寒くて天気も悪かった、北海道３日で大回りのツアー（旭山動物園、知床、阿寒湖など・・）

2016/06/02 - 2016/06/04

もう少しで飛行機に乗り損なうところだった所から始まった、このツアー、天気も悪くていい写真がないので、表紙は、ニュー阿寒ホテルのインフィニティ露天風呂プール
阿寒湖とプールの端が繋がってるように見えます。

・・・父と弟夫婦と一緒に北海道ツアーへ行くことにしました。父が摩周湖見たい、と言うので、摩周湖に行くツアーを探すけれど、北海道、特に道東ってレンタカーで回るフリーツアーが多い。できれば釧路とか女満別の空港利用がいいけれど、そんなツアーは少ないし極端に高いし、道東中心のツアーって知床の散策時間が長いので父には難しくてなかなか見つかりません。
で、やっと見つけたツアー、札幌着・発だけれど、旭山動物園も選べます。父と弟夫婦は初めてなので、じゃ、これにしようと。Ｊ社のツアーなので食事や宿も期待が持てます。
初夏の北海道、さわやかでしょうね！　ですが・・・２週間前は猛暑だったのに、行く直前で天気は雨／曇り。気温はひとケタ。
ひとケタの気温って、東京の真冬ですよね。

エリア 北海道

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 4.0
• ホテル: 5.0

• 同行者: 家族旅行
• 一人あたり費用: 5万円 - 10万円
• 交通手段: 観光バス ANAグループ
• 旅行の手配内容: ツアー（添乗員同行あり）
• 利用旅行会社: JTB

６月２日（木）
１日目　

ツアーは、札幌に１１時までに着く飛行機を選んで乗って、札幌空港ツアーデスクに集合。
父と弟夫婦は横浜から来るので、９：００発のＡＮＡ札幌行にしました。
飛行機大好きなので７：３０には空港に行って、初めて自動で手荷物を預けて展望デッキへ。

光の輪っかがどうして写ったかわかりませんが、綺麗。

ゲートブリッジをバックに離陸したＪＡＬ

８：００になって、ＰＡＵＬ（パン屋さんです）も開店したので生ハムのバケット買って出発フロアへ。
横浜からエアポートリムジンで来る父と弟夫婦、そろそろ到着するかな？と思っていたのに、メールが来て、渋滞で遅れてるって・・・
８：３０になっても来ない。義妹は預ける荷物があるっていうので、何時まで預けられるか聞いておくと４０分までですって。
今、第一ターミナル到着ってメールが来たけれど、降りる客の荷物も出さないといけないし、いつ到着できるのだろう。

手荷物検査は９：００までの出発の人の優先レーンができています。
もし間に合わなかったら、ツアー代金がすべてパーに！
でも、私、荷物預けてしまった。国内線で往路に預けたことないのに、寒いらしいので上着やフリースで荷物増えたし、義妹も預けるっていうので、キャリーバックで持ってきて預けてしまった！
私が乗らないと、私の荷物出すために出発遅れさせてしまう？私だけでも乗るべき？そして、私だけツアー？

やっと父と弟夫婦が４０分になって現れました。義妹の荷物をひっつかんで自動手荷物預入機に入れて操作したけれどダメでした。刃物あきらめて！と義妹に言って手荷物検査へ。
羽田は広いから出発ゲートまで遠い〜
やっと到着したら、搭乗中でした。間に合った・・・

新千歳空港のツアーディスクで添乗員さんに会ってバスに乗車。
出発の疲れからか、ずっと写真撮っていませんでした。

札幌から３時間ほどで旭山動物園。
ツアーバスは正面ゲートの反対側の団体入口、東門へ。
ここで、旭山動物園を見る人をおろし、美瑛に行きたい人はそのまま乗っています。
まだラベンダーの時期には早いので道路が混んでいないのと、美瑛に往復してからピックアップなので、ツアーにしては長い２時間４０分の滞在です。ラベンダーの時期には２時間弱しかいられません。


