2016/06/08 - 2016/06/09
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Halonさん
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マラケシュでは2日間メディナ(旧市街)を散策し、2日目の夜にバスでアイト・ベン・ハッドゥを目指した。
一時は2泊3日の砂漠ツアーに参加する直前までいったが、自力で行くほうを選んだ。ここで旅の骨格が固まった。
【交通】
6/10 Marrakesh 2:30 ⇒ Tabourahte 5:56 CTMバス 85DH
【宿泊】
6/8 マラケシュ/Hostel Riad Bik ドミトリー 5ユーロ 朝食付(Booking.comで予約)
【為替】
1DH(ディルハム)≒11円、1ユーロ≒120円
- 旅行の満足度
- 4.0
- 観光
- 4.0
- ホテル
- 3.0
- グルメ
- 4.0
- 交通
- 3.0
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- 高速・路線バス 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
PR
-
予約済みのHOSTEL RIAD BIKに到着。呼び鈴を押しナイトボーイに招き入れられる。内部は真四角な吹き抜けの中庭を囲んで部屋がある「リヤド」と呼ばれる造り。早すぎてチェックインはできないのでWIFIを使わせてもらって休憩。
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テーブルでは常連らしいスズメがパンの残りを食べている。宿泊者の朝食が用意されていなくて欧米人客と軽く揉めていた。ラマダンが始まりいつものパン屋が開いていないそうだ。ナイトボーイは「そんなのオレのせいじゃないよ。オーナーが起きてきたら交渉してくれ」と開き直っている。
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1時間ほどした頃に、オーナーの女性が起きてきてチェックイン。それでも規定の14時よりは随分早くてありがたい。
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荷物を置いたあと、両替屋を求めてジャマ・エル・フナ広場へ。
南へ伸びる通り沿いに10軒前後の両替屋が点在していた。レートは1ユーロ10.7DHを中心に10.84DHが一番よかった。ジャマ エル フナ広場 広場・公園
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通りで声を掛けられ参考に旅行会社を覗いたら、砂漠ツアーがことのほか安く契約寸前までいった。内容は2泊3日で世界遺産のアイト・ベン・ハッドゥやトドラ渓谷を経由メルズーガ砂漠まで、朝夕食2回ずつとラクダ・ツアー付きで950DH。その後マラケシュには戻らずフェズへ抜けることも可能。ただしフェズ行きバスは自己負担。参加メンバーの合計が6人以上集まった場合のグループ価格。
あいにく予約済の宿が無料キャンセルできない期間に入っていたので契約しなかったが、自力で行く手間を考えると参加したかったなあ。この判断が後々どう出るか。 -
楽器店には見たことのない面長の弦楽器が並ぶ。
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ここもインドと同じく食品の小売り店が淘汰されずにたくさん残っている。パンは店先に無造作に積まれている。
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トマトが塾していてインドより美味しい。500gで2.5DH(28円)。
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宿がある路地の入口。この絵が目印になった。
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夜もジャマ・エル・フナ広場へ。屋台のそばを通ると客引きからひっきりなしに声がかかる。
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まずは広場全体を見下ろせるレストランへ。ここでは写真撮影のみ。
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地上に降りて最初に食べたのはこの屋台のエスカルゴ。地元では”アバブッシュ”と呼んでいた。
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小盛りが5DH(55円)。つまようじで身がちぎれないように引っ張りだす。お味はスパイシーな漢方薬風でやや苦い。でもおいしく完食できた。
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お次はタジン鍋。客引きの多い屋台街は避けて、割安な周辺のレストランを選んだ。数種類の中からビーフ・タジンを注文。ジャガイモをどけると中に牛肉がたっぷり入っていた。これで30DHなら納得。オリーブオイルがたっぷりなのかお腹が膨れた。
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最後に絞りたてのオレンジジュース(4DH)。ほどほどに粒が混じっていて美味しいが1回でいいかな。
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うっかりミックスジュースのほうを頼むと何倍も取られるので注意。
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ジャマ・エル・フナ広場で客引きがよく口にした日本語、
第3位 ダメよダメダメ
第2位 高田馬場
第1位 そんなの関係ねえ
でした。地域性やタイムラグがあって面白いと思います。 -
広場までは何往復もしたので、もっと広場に近い宿を選ぶべきだった。多少評判は悪くてもだ。
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6月9日(木)
ドミトリーは朝食付で1泊5ユーロ。同じ値段の宿がマラケシュ市内に数軒ある。甘いミントティーが気に入って、宿のやかんに作りおきのお茶をよく飲んだ。 -
ドミトリーの部屋は今まで泊まった中でも一番狭かった。ベッド間の通路はスーツケース2つの厚さがやっと収まる距離。まるで潜水艦の中にいるみたい。同部屋にはスペイン語オンリーのお客が数人いて愛想笑いを交わすしかなかった。
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朝の涼しいうちに革なめし職人地区を見に行く。作業場の真横にある店の主人が上から写真を撮れと誘ってくるので「フリーか?」と確認したあとに上る。
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作業場の中は臭いがきついので、ミントの枝を持って入るとよい。薄緑色はミモザの染料とのこと。
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道端で糸をつむいでいる男性をよく見かけた。
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城壁の門は中で何度も90度に折れ曲がっていて面白い構造。これでは一気に大軍が通過できないだろう。熊本城の防御を思い出した。
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店頭でアイロンをあてている機材を撮られてもらった。男性は写るのを避けて引っ込んでしまった。
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メディナ(旧市街)の曲がりくねった細道を歩くと知らぬ間に進行方向が変わっている。
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メディナの中心、ベン・ユーセフ・モスクまで来た。
ベン ユーセフ モスク 城・宮殿
