2016年夏　グアム＆ちょいロタ15日間①　まずは慣らしの4日間

2016/07/16 - 2016/07/30

毎年だらだらと海遊びばかりしていて中身の薄いるび家のグアム旅行ですが、今年はちょっと違います(｀･ω･´)

…とはいってもボートでロタへ2泊3日のエクスカーションに出かけたことぐらいですし（しかもそれはフランシス船長の手配におんぶにだっこでして＾＾；；）、ロタで何をしたかというとやっぱりだらだらと海遊びばかりだったのですが、ロタがめっちゃいいところでものすごく楽しかったです！

※今回は次の4本に分割しました。

→(1)2016年夏　グアム＆ちょいロタ15日間①　まずは慣らしの4日間編
　(2)2016年夏　グアム＆ちょいロタ15日間②　船でロタ往復！の3日間編
　(3)2016年夏　グアム＆ちょいロタ15日間③　潜って釣っての6日間編
　(4)2016年夏　グアム＆ちょいロタ15日間④　のんびり過ごしたラスト2日間編

◆今回の一句
「海原や　鳥山沸きて　魚踊る」　るび
※季語も何もあったものではございませんが＾＾；　旅行記の②でご紹介するロタへの船往復旅行にて、カツオや海鳥などの捕食者とアジなどの非捕食者という、共に海で暮らす生物たちの命の対峙の光景が忘れられなかったです。

◆今回の旅は―
今まで通算77日過ごし、訪問回数は7回目（おお。777だｗ）となる今回のグアム。いつも通り主目的は海。今回もO君親子と、O君は最初から最後まで、O君母は後半1週間のみ合流という形で過ごしました。
今回の目玉は何といってもロタへ船で往復することでした。昨年知り合ったフランシス船長にご提案戴いていたロタ行きでしたが、1年かけてとうとう実現に至りました。このロタ行きの3日間は、私の忘れられない旅の思い出の筆頭になりそうです。

◆交通と宿泊
・エアはデルタのビジネスクラス往復をペイwithマイルを使って購入。夫は\28,940＋7万マイル、私は\78,240＋3万マイル。
・アコモは前半1週間はレオパレスの株主優待券利用でラ・クエスタB棟コンフォートツイン（コネクティング指定）、後半1週間はレオパレス公式Webより2BRを予約（1泊税込み$243、7/29のみ$260、帰国日送迎4名をつけて総額$1778）
・レンタカーを13日間借りた（スマイルレンタカー、前半A-Sクラス6日間$308、後半A-Aクラス7日間$473）
・他に、ロタ行き3日間のボートチャーター費用$2,000、ロタのHotel Valentino（2BR）が2泊で$154（VIPレート25％オフ）

◆今回の旅の概略
＜①まずは慣らしの4日間＞
・グアム到着、宿泊先はレオパレスリゾートグアム（ステューディオ・コネクティングルーム）
・レンタカーピックアップ、docomoパシフィックでSIM購入、食料買い出し
・3ボートダイビングを2日間（Wリーフ・トンネル・ビッグブルー／ブルーアステール・ガンビーチ・NewABT）アサン沖でGT狙いのルアー釣り挑戦

＜②船でロタ往復！の3日間＞
・午前4時出港、途中釣りをしながらロタに9時到着、入国、ホテルチェックイン、朝食＆弁当購入後に底釣り＆スノーケリング＆ヒレジロマンザイウオ釣り
・2ボートダイビング（ロタホール・コーラルガーデン）
・午前9時半出港、釣りをしながらグアムへ、グアム再入国

＜③潜って釣っての6日間＞
・3ボートを3日間（ブルーホール・スパニッシュステップ・GabGab2／クレバス・アメリカンタンカー・ウエスタンショールズ／ブルーホール・フィンガーリーフ・ウエスタンショールズ）、ダイビングの合間等にイカ釣り、南部～ピティまで釣り＆スノーケリングドライブ

＜④のんびり過ごしたラスト2日間＞
・トンガンリゾート、スーパーマーケットチェック（Day Buy Day、7 Day Market）

エリア グアム(グアム)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 4.5
• ホテル: 4.0
• グルメ: 4.0
• ショッピング: 4.0
• 交通: 4.0