いきなりカピパラさん　思ったより大きい。

旭山動物園 動物園・水族館

ワオー！

ワオキツネザル

丹頂さん

コンコンコンコン、いや、もっと早くココココココ・・・と音がする方を見ると、
アカゲラ

父は、バードカービングが趣味なので、アカゲラも作ったそうです。

オオカミさんたち、毛並が悪いのは換毛期だからかな？

３年前に来た時は、雪の上なのに寒くなさそうでした。

シロフクロウ　さんの顔が面白い

レッサーさんが、吊り橋を渡っているのは初めてみました。

レッサーパンダ・コミュのジルルカさんや、マミさんと違って個体識別はできません。

チャーミーくん　と縞縞（ガオガオ）くんが出ているそうです。

ユキヒョウ

ヒグマ　山で出くわしたくないですね。

ホッキョクグマ

アザラシの視線で見えるドームは、シーズンオフの平日なので待ち時間なし。

アザラシのモグモグタイム

ってことは、この時間は円柱に遊びに来ないな〜

瞑想中の皇帝ペンギンさん

イワトビペンギンは、眉毛の位置の黄色い毛が’目’に見えてしまうので不良っぽいのですが、本当の目はその下で優しい目をしています。

３年前、旭山動物園へ来た時はペンギンのお散歩２回も見たのに、ペンギン舎に入るの忘れた！

周りが水のトンネルの中を歩いていると

ペンギンが空を飛ぶ！

アザラシ館の中で待つことしばし、円筒の中に遊びに来てくれました。
本当は人間を見物しに来たのかな？

百吉の泳いでる姿がまた見れてうれしい。

キリンがこの前を通ると背の高さがわかります。

もうちょっと首を上げて〜

６月なのに、この気温。
２週間前には３０度近くまで上がったというのに。

前回、１月に行ったときと逆です。
その時は、数日前までマイナス２０〜３０度、行った日は気温がプラスだったので、ずっと外でペンギンのお散歩見ていても全く寒くありませんでした。

もうすぐ集合時間なので、上の出口に向かいます。

レッサー舎を通ると、ちょうど吊り橋を渡り始めたところでしたが、すぐ戻ってしまいました。

ユーユーちゃんは出産の可能性があるため、展示していないと書いてありましたが、旅行記を書くときに旭山動物園のサイトを確認すると６月２８日に無事２頭出産したとありました。

もうすぐ、可愛いレッサーの赤ちゃん見れるかな・？

夕方になって、シンリンオオカミが元気になってきています。

シマフクロウ

シマフクロウ舎だけちょっと高いところにあるので、上り下りしないと見られません。

団体入口の東門の休憩所から、東山動物園を見下ろした写真です。

帰りは登りなので、時間に注意してくださいと注意がありました。
この休憩所にいた十数人は、みなツアーメンバーでした。
平日の午後４時半ですから。

なんとか雨降らずに済みましたが、バスに乗ったとたんザーッと降ってきました。

一泊目は、層雲閣グランドホテル（翌朝撮影）
ここは追加料金５００円。ＨＰを見て決定。

泊まった部屋は、９階。上から２つ目の右端です。

層雲閣グランドホテル 宿・ホテル

石狩川が目の前を流れています。（翌朝撮影）

お部屋はとても広くて綺麗でした。

お水２本と、コーヒーメーカーも用意されていましたが、コーヒーは夕食でも朝食でも飲めたので使いませんでした。お水だけもらっていこうっと。

セイフティーボックス、３人が別々に利用できる形は初めてみました。

浴衣は、自分でジャストサイズを選べますが、箱が小さいのか入れっぱなしのためか、皺が多くて、父が文句言っていました。別のに変えれば良かったのに、それは面倒だったようで・・

夕飯はビュッフェです。
うれしいことに、大好きな鮎の串焼きがありました。ズワイガニも食べ放題。
北海道はアスパラもね！
もちろん、もっとたくさんの料理ありますが最初に持ってきた時だけ撮影して、後は食べることに専念。
地ビール（ハートランド）美味しかった！
別に注文を取りに来たニジマスの天ぷらも注文。１皿３匹ですが、４人なので１匹サービスしてもらいました。（写真撮り損ねました）

食べ過ぎて、１〜２時間休憩しないと温泉入りに行けませんでした。

６月３日（金）

２日目

朝、８時に出発して１時間とちょっと。道の駅・温根湯で休憩です。

朝食もビュッフェだったので、まだ何も食べられない。
牛乳１杯だけ飲んで出発。

道の駅 おんねゆ温泉 道の駅

１１時に、東藻琴芝桜公園に到着

ひがしもこと芝桜公園キャンプ場 キャンプ場

５０分ほど、散策時間があります。

父が一緒なので、写真中央に写っている軽トラックの荷台を改装した車に乗って上へ
（３００円）

上からの風景。

右方向を見渡します
広いですね。

最盛期を過ぎてしまって、ちょっと花の色が薄いのが残念。

花をアップすると、こんな感じでがんばってます。

降りた後で、少し散策しましたが、歩道は木片が敷き詰められていて足に優しい〜

バスに戻ると、お弁当が配られていました。

広い北海道、移動距離が長いので、レストランで昼食を食べている時間がありません。

オホーツク海が見えてきました。

ここで、残念なお知らせ。
知床半島クルーズ・硫黄山コースを申し込んでおいたのですが、波が荒くて全船結構になりました。
全員が知床五湖高架木道散策コースに行きます。

