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 盛岡からの帰りに平泉に立ち寄りました。平泉の主な観光スポットは毛越寺と中尊寺でしたが、その他に高館義経堂、無量光院跡を見学しました。基本的には徒歩で回りましたが、毛越寺から中尊寺への移動はバスを利用しました。<br /><br /> 朝方、盛岡では雨が降っていましたが幸い平泉に着いた時には雨はあがっていて途中からは晴れて暑い中での観光となりました。

2016年6月 盛岡・平泉 (2)

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2016/06/20 - 2016/06/20

326位(同エリア875件中)

旅行記グループ 2016年6月 盛岡・平泉

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Reis

Reisさん

 盛岡からの帰りに平泉に立ち寄りました。平泉の主な観光スポットは毛越寺と中尊寺でしたが、その他に高館義経堂、無量光院跡を見学しました。基本的には徒歩で回りましたが、毛越寺から中尊寺への移動はバスを利用しました。

 朝方、盛岡では雨が降っていましたが幸い平泉に着いた時には雨はあがっていて途中からは晴れて暑い中での観光となりました。

旅行の満足度
4.5
観光
4.0
グルメ
4.0
交通
3.5
同行者
一人旅
一人あたり費用
1万円 - 3万円
交通手段
高速・路線バス 新幹線 JRローカル 徒歩

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  • 【2016年6月20日】<br /> 盛岡から東北本線の普通電車に乗って平泉にやってきました。観光客らしき人たちが10人くらい下車しましたが駅前は本当に静かでした。今日は月曜日ですが週末はもう少し賑やかなのかもしれません。<br /> まずは駅から近い毛越寺へ行くことにします。さほど遠く無いので徒歩で向かうことにしました。

    【2016年6月20日】
    盛岡から東北本線の普通電車に乗って平泉にやってきました。観光客らしき人たちが10人くらい下車しましたが駅前は本当に静かでした。今日は月曜日ですが週末はもう少し賑やかなのかもしれません。
     まずは駅から近い毛越寺へ行くことにします。さほど遠く無いので徒歩で向かうことにしました。

    平泉駅

  •  毛越寺を見学します。まず拝観料 500円を支払い境内に入ります。芭蕉の「夏草や兵どもが夢の跡」の句が英語で刻まれた石碑を眺めつつ先へ進むと立派な本堂が姿を見せています。<br /> 平日ということもあり観光客の姿も少なく境内は静かでした。そのせいかどことなく厳かな空気が流れているような気持ちになりました。

     毛越寺を見学します。まず拝観料 500円を支払い境内に入ります。芭蕉の「夏草や兵どもが夢の跡」の句が英語で刻まれた石碑を眺めつつ先へ進むと立派な本堂が姿を見せています。
     平日ということもあり観光客の姿も少なく境内は静かでした。そのせいかどことなく厳かな空気が流れているような気持ちになりました。

    毛越寺 寺・神社・教会

  •  毛越寺の広大な境内には浄土庭園が作られています。その中心になる大泉が池の風景です。左側の岸辺に岩がごつごつとしている箇所が見えますが、ここは築山(つきやま)と言い、海岸に迫る岩山を表現したのだとか。小さく見える屋根は開山堂です。

     毛越寺の広大な境内には浄土庭園が作られています。その中心になる大泉が池の風景です。左側の岸辺に岩がごつごつとしている箇所が見えますが、ここは築山(つきやま)と言い、海岸に迫る岩山を表現したのだとか。小さく見える屋根は開山堂です。

    毛越寺 寺・神社・教会

  •  開山堂の手前にはあやめが咲いていました。ちょうど今日、6月20日から7月10日までが「あやめまつり」の開催期間になっていました。何も知らずに来ましたがラッキーだったような気がします。ただし、見頃はもう少し先のようです。

     開山堂の手前にはあやめが咲いていました。ちょうど今日、6月20日から7月10日までが「あやめまつり」の開催期間になっていました。何も知らずに来ましたがラッキーだったような気がします。ただし、見頃はもう少し先のようです。

