2016/04/25 - 2016/04/26
127位(同エリア525件中)
クッシーさん
JRのCMで春日大社を見て久々に奈良の友人に会いたくなり、1泊の奈良旅行を敢行。
友人が仕事をしているため、1日目はかつて修学旅行で訪れた長谷寺と室生寺を懐かしさに浸りながらカメラ片手に一人で散策してきました。
石楠花が有名な室生寺ですが、私には「石段でつまずいてかなりの距離を転げ落ちた」という超恥ずかしい思い出があるお寺です(^^;)
あの時は同級生たちが驚きながらも助けてくれましたが今回はひとり。転ばないよう気を付けて歩きました。
- 旅行の満足度
- 4.0
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長谷寺から電車とバスを乗り継ぎ室生寺までやってきました。
この時期の土日祝には長谷寺と室生寺を結ぶ臨時バスがあるのですが、平日はその恩恵に与れず1時間ほどかかりましたが、バスから見えた山間の風景はなかなかでした。 -
バス停から室生寺までのどかな川沿いを歩きます。
室生寺はシャクナゲで有名ですが、こんなところにもシャクナゲ! -
太鼓橋が見えてきました。
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お土産物屋、休憩処、旅館などが立ち並ぶ参道をぷらぷら5分ほど歩いて太鼓橋へ。ここを渡ると室生寺です。
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境内に入るとすぐに「三宝杉」という3本の大杉がそびえ立っていました。
なんだかこれだけで神聖な感じがします。室生寺 寺・神社・教会
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と思ったら、本当にこのあたりは昔から山岳信仰がさかんなスピリチュアルスポットでした。
国定公園にもなっていたのですね、勉強不足で知りませんでした(^^;) -
「女人高野」として知られる室生寺
創建は奈良時代にさかのぼります。 -
参拝受付を終え仁王門へ
ふと受付横の社務所を見るとたくさんの杖! 貸出しているようです。
石段が多いので年輩の参詣者のための心遣いでしょうか。 -
立派な仁王門
一度焼失し昭和になってから再建されたそうで、朱色がまだ鮮やか室生寺 寺・神社・教会
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迫力ある仁王像 「阿」
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「吽」
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仁王門をくぐった先に現れる鎧坂と呼ばれる石段
自然石積みの石段だそうでですが、かなり急です。 -
それでも両脇の石楠花と段上の金堂に導かれ上っていくと。。。
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柿葺の金堂が全貌を見せてくれました。
ふぅ〜っ! 日ごろの運動不足で体が重い(^^;)室生寺 寺・神社・教会
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平安時代初期に建てられたという金堂
中には一木造りのご本尊、釈迦如来立像(国宝)を中心に、右側に薬師如来像と地蔵菩薩像、左側に文殊菩薩と十一面観音菩薩像が並び、その前には運慶作と伝えられる十二神将像が一列に並んでいます。
心を鎮めてくださるようなお姿にしばし見入ってしまいまた。
写真撮影は禁止なので、室生寺のHPでご覧ください。
http://www.murouji.or.jp/hotoke/index.html -
金堂の周りにもお堂を彩るように石楠花がたくさん咲いていたのでアップで
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金堂の左手にある弥勒堂
こちらは鎌倉時代に建立されたもので、厨子入りの弥勒像が安置されています。室生寺 寺・神社・教会
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金堂をあとにさらに石段を登ると・・・
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灌頂堂(本堂)があります。
ここは真言密教の最も大切な法儀である灌頂を行う堂で、真言寺院の中心であるところから本堂、または灌頂堂と呼ばれるそうです。
それにしても新緑が美しいですね〜!室生寺 寺・神社・教会
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灌頂堂の横には更に石段が続き、その先に五重塔があります。
いや〜、本当に石段が多く、室生寺が山の中にあることを実感します。 -
ここも石楠花がキレイで三脚を立てて撮影している人もチラホラ
私もしばしここで撮影タイム♪ -
横のアングルでも1枚
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五重塔の真下に来て見ました。
平安時代初期に建てられた塔は総高16.1m、屋外に立つ五重塔としては国内最小で、法隆寺の五重塔に次ぐ古塔でもあるそうです。 -
また相輪が他にはない珍しい形なのだとか。
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境内の石佛も時を感じさせます。
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眼下には灌頂堂
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五重塔の先、さらに山の中へ向かう石段
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奥の院へと続いています。
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夕方で参拝者もほとんどいないようでしたが、修学旅行で転げ落ちた場所を再確認するために? 奥の院まで行ってみます。
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杉の大木が生い茂る山の中は静かで涼しい
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この石段の長さ! 先が見えません!!
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社務所で杖を貸し出していたのはこのためだったのか〜!
今さら気付いても遅すぎますが・・・借りてくればよかった(泣) -
途中ですれ違ったご夫妻に「もうちょっとだから頑張って」と励まされ、息を切らしながら進みます。
涼しい杉林の中でも汗ぴっしょり! -
奥の院が見えてきた〜
あともう少し! -
奥の院に到着しました〜
石段を上り切った所に、御影堂と舞台造りの位牌堂があります。
御影堂には弘法大師42才の像が安置されています。室生寺 寺・神社・教会
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こちらが舞台造りの位牌堂
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舞台の眼下に広がる風景
ずいぶんと上ってきたんですね〜 -
奥の院で少しゆっくりしたいところですが、帰りのバスの時間があるのでお参りをしたら早々に戻ります。
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とはいえ、修学旅行ではこの石段を転げ落ちたんです。
正確にはつまづき勢いがついて、この石段を3段飛ばしくらいで走って下る形になり、止まるためには転ぶしかなかったというのが当時の状況でした(^^;)
同級生たちが驚いて、皆左右に避けたので誰にもぶつかることなく一人でおちていったんですけどね・・・ -
今回は絶対に転ばないように気を付けないと。。。
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やれやれ、無事五重塔まで下りてきました。
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足がガクガクですが、この風景にホッと一息
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改めて新緑や
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石楠花の美しさを堪能
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ここでコケたら話にならないので、最後の鎧坂も慎重に下ります(笑)
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裏から見た仁王門
新緑とのコントラストが素晴らしい! -
帰りは護摩堂の方へ廻ってみます。
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護摩堂や書院の周りでも石楠花が満開でした。
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16:50のバスにも十分間に合う時間にもどってこれました。
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17時近くになり、ほとんどの食事処やお土産物屋さんが店じまいを始めていましたが、バス停近くの「よもぎ餅」という暖簾に引き寄せられお店をのぞいてみました。
室生よもぎ餅本舗 もりもと グルメ・レストラン
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こちらのお店では生よもぎを100%使用しているそうです。
バスまで少し時間があったので、お店のおじさんによもぎ餅の作り方なんかを聞きながらひとついただいてみました。 -
よもぎの味と香りが濃い!
お餅はもっちり、こしあんは程よい甘さ。
歩き疲れた体に嬉しいご褒美でした(^^) -
山桜や藤が彩を添える山の風景を見ながらバスで室生をあとにします。
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途中、宇陀川沿いの岩壁に彫られた阿弥陀如来が車窓から見えました。
以前、近くの大野寺に桜を見に来たことがあったので懐かしい!大野寺石仏 名所・史跡
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大きさ11.5メートル、鎌倉時代初期に彫られたものだそうです。
お顔がはっきり見えるようにもう少しズームで。 -
17時過ぎ、室生口大野駅に到着。
何とか予定通り長谷寺と室生寺を参拝することがでました。
あとは奈良に戻って美味しい夕食をたべるぞ〜!
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