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朝4:00<br />携帯のアラームで起床。<br />昨晩は強風が吹き荒れて、テントの中でもバンバン砂が降ってくる状態(TT)<br /><br />でも、5〜6人は外に敷かれたマットレスで寝てたみたい。<br />強者だわ。<br /><br />4:30<br />まだ暗い中、キャラバン隊は出発です。<br />昨日とは違うラクダが本日のバディー。<br />浅黒くて、昨日の子より人なつっこいけど規律を守るいい子ちゃん。<br /><br />しばらくすると、東の空が少しだけ明るくなってきた。<br />かと思えばあっという間に周りを見渡せるほどの明るさに。<br />まだ日の出前。<br />砂漠は昨日よりも赤みを帯びた色。<br /><br />5:30前になるといよいよ日の出が近づき、一行はストップ。<br />日の出を待ちます。<br />砂漠の向こう側が白くなり始め、太陽が顔をのぞかせると一斉に<br />「Wowwwwwwwwwwwwwwwww!!!」<br />日の光ってやっぱり特別ね。<br /><br />元旦のご来光は、神々しい感じがするけれど<br />砂漠で見たこの日の出は<br />心が穏やかになるというか、体の中から疲れとかストレスとか<br />あらゆる嫌なものが一気に解放されたような「生きてるって素晴らしい」と思えるような<br />そんな日の出でした。<br /><br />ベルベル人のお兄さんが日の出をバックに写真を撮ってくれた。<br />ありがとう。<br />日の出前に朝食を食べたばかりだからか、元気いっぱいで昨日とは別人と思っちゃったよ。<br /><br /><br />30分もせずにホテルに到着。<br />既に朝食の準備がされていました。<br />・パン<br />・チーズ(6Pチーズ的な)<br />・コーヒー<br />以上。<br /><br />朝食後、一気に現実に引き戻される。<br />ホテルのオーナーから<br />「一人ずつチップを払え」<br />「家族を養わなくちゃいけないんだ。土産を買っていてくれ。」<br /><br />もともとチップは払う気でいた。<br />というより払う気満々だった。<br />ラクダ使いのお兄さんたちはとても親切で陽気でフレンドリーで<br />夜いろんな話をして彼等の人となりも少し分かったような気がしていた。<br />写真も奮発して撮ってくれた。<br /><br />分かっています。<br />主要な産業がなくて、砂漠の中で暮らし、観光くらいしかない街で<br />チップが最大の収入源。<br />砂嵐が来ればその収入源もなくなる。<br /><br />でもね、「払え」と言われると払いたくなくなるというか<br />気分が滅入るというか、落胆するというか・・・・。<br /><br /><br />もちろん払いましたよ。<br />ただ、気分的な問題だけで。<br /><br /><br /><br />6:30ホテルを出発<br />マラケシュに向けてひたすら走るのみの一日。<br />楽しみは・・・・・ 途中のお昼休憩くらいかな。<br /><br /><br />ただ、昨晩から嘔吐を繰り返しているイタリア人とブラジル人2名。<br />朝も青白い顔のまま。<br />ちょっとはよくなったと言っていたけど、相当つらそう。<br /><br />話を聞くと、どうやら二人が昨日食べた昼ご飯が問題だったみたい。<br />14人の内、この2人だけが選んだランチが当たったらしく<br />帰路も少し走っては停まり、また走っては停まり。<br />出るものがないのに嘔吐が止まらないって本当につらそうだった。<br /><br /><br />砂漠ツアーに参加してよかったって心から思う。<br />カナダ人カップルは、彼が仕事を辞めて世界中を旅行している最中に彼女が合流。これからスペインに抜けるとのこと。マラケシュに戻る途中でバンを降りて次の街へむかいました。<br />ブラジル人3人組も、1人が現在マドリードに留学中とのことで、この後はスペインに戻るらしい。<br />香港の彼は、大学を卒業したばかり。銀行に就職が決まっていて、仕事が始まる前に欧州を周遊中。次はギリシャへ行くんだって。<br />イタリア人カップルは、明後日にはイタリアへ帰国。ショーの予定があるからこれ以上留まれないらしい。<br />もう一組のイタリア人カップルは、このあと仕事があるので一度イギリスへ。