2016/05/26 - 2016/05/27
1526位(同エリア4760件中)
クッキーさん
高速バスで金沢に到着。
駅で鼓門を鑑賞した後は、野村家、長町武家屋敷跡、鈴木大拙館、兼六園、21世紀美術館などの定番観光を駆け足で。
〆は居酒屋いたる本店にて終了。
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ニュースで見るだけだった金沢駅の鼓門。アントワープ駅に比するほどの駅だと言われるそうです。
歴史の重さは違いますが・・ -
能楽の鼓を模した鼓門の威風堂々とした門構え。
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鼓門。
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もてなしドームと言われるガラス張りの天井アーチは巨大なオブジェのよう。
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駅から鼓門を。
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見ていて飽きることがありません。
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お土産の大半は金沢で、と決めていたものの、あくまで観光がメインだしお土産を求めてうろつくのも大変、と思っていたら、金沢駅のすぐ横の百番街ですべて揃うことがわかりました。駅の入口の左側から入れます。
入口を入ってすぐにクロネコのカウンターを見つけました。安心してお買い物。買い物の後カウンターに行くと、箱の大きさも見繕ってくれます。ついでにスーツケースからも重いお土産を引っ張り出して一緒に詰めてもらいました。
届いた箱は、いかにも金沢といた感じのものでした。 -
ダイワロイネット金沢。
ホテルにチェックイン。
早い時間でしたが、部屋の準備ができているというので入室。 -
部屋はゆったり。
金沢でのホテルは、人気に比例して高めでしたが、ふと見つけたのは近畿○○ツーリストの募集型企画旅行での予約。早割もあり、一番リーズナブルな価格でした。 -
バスルーム。
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北鉄バス1日フリー乗車券 は1日500円で、ほぼ15分間隔の運行。
兼六園シャトルもありましたが、バスを待つのももどかしく、かといって歩くには時間がもったいないということで駅前でタクシーに乗り、野村家へ直行。 -
謁見の間の襖絵。
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上段の間。総檜造りの格天井。高山の市政記念館でも見た天井です。
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床の間と違い棚。
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透かし彫り。
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釘隠し・各種
釘隠しとは、伝統的な書院造りの室内を飾るもので、長押(なげし)の表面から柱に釘を打った場合に、表面に出る釘の頭を隠すために、釘の上にかぶせる装飾金具のことを言います。 -
釘隠しはこんな風に使われています。
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野村家屋敷は往時には千坪を越える広さだったそうですが、明治以降、時代の変遷とともに土地を分譲するなどして現在の状態になりました。何度か住人も変わり、屋敷の様相も変わってしまいましたが、土塀や曲水、樹木などが野村家時代の面影を残しているそうです。
建物は久保彦兵衛という商人が藩主を招くために1843年(天保14年)に建てた豪邸の上段の間、謁見の間を移築したもの。 -
野村家時代の面影を残す庭園はたいへんに見事。
小さな庭園に植栽がびっしり。 -
曲水を覆うように木々や石を配した姿は閑寂な風情に富んで味わい深いものです。
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山桃や椎の古木、大雪見灯篭、石造りの大架け橋などが絶妙なバランスで配置された庭園。
この庭園の水は大野庄用水から引き入れたもの。 -
切り縁の先を進むと茶室入口前の坪庭に出ます。
この風情に目が釘付けです。 -
二階が茶室になっています。
石造りの階段を上がりきった所にも、小さな石灯篭のある小さな小さな坪庭。 -
風情のある佇まい。廊下の左が控えの間。
入口の引き戸は網代と障子の組み合わせた建具。 -
茶室の躙り口。奥が水屋。
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眼下に庭園を眺めながらお抹茶を頂くこともできます。
天井は、桐の板に神代杉を重ねたレイヤードスタイルです。 -
最後に坪庭の奥を一枚。
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野村家を出て香林坊へと抜ける路地へ向かいます。
武家屋敷跡の残る長町を貫くように南北に流れる小川は大野庄用水。水路の傍らに設けられた案内板の記述によれば、天正、慶長年間(1573〜1615年)に金沢城が築城された際、宮越(現在の金沢港)から犀川を遡って木材を運び、この水路に引き入れたのだそうです。
水路に沿って伸びる土塀や緑の木々に趣があります。 -
長町武家屋敷跡の名で金沢の代表的な観光名所のひとつに名を連ねているこのかいわいは、加賀藩士・中級武士たちの屋敷跡です。
当時の武家屋敷は周囲を土塀で囲むのが慣わしだったそうです。長町武家屋敷跡にはそうした土塀が数多く残り、土塀と土塀に挟まれるようにして石畳の細い路地が抜けています。 -
路地を歩いているとまるで江戸時代を歩いているような気分になります。今にも戸口から加賀藩の武士が姿を現しそう。
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ゆったりと、ときどき立ち止まりつつ、その町並みの風情を味わいながら散策を楽しみたいところですが・・
夫はまるでウォーキングでもしているかのように先へ先へと・・・ -
土塀の続く町並みの中では、普通に地元の方々が住んでいるわけですから、街並みの風情を保つ努力に頭が下がります。
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路地歩き。
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路地歩き。
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路地歩き。
