2016/07/25 - 2016/08/04
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tadashiさん
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2016年7月29日 このクルーズの唯一の外国寄港の日です。
航海日誌には以下のように一日が要約されていました。
早朝、水先人が乗船後、ダイヤモンド・プリンセスはコルサコフの港へ停泊の態勢に入り、港域に錨を下ろします。テンダー・ボート(小型ボート)サービスは一日を通してご利用いただけます。夜、錨が引き上げられてから、次の寄港地小樽へ向け南南西へ進みます。その後、ダイヤモンド・プリンセスは、クリルオン岬を右舷側に通過します。TSS(往復航行分離方式)から出た後、利尻水道へ向け南西へ進路を定め航行します。
日本時間早朝の4時半(サハリン時間6時半)にオプション旅行の説明会集合が決められていたので、ほとんど寝た様な気がしないで、サハリン時間の5時には起床し、洗面、朝食を戴き、リュックに必要なものを詰めて(パスポートは必要不可欠)指定の場所「ホイールハウス」に赴いた。一番早い組だったようだ。バス単位の引率者(我々のグループは本来は泉の湯、スパ担当の日本人女性)に先導され、ギャングウエイからテンダーボートに乗り移った。乗り込む前にロシャ官憲(女性だった)にパスポート・チェックを受けた。テンダーボ−トは小さく見えるが100人以上は乗り込んだと思う。水面は波もほとんどないのだが、水面に浮かんだ洗面器状態で、ゆらゆら揺れて少し気持ちが悪くなった。ギャングウエイはスターボード側に設営されており、ダイヤモンドの船尾からポートサイドに回り込み、コルサコフの港岸壁めがけて疾走する。岸壁では数分バスの到着を待って、乗り込んだ。
ヒュンダイ製のバスであった。岸壁は何の飾りもなく、田舎の漁港の雰囲気。バスのそばには野良犬(或いは放し飼い?)が何匹か腹ばいになっていた。街中でも、犬や猫をたくさん見かけた。
バスは数十分走った後、ロシア正教の教会に立ち寄った。「聖ニコライ教会」である。金縁の色鮮やかな聖人たちの肖像がそこかしこに細工されていた。4月にタリンでみたロシア正教の肖像を思い出した。
次には、アイス・アリ−ナの建物に立ち寄った。このロビーには我々のために、臨時にロシア土産店が開かれていた。蜂蜜が人気であった。ここでは、特別に日本円、ドル、ユーロ、もちろんルーブルも使える。ここでトイレでちょっとしたトラブル。間違えて照明もついていない廊下をどんどん奥へ皆で進んでしまい、あわてて現地の係り員が飛んできて制止。物品販売の直ぐ目の前にトイレはあったのだ。トイレは奥にあるものという潜入観念がそうさせたのだった。
次にむかったのが、ロシアからみて「戦勝記念公園」です。ここで現地ガイドノナターシャさんが我々の担当。日本語は独学で習得とのこと。、日本統治時代の護国神社跡でした。ここは、緑や花も多くてとてもよく整備されていて、気持ちの良い場所でした。昭和天皇の御手植えの松?6本もすっくと聳えておりました。戦車、高射砲、自走砲などの過って使用された武器が展示もされていました。母の像とその両側には戦死者の名簿碑が建っていました。ナターシャさんと「ダスヴィダーニャ」と別れてから、
次に訪問したのは、もと、日本樺太庁博物館だった「サハリン州郷土史博物館」です。建物は瓦屋根、白壁の日本の城をおもわせるもので、自然史、考古学、先住民文化、歴史、サハリン島・クリール列島の経済についての膨大なコレクションが展示されています。内容の一部は本編の写真で紹介します。
最後に、近代的なショッピング・モールでお買いものタイム。特に買いたいものもなかったので、屋内の、真ん中の広場のような場所でゆっくり。各商店のウインドーの様子を写真に撮ったりした。このモールでは日本円はだめだそうで、ルーブルがなければ、クレジット・カード払いになります。まだ午前中のためか、現地市民の買い物客はチラホラであった。
ここから、コルサコフへと一路戻った。ユジノサハリンスクの郊外には、例の市民郊外別荘「ダーチャ」がたくさん立っていました。港に戻り、エンダーボートで沖合のダイヤモンドに帰船したのは12時ごろだった。昼食を食べて、コルサコフの風景を船からじっくり撮ろうとしたが、しょっちゅう霧が立ち込め、曇天と相まって望みのカットは得られなかった。
17時出港の予定でしたが、ここでも約2時間遅れで出港となりました。これでは到底、利尻富士は見られません。
夕食をゆっくり、いただいて、プリンセス・シアターでダイヤモンド・プリンセスの歌手、ダンサー、オーケストラによるエンタテイメント・ショーを楽しみ、部屋に戻り、ナイト・キャップで就寝。
表紙の写真は戦勝記念公園の花壇です。
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朝食をささっと済ませて、6時(二本時間4時)ちょっと過ぎには指定の集合場所「ホイール・ハウスバー」に集合。
ここで、船側に預けていたパスポートを一旦返してもらう。担当添乗員に引率されて、プリンセス・シアターに移動。上陸する乗客が多く、続々と入ってきます。 -
小さく見えますが、百人以上が乗り込みます。
右上の二人が、このボートの操縦をします。
この屋根の上のオープン席にも乗り込みます。 -
船尾を回って、コルサコフの港へ
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ロシア官憲も乗り込みます。
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コルサコフの港のクレーンも霧に煙って見えてきます。
