2016/07/17 - 2016/07/17
78位(同エリア696件中)
カスピ海さん
韓国の世界遺産 百済歴史地区を旅した後、大阪にある国指定の特別史跡 百済寺跡に。
そして、親百済政策をお取りになった、我が国の継体天皇ご即位の、樟葉宮旧跡を訪ねました。最後は、おまけで百済駅跡(大阪市)。後日訪ねた四天王寺を追加しました。
<旅程・旅費>
京阪特急 枚方市駅乗り換え 交野線(私市行き)宮之阪駅、徒歩10分
百済王神社・百済寺跡見学 カフェ休憩 宮之阪駅より枚方市駅 特急(京都出町柳行き) 樟葉駅、徒歩30分 途中 池で休憩
継体天皇ご即位地 樟葉宮旧跡 交野天神社参拝 徒歩30分 樟葉駅前より京阪バス(枚方カントリー行き) JR長尾駅、JR学研都市線(西明石行き)藤阪駅、徒歩20分
王仁墓伝承地見学 徒歩20分、JR 藤阪駅より(西明石行き)京橋駅・JR大阪環状線天王寺駅・JR大和路線(王寺行き) 東部市場前駅、徒歩3分
百済貨物ターミナル駅跡と百済駅前交差点
*[旅程の改善した方がいいと思う点]*
百済寺跡にほど近いバス停よりJR長尾駅行きに乗れるので、直接、王仁の史跡方面へアクセスできます。なので1.樟葉宮跡 2.百済寺跡 3.王仁博士 の順番がいいかも。
また、王仁伝承地はJR藤阪駅とJR長尾駅の間なので、より大きい長尾駅から行く方が、よいと思います。
交通料金:約1500円 所要時間:1日
好き好き百済ちゃん、サランヘ倭国くん、そんな蜜月時代が、突然・・・!
それなら、ぼくの国へおいでよ、と人道支援をした痕跡が、大阪に残されているのです。
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 1万円未満
- 交通手段
- 高速・路線バス JRローカル 私鉄 徒歩
PR
-
枚方(ひらかた)駅から乗り換える交野線、私市 行き。読めますか?ワタクシシ? シシ? 正解は「きさいち」 私は読めません。漢字圏だけどどこか国外の気分
枚方市から1駅、宮之阪駅から10分ほど歩いて行くと、 -
Oh! わたくしのキャッスル、マイ城(ソンseong) 百済坂!
長崎のオランダ坂 みたいなノリ?
(*マンションの看板です) -
ほんとうに坂だ、というか石段だ
-
ココ登って行けばいいのかな
白っぽい石材がお好き、百済の法則 -
まず、寺でなく神社に到着
百済の一族の祖をまつる百済王(くだらおう)神社
創建は749年。「百済王」は氏族名でもあり、「くだらのこにきし」と読む。滅亡時の百済の王様 義慈王の王子で、たまたま日本にいたため倭国残留することになった善光王(扶余豊璋の弟)が初代。(693年~)
こんな名字の子がクラスにいたら珍しいが、清朝末代ラストエンペラー家なんて愛新覚羅ですから、まだ、ごく、ふつうに思えます。 -
御祭神は、百済国王と牛頭天王
百済本国を離れたけれど、百済王家のご先祖さまをお祀りしているのですね。牛頭天王が合祀された由来はわからないそうですが、ご先祖さまが崇敬していた神さまなのかな。
渡来系の人が、神社の形をかりて立てた祖霊社と思うのですが、もともと本籍地の百済本国で祀っていた先祖は、他国支配になると祀られないわけですよね。そういうのはどうなってしまったのだろうと思っていました。ここで参拝すると自動的に遠隔参拝できるシステム?だったらいいな
韓国でお邪魔しまして、おせわになりました。ありがとうございます。百濟寺跡 百濟王神社 名所・史跡
-
一族はもとは摂津の難波(現在の大阪市)にいて、百済王敬福という人の代に、枚方 交野(ひらかた かたの)に移転してきた。河内国守 任命がきっかけとのことですが、結構便利、古代の枚方。淀川を遡って行くと、京都から大津滋賀にも行けるアクセス良好領地。淀川を下ると古代の国際港摂津難波港へらくらく。エアポートリンク沿いの町の感じでしょうか。
今は見えなかったですが、天の川という川が望める風景だったらしい。あの白村江(白馬江/錦江)を城から望むような、ああいう景観がお好きなのですよね。リバービュー物件。川を北に見ると落ち着くー -
この灯籠、なんだか百済的
-
なんとなく百済式ニュアンス回廊の塀
この向こう側が、百済寺の敷地です -
なにもない広場に見えますが、
-
百済寺跡 国(日本)指定の特別史跡
東塔西塔、2つの塔に金堂など建物も3つあって、大きなお寺だったようす。池はなかったのかな?
