スイス・初夏のハイキングとアルプス観光(後半2/2)　

2016/06/23 - 2016/07/01

スイス・アルプスの旅。
気候的に、ベストは初夏だろうと探したのが、アルプスを望みながらおいしい空気をご馳走に、お花畑をハイキングするツアーを選択し参加しました。
出発日が近くなってきても、スイスはじめ近郊のヨーロッパの天候が、不安定で雨が多く各地で水害や、パリ・セーヌ川の増水など、また気温も低く荷物作りにも気持ちが入りませんでした。
・・・・が、是非ご一緒に搭乗ください。素晴らしい景色や、絶景が満載のスイスになりました。

後半ツアー
6/27-7/1 5日目-9日目、午後ツェルマット→テーシュ→バスでフランス・シャモニー泊
さー、これからシャモニーやユングフラウ・メンヒ・アイガーなど絶景が楽しめますよ。
後半ツアーに乗り遅れないように！！　　しゅっぱーつ！

写真の三山、アイガー／メンヒ／ユングフラウの大パノラマ（7日目の写真）

旅程
6/23 23:40 関空発
6/24 ドバイ発　 14:00チューリッヒ着
マイエンフェルト（ハイジ村）→シルバプラーナ泊
6/25 ベルニナアルプス観光、コルバッチ展望台。絶景ハイキング
　　　ベルニナ特急でループ橋からイタリア・ティラノ→シルバプラーナ泊
6/26 シルバプラーナ→氷河特急でアンデルマット→フルカ峠→テーシュ→
　　　ツェルマット泊
6/27 ゴルナーグラート、マッターホーンハイキング、下山後→シャモニー泊
6/28 エギーユ・ミディ展望台→シュテッヘルベルク→アルメントフーベル（ハイキング）→ラウターブルンネン→ヴェンゲン泊
6/29 メンリッヒェンハイキング→クライネシャイデック（ユングフラウ）→スフィンクス展望台→ヴェンゲン泊
6/30 ヴェンゲン→ラウターブルンネン→ベルン→チューリッヒ→ドバイ
7/1 →関空

エリア ユングフラウ周辺(スイス)

6/27 5日目、　午後３時頃ツェルマットを出て、テーシュでフランシスコのバスに乗り込み、ブドウ畑が広がる谷あいを走り今夜のホテル、フランス・シャモニーに向かいます。

フランシスコが、景色が美しいローヌ谷のポイントと停まってくれました。

ローヌ谷

シャモニー村の南から村に入ってきました。

ホテルはブレヴァンに近い場所に。
そこから明日行くエギュー・デュ・ミディも最高峰モンブランも手に取るように見えます。

シャモニー駅の南から、ヨーロッパ最高峰のモン・ブランがはっきり見えます。

明日登るエギュー・デュ・ミディロープウェー駅

telepherique 空中ケーブルによるロープウェイ。
３４８２mの展望台まで、２本を乗り継いで行きます。途中で乗り換えます。

6/28 6日目、いつも通り朝の散歩で、モン・ブランと対峙するブレヴァンのロープウェイまで。途中の散歩道からモン・ブランを

エギュー・デュ・ミディを。

ブレヴァンへの乗り場。
今日もこの段階では、全面青空です。

朝8:30のロープウェイで登ります。

中間駅からの展望台。
この青空、このコントラストはいいですねー。

展望台をアップで。

展望台に出ると、添乗員さんが「わー！マッターホルンが見えますよ」と。
「珍しいことですよ、こんないい天気ですからね」
写真中央に注目してください。
展望台から見えるとは思いませんでしたね。
ツアーの「何かを」持っていましたかね。

アップでどうぞ！

高いピーク（お椀型）がモン・ブラン。

展望台で。

下を見ると、雪山を下山しているクルーがあんな下に。

展望台にスケルトンのテラスがお目見え。
専用のスリッパに履き替えて、侵入します。
行列ができていたのでスルーしました。

下から見ると。

イタリアのポワント・エルブロンネに向かう３連ロープウエイ。

三兄弟

展望台3842mからシャモニー村を。対峙はブレヴァン。

１０時３０分に降りてきました。
乗り場は外に行列ができています。

青空には、色とりどりのパラグライダーが、気持ちよさそうに飛んでいるのか浮かんでいるのか、風任せに飛翔していました。

一旦ホテルに戻り、昼食はシャモニー村で日本人レストランさつきを運営されているスタッフが、ホテルの会議室を借りて、日本人観光客の為にお昼を提供しているようです。
私たちは、イタリア米を使ったカレーライスを美味しくいただきました。

２時過ぎにシャモニー村を出て、ベルナーオーバーラント地方へ。
ブドウ畑と麓には美しい町が。

レマン湖

シャモニーを出て約3時間、シュテッヘルベルクへ。
バスを降りたところに、Murren-bach。
滝というよりは、名の通り縦に流れる小川です。
ロープウェーを二つ乗り継いで、この上にあるMurrenに行って、さらにケーブルでアルメントフーベルへ行き、１８００mのお花畑をハイキングをします。

U字谷をロープウェイで。

二つ目のロープウェイ。

アルメントフーベルのケーブルカー乗り場。
ロープウェイ降りてケーブルまで村を歩きますが、どこの家も花がいっぱいでした。

この村の温かい２題。
左：この袋は、家庭で硬くなった捨てるようなパンを袋の中に入れてください。
家畜用の餌にするそうです。
右：家猫が散歩してこの階段を上って家に入るそうです。