• 同行者: カップル・夫婦（シニア）
• 一人あたり費用: 30万円 - 50万円
• 交通手段: レンタカー
• 航空会社: デルタ航空
• 旅行の手配内容: 個別手配

（1日目）

O君親子との待ち合わせは北ウイングのAカウンター前。

6時過ぎに家を出て、一般道で小一時間。成田エアポートパーキングに車を預けて空港まで送ってもらい、7時半に到着。

10時のフライトまでは時間があるので、まずは1Fの銀行で外貨両替。

今回、出国審査は先月の台湾行きの際に手続きを取った「自動化ゲート」でやってみた。すんなり指紋認証も通り、有人ゲートを通過するO君を待っている間に「出国スタンプ」も押してもらっちゃった（*´▽｀）

成田空港第1ターミナル 空港

（1日目）

今年は出発ロビーのフライトボードを取り忘れたのでサテライト前のこちらを。

ミクロネシア線のファーストクラスはデルタスカイラウンジが使えないため、サテライト前のいつものドトールコーヒーでのんびり。このドトールは喫煙所も近くてお気に入りｗ

成田空港第1ターミナル 空港

（1日目）

搭乗機（B757-200）にご挨拶。

また今年もお世話になります。無事運んでくださいね＾＾

成田空港第1ターミナル 空港

（1日目）

年に1度や2度しか海外に行けるチャンスのない私にとってラウンジアクセスはあってもなくても構わない程度の事柄ですが、スカイプライオリティは一度やったらやめられなくなりますね＾＾；

特にコンドミニアムに2週間の滞在となると荷物が増えるし、今は手持ち器材も古くなったためダイビングもフルレンタルしていますが、いずれまた器材を買い替えたら、二人分の器材を入れたバッグは30?近くなってしまいます。エコノミーの受託手荷物23?を1個まででは到底足りませぬ…。

（ちなみに今回の2人分の受託手荷物はスーツケース3個、合計重量は50?〜55?ぐらいでした。グアムで使う調味料系、お米と素麺を合わせて5?ほどとスノーケリング用に軽器材を2人分入れてます。）

その点、スカイプライオリティなら32?を一人2個までだし、プライオリティタグがつけられてさっさとターンテーブルに出てくるし、チェックインやセキュリティチェックでの専用レーン、優先搭乗でウェルカムシャンパン。これらの魅力にも抗いがたい（ノ∀｀）

（1日目）

さてグアム線のこのB757-200、今年はシートがリニューアルされていました。ちょっと驚き。去年までのへたったシートじゃなくて綺麗で快適。でも個人モニターの設置は無し。

まぁ機内エンタテイメントはタブレットやスマホでWifiで見られるらしいので、個人モニターはなくても構いませんが、でもデルタさん。フットレストは欲しかったよ（;´Д｀）　私たちのように「背丈の短い人々」には、この広い足元空間がむしろ辛かったりするんです。エコノミーのほうが「大きめの手荷物かばん」を前の座席の下に入れて、その上に靴を脱いだ足を載せることもできてむしろ楽なぐらい。

ほんとこれどうにかして下さい；；

（1日目）

機内食メニュー。

不味さに定評のあるデルタですので過大な期待は禁物ですが、私は「デルタはビーフの法則」に則って「ビーフ（テンダーロインのグリル）」をチョイス。

飲み物は珍しく白ワインを戴くことに。

（1日目）

こちらは夫くんチョイスのタイ風豚肉の炒め物。

グラスヌードルというのは見た目は春雨のようですが、ビーフン同様に米粉でできていて春雨とは別物なのですね。

こちらの味付けは酸味＋甘味で確かにエスニックでした。

（1日目）

私チョイスのテンダーロインはマッシュルームソースも昨年に比べると塩分控えめとなっていて、結構美味しく戴けるレベルとなっていました。

しかしグリーンピースのピュレが量大杉＾＾；；

割と美味しいと思っているディナーロールを1個いただくと、おかず全部は食べきれない量です。

往路のデザートのこのチーズケーキは甘さもほどよく、美味しかったです。

（1日目）

ちなみにテンダーロインの焼き加減は正しくミディアムでした。

（1日目）

グアムまであと20分ほどといった頃、窓からサイパン島とテニアン島が見えました。

サイパンももう20年ほど行ってないなぁ。だいぶ廃れてしまったとか、グアム以上に中韓ばかりとか聞いてしまうとどうも足が遠のいてしまいますが、でもサイパンもまた行きたいなぁ。そしてテニアン島にもぜひ足を延ばしてみたいなぁ。