父を歩かせないで済むようにクルーズにしたのに。
それにクルーズは寒いと思って、万全の対策をしてきたのに。

知床半島が見えてきました。

オシンコシンの滝です。車窓観光になっていましたが、帰路下車観光するそうでうｓ。

奇岩が見えました。

知床半島

上の写真で道路が見えるところからの撮影。

途中で、ネイチャーガイドさんが乗車

バスの中から、知床の世界遺産の意味等を楽しく解説。

高架木道です。

熊の生息地なので安全なように作ってあります。
熊は木登り得意だから意味ないのでは？と思ったらこの木道の脇に電流が流してあると言うので安心です。

知床五湖 自然・景勝地

うーん、天気が良かったら・・知床連峰の絶景なのに。

天気も今一つだし、寒いのでフリース・山のレインコート、ニット帽までかぶって、富士山並みの服装してます。

オホーツク海が見えます。

熊いないかな？

ガイドさん曰く、黒いものが見えても、ほとんど岩です。動いたら熊です。

ここまでが、許可なしで来れるところ。

この先は、届出をしてガイドと一緒でなければ行けません。
もちろん高架木道でないので熊の危険もあります。

知床五湖の最初の一湖

さて、戻りますか

羅臼岳とか見たかったなあ・・・

帰路、小さめの熊が水槽のあたりにいるのが見えました。

ずっと左の窓から見ていると、ネイチャーガイドさんと同時に発見！
運転手さんがバスを止めてくれましたが、通路側にいた父は見えなかったようで残念。

その後、ネイチャーガイドさん下車。
鹿のツノを振ってさようなら。

ありがとうございました。

オシンコシンの滝に下車観光

オシンコシンの滝 自然・景勝地

正面から。水滴も飛んできます。

マイナスイオンなんて、信じていません。

北海道らしい光景。

防風林・防雪林にしては、ちょっとスカスカだけれど一列に並んでいるのっていいですね。
もしかすると、雪原になって場所がわからなくなるので道しるべかもしれません。

屈斜路湖が見えました。

長い長いバス乗車は苦ではありませんが、苦なのはバスガイドさんのトーク。
車窓の観光スポットを教えてくれるのは良いのですが、よけいな話、雄阿寒岳が一人で寂しいので神様が雌阿寒岳を作ったのに雄阿寒岳が浮気して雌阿寒岳が怒って・・・そんな話聞きたくもない。
４択で好きなものを選ばせて、これを選んだ人はどうのこうの・・・とかも聞いていてあほらしい。
隣りに座った父と景色を見てああだこうだと話をしていた方がいいのに、うるさくって。
このガイドさん自体はベテランで感じの良い人なんです。
トークで退屈させないのが仕事なのでしょうが、もう少し観光バスのあり方を考えてもいいのかと思いました。私がつくづくツアーに向いていないのでしょうか。

右側の山はアトサヌプリでしょうか、噴煙があがってます。

北海道にくる目的だった摩周湖に到着

１７：２０

到着が日没後だと立ち寄らないとパンフレットにありましたが、渋滞もなく日も長いので間に合いましたが・・
あたり一面霧です。

摩周湖 自然・景勝地

木の間から、湖面がやっと見えるだけでした。

１０年以上前に主人と子供たちと来た時は、よーく見えたのに。

お土産屋で夕張メロン一切れ賞味。
試食用ではありません。３００円払いました。

家用に、形の悪い夕張メロン５個で１２０００円（送料込）で売っていました。
あと５分余裕があったら買っていたかも・・

車窓から見えたのは、何と言う山でしょうか？

今日の宿は、ニュー阿寒ホテル

１８：４０頃到着（翌朝撮影）

ニュー阿寒ホテル 宿・ホテル

エレベーターから見たホールです。なかなかゴージャスなつくり。

両側に客室があります。

エレベーターホールがキラキラ

お部屋は、１泊目のホテルよりやや狭く、やや古い感じがしますが、なんといっても阿寒湖ビュー！
６階のお部屋です。

Ｊ社のツアーだと、追加料金なしのプランでも良いホテル、良い部屋になることが多いです。

コーヒーマシンもあります。

到着が遅いので、すぐに夕食。
ここもビュッフェです。１泊目のホテルのビュッフェも良かったけれど、ここはそれ以上にすごい！
固形燃料と小さいジンギスカン鍋も用意されていて、一人ジンギスカンもできます。アイスクリームとフルーツを大理石の台で混ぜたデザート、もちろんここもズワイガニ食べ放題。