左側に百済王神社がある配置なので、神社からくると、側面からのアプローチに。
南門は住宅街に呑み込まれて敷地外になるので、あとでまわってみることにします。 -
すぐ目につくマウントの花壇で囲われたところが、東塔跡
百済寺跡 名所・史跡
-
カラコロ鳴っていたの?
-
西塔側、神社とさきほどの塀が見えています
-
全体俯瞰図 左側が神社
史跡公園に整備中。韓国 百済の世界遺産の便乗観光地になり得ると気付いた? -
修復工事中で入れないのですが、リニューアルオープンが楽しみですね
-
東側も行ってみます。修復お待ちかね石
-
この三角形の石を並べる形、百済本国で見ましたよ!
あと多賀城でも見た気がしたのだが。多賀城(宮城県仙台市)の史跡整備に、この百済寺を整備した枚方市の助言を受けたとボランティアの人が教えてくれて、東北の首領だったアテルイという人が枚方に連れて来られて・・と、つながりがあるとのことでした。似た印象は整備方式が近いせい? -
《参考》公州 公山城 (韓国旧百済領)
足下をごらんください
はい、枚方に戻ってくださいー -
なんちゃって城壁〜
-
南門があったと思われるあたり
敷地外に出て、近隣の住宅前から見ています。伽藍を概観。親百済時代の倭国を体感 -
鳥
-
寺の南東方向、すこし特徴的な形の山
-
駅へ戻る途中、カフェ休憩
浅炒りの珈琲 380円コーヒーショップ アバウト ア コーヒー グルメ・レストラン
-
電車がやけにかわいい
宮之阪駅 駅
-
枚方市(ひらかたし)駅で乗り換えた特急は1車両だけあるダブルデッカーに。ホームの表示位置で待って乗りました
枚方市駅 駅
-
向こうに見えるタワーマンションあたりが樟葉(くずは)です
-
駅に着く直前、進行方向 左側
私は韓国 百済王国の世界遺産の旅行記で、枚方(ひらかた)を連発しましたが、これこれ、これです。こういう感じの川沿いの風景
河川敷がゴルフ場
韓国の白馬江(錦江)の河川敷もゴルフ場だったのでしょうか?くずはゴルフリンクス ゴルフ場
-
通過したことはありますが、実際に降りたのははじめてです。
樟葉駅から見た、この景色。枚方(ひらかた)とは、河川敷の広々としたところ、という意味の普通名詞かなあと思ったです。見ると広々、開放的な気分になる。気分は開心!樟葉駅 駅
-
駅前は大型ショッピングモールの建ち並ぶ繁華な街のようすで、バスが何路線も出ている。でも、よくわからないので、歩いて行きます。
*池のそばまで行けるバスがありますので、それに乗ってください -
ドライブスルーのスタバを見たら、少しして左折。住宅街をぬって歩く
鏡伝道という標識があり、白っぽい色の舗装道が続いているので、わかりやすいです -
池が
-
玄武 のような^^ 亀
子供達がとってあそんでいました -
鉢植えプランターの蓮の花をたくさんならべて展示
鼻を近づけて匂いをかいでみました。うーん、甘美な、いにしえの百済の香り!市民の森 公園・植物園
-
思いをはせるものは、百済王国最後の都、扶余の南に位置する、宮南池!
-
ああ、群生する蓮の花が放つ薫香といったら、どれほどすばらしいものだったでしょう
-
史跡は今は学校。これが宮跡かと思ったが、違った。
-
着きました。交野天神社
交野天神社(かたの あまつかみのやしろ) 寺・神社・教会
-
大和朝廷の大王、継体天皇がご即位された宮の場所にある社ということです。時代は百済寺の時代よりも遡る(507年~)
継体天皇は、百済王国の武寧王(前述の公州 公山城の王)とも友好で、親百済派。もちろん、親百済外交をすすめられ、新羅の支援で反乱を起こした筑紫(九州)の磐井軍を、見事に破り勝利なさいました。えっと、代理戦争?