南の島はどの島を見てもこんな風に思ってしまう私です＾＾；

（1日目）

「当機はグアム国際空港到着に向けて最終着陸態勢に入ります。どなたさまもお座席とテーブルを元の位置に戻し…」というアナウンスがあり、ふと窓の外を見ると。

サークルレインボーが！　しかもダブルで！！

飛行機からのサークルレインボーはまだこれが2度目です。1度目は20年以上前のマウイ島〜オアフ島のフライトで、完全な円形のものを見ました。幸先がいいような気持ちがして、なんだか嬉しくなります。

（1日目）

前の写真のあと、着陸動画を撮り始めました。冒頭にこの虹が収録されています。

天候も良く、今回はピティ湾が眺められる位置からのルートでした。
よろしければ下の動画（5分33秒）をご覧ください（*´▽｀）


https://youtu.be/YHlpjH4LafA

（1日目）

上記動画からのキャプチャ画像です。

海上も穏やかそのものですね。
ハガニア湾異状なし！といった感じです。

（1日目）

グアム空港のESTAレーンが今年に入って復活したと聞き、前回取得したのが2年前でしたので、今年また更新しておきました。

ビジネスクラス＋ESTAのおかげで、イミグレトップ通過です。バゲッジもサクッと出て、税関もトップ通過を果たし、夫にレオパカウンターへ行くのをお任せし、私が向かった先は…喫煙所（ノ∀｀）

グアム空港到着フロアの喫煙所は、右の出口を出てさらにずっと右に向かった先にあります。
目の前は送迎用の大型バスの駐車スペースで、エンジンの熱気もあって大変暑い場所です；；

（1日目）

レオパレスの送迎シャトルはLAMLAMツアーズ委託の大型バスでした。

このバスに私たち3人と、4人連れの親子が1組。
2組とも前方に座ったので、後方はガラガラですｗ

（1日目）

レオパレスの敷地内に入りました。今年も2週間、お世話になりますm(_ _)m

（1日目）

ラ・クエスタB棟、通路からの眺め。正面は後半宿泊したラ・クエスタD棟です。

レオパレスは今までランドリーが無料だったのですが、どうやら8月1日から有料化されたようです。告知のお知らせが貼ってありました。

ラ・クエスタC棟とD棟の2BRや3BRに設置されている室内ランドリーは今後も無料だそうですが、ホテル棟やラ・クエスタB棟、E棟は洗濯・乾燥が各1回＄1.75になるようです。今回はギリセーフでした。

ランドリー無料の何がありがたいかって、クオーター集めから解放されることですが、これからは面倒になりますね；；

レオパレスリゾート グアム ホテル

（1日目）

到着日の夕食はレオパレスのレストラン、ラーゴのウィークエンドビュッフェがデフォです（ノ∀｀）
というのも、毎回土曜日出発だからです。

ラーゴは金曜と土曜の夜しかビュッフェをやっていませんが、アルコール類（バド生、赤白ワイン、スパークリングワインなど）も飲み放題で、ローストビーフのカットステーション、海鮮（ボイル海老、キハダマグロのお刺身、エビ天ぷら、ムール貝や白身魚等の温かい料理）、天ぷらステーション、ラーメンコーナーなど、とりあえず誰でも何かしら食べられるものがあるので便利です。

今年は肉（牛、豚、鶏）と海鮮（エビまたはイカ）と野菜を皿に取ると焼いてくれる鉄板焼きが導入されていました。この鉄板焼きの担当者の味付けが良く、美味しかったです。

あとコリアンフードコーナーが出来ていました。キムチやビビンパなど、かなりの種類が用意されているあたり、韓国からのお客さんが増えた証でしょうね。

一つ残念なのは、今年の3月ごろに株主優待利用で宿泊したときの「レストラン15％オフ」が廃止されてしまった点。二人で＄12ぐらいの値上がりです；；

ラーゴ レオパレスリゾート ビュッフェ

（1日目）

今回最大のショックｗ

各客室にベランダ喫煙禁止の表示が…。
確かに調べると以前からホテルポリシーとしてはベランダ喫煙は禁止していたようですが、実際は皆さんベランダで吸っていらっしゃいました。
でもついにこうした表示もしたということで、今年は私も正しく喫煙所を利用致しました（ノ∀｀）