    毛越寺あやめまつり 祭り・イベント

  •  池を一周する形で庭園を見学しました。ここは州浜(すはま)と言い、海岸の砂州を表現しているのだとか。先ほど見た築山とは対応する形になっているそうです。

     池を一周する形で庭園を見学しました。ここは州浜(すはま)と言い、海岸の砂州を表現しているのだとか。先ほど見た築山とは対応する形になっているそうです。

    毛越寺 寺・神社・教会

  •  続いて中尊寺へ向かいます。毛越寺から中尊寺までは少し距離がありますので無理せずバスを利用します。広い駐車場の端にあるバス停から平泉町巡回バス『るんるん』に乗り約7分で中尊寺のバス停に到着しました。この巡回バスは平泉駅から毛越寺、中尊寺、高館義経堂など観光スポットを通るので便利です。30分おきに運行されていますが休日は15分間隔になります。

     続いて中尊寺へ向かいます。毛越寺から中尊寺までは少し距離がありますので無理せずバスを利用します。広い駐車場の端にあるバス停から平泉町巡回バス『るんるん』に乗り約7分で中尊寺のバス停に到着しました。この巡回バスは平泉駅から毛越寺、中尊寺、高館義経堂など観光スポットを通るので便利です。30分おきに運行されていますが休日は15分間隔になります。

  •  中尊寺は山の上にあるのでちょっとした山登りです。この参道は月見坂とよばれています。この参道には本堂への途中に弁慶堂に立ち寄りました。雨上がり特有の蒸し暑さがあったのですが、晴れ間が出てきて本格的に暑くなってきました。

     中尊寺は山の上にあるのでちょっとした山登りです。この参道は月見坂とよばれています。この参道には本堂への途中に弁慶堂に立ち寄りました。雨上がり特有の蒸し暑さがあったのですが、晴れ間が出てきて本格的に暑くなってきました。

    中尊寺 寺・神社・教会

  •  弁慶堂からは素晴らしい景色を見ることができます。左から奥州街道、東北本線、国道4号線平泉バイパス、北上川が並行して縦に走り、横には衣川が流れている様子がわかります。

     弁慶堂からは素晴らしい景色を見ることができます。左から奥州街道、東北本線、国道4号線平泉バイパス、北上川が並行して縦に走り、横には衣川が流れている様子がわかります。

  •  弁慶堂から先は高い杉並木の中を進みます。この杉は江戸時代に伊達藩によって植林されたものです。

     弁慶堂から先は高い杉並木の中を進みます。この杉は江戸時代に伊達藩によって植林されたものです。

    中尊寺 寺・神社・教会

  •  中尊寺の本堂に到着しました。<br />現在の本堂は明治42年に再建されたもの

     中尊寺の本堂に到着しました。
    現在の本堂は明治42年に再建されたもの

    中尊寺 寺・神社・教会

  •  有名な金色堂は見学しなくてはいけません。拝観料は讃衡蔵と含めて800円です。まず讃衡蔵の展示を見学し金色堂へ向かいます。写真撮影は禁止されています。<br /> 写真の覆堂の内部に黄金に輝く金色堂があるのですが、やはりこれを見るためだけでも中尊寺を訪問する価値はあるかと思います。奥州藤原氏の栄華を最も感じることができる場所です。<br /><br />http://www.chusonji.or.jp/guide/precincts/konjikido.html

     有名な金色堂は見学しなくてはいけません。拝観料は讃衡蔵と含めて800円です。まず讃衡蔵の展示を見学し金色堂へ向かいます。写真撮影は禁止されています。
     写真の覆堂の内部に黄金に輝く金色堂があるのですが、やはりこれを見るためだけでも中尊寺を訪問する価値はあるかと思います。奥州藤原氏の栄華を最も感じることができる場所です。

    http://www.chusonji.or.jp/guide/precincts/konjikido.html

    中尊寺 寺・神社・教会

  •  金色堂の見学を終え山道を下りました。帰りは平泉駅まで寄り道をしながら帰ることにします。空腹にもなりましたので途中に食事をするところがあれば何か食べて行くことにしましょう。<br /> 中尊寺のバス停から駅へ向かう道に入り踏切を渡ると高館義経堂への案内が出ていました。坂道を少し登っていくと入り口があります。ここで入山券200円を支払い石段を登っていきます。登った先からは素晴らしい眺望が開けます。目の前を北上川がゆったりと流れ、対岸には束稲山が聳えています。

     金色堂の見学を終え山道を下りました。帰りは平泉駅まで寄り道をしながら帰ることにします。空腹にもなりましたので途中に食事をするところがあれば何か食べて行くことにしましょう。
     中尊寺のバス停から駅へ向かう道に入り踏切を渡ると高館義経堂への案内が出ていました。坂道を少し登っていくと入り口があります。ここで入山券200円を支払い石段を登っていきます。登った先からは素晴らしい眺望が開けます。目の前を北上川がゆったりと流れ、対岸には束稲山が聳えています。

