2016/07/16 - 2016/07/17
234位(同エリア1898件中)
おま。さん
衝撃の事実。
「 サイフ、ワスレタ。」
準備は、2週間前からしてたのに、
タイセツすぎるモノを忘れるとは。。。
- 旅行の満足度
- 3.5
- 観光
- 4.0
- 交通
- 2.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 1万円 - 3万円
- 交通手段
- JRローカル 徒歩
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-
バスに抜かされた。 そして、バスに抜かされた。
大下バス停には、山ガール、うそ、山ババールたちが群がる。
日本全国27名のババールファンにはタマラン!のだろうが、
ペチャクチャばかりで、わずらわしい。
それよりも、問題は、トイレ。
男子トイレさえも、(う)待ちの長い列。
別に、(う)目的じゃないけど、
これから峠越え。 たぶん、ここが、最後の水道。
みっ、みみずぅ。。。
しかし、(う)待ちの長い列は、
いっこうに短くなろうとしない、ベンピ社会。
・・・あきらメ〜ル。 -
汗が、滝のように流れる。
昨日の大雨のセイで、異常に蒸し暑い。 -
ババールたちを、右から! 左から!
抜かし抜かして、登山口。
湧き水ッ!!!!!
しかも、チョロ松じゃなく、超ダーダー松♪
これから訪れる、水たらふくの生活を前に、
突発性のプチ潔癖に、呼び止められる。
「 その水、飲んで大丈夫? 」
田舎育ちで、これまで多くの湧き水を飲んできたのに、
自称・東京都民の恐るべきチュウチョ。
「 イザってときのため、とりあえず持ち歩こう。」
と、言い訳までして、さっき拾ったペットボトルに水を詰める。
でも、たぶん、皆様も思ったかもしれない。
そのペットボトルのが、大丈夫??? -
大丈夫ッ!!
そう思わないと、やってられない。
んまぁ、兎にも角にも、峠越えじゃい!!
と、気合い入れたのに、足元ジュクジュク〜 -
蒸し暑い。。。
背中がムレにくいリュックを買ったのに、
カラダ全体が、ムレムレ。
汗ダクばかりが、そのペースを緩めない。
あぁ、落ち着く。。。
それは、禁断の水を口にした吐息。
もし(う)に襲われても、ここは目隠しだらけサ。
そして、小仏峠。
・・・ドッチ????
道が、多岐に分かれてる。
地図を見ても、知らぬ存ぜぬ名前ばかり。
しかも、その地図によると、
今いる場所は、甲州道中ですらない。
ガイドブックには、こう書かれてる。
“高尾駅方向の下り坂に入る”
えっ、高尾駅?! って当然思ったが、
頼れるヤツって、他にマジいない。
だから、高尾駅方向にある下り坂へ。 -
道・・・ 悪くね?
細いし、人いないし、仮設トイレが転がってるし。
挙句の果てに、下り坂がキツくなってるんですケド!!
そんな不安をなだめるように、2個のリュックが勢ぞろい。
更にズンズン坂を下る。
3名の作業服が、ハヤリの “測量モンGO” をやってる。
すれ違いザマに、ごアイサツ。
アイサツしただけなのに、なぜフシギそうな顔して見る?!! -
ボクは、気づいてた。
「 この道、間違ってんじゃね? 」
でも、引き返す勇気を持てないでいた。
そこで、本日の格言。
「 すべての道は、ドコカへと続く。」
ドコカで聞いたようなフレーズを胸に、
更にズンズン坂を下る。
スマホナビ調べでは、相模湖方面へGO!
そう、ドコカ(甲州道中)へと続いてるのサ。
ただ・・・
下り坂は更にキツく。
足元はドロンドロン。
・・・コケたっ!!
ご自慢のプリケツが、泥ケツに。
今、元・兵庫県議みたく号泣したい心境。
でも、あんな上手に、泣けない。
そんな泣きっ面に、ビルヂング。
ラクトアイスが溶けるように、不安が消えてく。
胸からこみ上げる、熱いサムシング。
大切なのは、自分を信じる・・・
CLOSE
それは、「閉じる」 という意味。
ビルヂングへの階段に、そう書いてある。 -
ちなみに、道路も見えるが、
それは人が歩けないといふ、高速道路。
目の前で行き交うエンジン音のなか、沈黙がつづく。
峠まで戻るしか・・・ ん?!
道がある。
人が歩けないといふ、高速道路の向こうに。 -
高速道路をまたぐ細い道を行くと、道。
これまたスマホナビ調べでは、相模湖まで続く!!
シャバの空気は、うまい。
ちなみに、後でわかったことだが、
ガイドブックをすっかり読み違えてた。
“高尾駅方向の下り坂に入る”
は、日本橋方面へ行く場合のコト。
遭難シカケの原因ってば、意外につまんない。 -
ま、遭難しなくて良かった。
そして、甲州道中にブジ合流。
どうやって合流したかは、
スマホナビに聞かないとわかるハズもないが、
10時22分に小原宿に到着。
高尾駅を出発してから3時間6分後のことである。
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この旅行記へのコメント (2)
-
- 前日光さん 2016/09/12 22:48:47
- 蒸し暑さ満載ですなぁ〜(^^;)
- こんばんは、おま。さん。
全体的に、もぁ〜っと蒸気が立ち込めていて、暑そう〜
一番イヤァ〜な気候だわ。
サイフも持たずに、拾ったペットボトルに湧き水入れて、道に迷いながら、よう歩きますなぁ〜
遭難しなくて良かったね!
山ガール、いや山ババールの姿を見かけなくなった時点で、こりゃヘンだぞと思わなかったのかい?
それにしても、ちっとも「きらり」としてない甲州道中だこと( ̄∇ ̄)
前日光
- おま。さん からの返信 2016/09/13 08:14:20
- RE: 蒸し暑さ満載ですなぁ〜(^^;)
- 「きらり」するハズだったんですがねぇ・・・
あやうく最終回になるトコでしたよ。オホホ
確かに、ヘンだとは思いましたよー
だって、道沿いに仮設トイレが捨ててあるんだモン。
そりゃあ、ヘンだと思いましたよ。
でも、「男気」ってヤツですか?
自分の信じる道を、まっすぐ突き進む。
そんな芯のズバッと通った男なんス。
おま。
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