ところがラ・クエスタB棟の喫煙所は1階のエレベーターホール奥にひっそりとあったため、初日は探すのが大変でした。

各階のエレベーターホールもオープンエアなのですから、せめて各階ごとにあって欲しかった…とぼやいていたら、後半泊まったラ・クエスタD棟には各階ごとにあってほっとしたのでした＾＾；

レオパレスリゾート グアム ホテル

（2日目）

ラ・クエスタB棟から見た、ラ・クエスタゾーンの全貌。

こういう敷地内レイアウトとか、レオパレスってなかなかいいと思うんですよね。
なにしろ広大な敷地ですから、色々とゆったり配置されています。

その分、各棟の距離があるのですが、1Fのフロント直通電話で「シャトルプリーズ」と言えばすぐ、巡回シャトルが来てくれますので、むしろ楽なぐらい。

レオパレスリゾート グアム ホテル

（2日目）

今回、スマイルレンタカーで前半借りた車です。前回は納車されたばかりの良い車でしたが、あれはランクもこれより1段上のものでした。

今回は前半3名ですし、一番安い車でいいやと思ったんですが…これがなかなかすごい車でした（ノ∀｀）

・エンジンをかけると最初必ずすぐ止まる
・ウインドウォッシャーが飛ばない
・ウォッシャー液のタンクキャップが無い
・ウォッシャー液タンクに穴が開いている
・燃料タンクキャップが良く閉まらない＠＠；
・細かい凹みや傷があちこちにある
・当然集中ドアロックではない

エンブレムからシボレーとわかりましたが、ライトもエンジンを切らないと消えないし！
20年前マウイで借りたアメ車以来ですｗ

貸し出しに来てくれた人は去年の人と違って日本語全くダメな人で、どこ訛りなのか、英語も聞き取りづらかったし；；

スマイルレンタカーを初めて利用した人がこの車だったら、多分次は絶対ないはず＾＾；；

（2日目）

さて今回車を手にして真っ先に向かったのはアガニアSCです。ここで私はdocomoパシフィックのSIMを手に入れようと思っていました。

ペイレスの側の入り口から入って、ペイレスを右手に見ながら左通路を見ると２，３軒目あたりにすぐ見えます。

入り口の番号札を受け取って、呼ばれたらカウンターへ。

SIMを買う時の注意事項は、SIMフリー端末であることはもちろんですが、さらに端末を英語モードにしておくことぐらいです。

あとは使いたいSIM（私の場合はローカルコール、SMS、データ通信）と、使いたい期間（私は今日7/17から7/30まで使いたい）を言えば、最初に動作確認用のSIMを入れて動かして、OKならば新品のSIMをセットして、期間分のプリペイドチャージカードを出してコインで削って番号を登録してくれます。

APN設定とか全部やってくれちゃうので楽ちんです。

アガニア ショッピングセンター ショッピングセンター

（2日目）

私の場合は期間分のチャージで＄45取られましたが、5日ごとに来店して5日プラン＄13を更新したほうが安かったのかも（こういうことができるかわからなかったので、使いたい期間を言ってお任せにしちゃったのですが）。

SIMが＄9.95ぐらいなので、＄55で全期間、電話もネットも使えて大変便利でした。私のスマホにこのSIMを入れればテザリングも可能なので、夫のiPhoneでもデータ通信ができました。

ちなみに今はツーリスト用の5日間のSIMキットなるものも販売されている模様。こちらはローカルコールやデータ通信に加えて15分までの日本への国際電話もできて、SIM代込みで＄25だそうです。5、6日間ぐらいまでの旅行ならこれもいいですね。

アガニア ショッピングセンター ショッピングセンター

（2日目）

無事にSIMをゲットしたら今度は、今年もお世話になるジェントリーブルーさんへ顔出しをします。

持参したお土産をお届けし、連絡先としてさっき手に入れた電話番号をお知らせしました。更に参加同意書等の記入と支払いを済ませます。

これで明日からは参加するのみ！ｗ

ちなみに去年Kマートで買ったベランダ用の椅子を、ジェントリーブルーはちゃんと覚えていて1年間取っておいてくれましたが、もうベランダで喫煙できないので要らなくなりましたとお伝えしました。煮るなり焼くなりしちゃってくださいと（ノ∀｀）

