名残惜しくケベックシティ街歩き☆Porter Airlineのプロペラ機でトロントへ　初カナダの旅4-1

2016/04/29 - 2016/04/29

2016年4月29日（金）

２泊したケベックシティともいよいよお別れ。この日も青空です！

午前中、のんびり街歩きして、ケベック空港へ。

トロント行きの Porter Airline の飛行機は、なんと、プロペラ機でした…。

穏やかな天気に恵まれて、揺れることもなく、眼下に広がる景色を楽しみながら、トロント・シティ空港に到着しました！

（旅行期間：2016年4月26日〜5月5日）

エリア ケベック(カナダ)

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: 徒歩 飛行機
• 旅行の手配内容: 個別手配

６時半前、目が覚めました。
早速カーテンを開けて、天気を確認。今日も青空です！

オーベルジュ プラスダルム ホテル

最低気温は１℃、最高気温は９℃まで上がるようです。

８時、朝食の場所となっているカフェ・ビュアードへ。
早速、昨日買ったキリン柄のチュニックを着て出かけました。

テーブルに置かれたコーヒークリームのポーションの上部に、2％とか、10％と書かれているのに気づきます。乳脂肪率でしょうか。
10％のほうは通常見かけるポーションの大きさですが、2％のほうは細長い。
所変われば、コーヒークリームも変わる？

カフェ ビュアード カフェ

この日はクレープにしました。モチモチの食感。
ぶどう畑的には、昨日のフレンチトーストのほうがよかったな。

ホテルに戻る前に、もう一度、要塞へ行ってみよう。

ダルム広場 広場・公園

シャトー・フロントナックを通り抜けて、テラス・デュフランのを見下ろせる場所に出ました。

テラス デュフラン 旧市街・古い町並み

シャトー・フロントナックとセント・ローレンス川

セント・ローレンス川がとても綺麗に見えます。

茶色の建物に、観光地には似つかわしくない、黒いスーツ姿の人たちが入って行くと思ったら、アメリア領事館だったようです。

丘に登ったものの、要塞の上の通路には土砂が盛られて、先へと進めません。やっぱりダメだったか…。
この日は、ブルドーザーも出て、なにやら作業をしていました。

まだ歩いていない所に行ってみよう。フェンスに沿って丘を下ります。

シタデル 史跡・遺跡

サン・トゥルシュル通りに教会がありました。　Chalmers-Wesley United Church

その斜向かいには、別の教会。　Pères Missionnaires du Sacré-Coeur
さすがケベック州の州都、教会がたくさんあります。

この辺で採れる石なのでしょうか。淡いグレーが特徴的。
プチ・シャンプラン地区の家々も、こんな色合いでした。

サン・ルイ通りにぶつかりました。
奥に見えるのは、サン・ルイ門。ケベックシティは城壁に囲まれている街なのです。

後で地図をマジマジ見たら、門の手前の道から要塞の入口に行けたことが分かります。
要塞が遠そうに思えて、観光リストから外し、ガイドブックをよく読んでいませんでした。
近くまで行っていたのにと思うと悔しい。(>_<)
後悔先に立たず…。

セントルイス門 史跡・遺跡

２階建ての観光バス乗り場を発見！でも、これも5月から10月の運行…。

道を下れば、夕べ、食事したオーザンシアン・カナディアンの所に出ますが、

サン・トゥルシュル通りをもう少し進んでみました。

（サン・ルイ通り沿いのカバン屋さん）

適当に歩いているうちにホテル・クラレンドンの前に来ました。
1870年創業の老舗ホテル。扉が素敵です！

９時半過ぎ、オーベルジュに戻ってきました。
昨日、おとといと比べたら、気温が高めとはいえ、やっぱり寒かった。
散歩をするつもりはなく、しっかり着込まずにカフェに行ったので、なおさらでした。

ホテル クラレンドン ホテル

10時半過ぎ、チェックアウト。
トロント行きの飛行機は14：40で、空港まで30分近くかかるらしい。
逆算すると、観光は12時頃までかな。

さて、どこへ行こう。要塞博物館を見学しようか。
いやいや、天気がいいのに勿体ない。散策することにしました。

荷物をフロントに預けて、ホテル脇のなんの変哲もないトレゾール通りに行くと、画家さんが絵を出していました。
ガイドブックには「通りでは、常時、画家たちが自慢の絵を売っている」と書かれていましたが、この日、初めて見ました。なんたって、寒いものねー。