大和(倭国)官軍+百済軍の勝利
うちではね!! -
キャビネット風、稲荷社 すっきりしていて素敵です。
倭国百済軍事同盟もこのころに結ばれたのでしょうか。「斯麻(武寧王)とフト王(継体帝に比定)ずっとトモダチ」の銘の鏡も和歌山県にあるとか。『大王陵発掘! 巨大はにわと継体天皇の謎』NHK出版 より
最新鋭の武器も送ってくれたと思われ。どこかに武器庫が? -
参道を道なりに進んで、
-
拝殿 おまいりします
とても清らかな空間 -
ご本殿
-
パワフルな高麗犬さん
-
ジャポニズム桧皮ぶき
静謐で落ち着きます。
ご殿の脇、右奥にさらに参道があって、宮跡の場所に行けるようなので先へ -
-
外国でその国の王様の施設など、観光地としてよく訪れますが、継体天皇の関連の高槻の史跡や博物館を訪れた時、ああ、これが、確かに私たちの王様なんだ、と自然と感動がわき上がってきたことを、今でもおぼえています。
とても嬉しかった。なので、そのあといろいろな観光や史跡見学をしてみました。
ワクワク倭国観光、ありがとうございます -
継体天皇が御祭神の宮跡
倭国の宮、どんなだったのかな。国際船でいろいろな国の使節がお客さんで来たり、馬の品評会をやったり、百済の人が話をしてくれる、もっと遠くの外国のことをきいたり? ワクワク倭国の宮ライフ -
外周に出て
-
こちらは住宅側ですが、石垣が尖った石を外側に向けて並べる形
-
向かい側に木立のあるマウントが見えたので、登って見晴らしてみました
-
ズームするとゴルフ場の河川敷の緑が見えたので、昔は川(淀川)も望めたのでしょうか。
淀川の向こうは、継体天皇関連史跡 今城塚古墳と博物館のある、高槻です!
古墳建設地や埴輪工場への視察も行きやすそうですね。 -
調子に乗ってうろうろしていたら、いつのまにか県境を超えてしまったようで、京都府八幡市に入っていました。
樟葉行きのバスも出ていましたが、歩いて戻ります。 -
大山崎の方が見えていますか?
-
樟葉駅から、バス(枚方カントリー行き) に20分乗車後(230円)、着いたJR長尾駅
この先の京田辺というところにも、継体天皇の遷都された宮跡があるそうで(筒城宮跡:同志社大学キャンパス内)、割と近いエリアなのですね長尾駅 駅
-
1駅乗ってJR藤崎駅
私は勘違いをしていて間違えていたのでこのルートですが、長尾駅からも歩いて行けるようです。
道を聞くと、枚方のみなさん親切に教えてくださいます。藤阪駅 駅
-
藤崎駅から徒歩5分ほど。この看板のそばに王仁公園という公園があり、そこに石碑があると間違えていました。中に入って探したが、プールやテニスコートがある一般の公園で、暗くなりギブアップ。
よく看板を見ると、公園に入れとは書いていない (>_<) -
公園事務所の人を引き止めてたずねました。真相判明。ここより1km程先。事務所で、地図もいただきました。ありがとうございます。教えてもらった通りに行ってみます。
《注意》王仁公園に王仁の史跡はありません!王仁公園 公園・植物園
-
住宅街を通り抜けて行きますが、絶妙の位置に標識矢印があり、迷わないようにしてくれています。15分ほど
-
出現、百済門!
孔子廟ぽい。王仁廟らしき奥はライトアップがされてないので、見えません。周りにも日韓友好の展示やモニュメントなどある様子でしたが、よく見えません。明るいうちに行きましょう(あたりまえ;)
王仁博士および五経博士のみなさん、ありがとうございます。
始皇帝の秦でいうなら、徐福的なポジションかな伝王仁墓 名所・史跡
-
夜に行かれるのであれば、懐中電灯を持って行ってください。
-
また歩いて戻ります。途中のファミリーマートで休憩
駅の近くにあった百済ぽい灯籠。枚方、隠された百済の里?!