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タッパ・バアディン付近
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装飾が美しいモスクの入口。モスクはどこも異教徒立ち入り禁止の紙が貼ってあって、中を見ることはかなわなかった。せっかく持っていったイスラム帽も使わず仕舞い。
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このあたりから南にスーク(市場)が迷路のように続いている。
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タジン鍋は日用品。
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店先にカメレオンが無造作に飼われていた。
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小さなタジン鍋に見えたのは、実は口紅。縁を擦ると赤色が指に付く。
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バヒア宮殿は見に行って本当によかった。入場料10DH。
バヒア宮殿 城・宮殿
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ウズベキスタンで見たメドレゼに似ていたが、それよりバラエティーに富む。
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造られたのは19世紀でさほど古くはないが精緻さ、鮮やかさは超一級。
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この空間に来たときアルハンブラ宮殿と首里城が融合したみたいに感じた。
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色ガラスが床に写るこの光景。ここでも体験できる。
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花いっぱいのデザイン。
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通りに出て欧米ツアー団と同じ方向に歩く。
午後2時半の気温は38度。 -
いろいろ吊り下がっています。
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真鍮製品もよく見かける。
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何か食べ物を作っているが、言葉が通じず内容は分からない。
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お菓子の山が作り物に見えてくる。
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モスクの入口はどこも装飾が美しい。
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中に入れなくて残念。
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バニラ味ヨーグルトが濃厚で甘すぎずにちょうどよい。モロッコではビールを一度も飲まなかったかわりにヨーグルトを毎日飲んだ。
昼の12時にチェックアウトしてから、夕方はリヤドの中庭の縁台で昼寝。22時まで荷物を預かってもらった。 -
ラマダン期間中は、夜になるとみんなが息を吹き返す。
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フナ広場を通って新市街のバスターミナルまで歩く。
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途中のメディナでしっかり迷った。
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車道に出てやっと現在地を確認。
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目標にしていたマラケシュ駅に到着。
マラケシュ駅 駅
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バス・ターミナルは会社毎に分かれていて、目指すCTMバス・ターミナルは更に500m先にあった。
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ネットで見つけた2:15発ワルザザード行きは2時間前から発売で全席自由。
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2016 海外29.モロッコ・スペイン旅行
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この旅行記へのコメント (4)
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- アルデバランさん 2016/07/22 20:38:24
- 鮮やかな色彩にうっとり
- Halonさん こんにちわ
インド紀行とルソン紀行が完結したと思ったら
矢継ぎばやのモロッコ・スペイン紀行
またまた刺激的な旅先…
それにしてもドミトリの狭さ!
ムスリムのゲストはお祈りどうするのだろう?
やっぱベッドの上なのかな
A4のクリアファイル
私も使ってますが、常々ザックから取り出しにくいと思っていました。
思いきって二つ折りにしてしまえばいいんですね。
目からうろこ!
先週、ミャンマーに行ってきました。
1日目の乗継の北京で早くも足のマメがつぶれて、悲惨な目に…
パッキングの中身の紹介いただきましたが、足ごしらえも是非見たかったです
アルデバラン
- Halonさん からの返信 2016/07/22 22:34:57
- RE: 鮮やかな色彩にうっとり
- アルデバランさん こんにちは
過去の旅行記が立て込んできました。
まだ年初のインドが完結していませんが、先にモロッコのほうをアップ中。
ムスリムの方たちはいろいろ工夫されますからね。
宿のスタッフも含めて専用の場所が用意してあるのではないでしょうか。
A4のクリアファイル2つ折は、私も偶然発見した使い方です。
人により好みもあると思うので、まあ一つ無くしたと思ってお試しください。
アルデバランさんがミャンマーとくれば、あの現地購入したビーチサンダルみたいなやつですよね。いつも凄いなあ、自分には真似できないなと思って見ていました。
自分だったら親指の皮がすぐ剥けてしまいそうで、、
私の足ごしらえは2012年以降ずっとクロックスもどきのサンダルです。
サンダルに擦れて足の甲の皮がむけることは以前よりは少なくなりました。
ただ1〜2か月使っていると、すぐに底がすり減り、雨の日に滑りやすくなるのが難点です。
ところでアルデバランさんのハザン旅行記、次回アップを楽しみにしております。
フォートラベルにはあまり情報の無い地域ですよね。
私も行こうとして中止した地でもあります。
-
- dangdutさん 2016/07/21 16:28:19
- ドミトリーがある!
- Halonさん こんにちは。
もう、行けないと思っていたモロッコ。
ドミトリーがあると聞いて、断然行きたくなりました。
以前は、話しかけて来る外人に
「英語はできない」と言うのが煩わしく、
避けていたが、最近はほっといてくれるので、
利用しています。
見どころの多いモロッコ
次はワルザザードのようで、
楽しみにしています。
dangdut
- Halonさん からの返信 2016/07/21 20:08:01
- RE: ドミトリーがある!
- dangdutさん こんにちは
モロッコ、スペインを通して個室に泊まったのは2カ所だけです。
あとは全部ドミトリーでした。
モロッコはドミに泊まればアジア旅行とあまり変わりませんね。
スペインがその2倍くらい。
実はワルザザードは観光しなかったのですが、その手前のアイト・ベン・ハッドゥに行ってきました。
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