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上陸後、直ぐにバスがやってきたので、港の風景はこれ一枚だけ撮れた。
日本名の漁船らしきものも見えた。拿捕された船でなければいいが・・・などとふと思ってしまった。 -
出発するバスの窓越しに、放し飼いの犬たちが寝そべって集会?中。
あちこちで、放し飼いの犬を見た。
ロシアの漁民はよく船に犬を乗せていると聞いたことがある。 -
聖ニコライ教会にやってきました。
金色の玉ねぎ頭と横棒が二本ある十字架がロシア正教の特徴ですね。 -
教会のあちこちの壁や門扉には色鮮やかな宗教画が配置されています。
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正門と思われる向こうの道路の反対側には、多分、住宅団地ビルか・・・
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正門の中から左側の門扉の肖像画
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内部の塀の宗教画。イエス? 聖ニコライ?
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正門の中から右の門扉の聖人
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正門の外から向かって右側に描かれた聖人
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正門の外から向かって左側の肖像
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教会の前の先ほどの集合住宅、なんとなく共産圏の雰囲気。
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教会の通りを救急車がサイレンを鳴らしていく。
霧があって遠くはかすみます。 -
アイス・アリーナに到着。
建物の背後は森になっています。 -
ロビーニ入ると、いかにもアイス・アリーナであることを示す説明ヴィデオ。かわいらしい男の子と女の子のスケート・アニメが流されていました。
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ロビーには臨時の販売コーナーがありました。
民芸品、小物、蜂蜜などが人気 -
アリーナでの催事のポスター
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飲み物、お菓子の児童販売機
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建物の外にはこのアリーナのエンブレムである巨大なスケート靴があった。
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アリーナの前の風景。
集合住宅がおおいです。 -
戦勝記念公園にやってきました。
武器を持って戦う兵士の像があちこちに配置されていますが、 -
わたしには、戦場に送り出した兵士の母親の悲しげな像のほうが印象的でした。
この像の両翼には多分、サハリンや千島で戦死した兵士の名前を刻んだ名簿碑が長く伸びていました。
動画でもどうぞ
http://youtu.be/Gu71_-gKvaQ
http://youtu.be/oSly1CI7lkc -
緩やかに上っていく道を行くと
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六本の大きな松の木が
昭和天皇が御手植えされたものだという。 -
御手植えの松の左手には
勝手の戦争で使われた武器が展示されている。
これは地対空の高射砲か -
車で牽引するタイプの砲
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戦争の道具は使われないことが一番良い
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世界の政治家のみなさん
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戦争など起こらないよう
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がんばってください
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第二次大戦でサハリンでの司令官か?
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もとは護国神社の正面階段だったところを降りていきます。
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階段の手すりには、例の鍵がちらほら。
一体いつからこんなものがはやりだしたんでしょうか? -
表参道階段を見納める
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バスに乗って次の目的地につくまでの間道筋の商店をランダムに写してみる
左端の絵を見ると、ここは果物やさん? -
集合住宅の棟の間は公園になっていて、滑り台など幼児の玩具が」完備しているようだ。
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何の店?