ジェントリー ブルー ダイビング

（2日目）

O君がそろそろ釣りをしたそうな顔をしていたのと、私は食材の買い出しがあるので、まずO君をパセオ公園でドロップして、アガニアSCのペイレスに買い出しに行ってくることにしました。

ゆういちろうさんの旅行記にあった、「フェスティバル・オブ・パシフィック・アーツ」の会場となったここパセオ公園ですが、フェスティバル用に作ったと思しきブースがたくさん立ち並んでいました。

でも当然「祭りの後」なので誰もおらずがら〜んとしていて、後々の利用とか考えてあるのか心配になりました＾＾；

この公園のハガニアボートベイスン側には、年季の入った木造のアウトリガーカヌーがまだ置いてありました。このカヌーで会場入りした島の人もいたそうです。すごい航海技術ですね＠＠；

パセオ公園 広場・公園

（2日目）

アガニアSCのペイレススーパーマーケットです。

私は以前からペイレスはあまり好きではなくて、今回はどうかなと思ったのですが、やはり野菜類は質が悪かったです。魚や野菜はやはりアイランドフレッシュの方が断然上かなと思います。

ただし良いこともありました。すごいピンポイントですが、O君の餌釣り用に冷凍エビを探していたのですが、冷凍エビの種類（サイズや生かボイルかなど）は、このペイレスがダントツでしたｗ

今回初の買い出しは、冷凍エビやターキーのハム、卵、キャベツ、レタス、細ネギ、焼きそば用の蒸し麺、ミネラルウォーターとソフトドリンク類。

レオパレスはキッチン付きとはいえ、ラ・クエスタB棟のステューディオは簡易キッチンですし、熱源は電気ポットとホットプレートしかありません。やはりコンロと鍋がないと本格的な料理は難しいので、持参した素麺を茹でたり、焼きそばを作る程度かなということでこの程度の買い出しに抑えました。

ペイレス スーパーマーケット (アガニア店) スーパー・コンビニ

（2日目）

買い出しを終えてO君を迎えに再びパセオ公園へ。

それにしても良い天気で、自由の女神像もよく映えます。

しばしO君の釣りを眺めていると、中国人と思しき団体がこの女神像を見に来ました。皆さん島内観光といういで立ちですが、グループ単位で、はたまた全員で、何度も何度も記念撮影をしていました。皆にこにこといい笑顔でした。

パセオ公園 広場・公園

（2日目）

さてそろそろサンセットタイムです。

昨日はサンセットを堪能する間もなく夜になってしまったので、これが今回の旅の初サンセットです。

夏のこの時期は、パセオ公園は良いサンセットスポットです。カップルも数組、肩を寄せ合って夕日を眺めていました。そんな私はサンセットを見ながら遠い昔を見るような眼をしていたに違いありません（ノ∀｀）

パセオ公園 広場・公園

（2日目）

月齢12.5くらいなので、日没の頃にはこの高さです。

星好き元少女としては、今回の旅の月齢はとても残念でした。ロタへ行く頃が満月だからです。もしあと半月前か半月後だったら、降るような星空が眺められたと思うと…。かなり悔しいです；；

でもまぁ、明るい満月も美しいには違いないのです。そう思って今回は自分を慰めることにしました。

パセオ公園 広場・公園

（2日目）

夜、灯りに集まる虫目当てなのはヤモリだけではなく、カエル君も同様。ここはラ・クエスタB棟1Fの喫煙所の近くなのですが、一服に出るたびに目に入ったので観察していました。

左のカエル君は、毎日決まっていち早くここに陣取っているようです。この日、右のカエル君も左の灯りに来たくてたまらないようですが、左のカエルが席を譲ることはなく、右のカエルは結局その場を去るのみでした。

観察していると、口からはみ出そうな大きな蛾には反応せず、またじっとして動かない虫は見えていないようで、届く範囲にいるにも関わらず飛びかかりません。お手頃サイズで動いている虫への反応はいいのですが、相手が動いているだけに捕獲失敗も多かったです。