ケーブルを降りた駅に可愛いレストランが。
今夜の夕食は、このレストランのテラスでいただきます。
大きなオーニングやパラソルが演出してくれています。
このツアー、我々のグループだけのお客です。
ここのママが日本人でかつ添乗員さんのお友達なんです。
そして、帰りのケーブルは、１９時３０分に降りていく自動運転で、乗り遅れると山の中で泊まることになるそうです。
さらに、明日のユングフラウ絶景ハイキングの現地案内さんなんです。

ここアルメントフーベルのU字谷の反対側にユングフラウ三山が構えています。

アルメントフーベル高山植物ハイク。

草原いっぱい

ハイキングコース

ハイキングコース

レストランの前で、ウエルカムホルン演奏

食事後ケーブルを降りると、レストランの看板写真が。
こんなシュチエーションでした。
レストランと三山の谷がU字谷です。
これから下に降りて、バスで谷を戻りラウターブルンネンに行き、バスのフランシスコさんと別れて、荷物を持って登山列車で今夜のホテルがあるヴェンゲンです。

21時前、ヴェンゲンのホテルについたタイミングで、ユングフラウヨッホとシルバーホル
ンが綺麗に見えました。
明日も晴れの予報。
ヴェンゲンからは、アイガーとメンヒは見えません。

6/29 7日目、ヴェンゲンの町は鉄道以外交通網がなく自動車がありません。
そんな村にも、生活権が充実しています。
朝、５時半から添乗員さんガイドで、朝食前の散歩でビューポイントと小さな村歩きです。

ヴェンゲン駅舎とユングフラウヨッホ。

５００名の村に多くの観光客が泊まれるホテルが整備されています。

朝焼けが出てシルバーホルンとユングフラウヨッホが赤くなってきました。

小さな村のパン屋さんとチーズ屋さん

小さな村に、レッドクレーのテニスコートが２面。
フェンスの鍵はかかっていませんが、綺麗に整備されています。
コートに侵入し足跡（テニスシューズ）を残してきました。

その横には、芝ピッチのグランド（サッカー場）と冬季にスケートリンクになるフラットなコンクリート広場。

朝の散歩中のロープウェイ駅。1270mのヴェンゲンから2230mのメンリッヒェンまで登ります。

朝食後、８時４５分に現地ガイドさんお二人と男性カメラマンが一緒に。
二人の女性ガイドさんのお一人は、昨日のレストランの方。もう一人は、現地で季節アルバイトをされている方。更に、ハイキング風景を映像カメラで撮影し、DVDを撮影編集するアスリート型の季節バイト若者の３人が。

下に、テニスコートとピッチとスケートリンク（冬季）と本当に可愛い村です。

ヴェンゲン(1274m）からメンリヒェン(2230m)までロープウェイで。
ここから2時間クライネシャイデックまでのハイキングです。

三角錐の黒いTschuggen。
奥に三山、アイガー・メンヒ・ユングフラウが。
雲が流れてきています。

ハイキングスタート。

ソルダネラ・アルピナ／イワカガミダマシ

ゲンティアナ・コキアナ／リンドウと、
プルサティラ・ヴェルナリス／オキナグサ

ラヌンクラス・アルペルトリス／イワキンポウゲ

どれも可憐な花でした。

スタート直後の三山

アイガー

アイガーとメンヒ

ユングフラウに雲が

DVD撮影のアスリートカメラマン

ハイキングは二班に別れたので、８kgのカメラを担いで二班の間を走り回っていました。

ハイキングコース。

ハイク標識

クライネシャイデック駅が見えてきました。

小さな人造池です。

逆さユングフラウ。

クライネシャイデックでお昼、アルペンマカロニを。

ユングフラウに来て、マイネフラウの登山シューズにアクシダン。
軽ハイクと思い、歩きやすくて軽い古めの靴で歩いていると、靴底部に突然亀裂が。
持参していたマジックテープで補修するも、歩いているうちに外れ、ツアー仲間の方から、応急バンドやシューズ用の応急ひもを貸していただいて、午後からのツアーも問題なく消化出来ました。みなさんありがとう。

ユングフラウヨッホへの登山列車。

出発した列車内からクライネシャイデック駅を。

終点ヨッホまで３駅、一つ目の駅アイガーグレッシャーを出ると、終着までトンネルに入ります。　
途中二つ目のアイガーヴァントとエイスメーアでは短い時間列車を降りて構内散歩をします。列車は単線で離合時間を利用して、散歩時間が組まれています。
でも決して乗り遅れがないようにしないと。

ヨーロッパで列車で行ける最高地点のスフィンクス展望台からメンヒ。

メンヒ。

ユングフラウ。

アレッチ氷河。

ピンボケですが、いつも輝いていたシルバーホルン。

存在感のある郵政遺物の円柱ポスト。
スフィンクス展望台のランドマーク？

スフィンクス展望台から登山電車でクライネシャイデックに戻り、乗り換えてヴェンゲンの。
その車中からお花畑が広がっていますが、遠目で花の名前がわかりませんが、画像以上に綺麗だったという実感です。

6/30 8日目、ヴェンゲンから２日前に入ってきたシュテッヘルベルクへ電車で降りていきます。
上から見るU字谷の絶景。

絶景ポイントの一つ、ミューレンバッハと村の教会。
落差のある滝ではなく、ブライダルベール風の落差ある小川です。

もう一枚。

来た時のドライバー、フランシスコさんは５日連続で運転したので、休暇休日でこの日はベルン観光をして、帰国のためにチューリッヒへ。
バス移動中は、雲の多い最終日でした。
自然いっぱいのスイスの郊外風景です。

ベルンのからくり時計を観光。

ベルン旧市街観光。

バラ公園。

バラ公園で。

2016年スイス旅行が想像していた以上に素晴らしい思い出になったことを感謝です。

ゴルナーグラート展望台で見た、スタインボック（アルプスアインベック）を最後に、旅行記を終わります。