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鍋やポットや電気がま
家電のお店? -
天秤ばかりに採決の槌・・・うーむ何の店
量り売りの商品?
右端ではの香りを嗅いでいる・・・! 香水やかな -
そうこうするうちに、サハリン州郷土史博物館に到着。
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まず、サハリン州の動物たちの展示室
樋熊やシカやオオカミなどの陸生動物や -
鮭、かに、海亀などの水生動物せんじゅうの展示
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先住民族アイヌの文化を伝えるコーナー
これはアイヌの武者鎧
樹の樹皮や獣の革などでできているらしい -
アイヌの着物
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アイヌの生活用道具
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これは洋服や防寒靴など -
神聖なる熊祭りの貴重な写真
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そして樺太、千島の近世の探検家たちの即席コーナー
これはロシアの探検家、名前は忘れました。 -
これは、日本の江戸時代の探検家
間宮林蔵や最上徳内の即席展示 -
そして、帝政ロシア時代のロシア人入植者の生活をしのばせる展示コーナ
当時の軍人の軍服とその夫人でしょうか -
何かの弦楽器
バラライカ? -
当時のロシア人入植者の家の寝室の模型
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そして、現在の資源開発のコーナも
ガス田の櫓リグの構造模型や
天然ガス輸送船の模型など -
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樺太が南北に別れ来たをロシア南を日本が統治していた時代の
国境にはこんな標識が
片側にはロシア領を示す表示 -
反対側には第二ポン帝国をしめす菊の紋章
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かわったものでは、スターリンの樺太訪問の記事
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次の見学場所はユジノサハリンスクのぢ規模ショッピング・モールです。
バス車窓からバス・ストップを写す
結構都会ですねえ。 -
ショッピング・モールに到着
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モール内部の中央広場のような場所。
子供を遊ばせる列車や車などが置いてあります。 -
ショッピングするつもりもないので、ショーウィンドーのセンスを拝見。
美女のポスターには弱い私です -
広い、フードコートもありますが、まだ午前中も早い時間なので閑散としています。
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日本のランドセルによく似た児童用カバンのお店。
日本のランドセルよりカラフルです。 -
土産小物店には、おやまあ、チェ・ゲバラのティー・シャツがこんなところに
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モールの建物の一つ
モダンです。 -
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コルサコフの港にかえりましょう。
途中、「ダーチャ」が立ち並ぶ丘陵地帯を通り過ぎていきます。 -
樺太鉄道の線路と無人駅
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港の歓迎の横断幕
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テンダーボート乗り場のちかくから沖合のダイヤモンドを見る
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テンダーが到着
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乗り込む前に、もう一度沖合のダイヤモンドを
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テンダーがコルサコフの岸壁をはなれていきます。
「ダスビダーニャ、サハリン!」 -
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ダイヤモンドをこのように低い位置から眺めるのは初めて
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船尾へ回り込んでいきます。
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スターボードの真ん中に接舷口があります。
前のテンダーが終わるのを待っています。 -
ポートサイドのデッキから帰ってくるテンダーを見ています。
このときは霧でコルサコフはまったく見えません。 -
見えるときもありますがこの程度です。
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テンダーが次々と港とダイヤモンドの間を行きかいます。
動画でもどうぞ
http://youtu.be/DlEH2I6BFa4
http://youtu.be/h9ohsNhxWOc -
ロシア当局の船が離れていきます。
間もなくダイヤモンドは小樽に向けて出港か?
ロシア時間19時ちょっと前
動画もどうぞ
http://youtu.be/uJ0HuKFJ7Ts -
ロシア時間19時少し過ぎに、警笛を鳴らして走り始めました。
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アンダーザスター・シアターでアニエ映画が始まりましたが、濃霧でよく見えません。
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ディナー・タイム
前菜:北港風サーモンのマリネ -
今晩は飲み物は赤
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スープはサハリン上陸記念で
冷たいロシア風ボルシチ -
主菜はシーフードのクロックポット
パスタもいただいたが、写真は失念 -
デザートはいつもアイスクリーム
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ディナーの後は、シャターで
ダイヤモンド所属のシンガー、ダンサーとオーケストラのミュジカルしたてのショー -
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