トレゾール通り 散歩・街歩き

ホテル裏手の小さなショッピングアーケード。
朝食を食べに行ったカフェ・ビュアードは、ショッピング・アーケード側にも扉があって、建物の中からも行けることを発見。

アーケード内の画廊

トレゾール通り角の土産物屋に入ってみます。
いろいろあるんだけど、結構、高い…。

ビュアード通り沿いのクリスマスの店

ウィンドーショッピングしながら歩きます。

市庁舎前の広場に、

市庁舎 建造物

遠足らしき子供たち。どこを見学するのかな？

コート・ド・ラ・ファブリック通り沿いにシモンズというデパートがありました。

寒さ対策になるスパッツなどがないかとフロアを探しましたが、５月を目の前にして、冬用の物は当然ナシ。

シモンズの少し先に、ケベック到着日に夕食を食べた“バトン”。
昼間だったら、テラス席も気持ちよさそう。

バトン 地元の料理

コート・ド・ラ・ファブリック通りを下った先がサン・ジャン通り。
奥にサン・ジャン門が見えます。

通りにはお土産物屋さんなどが並んでいました。

そろそろ引き返しましょう。
コート・ド・ラ・ファブリック通りにさしかかった時、向こうから馬車がやってきました！
街並みに馬車が似合っています。

ケベックシティに別れを告げます。

12時過ぎ、フロントに預けた荷物を受け取り、ダルム広場に泊まっていたタクシーに乗り込みました。

タクシーは、サン・ルイ門を抜け、グランダレ通りを走っていきます。
新市街も、なかなか良さげな街並みです。

ノートルダム大聖堂 寺院・教会

周りになーんにもない所に、ケベック・ジャン・ルサージ国際空港はありました。
タクシー料金は均一制で、34.25ユーロ。

ケベック ジャン ルサージ国際空港 (YQB) 空港

トロントへは、Porer Airlineを利用します。
オンラインチェックインして、メールにボーディングパスが届いていたのですが、ダウンロードしていませんでした。
Wifiは、搭乗エリアに行かないと使えないとのことで、カウンターの列に並ぶことに…。

手荷物検査を抜けて、搭乗エリアへ。ボーディングゲートがあるのは、このワンフロアだけ。

14：40発のトロント行きは、一番右端の28番ゲートでした。

PD514、オンタイムです。ホッ。
トロントの気温も７℃か…。暖かいとはいえないなぁ。

航空会社によって、微妙に機内持ち込み手荷物の制限が異なりました。

黄色い飛行機、かなり小さい。何用？

14時、シチューとクロワッサンで軽めのランチ。6.45ドル。

14時半前、トロント行きのボーディングが始まりました。
プ、プロペラ機なの…？？？

コックピットにいるのは、女性パイロット。

Porterのことは、トラベラーのdankeさんから教えてもらいました。
エア・カナダだと、郊外のピアソン空港に到着しますが、Porterなら、トロント中心部からほど近いシティ空港に到着するのです。

Porter Airline のHPを見て、もしやとは思っていたけれど、やはりプロペラ機だったか…。

プロペラ機、最後に乗ったのはいつだろう？子どもの頃、八丈島に行った時以来…？
記憶を探って旅の写真を確認。1999年7月、ルクセンブルクに行った時、アムステルダム・スキポールで乗り継いだ時に乗っていた。
もーしかしたら、2001年1月のニューカレドニア本島〜ウベア島も、プロペラ機だったかも。

座席は通路を挟んで2席、2席。通常のシートより、狭いと思われます。
機体が小さいので、背の高くない私でさえ、ハットラックに頭をぶつけそうでした。

制限以上の荷物は、チェックインカウンターで預けますが、持ち込み可でも、キャリケースのような大きさの物は機内に持ち込めず、通路にあった棚に置くようになっていました。
機内に入って、納得です。