長らく収穫がないと、それまで無視していた蟻クラスの小さい虫を丹念に食べ始めました。背に腹は代えられないようです。

虫は苦手ですが、このカエルの観察は面白くて、毎日のように眺めていました。

レオパレスリゾート グアム ホテル

（3日目）

いよいよ今年のダイビング開始です。1年ぶりです（ノ∀｀）

完全にブランクダイバーですが、でも12年のブランクを経験した身にとっては、1年なんてどうってことない気がします。たださすがに1本目の潜行時は緊張しますが…。

今年は昨年気に入ったジェントリーブルーの「ハヤブサ号」での3ボートダイビングしかやらないことにしました。何がいいって、エギジット時にBCとフィンを脱がしてもらえるので、身軽にラダーが登れるからです（いわゆる殿様ダイビング系）。年寄りにはありがたいお気遣いどうも、です（ノ∀｀）

ハガニア ボートベイスン マリンスポーツ

（3日目）

ハヤブサ号の雄姿です。ボートキャプテン＋ダイビングガイドの2名のクルーに、客は6名までというシステム。確かに8人乗るといっぱいいっぱいな感じです。

ハガニアボートベイスンからの出港だと、タモン湾沖、ガンビーチ、あとは北部方面となりますが、さて今日は一体どこに潜るのかな？

ハガニア ボートベイスン マリンスポーツ

（3日目）

今日は北部方面に決まりました。距離があるので、1名につき＄15の追加フィーがかかりますが、他のダイバーがまずいないため、コンディションがいい海に潜れます。

ブランク明けの1本目はWリーフとのこと。今年はガーデンイール（チンアナゴ）がしっかり見れるかしら。

（3日目）

Ｗリーフは白い砂地に2本のリーフがＶの字型にあるポイントで、間の広い砂地のところにガーデンイールがいるところが一番の見どころですが、砂地とリーフのコントラストも素敵です。

この写真は拡大するとたっくさんのメダカみたいな小さい魚がびっしりいるのが見えると思います。これはミクロネシアの固有種で、イシモチの仲間の「イエローカーディナル」というお魚だそうです。キンセンイシモチによく似ています。

（3日目）

ガーデンイールのいる砂地は、水深26ｍほどあってちょっと深めです。

彼らは大変臆病というか繊細なため、匍匐前進しててもかなり遠目なのにひゅ！っと引っ込んでしまいます。

サムネイルだと何もいないように見えますが、拡大するとほんのりうっすら、ガーデンイールが結構たくさんいるのが見えるでしょう（ノ∀｀）

（3日目）

3本目はタモン湾沖のビッグブルーというポイント。移動途中のガンビーチ沖です。

正面に見える「ザ・ビーチ」は2012年頃と比べると施設が拡張していますね〜。2012年には長時間ビール飲みつつのんびり過ごしましたが、今ものんびり過ごせるのでしょうか？

気になるけどあれ以来行ってません＾＾；；

（3日目）

ビッグブルーのドロップオフ。チョウハンが群れています。

しかしなぜチョウハン…。調べてみると石川五右衛門と並ぶ古の大盗賊の名前（熊坂長範）由来という説が。白い帯が頬被りに見えるとかで？　知らんがなですよそんな人…。それなら「ゴエモン」にしてくれたほうがわかりやすかったよママン。

そんなわけで私は英名の「Raccoon butterflyfish（アライグマチョウチョウウオ）」の方を好みます。確かにアライグマ顔してますもんｗ

（3日目）

動画からのキャプチャ―で、ヨスジフエダイの群れですが、実はノコギリダイやアカヒメジもちゃっかり混ざっています。

ハワイではもっと大きなヨスジフエダイ玉を見ることがありましたが、そこにはあまり他の魚が混じっていませんでした。ヒメジはヒメジで群れていました。

でもグアムではヨスジ玉自体、今まで見たことがなく、今回ちょっと嬉しかったのです。きっとヨスジだけじゃ仲間不足で、色んな友達を呼んじゃったのかな。

などとちょっと可愛らしく考えてみる。

（4日目）

ダイビング2日目、今日の1本目はタモン湾沖のブルーアステールです。

しかし今日は潜る前からイルカがいて、ドルフィンウォッチングもできちゃったね！と船上では大盛り上がりだったのですが、ダイビングを開始してしばらく経った頃に群れがこちらへ近づいてきて去っていきました。