その後スペインに1週間の旅行。<br />カナダ人の彼は世界一周中。まだまだ旅は続くらしい。<br />オランダ人の幼なじみカップルは学校が始まるまでの間、貧乏旅行を続けるとのこと。<br /><br />私はモロッコのみだよ。<br />そう伝えるとみんなびっくりしてた。<br />そりゃそうだよね、30時間以上かけてきて、たかが9日間しかいないなんて。<br />彼等のバカンスとは比べものにならないほど短い休暇。<br />でも、満喫♪<br /><br />だから旅って大好き。<br />こんなことでもしなければ出会わなかったはずの人たちとつながることが出来る。<br />違う文化的背景を持った人たちと同じ思い出を共有できる。<br />多くの出会いがある。<br /><br /><br /><br />16時過ぎ<br />マラケシュ到着。<br />ここでみんなとはお別れ。なんだか名残惜しい気持ち。<br />Facebookやメールアドレスをみんなと交換してリヤドに戻りました。<br /><br />本日もRiad Lylaに宿泊。<br />日本を出発する前はツアーから戻ったらもう少し安い宿を探そうと思っていたんだけど、やっぱりこのリヤド居心地が良すぎた!<br />ツアーに出発する前、チェックアウトの時空きか゛あるか聞いたら1部屋あるとのこと。<br />即決!<br />そして再び戻ってきました。<br /><br />アドラワンが声をかけてくれた。<br />「砂漠ツアーはどうだった?疲れたでしょ?コーヒーかミントティー飲む?」<br /><br />もちろん私は<br />「最高だった!こんな体験出来ないよ。それにここのミントティーも負けないくらい最高!」<br /><br />ミントティーをもらってゆっくり休憩していたら、急におなかが空いてきた。<br />そうだった。昼ご飯、昨日の件があったから食べるのもなんだか怖くなって、絶対当たらなそうなベルベル風オムレツしか食べて無かった・・・。<br /><br />ジャマエルフナ広場へ夕食を食べにいくことにした。<br /><br /><br />スクエアへ行くと、この前より人出が多いし、屋台も多い。<br />そっか、今日は木曜日。<br />明日はみんな休みだからか。<br />要は「ハナ金(古い!)」<br /><br />しかも、この前はなかった専門屋台が出てるじゃない<3<br /><br />地元民がものすごく群がっている屋台を発見。<br />のぞいてみると鰯のフライの屋台。<br />決めた!<br />これ買おう。<br /><br />注文の仕方は前の人たちのを真似すればよし。<br />お店のおじさんが<br />「お嬢さんはどうする?」と聞いてくるので<br />揚げている鰯を指さして「2!」<br />「パンに挟む?」<br />「うん」<br />「ポテトは?」<br />「うん」<br />「入れる?」<br />「うん」<br />周りの若者たちがニヤニヤしながら<br />「これ入れないの?美味しいよ。みんないれるんだ!」<br />と声をかけてきた。<br />これ?<br /><br />あ〜、唐辛子<br /><br />これ絶対辛いやつだ。<br />絶対面白がってるな〜。<br />と思ったので、まんまと彼等の話にのっかることに(笑)<br />唐辛子入りでお願いしました。<br /><br />ということで、鰯フライ2枚&フレンチフライ入りのバーガーGET.<br />手を広げた位の大きさで20Dh!!!!<br /><br />今までの食事の値段半端なく高かったことに今気づいた!<br /><br />しかもうま〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜い。<br />揚げたての鰯もだけど<br />唐辛子以外味ついてないのに何でこんなに美味しいの????<br />唐辛子も思っているほど辛くなくて、大満足。<br /><br /><br />さぁ、明日はフェズに移動。<br />でもスークは休み。<br />泊まるだけでフェズ観光は無し。<br />フェズまで7時間・・・・・。<br />今回の旅は移動時間だけで半分以上費やしちゃうな。<br /><br /><br />ランチ   75Dh<br />水     10Dh<br />コーヒー  10Dh<br />ジュース   4Dh<br />鰯バーガー  20Dh<br />宿泊    550Dh<br />合計    669Dh(7760円)<br /> <br />

