2016/07/25 - 2016/08/04
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tadashiさん
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2016年7月30日 船内新聞の航海日誌はこう記している。
深夜過ぎ、ダイヤモンド・プリンセスは天亮島から14海里の位置を左舷側に通過し、引き続き小樽に向けて南に進みます。朝水先人の助けを借りて防波堤の間を通過し、勝内埠頭に向けての接岸態勢に入ります。
夜、乗客の皆さまと乗務員全員が乗船し、出航前点検が完了後出港します。その後、水先人が下船し、室蘭へ向けて、最初のうちは北へその後すぐに北西へ進路を定めます。積丹岬を左舷側に通過後、ダイヤモンド・プリンセスは南西へ進路を変更いたします。
前日深夜に2時間時間を戻したので、今日は実質26時間です。朝の7時前には小樽港に入港態勢に入ったところをデッキ15階から眺めた後、朝食、ラジオ体操といつものようにこなして、10時少し前には下船し、ダイヤモンドと新日本海フェリーを横目に、小樽市中心へと徒歩で歩いていきます。
20分弱で堺町通り商店街の入口「メルヘン交差点に到着。まさに「大正浪漫」の香りのする街並みでした。小樽オルゴール堂本店やその前にある時計塔、その反対側にあるルタオ本店のノスタルジックな建物にしばし見とれる。北一硝子などの装飾用ガラス製品の店や各種お菓子のお店、しゃれたカフェ、海産物店、寿司屋などなどいちいち見入っていては、時間がいくらあっても足りない。やがて、寿司屋通りとの交差点に到着、ここを右に折れて小樽運河へと歩を運ぶ。本日も曇天だが気温はサハリンと比べたら暑い。
そこには観光案内でおなじみの小樽運河の光景が待っていた。観光客の人でも多く、人を入れないで写真を撮るのは難しそうだ。運河の中央橋を埠頭のほうへ折れていくと、そこは「おたるマリン広場」、かなり大きい「祭り舞台」が設営されており、和太鼓の演奏中だった。ちょうど、小樽潮祭りの節目の50回の開催日であった。フラダンサーのショーがあるというので、しばらく待ったが、一向に始まらないので、港の写真を撮った。ちょうど、ダイヤモンドの隣に停泊していた新日本海フェリーが港を出ていくところであった。明日には日本海を経由して敦賀に到着するのでしょう。
潮祭り本会場を後にして、小樽のメインストリートを小樽駅に向かって、あたりを見ながらゆっくち歩く。旧国鉄手宮線の跡地では「朝市」か「蚤の市のようなものが行われていた。撮り「テっちゃん」も結構いた。小樽駅は昭和42年大ヒットした「鶴岡政義と東京ロマンチカ」の「小樽のひと」で50年来勝手に想像していたのとは違っていた。
一旦、中央通りを少し戻り、「榎本武揚の夢」という横断幕が入口に掲げられていたアーケードの「都通り商店街」に入って、おばちゃんが一人で切り盛りしているといえる一般商店の店先で「さけとば」を見つけ購入。おばちゃん曰く「皮は、はいで、べっと炙ってたべるとおいしんだ。」。
この商店街には川柳のような小樽のことを題材にしたものがあちこちに掲示されていた。「榎本武揚の夢」のフレーズがきになったので、後日、ちょっと調べてみた。明治維新の薩長土肥軍と幕府擁護軍との最後の戦い「ハコダテ戦争」まで新政府軍に反抗し、蝦夷地に徳川国を作ろうとしたことが彼の夢だったのだろう。新政府に下ったあとも、なかなかに北海道と縁の深かった様子がうかがわれる。小樽近郊に数十万坪の土地を所有していたこともあるらしい。
「都通り商店街」の都とは小樽を徳川国の都としたかったからなのかもと一人思うのであった。
都通り商店街を抜け日銀通りを左にゆくと、煉瓦つくりの端正な建物が目に入った。かって世界の穀物相場に影響を与えたという、小樽、北海道の金融の中心地であったこともあり、旧日本銀行小樽支店だった金融資料館は堂々たるつくりであった。ここで内部を見学し、携帯をチェックしたりして過ごした。
ここから、寿司屋通りに抜けて、最初の「堺町通り商店街にまた戻り、さっきとは逆にメルヘン交差点経由で船に戻った。堺町通りでは「北一ヴェネチ美術館」でゆっくりと芸術的作品を見て回った。
船にもどれば、ちょっと遅いが昼食し、相棒とディナーまでは別行動。船尾のテラス・プールで小樽港や西の「茅芝岬」のあたりをぼーと眺めて過ごした。ここでは、車いす生活のご両親を最後の親孝行と考えて、連れてきている中年の姉妹と出会った。船では、ご両親はもちろんベッドだが、彼女たちは床に寝ているのだという。励ましの言葉を贈った。
明日は室蘭です。
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5:50 室蘭港にだいぶ近づいてきました。
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防波堤のこの狭い隙間を、水先人の助けを借りて通りぬけます。操舵室ではほっとしていることでしょう。
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かなり大きめの船が停泊しています。
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新日本海フェりーです。
あの左側に90度の角度でお尻をフェリーに向けるように停泊するようです。
入港時の様子を動画でどうぞ
http://youtu.be/Eu_aWTJByFU
http://youtu.be/5ZepU60kgfo -
路傍のハマナス
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この右側がちょっとした観望公園になっています。
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新日本海フェリー「らいらっく」号の向こう側、90度角度を変えてダイヤモンド・プリンセス号
ここで一休み -
堺町通り商店街の一歩の入口になっている「メルヘン交差点」の周りには、ノスタルジックな建物が取り囲んでいます、
これは小樽オルゴール堂本館と時計塔 -
オルゴール堂本館を真正面から
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手作りケーキの「ルタオ本店」
ルタオはたぶん小樽を逆読みしてつけたんでしょうね?! -
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これで、お菓子屋さんなんですね。
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北一の城下町みたいです。
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ここも北一
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素晴らしいものばかりおいてありました。
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女子には通り過ごせないでしょうね。
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この電線を何とか地中化したいですねえ!