    高館(義経堂) 名所・史跡

  •  義経堂はこれといって特徴のあるものではありませんが、中央には義経の木像がガラスに覆われて祀られています。<br /> 少し離れたところには、芭蕉の「夏草や兵どもが夢の跡」の句の石碑がありました。ここは源義経終焉の地としてだけでなく芭蕉がこの名句を読んだ場所としても知られています。今は芭蕉が訪れた時と景色は変わってしまったと思いますが、北上川のゆったりした流れは変わっていないでしょう。<br />

     義経堂はこれといって特徴のあるものではありませんが、中央には義経の木像がガラスに覆われて祀られています。
     少し離れたところには、芭蕉の「夏草や兵どもが夢の跡」の句の石碑がありました。ここは源義経終焉の地としてだけでなく芭蕉がこの名句を読んだ場所としても知られています。今は芭蕉が訪れた時と景色は変わってしまったと思いますが、北上川のゆったりした流れは変わっていないでしょう。

    高館(義経堂) 名所・史跡

  •  平泉駅へ向かう道の途中に無量光院跡があります。広い池とその中の島が復元され広々としていますがそれ以外は何もありません。無量光院は藤原秀衡が平等院を模して建立した寺院だそうです。

     平泉駅へ向かう道の途中に無量光院跡があります。広い池とその中の島が復元され広々としていますがそれ以外は何もありません。無量光院は藤原秀衡が平等院を模して建立した寺院だそうです。

    無量光院跡 名所・史跡

  •  さらに駅へ向かって歩きます。この通りは平泉駅から中尊寺へ向かう最短ルートになる道で商店などが立ち並んでいますが、車の往来も少なく寂しい感じです。<br /> しばらく進むとその理由がわかりました。ちょうどこの先に踏み切りがあるのですが、そこが工事中で全面通行止めになっていたのです。

     さらに駅へ向かって歩きます。この通りは平泉駅から中尊寺へ向かう最短ルートになる道で商店などが立ち並んでいますが、車の往来も少なく寂しい感じです。
     しばらく進むとその理由がわかりました。ちょうどこの先に踏み切りがあるのですが、そこが工事中で全面通行止めになっていたのです。

  •  少し歩いていくと踏切工事の警備員が近づいてきて迂回ルートを説明してくれました。しかしすぐ目の前のうどん屋が店先に幟を出して営業しているようでしたので、ここで食事をすることにしました。<br /> ここでは名物だという八斗汁がおすすめだと聞いたので食べてみました。八斗とおは小麦粉でつくったすいとんのようなものです。上品な味でおいしかったのですが、これは冬にぴったりの食べ物です。暑い中で熱々の八斗汁をいただき汗びっしょりになりました。

     少し歩いていくと踏切工事の警備員が近づいてきて迂回ルートを説明してくれました。しかしすぐ目の前のうどん屋が店先に幟を出して営業しているようでしたので、ここで食事をすることにしました。
     ここでは名物だという八斗汁がおすすめだと聞いたので食べてみました。八斗とおは小麦粉でつくったすいとんのようなものです。上品な味でおいしかったのですが、これは冬にぴったりの食べ物です。暑い中で熱々の八斗汁をいただき汗びっしょりになりました。

    民家 グルメ・レストラン

  •  食事の後は工事中の踏切を避けるように大きく迂回し平泉駅へ戻りました。時間は調べていませんでしたが、さほど待つことなく一ノ関行の電車がやってきました。しかも、一ノ関での新幹線の接続もちょうどよく変に時間を持て余すことなく帰ることができました。<br /><br /> 今年になって立て続けに2度訪問した岩手ですが、やはり良いところです。また近いうちに機会を作っていってみたいです。次は寒い季節かな。

     食事の後は工事中の踏切を避けるように大きく迂回し平泉駅へ戻りました。時間は調べていませんでしたが、さほど待つことなく一ノ関行の電車がやってきました。しかも、一ノ関での新幹線の接続もちょうどよく変に時間を持て余すことなく帰ることができました。

     今年になって立て続けに2度訪問した岩手ですが、やはり良いところです。また近いうちに機会を作っていってみたいです。次は寒い季節かな。

    一ノ関駅

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  • 民家

    民家

    3.17

    グルメ・レストラン

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