新羅のことは恨んでると思いますよ(冗談です;)
国名の呼び方の日本語のこと、百済はペクチェなのに くだら って、本国を表すクンナラじゃないかと言われますよね。対して新羅はシルラなのに、軽蔑する ギをつけて しらぎ と、つい口走っていたことが、全倭国民に真似されるなんて。
オランダのことをダッチでもネーデルラントでもなく、オランダとポルトガル人が呼んでいたのを素直に真似たように。 -
王仁博士関連の史跡案内絵図
なんだかかわいらしい古代の地図みたいです
頻出する菅原神社は、学問の神さま天神の縁でしょうか? -
さて、JRを乗り継いで1時間。難波の百済寺があった付近、天王寺で乗り換えて、東部市場前駅へ。3,4分歩くと、
見て見て、交差点名が、百済駅前!! @@ Kudara Sta.
以前あったという百済駅の跡 (すべてが見事に跡だな、百済関連のもの。本国も含め) 向かいのスタジアムみたいなのがそのようです。6:30〜22:00までなら入れると看板にあり -
もう、このあたり百済だらけ!?
あれですか、百済王一族のもとの領地でしょうか。 -
百済貨物ターミナル駅進入路 Kudara Freight Terminal Approach Lane
どこへ亡命しますか。ある程度 親百済で、治安もよく、食べ物もおいしい、できれば仏教国・・・それならワクワク倭国。ちょうどいいところにある倭国。
国民党率いる蒋介石が、大陸の領土は失っても、台湾でなんとかしようとした感じでしょうか。
白馬江、扶蘇山城の崖下で、倭国船が、「諸事情で帰りの便に空席が目立つので、乗っていきますか」 小さい宝物なら手荷物OK? 翡翠の白菜とか角煮とか、ポケットサイズ ミニ仏は可? ぇえい、石彫る人、仏像を作る人ごと、乗せて行っちゃえ。大丈夫、公用ビザでなくても、高度専門職ビザならいける。 -
到着したが、倭国ムリ。田舎過ぎ。友だちいないし、漢字表示が意味不明。お洒落輸入雑貨ショップないし・・・ヤダ、帰りたい(> <) でも帰るとこもうない。(T^ T) 東方伝道の旅も、これ以上東方ない。とりあえず軽く火病り、ほとぼりさめたらあきらめて、そだ、倭国でいい国つくるのに協力しよう、となってくれたと思われ
-
列車らしきものも見えますが、終着駅の雰囲気。望郷の汽笛が聞こえちゃいそう。
あるいは、倭国のパスポートを更新して、外国へ行ってみたり。外交作戦。本国へ近い所に行きたがる。そだ、ここを出発点にすればいいんだ、って思ってくれたかな -
広域避難場所 <百済貨物ターミナル駅> DESIGNATED SAFETY AREA (KUDARA freight terminal)
近世初期、ASEAN各地にあった日本人町が、同化していったが保存してくれたように、千年以上経った今も、名前だけでも残しているということは、きっと良きことをしてくれたからと思います。
「唐や新羅が攻めてきた時は、ここに、避難してくださーい」
文化文明の、広域避難場所です。
〜〜後日、〜〜
<おまけ> (8/31追加) -
摂津の難波にあったという百済寺跡や旧百済人居留地をさがしましたが、よくわからず、付近でもっとも有名な観光地の四天王寺へ行きました。
JR天王寺駅より徒歩15分程
ちょうどお盆の時期で、万灯供養が行われ、夜間も拝観できた。(お盆、お彼岸の期間は無料で拝観可)四天王寺 寺・神社・教会
-
継体天皇の曾孫である聖徳太子が建てた寺ということで、左の金堂にある本尊は、聖徳太子が菩薩化した弥勒風半跏像(@@;) 聖徳太子プロデュースのお寺ですから、斑鳩の法隆寺などと同じ飛鳥テイストで再建しています。
四天王の像が、内陣に立つ。細身の体躯で、鎧や衣の裾のニュアンスが百済的。とても優美な像です。内部は写真禁止ですが、釈迦の生涯の壁画も美しい。 -
塔の南側、金属製の灯籠
八角形の面には、それぞれ四天王と四神の像が東西南北、交互に配置。方角守護の四神が本地垂迹的なことを成したら、四天王に置き換わったのか
白虎と青龍は縦型 -
鉄筋ですが、よく見ると柱はエンタシス、塔の屋根の端は、くいっと口角が上がったみたいなアルカイック造形。日本最古の官寺、公費で建てた いわば国立仏教寺院ですが、もうパクったと言われても否定できないレベルで百済色濃厚。しかも、連綿と信仰の続く、街中で賑わっているお寺ですから。
四天王寺を建設したのは、飛鳥時代創業(!)という我が国最古の建築会社 金剛組。HPによると創設者は百済から来た3人の技術者のひとりだとか。前身は百済建設だったのか。