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海産物店の店先
おいしそうな伊勢海老 -
ここは何屋さんだったかなあ?
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この天丼のメニュー写真にはお腹がまだ一杯なのだが、そそられてしまう。
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小樽運河の浅草橋にやってきました。
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いい感じです。
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大学4年の冬に流行った「小樽のひと」の歌碑。
若いころをおもいだしますね。そのころ、越後新潟に居たので共感をもちましたね。ご当地ソングのはしりですね。新潟では「新潟ブルース」が流行っていた。 -
歩いてきた方向を振り返ってみた風景。
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浅草橋方面を少し望遠で撮ってみる
動画でも小樽運河の雰囲気を
http://youtu.be/4y3q9MsfX_U -
中央橋の向こうには小高い山が見えます。」
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中央橋を右にまがって少し行くと、「おたるマリン広場」でお祭りのかい大きい舞台があり、和太鼓を演奏していた。
第50回小樽潮祭りであった。 -
ふとマリン広場のはずれから港を見やると、新日本海フェリーが敦賀に向けて旅立っていくところだった。
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中央通を小樽駅に向かってみやれば、天狗山が
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小樽駅に向かう途中の左手に都通り商店街が
アーケードの下では、朝市のようなものが
小樽駅からの仮に、この通りに入っていったのだが、その時はもう撤収済みだった。
中央通りの様子と小樽駅前は動画で
http://youtu.be/PvtHWgDe0aE
http://youtu.be/0MRSiKu5srk -
中央通り商店街にはこのようなカルタがそこかしこに
撮り始めたらやめられなくなった。 -
にしん来て 御殿も建てば 蔵も建つ
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昔より 餅屋 ・・・
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能舞台 薪の闇に 凛として
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船見坂 港みおろす 坂の街
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トド、アシカ、イルカ、ペンギン 芸達者
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寿司自慢 百をも超える のれんあり
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海風に 帆をはらませり ヨットみゆ
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見上げれば かもめ群なす 連絡船
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かぞえうた 潮音頭に 夏浴衣
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ランプともし 旅人待てり 小樽駅
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たしか、現役の頃は勤め先のお客様だった。
懐かしいので・・・ -
小樽ミス運河を先頭に民謡那覇市がやってきた。
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中央通りを抜けて日銀通りを左に進むと
旧国鉄手宮線の跡にでる。ここでも朝市のようなものが行われていたが、この時間では撤収すみだった。 -
旧日本銀行小樽支店金融資料館で見学かたがた一休み
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日銀通りの一本左向こうに寿司屋通り
大小の寿司屋さんがあります。 -
寿司屋通り路傍の花
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また、境町通り商店街に戻ってきました。
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お店は朝来るときにたくさん撮ったので、気になったこの店や次のだけ撮ってみた・
この商店街の雰囲気を動画でみましょう
http://youtu.be/0Zf03pkviAE -
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メルヘン交差点に戻ってきました。
船に戻ってみると、フェリーはとっくに旅立っています。
http://youtu.be/GCdoNIUFack -
船に戻り、遅めの昼食をとって、デザートにケーキ2種。
美味しい!! -
ランチ後は別行動。5日ぶりにプールに入る。
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プールからフェリー・ターミナルを見る
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小樽出港の時がきた。
岸壁では送別の踊りを披露しているグループがあった。 -
この狭い防波堤の間をまた水先人の助けを借りて抜けていきます。
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小樽港の方向にかすかな光芒
http://youtu.be/14WsSiwLrx4
http://youtu.be/uQW2q_RaCN4 -
岬の先の岩が残照のスポット・ライトを浴びています。
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船はどんどんと小樽港を離れていきます。
さようなら、小樽 -
18:30 シアターでスポットタイトショー
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19:20 イカ釣り船の灯りが見えます。
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少し拡大してみます。
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19:20頃:電子ヴァイオリンによるクラシック&コンテンポラリ・メロディ
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本日のディナーは
写真を撮るのを失念していて、気が付いたのはデザートの時。
多分最初、英文のメニューを渡されて焦ってしまったからだと思う。
前菜は思い出せない、確かスープはシーフード、パスタはカルボナーラ、主菜は鰈の焼き物・・・?
飲み物は白ワイン! -
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8:45 アトリウムでハワイアン
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22時過ぎには14階プールサイドはディスコ会場になっていた。
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バンドやジョッキーたち
熱狂の様子を動画で
私は、このあとしばらく見物して部屋にもどりおやすみなさいです。
http://youtu.be/Pj31f6kzC0s
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