ラマダン中のモロッコへ アラフォー女の一人旅(5日目)

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2016/06/12 - 2016/06/22

22位(同エリア105件中)

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9

aico78

aico78さん

朝4:00
携帯のアラームで起床。
昨晩は強風が吹き荒れて、テントの中でもバンバン砂が降ってくる状態(TT)

でも、5〜6人は外に敷かれたマットレスで寝てたみたい。
強者だわ。

4:30
まだ暗い中、キャラバン隊は出発です。
昨日とは違うラクダが本日のバディー。
浅黒くて、昨日の子より人なつっこいけど規律を守るいい子ちゃん。

しばらくすると、東の空が少しだけ明るくなってきた。
かと思えばあっという間に周りを見渡せるほどの明るさに。
まだ日の出前。
砂漠は昨日よりも赤みを帯びた色。

5:30前になるといよいよ日の出が近づき、一行はストップ。
日の出を待ちます。
砂漠の向こう側が白くなり始め、太陽が顔をのぞかせると一斉に
「Wowwwwwwwwwwwwwwwww!!!」
日の光ってやっぱり特別ね。

元旦のご来光は、神々しい感じがするけれど
砂漠で見たこの日の出は
心が穏やかになるというか、体の中から疲れとかストレスとか
あらゆる嫌なものが一気に解放されたような「生きてるって素晴らしい」と思えるような
そんな日の出でした。

ベルベル人のお兄さんが日の出をバックに写真を撮ってくれた。
ありがとう。
日の出前に朝食を食べたばかりだからか、元気いっぱいで昨日とは別人と思っちゃったよ。


30分もせずにホテルに到着。
既に朝食の準備がされていました。
・パン
・チーズ(6Pチーズ的な)
・コーヒー
以上。

朝食後、一気に現実に引き戻される。
ホテルのオーナーから
「一人ずつチップを払え」
「家族を養わなくちゃいけないんだ。土産を買っていてくれ。」

もともとチップは払う気でいた。
というより払う気満々だった。
ラクダ使いのお兄さんたちはとても親切で陽気でフレンドリーで
夜いろんな話をして彼等の人となりも少し分かったような気がしていた。
写真も奮発して撮ってくれた。

分かっています。
主要な産業がなくて、砂漠の中で暮らし、観光くらいしかない街で
チップが最大の収入源。
砂嵐が来ればその収入源もなくなる。

でもね、「払え」と言われると払いたくなくなるというか
気分が滅入るというか、落胆するというか・・・・。


もちろん払いましたよ。
ただ、気分的な問題だけで。



6:30ホテルを出発
マラケシュに向けてひたすら走るのみの一日。
楽しみは・・・・・ 途中のお昼休憩くらいかな。


ただ、昨晩から嘔吐を繰り返しているイタリア人とブラジル人2名。
朝も青白い顔のまま。
ちょっとはよくなったと言っていたけど、相当つらそう。

話を聞くと、どうやら二人が昨日食べた昼ご飯が問題だったみたい。
14人の内、この2人だけが選んだランチが当たったらしく
帰路も少し走っては停まり、また走っては停まり。
出るものがないのに嘔吐が止まらないって本当につらそうだった。