さようなら、ケベックシティ！

離陸してすぐ、セント・ローレンス川が見えてきました。

天気に恵まれて、続く川の様子がよく見えます。
乗り込むときは、揺れて気持ち悪くなったらどうしよう…と心配になったけれど、快適な空の旅。

モントリオール空港が見えてきました。飛行機は出払っているようです。

飛行時間１時間50分と短いのに、飲み物がサーブされました。
しかも、ガラスのコップ！

Poreter Airline の機体は白で、プロペラ、翼と尾翼が紺。
乗務員の制服は紺が基調で、レトロっぽいＡラインのシンプルなコートが素敵でした。

トロントが近づいてきました。

テーマパークとなっている人工島のオンタリオ・プレイス。

トロントのランドマーク、ＣＮタワーが見えます！

予定の16時半が早まり、16：15、トロント・シティ空港に着陸！

乗ってきたPorter機

ビリー ビショップ トロント シティ空港 (YTZ) 空港

ターンテーブルの所で荷物が出てくるのを待っていましたが、私の荷物は一向に出てきません。
そのうち、同じ飛行機から降りたと思われる人たちが、荷物を持って目の前を通っていく…。

ターンテーブルに出てくるのは、カウンターで預けた人の荷物で、機内持ち込めなかった荷物は、別の場所に置かれていたのでしょう。
気がついたら、“Baggage Aid”と書かれた所に、私のキャリーがありました。(^^;

長〜い通路を進み、

エレベーターで上がった所が、ダウンタウン行きのシャトルバスの乗り場。
そこで、dankeさんと待ち合わせていました。

まだ姿が見えないので、周りの景色なんぞを撮影。
シティ空港は、オンタリオ湖に浮かぶ島“トロント・アイランド”にあるので、海底の下に通路ができる前は、フェリーで渡るしかなかったそうです。

あ、dankeさん！無事会えました〜！！

今夜の宿、ザ・ウェスティン・ハーバー・キャッスルに向かいます。
オンタリオ湖畔に建つウェスティン、予約した部屋は思ったような部屋でなく…。

この旅行記へのコメント （2）

• frau.himmelさん 2016/08/13 12:00:52

  いよいよトロント・・・

  ぶどう畑さんこんにちは。
  
  いよいよトロントですね。
  プロペラ機、ぶどう畑さんは子供のころ以来ですか？
  私はヨーロッパで何度か乗ったことがあります。
  （年齢が違う・・・）
  
  ホテルの朝食（ってか、提携しているレストランなんですね）、フレンチトーストやクレープが出るなんてステキ！
  ドイツやオーストリアを長旅していますと、いくら豪華でも毎回同じような朝食で飽きてしまいます。
  
  トロントは4トラのdankeさん（たぶん私は初めまして、ですね？）とご一緒に回られるんですね。
  楽しい旅になることでしょう。
  
  でも最後に
  ＞・・・予約した部屋は思ったような部屋ではなく・・・
  
  ここでストップ？。
  えっえっ、何があったの？
  はい、次回まで待ちます。
  
  himmel
  

  ぶどう畑さん からの返信 2016/08/13 23:16:39

  RE: いよいよトロント・・・

  himmelさん
  
  ぶどう畑です。コメントありがとうございます！
  
  > 私はヨーロッパで何度か乗ったことがあります。
  
  フランクフルト〜インスブルックは、小さい飛行機だったのですが、プロペラ機ではなかったような…。
  あっ、オランダ〜ルクセンブルクで乗ってました！
  旅行記、訂正しておきます。
  
  > ホテルの朝食（ってか、提携しているレストランなんですね）、フレンチトーストやクレープが出るなんてステキ！
  
  そうなんです。嬉しかったです。
  オーベルジュのレストランがリノベート中で、「まったくもぉ！」と思いましたけど、朝食はラッキーだったかも。
  
  > ドイツやオーストリアを長旅していますと、いくら豪華でも毎回同じような朝食で飽きてしまいます。
  
  そうですね。ドイツやオーストリアだと、ホテル代に朝食が含まれている所が多いから、わざわざ外に食べに行こうとは思いませんものね。
  
  > ここでストップ？。
  > えっえっ、何があったの？
  > はい、次回まで待ちます。
  
  ハハハ、ちょっとお待ちくださいませ。鋭意、作成中です。
  
  himmelさんご一行は、リューベックの次はどちらに行かれるのでしょう。
  楽しみです！
  
  ＃私も、旅行で訪れた場所の情報は、旅行記をアップするにあたり、いい加減なことは書けないと調べて、「へぇー、そうだったの」が多いです。
  行った場所だと、頭の中への入り方が違いますよね。それも旅の嬉しさです。