水中の私たち大興奮。

しかし夫くんは動画を撮っていたため、急いでカメラを向けるも動画なので解像度がいまいち；；

キャプチャ画像のコントラストを強調してなんとかその姿が見えるかなという感じですね。

私は水中でイルカを見るのは初めてだったので、大きさはもとより、その力強い泳ぎっぷりにしばし見惚れました。

（4日目）

そしてここのバラクーダの群れは一応健在でした。

一応、というのは、徐々に規模が縮小しているらしいからです。ジェントリーブルーの人の解説によると、現地の人が採って食べちゃうそうです（；´ー｀）

本来彼らの海ですから、文句は言えませんけどね＾＾；；；

（4日目）

実は今回、私のカメラの防水ハウジングはダイビング初日の1本目から水没してしまいました。昨年のグアム旅行の終わりごろに水没したため、今回は事前にオリンパスから新品のOリングを購入して慎重に装着していたにも関わらずです。

その後現地でもう一度さらに慎重に掃除＆グリスアップ＆装着をしなおしましたが今日もやっぱり水没しました。どこかにヒビでも入ってしまっているかもしれません。

結局今回、私のカメラはただの10ｍ防水カメラとして、浅いポイントのとき以外は完全に丘カメラと化してしまいました。

なので水中写真はほぼ夫くんのAW130によるものです（夫は夫で昨年水没したAW1を修理に出していないため、今回の旅行前に急きょAW130を買ったという有様です；；）

この写真は、最大深度が10ｍもない、今日の3本目のNewABT（アルパンビーチタワー沖）というポイントで、私のカメラ渾身の1枚（大げさだな＾＾；）。

アカマツカサに混じって隠れているニシキヤッコです。

（4日目）

この日はマクロ愛好家のベテランご夫婦が乗船していて、この3本目のNewABTというポイントは浅くてじっくり潜れるというマクロラヴな人向けのポイントらしいです。

私はフィッシュウォッチ派なので、狭い範囲で石をひっくり返して小さなウミウシ探すとかは全然興味がありません（ノ∀｀）

それで珊瑚の岩の穴を上から下から横からのぞき込みまくって魚を探していたら、ミノカサゴっぽいトゲを見つけました。そこでカメラだけを忍び込ませて撮ったら大成功。

エギジットのあとボートキャプテンのAyumuさんに見てもらったところ、「キミオコゼ」とのこと。あとで図鑑で調べたらその通り大正解。さすがですAyumuさん。

（4日目）

これも3本目のNewABTにて、ゴマチョウチョウウオの群れ。私のカメラでの動画からのキャプチャです。

ゴマチョウチョウウオは割と群れてることが多い気がします。

それにしてもこの3本目の私のダイビングコンピュータの示した最大水深は10.0ｍピッタリ。10ｍ防水カメラを持ってジャストというのは我ながらお見事！と自画自賛（ノ∀｀）r

（4日目）

実は昨日のダイビング後にハガニアボートベイスンに戻ってきてフランシス船長のIKKO丸の脇を通ったとき、船長が船にいるのが見えました。

私が「船長！」と声をかけると船長も気づいてくれて、ジェントリーブルーのAyumuさんはボートの速度を緩めてくれて、続きの会話ができました（Ayumuさん、ありがとう！）。

それは「明日もし時間があったら、ダイビングのあとにGTいきませんか」というものでした。O君が前からGT（ロウニンアジ）を、自分のルアーで釣りたいという野望を持っていて、船長に話してあったのです。それを覚えていて下さって、声をかけてくれたのでした。

そこで今日は私たちは車でボートベイスンに直行し、ダイビング後に一度レオパレスへ直帰してシャワーを浴び、再びハガニアボートベイスンに戻ってきました。

そして明日からみっちり乗り込むことになるこのIKKO丸へ、今日はGT狙いのちょい乗りをさせて戴くことに。

1年ぶりにお会いした船長、全然お変わりなくて、まるで去年が昨日のことのように思えます。

ハガニア ボートベイスン マリンスポーツ

（4日目）

さっきまでのダイビングと船は違いますが、再び出港します。

今度は船は南へ進み、アサン沖で停泊してGT釣りの開始です。

あ、私と夫くんは「見てるだけ〜」です（ノ∀｀）

（4日目）

明日から3日間お世話になる、IKKO丸のボートクルーのケイさんもキャスティング。

ケイさんは一度ミスキャストをしてルアーを飛ばしてしまいました。そういうときには決してルアーから目を離してはいけないのだと船長。しかしケイさんは見失ってしまい、それで船長に怒られてしまいました。実はこの日、ケイさんは朝からIKKO丸の整備や掃除でくたくたに疲れていたようです。それもこれも明日、私たちがロタ行きのために乗るからでした。それなのにさらにGT釣りに行くことになってしまって、疲れがミスキャストにつながったのでしょう。ごめんねケイさん；；