《参考》金剛組HP→http://www.kongogumi.co.jp/enkaku.html
現在も宮大工専門の業者として存続しているため、再建を請け負ったそう。
設計は、朝鮮半島や韓国の建築や美術について研究をされた日本人、藤島亥治郎さん。朝鮮総督府の技師も勤めたそうで、これはリスペクトでオマージュなのですね。
私たちが台湾で、日本には現存しない、失ったある時期の日本や先人の姿を発見して感激するように、韓国の方も、輝かしい百済王国の栄光と先祖の誇りを見いだしてくれるといいな、と願います。
善き交流をもった偉大な報酬は、時を経ても色あせることはないのです。
この旅行記のタグ
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
この旅行記へのコメント (6)
-
- Weiwojingさん 2016/07/26 21:12:24
- 枚方で百済時代を求めて散歩するとは興味がありますね。
- カスピ海さん
大阪枚方にこんなにもたくさん百済に関わりのある名所・旧跡があるとは驚きました。全く知りませんでしたので、いささか興味を覚えた次第です。
私は韓国に3回行ったものの、あまり韓国にはどういう訳か関心が持てませんでした。韓国人の友人は何人もいます。しかし、どうも韓国的なものにはアレルギーのようなものを感じてしまいます。
このようなことを克服し、少しでも韓国に関心を持っことが出来るようになるには何か秘訣とかとっかかりとなるようなものはありますすか。ご教示いただけるとうれしいです。
Tamegai
- カスピ海さん からの返信 2016/07/27 22:35:26
- RE: 枚方で百済時代を求めて散歩するとは興味がありますね。
- Tamegaiさん
こんばんは
枚方の旅行記まで読んでくださって、コメントもいただきまして、ありがとうございます。
まだセブ島の余韻にひたっております(^○^)
行くまで私も知らなかったのですが、大阪にある国の特別史跡は、大阪城とこちらの百済寺跡の2カ所だけだということで、有名だったのかもしれません。
> しかし、どうも韓国的なものにはアレルギーのようなものを感じてしまいます。
>
> このようなことを克服し、少しでも韓国に関心を持っことが出来るようになるには何か秘訣とかとっかかりとなるようなものはありますすか。ご教示いただけるとうれしいです。
私のような未熟者が、なにか申し上げることができるのでしょうか。たいへんおこがましいのですが^ ^;、一生懸命思い出してみますと、中国に行ったことが影響したかなと思います。
私もそれまで韓国の美意識に違和感を持つところがあったのですが、古代史に関係の深い西安を訪れたときに、日も韓もお手本にした圧倒的な源泉を見ると、この部分を韓はよいと思って、取り入れたのだな、というのが、日本がいいと思った所とはズレがあるのですが、推察できたことです。日本のようにワンクッション置いた位置でなく、攻めてこられる緊張感で中国を見ている姿勢で、属国ととられならない程度にアレンジと独自性を出して、(赤を多用せず、青系でいこうなど^^) 独立国のこころいきを見せないといけない、難しい原則の上でやったのだな、と思うと、同志を見るような目に変わりました。
今回行った百済の地区は、台湾か、と思うほど、親日ムードが根底に感じられて、居心地がよかったです。地方都市のせいかもしれませんが、ガチで韓国韓国していなくて、少し、ゆるい ^ ^。大きいくくりでアジア共通のなにかがある雰囲気です。
ありがとうございます。
カスピ海
- Weiwojingさん からの返信 2016/08/01 20:43:39
- RE: RE: 枚方で百済時代を求めて散歩するとは興味がありますね。
-
カスピ海さん、こんばんは。
変な質問にご丁寧にご回答いただき、ありがとうございます。
15年くらい前に韓国に行った時、ソウルの公園で「日本人はあっちに行け」というようなことを言われたことがあります。一太何なのか、またそれがどういうところなのか、何か歴史的にいわれのあるところに入って彼らの感情を害してしまったのか、そのあたりはよくわかりません。それ以来韓国人に対してトラウマのようなものを感じるようになりました。本当はもっと前からあまりいい感情は抱いてはいませんでした。そのことで一気にいい印象が感じられなくなりましました。
