の網走湖も綺麗です

オホーツク流氷館 美術館・博物館

網走湖の向こうには能取湖も

オホーツク流氷館 美術館・博物館

展望台から見た駐車場

オホーツク流氷館 美術館・博物館

木陰で待機中の愛犬♪

昼食の後オホーツク海を見ようと
「道の駅はなやか小清水」へ

道の駅 はなやか(葉菜野花)小清水 道の駅

母はスタンプラリーの押印
我々は散策

道の駅 はなやか(葉菜野花)小清水 道の駅

道の駅　はなやか小清水は
JR釧網本線の浜小清水駅と供用しています。
駅としては無人駅の様でホームに出ることが出来ました

次の列車は15:38釧路行
11時〜14時台は列車がありません

近くに展望台もあったのですが
前日からのワクワクと食後の満腹感で子供達が眠そうなので
展望台はパスしました。

オホーツク海は次回のお楽しみ

道の駅 はなやか(葉菜野花)小清水 道の駅

長女は今年高校2年生、今から丁度30年前、私が高校2年生だった時に北海道を「駅寝」をしながら2週間ほどかけて北海道旅行をしました。

30年前に、ここ川湯温泉駅でも駅寝をしようと夕方に列車で着くと、駅員さん（たぶん）に数日前クマが出たので駅寝は禁止と言われ、危険防止のため約20キロ離れた屈斜路湖の砂湯キャンプ場まで行くように言われました。

既にバスもなく、仕方なく徒歩にてキャンプ場に向かい10km程進んだとき、地元のトラックが乗せてくれた経験があります。

それ以来、わたしも出来るだけヒッチハイカーは乗せる様になりました
（東京在住なので中々機会がありませんが）

今回懐かしくてつい立ち寄ってしまいました

川湯温泉駅 駅

摩周湖にやって来ました
川湯温泉側から登ってきたので、経路上まずは第三展望台にやって来ました
硫黄山が良く見えます

あの硫黄山も劣悪な環境のなか囚人たちが硫黄を採掘させられて失明するなど尊いい犠牲を出したそうです（博物館網走監獄に記述がありました）

摩周湖 自然・景勝地

その奥に思い出深い屈斜路湖
30年前砂湯温泉で湖畔の砂湯を自ら掘って、数日ぶりに入浴したなあ・・・

摩周湖 自然・景勝地

摩周湖です
霧の摩周湖として有名ですが本日は快晴の摩周湖です♪
30年前も晴れていました（実は霧の摩周湖を見た事がありません）

摩周湖 自然・景勝地

カムイシュ島もよく見えます

摩周湖の都市伝説に
①カップルで摩周湖を訪れ、霧で湖面が見えなければ関係が長もちする。
②未婚者が霧のかからない摩周湖を見ると婚期が遅れる。
③お金持ちが摩周湖を訪れると霧に閉ざされ、貧乏人が訪れると晴れる。

とあるそうです。
これだけ晴れると長女と長男の婚期が心配ですが
私は晴れた摩周湖しか見た事ないので、きっと③のせいだと思います（笑）

摩周湖 自然・景勝地

第一展望台に移動しました
北海道に上陸した記念に愛犬も1枚♪

摩周湖はカルデラ湖で流入する川もなく
また流出する川もない孤立した湖です
水位はほぼ一定で、周囲は150m程の断崖に囲まれ
水深は約211mもあるそうです

摩周湖 自然・景勝地

解説も大事ですが
理屈抜きに素晴らしい景色です♪

摩周湖 自然・景勝地

青い空、白い雲、摩周ブルーの湖面、木々の緑
何もかもが美しいです

摩周湖 自然・景勝地

同上

摩周湖 自然・景勝地

同上

摩周湖 自然・景勝地

またいつか再訪を誓いつつ
次にいつ来れるか分からないので
しっかりと目に焼き付けました

摩周湖 自然・景勝地

レストハウスで面白いお土産を発見
クマが鮭を食べている木彫りの人形は良く見ますが
これは鮭がクマを襲っている木彫りの人形

「鮭の逆襲」というタイトルで売られていました

摩周湖第一展望台レストハウス グルメ・レストラン

摩周湖を後にして、本日の宿にやって来ました。
本日の宿は秘湯で有名なオンネトーの野中温泉別館です

写真を撮り忘れたのでこの写真は翌日の朝の物です

山の宿　野中温泉 宿・ホテル

本日の夕飯です
7人だったので、気を使っていただき、普段日帰り入浴の方が使う和室を個室としてあてがって頂きました。
おかげで水入らずでのんびりと食事が楽しめました

食事は山の幸中心で決して豪華ではありませんが、どれも美味しかったです。

食事の後、秘湯を楽しみ、
満点の星空の中、周辺を散策して（愛犬の散歩）明日に備えました

夜に宿のすぐ近くをキタキツネが徘徊していました（笑）

長年来たかった北海道にようやく来れて
年甲斐もなく興奮して眠れないかと思いましたが
夜は東京では考えられない程、涼しくて快眠してしまいました♪

※最後までお付き合い頂きましてありがとうございました
　引き続き「一族旅行in北海道（2日目）」もご覧頂くと幸いです

山の宿　野中温泉 宿・ホテル

この旅行記へのコメント （2）

• みかちゃんっすさん 2021/08/17 11:30:16

  いいね！ありがとうございます！

  kasakayu6149さん、私の拙い旅行記見ていただきありがとうございます！
  
  私も北海道には札幌近辺だけですが6~7年前に行きました！
  広大な敷地、自然に囲まれ、食べ物も美味しくて感動しました！
  広い北海道ですからまだまだ訪れていない場所に行きたいとは思っていたのですが、コロナが終息するまでは行けそうもありませんね↷😞
  早く安心して旅行出来る日が来る事を祈ります！
  
  また訪問させて頂きますね～(^^♪
  

  kasakayu6149さん からの返信 2021/08/17 19:05:03

  RE: いいね！ありがとうございます！

  みかちゃんっす　様
  
  書き込みありがとうございます
  私の旅行記は備忘録の様な物で、面白みに欠けるとは思いますが
  時間があるときに拝見して頂けると嬉しく思います
  ありがとうございました。
  
  北海道は大好きな地です
  本州とは明らかにスケールが違い大自然が堪能できるのが素晴らしいと思います。
  しかし大好きとは言え、気軽に行ける距離（と予算）で無いのがと泣き所（笑）
  
  そしてコロナと言う更なる困難に見舞われ、いったいどうなる事やらですね
  
  東京都下の田舎者ではありますが、曲がりなりにも都民のため、コロナ禍で旅行を自粛しており、悶々とした生活を余儀なくております。
  早く鎮静化して「以前は大変だったね」と懐かしむ日々が来ることを願っております
  
  これからも宜しくお願いします