砂漠ツアーに参加してよかったって心から思う。
カナダ人カップルは、彼が仕事を辞めて世界中を旅行している最中に彼女が合流。これからスペインに抜けるとのこと。マラケシュに戻る途中でバンを降りて次の街へむかいました。
ブラジル人3人組も、1人が現在マドリードに留学中とのことで、この後はスペインに戻るらしい。
香港の彼は、大学を卒業したばかり。銀行に就職が決まっていて、仕事が始まる前に欧州を周遊中。次はギリシャへ行くんだって。
イタリア人カップルは、明後日にはイタリアへ帰国。ショーの予定があるからこれ以上留まれないらしい。
もう一組のイタリア人カップルは、このあと仕事があるので一度イギリスへ。その後スペインに1週間の旅行。
カナダ人の彼は世界一周中。まだまだ旅は続くらしい。
オランダ人の幼なじみカップルは学校が始まるまでの間、貧乏旅行を続けるとのこと。

私はモロッコのみだよ。
そう伝えるとみんなびっくりしてた。
そりゃそうだよね、30時間以上かけてきて、たかが9日間しかいないなんて。
彼等のバカンスとは比べものにならないほど短い休暇。
でも、満喫♪

だから旅って大好き。
こんなことでもしなければ出会わなかったはずの人たちとつながることが出来る。
違う文化的背景を持った人たちと同じ思い出を共有できる。
多くの出会いがある。



16時過ぎ
マラケシュ到着。
ここでみんなとはお別れ。なんだか名残惜しい気持ち。
Facebookやメールアドレスをみんなと交換してリヤドに戻りました。

本日もRiad Lylaに宿泊。
日本を出発する前はツアーから戻ったらもう少し安い宿を探そうと思っていたんだけど、やっぱりこのリヤド居心地が良すぎた!
ツアーに出発する前、チェックアウトの時空きか゛あるか聞いたら1部屋あるとのこと。
即決!
そして再び戻ってきました。

アドラワンが声をかけてくれた。
「砂漠ツアーはどうだった?疲れたでしょ?コーヒーかミントティー飲む?」

もちろん私は
「最高だった!こんな体験出来ないよ。それにここのミントティーも負けないくらい最高!」

ミントティーをもらってゆっくり休憩していたら、急におなかが空いてきた。
そうだった。昼ご飯、昨日の件があったから食べるのもなんだか怖くなって、絶対当たらなそうなベルベル風オムレツしか食べて無かった・・・。

ジャマエルフナ広場へ夕食を食べにいくことにした。


スクエアへ行くと、この前より人出が多いし、屋台も多い。
そっか、今日は木曜日。
明日はみんな休みだからか。
要は「ハナ金(古い!)」

しかも、この前はなかった専門屋台が出てるじゃない<3

地元民がものすごく群がっている屋台を発見。
のぞいてみると鰯のフライの屋台。
決めた!
これ買おう。

注文の仕方は前の人たちのを真似すればよし。
お店のおじさんが
「お嬢さんはどうする?」と聞いてくるので
揚げている鰯を指さして「2!」
「パンに挟む?」
「うん」
「ポテトは?」
「うん」
「入れる?」
「うん」
周りの若者たちがニヤニヤしながら
「これ入れないの?美味しいよ。みんないれるんだ!」
と声をかけてきた。
これ?

あ〜、唐辛子

これ絶対辛いやつだ。
絶対面白がってるな〜。
と思ったので、まんまと彼等の話にのっかることに(笑)
唐辛子入りでお願いしました。

ということで、鰯フライ2枚&フレンチフライ入りのバーガーGET.
手を広げた位の大きさで20Dh!!!!

今までの食事の値段半端なく高かったことに今気づいた!

しかもうま〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜い。
揚げたての鰯もだけど
唐辛子以外味ついてないのに何でこんなに美味しいの????
唐辛子も思っているほど辛くなくて、大満足。


さぁ、明日はフェズに移動。
でもスークは休み。
泊まるだけでフェズ観光は無し。
フェズまで7時間・・・・・。
今回の旅は移動時間だけで半分以上費やしちゃうな。


ランチ   75Dh
水     10Dh
コーヒー  10Dh
ジュース   4Dh
鰯バーガー  20Dh
宿泊    550Dh
合計    669Dh(7760円)
 

旅行の満足度
5.0
観光
5.0
ホテル
5.0
グルメ
4.0
ショッピング
2.0

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