近くの隣国ですから、もっと知りたいと思うし、旅行にも出かけたいと思います。しかし、何かとっかかりのようなものが今まで感じられませんでした。カスピ海さんが言われるような、文化的な側面から見ていくのもよさそうですね。中国文化が日本に伝わって来た時に、日本へ直接入って来た経路と韓国経由で日本に来た経路の2つがあり、その2つの流れを比較しながらそれぞれの美意識を探るというのも面白そうですね。近代以降の歴史ばかり見ていて、もっとはるか先の文化交流を知ることにあまり目を向けておらず、もっとよく見るのもよさそうですね。
以前、扶余へ行ったことがあります。ここは百済文化の中心地だったところですよね。カスピ海さんの扶余旅行記を拝見し、この辺りにもう一度行っていたいと思います。
ありがとうございました。これからもいろいろ見させていただきます。
Tamegai
- カスピ海さん からの返信 2016/08/01 23:32:34
- RE: RE: RE: 枚方で百済時代を求めて散歩するとは興味がありますね。
- Tamegaiさん
こんばんは。
少しでもお役にたてたのなら、こんなにうれしいことはありません。
おっしゃる通り、近現代に焦点をあてると、批判され続けてきたので、私もひどい仕返しをされるにちがいないとびくびくしていました。仁川を経由する便も、いくら安くても、いい時間に到着するとしても敬遠していたり。
過去に、よき交流をした時代があった、と思うだけでも、恐れがなくなり、楽になりました。
そして、東アジア文化での先輩を立ててみようかな、という余裕も生まれました。^^
今、Tamegaiさんがなさっているような他の国によきこととなる活動や、インフラ整備も国際的に日本はすすめていきますよね。学校では、戦後にいろいろな国から援助を受けたからと習いましたが、どこかで、日本が後発新興国だった遠い昔の時代に、先進的な国から技術援助など受けた、よかった体験があったからかな、と思いました。
外からやってくる外国の人が、いつも搾取しようと虎視眈々と狙っていると考えるよりも、文化を伝えようとしてやってきてくれたのでは、と楽観的に思いついてしまうのは、この接触での成功体験からきてるのかなあと。
Tamegaiさんも扶余にいらっしゃったのですね。今、さらに世界遺産で盛り上がろうとしているので、きっと、よききっかけが得られる気がしております。
ありがとうございます。
-
- まむーとさん 2016/07/25 16:04:16
- 滋賀には百済寺。
- カスピちゃん、こんにちは!
歴史が好きになる旅行記で可愛くもあり、深くて面白かったです。
「百済はペクチェなのに くだら って、本国を表すクンナラじゃないかと言われますよね。対して新羅はシルラなのに、軽蔑する ギをつけて しらぎ と、つい口走っていたことが、全倭国民に真似されるなんて。」
ソウルに行くまでは新羅ホテルをしらぎホテルと読んでいたけれど、実は違うと知り「なんで?」と思っていました。
滋賀の湖東三山に百済寺がありますが、これはたしかひゃくさいじだったかな。
解説がとても分かりやすく、歴史にうとい私も歴史ロマンを感じました!
- カスピ海さん からの返信 2016/07/25 19:47:41
- RE: 滋賀には百済寺。
- まむーとさん
こんばんは
あたたかいお言葉のメッセージを書いてくださって、感激です。ありがとうございます。
> ソウルに行くまでは新羅ホテルをしらぎホテルと読んでいたけれど、実は違うと知り「なんで?」と思っていました。
私もシルラバンという民宿で、表札に新羅房と漢字で書いてあって、あ、と。今さら訂正のしようがないですが^^;、漢字変換でも、しらぎと入れないと変換されないですよね。
> 滋賀の湖東三山に百済寺がありますが、これはたしかひゃくさいじだったかな。
おお、ほんとうに滋賀に百済寺があるのですね。しかも地名が百済寺町!
鼎泰豊みたいに支店が日本にいっぱいあったのかなあ。
と、まもなく、台湾旅行ですね!
たのしいこと、おいしいこと^^がいっぱい起きますように。
いってらっしゃーい(^○^)/
コメントを投稿する前に
十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?
サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。
この旅行で行ったスポット
もっと見る
この旅行で行ったグルメ・レストラン
旅の計画・記録
マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?
6
73