フランシス船長はとても優しい方ですが、船上での安全のことや、釣りのことではとても厳しい方です。そのメリハリが私などには非常に心地よく感じられ、理想の上司というのはこういう人じゃないかなと思いました。

船に乗ってる間は、ケイさんにはボスとして常に厳しく接していた船長ですが、ケイさんは既にキャプテンライセンスを持っているにも関わらず、「アメリカの船は単純だけど、日本の船は機械も複雑で、それだけに大変優れている。自分は日本の船や機械の操作を覚えたいから、この船に乗っている。船長はすごい人だからね。でも自分は頭が悪くてなかなか覚えられないからよく怒られちゃう」と照れ笑いしていました。いやいやケイさん、その向上心があれば大丈夫ですよ！

さてしばらく船をじわじわと動かしつつ全員で海面を見つめ、ルアーを探しました。真っ先に見つけたのは船長でした。さすがの眼力、海の男は違います。そして船を操り、ケイさんがタモで掬って、ルアーも無事回収。良かった（*´▽｀）

それにしてもこの船長の眼力（敢えて視力とは申しません）には、ロタ往復中も何度も驚かされることになったのです。

（4日目）

船長によると、この数日は海が穏やかすぎて、風の向きと潮の流れがいつもとは違っているとのことでした。

最近まではこの辺でのGT釣りも好調だったらしいのですが、今日は「魚本当にいるのかな？」と思うほど異状なしでした。

果たして明日からのロタ往復で、魚は釣れるでしょうか。ロタはどんな島でしょうか。ロタホールには潜れるでしょうか。

今回の旅のハイライトと呼ぶべきロタ行きを目前にして、私の瞳はこのまばゆい夕日に照らされた水面のようにキラキラと輝いていたに違いありません。

「(1)まずは慣らしの4日間」　（完）

この旅行記へのコメント （2）

• さこうさん 2016/08/13 22:48:06

  かえる

  るびさん、おばんです
  
  慣らしの4日間・・・
  うらやましくてたまりません・・・
  そんなグアムを堪能してみたいものです
  
  いろいろコメントしたいところですが、今日から休みでヨッパですｗ
  
  なんと言っても、私的ハイライトは、「かえる観察」！！！
  道路でペチャンコになってるのしか見たことないので、捕食中のかえるを見れるなんて、小学生になった気分ですね♪
  
  しっかし、バルコニーも禁煙とか、超bad newsですわ(´・Д・)」
  

  るびさん からの返信 2016/08/15 00:13:59

  RE: かえる

  さこうさん、こんばんは。お盆は如何お過ごしでしょうか。
  いつもコメントありがとうございます（*´▽｀）
  
  カエル君のディナー風景は、ほぼ毎晩見ることができました。
  私は小学校まで都心暮らしだった上に飼育の経験もなく、
  間近に見たので、すごく興味津々でした(ノ∀｀)
  
  ゲッコは毎度お馴染みですが、カエルをあんなにじっくりと
  観察できるなんて、思ってもいませんでしたｗ
  
  撮影位置までゆっくり移動したら、全然逃げないのですね。
  餌となる虫も、急に飛んだり、動きが素早いものへの反応はいいけど、
  じっと止まってる虫は見えてる風ではなかったです。
  
  「ジュラシックパーク」の中でもT-REXについて、確か、
  「動いちゃだめだ、動かなければ彼らには見えない」とか
  言ってた気がします。
  もしかして爬虫類の視力ってそういうものなのかしら＠＠
  
  今年は海の魚だけじゃなく、海鳥やカエルやロタのカワセミなど
  色々な生き物に出会えて楽しかったです（〃∇〃）
  
  さこうさんも、ヒルトンのお庭で夜に足元を照らす灯りを見つけたら
  カエルが居ないかチェックしてみてくださいねっ！
  
  るび