夜、ショーは見ませんでしたが、アイヌコタンまで行ってみました。
金曜日の夜だからか、ショーをやっている時間だからか、ガラガラで寂しい。

阿寒湖アイヌコタン 名所・史跡

父が、木彫りのフクロウをカードカービングの参考に１点買いました。（このお店ではありませんが）

６月４日（土）

３日目

朝、部屋から見た阿寒湖。
天気はあかん。

ホテルは４つの中から選べましたが、ここを選んだのは追加料金もないのに、屋上にインフィニティプールがあるから！

朝、食事前に行ったら独り占め。

ほら、プールに入った目線からは阿寒湖とつながってる！

前夜も行きましたが、雲が多くて星は少ししか見えませんでした。それに湯気で星がますます見えないし、とても寒くて外にいられないし・・・

雄阿寒岳も見えます。

こちらはフッブシ岳かな？

ただ、湯温が高いので長い間浸かっていられません。

ジャグジーもあります。

ここへは、大浴場の更衣室から階段を上がって行きます。
湯浴み着と水着が用意されていますが、この湯浴み着、オレンジ色で上はキャミソール型の二重構造になっていて間に空気を含みまるで救命具。下は短パンです。
とても水の中で動きにくかったので、朝は水着の方を借りました。

朝食ビュッフェ、イクラもあったし種類豊富で素晴らしかった！
また食べ過ぎ！

８時に出発して、オンネトーへ。
雄阿寒岳、雌阿寒岳、阿寒富士と並んでいるのですが、この通りちょっと残念。


ここまでの道６６４号線は一車線。一番に来ているので観光バス同士のすれ違いがなくて助かりました。その道を出てから観光バス２台とすれ違いました。助かった〜

オンネトー 自然・景勝地

最後の観光はシープドッグショー

十勝まきばの家 宿・ホテル

始まるまでの間、子羊を見たりしていました。
後で、子羊にミルクを上げる人〜
子供が優先だけれど、今回子供がいないのでチャンスですよと言われて手あげました。
即手を挙げたので、ミルクあげられました。
可愛い〜

でも、ラム肉好きなのよね・・可愛いのに・・、考えないようにしよう。

やる気満々！

向こうの羊たちも、そろそろ始まるな〜と見ているようです。

橋を渡らせてます。

４匹の犬が、トレーナーさんの笛や声の指令を受けて羊たちを決められた方向に動かしています。

遠いので望遠レンズ付けてきて良かった♪

狭い場所に押しこめます。

隙間があると、犬が羊の背中を渡って前に行き、足の間をすり抜けて後ろへ行きます。
びっくりした羊は前へ進むので、隙間なく並びます。

指令により、最後尾に羊の脚を甘噛みして、前へ進めるたりもします。
こうやって羊を並べて、選別したり予防接種したり、毛を刈ったりするそうです。

羊の毛刈りも見せてくれました。

たちまち羊は

まるはだか。

刈られた毛

次は、４匹等間隔に並んだ犬の間を、アヒルにスラロームさせます。

犬は４匹しかいないので、１匹は縫いぐるみのジョン

１匹が追っているので、後の３匹は目の前をアヒルが通ってもじっとしていなければなりません。

見事に終了。

バスをお見送りに集合。

バイバイ！　がんばってね。

もう、午後１時。
最後はレストランで昼食。

こんな熊がうろついていたんだ〜

初日に３つのメニューから選んでおきます。

牛玉ステーキ丼。

他に、牛のタルタル（生です！）、和食定食がありました。

バスは、無事に新千歳空港へ１６：００過ぎに到着。

お土産買ったり、ラーメンでも食べられるように、１８：００の便にしておいたのですが、お腹いっぱいでラーメンなんてとても食べられません。お土産は空港限定のロイズのパウンドケーキみたいなものを買って、コーヒー飲んで時間まで休憩。

大きな生チョコ。
隣りで普通サイズの生チョコ持って撮影したらいいかも。

新千歳空港 空港

ＡＮＡのコードシェアでＡＩＲ　ＤＯ

ＡＩＲ ＤＯは初めて乗ります。

ジャガイモのポタージュもらいました。

機内、窓際席は埋まっていても中央列はほとんどいませんでした。

羽田空港に着陸寸前。

ゲートブリッジが青くライトアップ。
左の付け根のちょっと上には東京タワー

今回の旅行、天気が悪く気温も低かったし、露天風呂プールに入りすぎたし食べ過ぎたし・・海外に行くより疲れました。