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時代劇そのまま。
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民家の庭。
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路地歩き。
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小さな公園になっていて、土塀の造りがわかるようになっています。
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ゆっくり見ていきたいのに・・・
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こんな通りに出てきました。
お香のお店。 -
通りの向かい。鞍月用水に架けられた橋とそこにつながるお店が一つ一つおしゃれ。
金沢は、前田利家の入城以来、犀川、浅野川に挟まれ水で潤った街でしたが、数々の火災に見まわれました。その度に再構築されてきた街でもあります。火災や防衛上の理由から城の周りに多くの惣構(そうがまえ)というお堀・用水を築きました(二重構造になっています)。
大野庄用水や辰巳用水、鞍月用などがそうです。今でもその名残が多くが残っており街のあちこちで水路を目にします。
農地用水・生活用水・庭園の曲水・工業用水・防火用水さまざまな用途として今も利用されているそうです。 -
鈴木大拙館。凛とした建物の外観が素敵です。
鈴木大拙は世界的な仏教哲学者として知られており、1966年に亡くなっています。
2011年に竣工されたこのミュージアムは、石垣や水景などによって金沢を象徴する景観を創造し、その中で鈴木大拙の世界を展開していくという基本方針により設計されたものだそうです。 -
内部に展示された資料は眺めただけで終わりましたが・・
学習空間の部屋から見える「露地の庭」 -
洋の中の和。
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この「水鏡の庭」を見たくて訪れましたのです。
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「水鏡の庭」
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「水鏡の庭」の中にある「思索空間」
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「思索空間」の天井。
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「水鏡の庭」
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「水鏡の庭」の向こうに見えるのは「外部回廊」
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玄関の庭のクスノキ。
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入館料は300円なのですが、実はこの建物の脇には散策路があって、そこから「水鏡の庭」が見られるんです。
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散策路から見える「水鏡の庭」
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松風閣庭園。この先は行き止まり。
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こんな小路を辿って、
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松風閣庭園の出口。
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この小路から垣間見える「水鏡の庭」
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緑の小路は、21世紀美術館から鈴木大拙館脇の水鏡の庭沿いに本多の森を抜け成巽閣まで続く散策路です。
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大拙館脇から成巽閣までの小路を歩きます。
都会の只中とはとうてい思えないような静寂感のある散策路。 -
緑の小路は、中村記念美術館の先で美術の小路と名前を変えた階段へと続きます。
上がってきた坂道を振り返って。
兼六園までにこんな高低差があるなんて予想外です。 -
緑の散策路とはいえ、こんな自然豊かな小路とは思いませんでした。
小さな流れが涼し気。 -
この水路が小さな滝になって流れ落ちているよう。
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石川県立歴史博物館辺り。
本多の森を抜けてきました。 -
成巽閣入口。
兼六園への入口かと入ってみましたが、違っていたようです。 -
小立野口から入場しました。
兼六園への入口は全部で7か所もあります。 -
百万石前田家の庭園として造られた特別名勝・兼六園は、水戸の偕楽園、岡山の後楽園とともに、日本三名園の一つに挙げられます。
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花見橋辺り。
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穏やかに流れる曲水に沿って咲き誇るカキツバタ、サツキやツツジ。
兼六園の中で一番お気に入りだった庭。
もし、一番下の真弓坂入口から入場していたら、ここまで歩けなかったかもしれません。 -
涼やかな水辺。
この曲水の豊かな水は辰巳用水を利用しています。 -
満身創痍で介護状態にみえます。
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金沢の市街地が見えるという展望台から。
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真弓坂口に向かって下って行ったものの敷地は想像以上に広く、じっくりと庭を鑑賞するというよりも、ただひたすら歩き続ける感がありました。数十年前にも訪れているのですが、こんなに広かったとは・・
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霞ヶ池のことじ灯篭。
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地図だけ見ると、そんなに広くは感じないのですが・・
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金沢城の見学時間は過ぎてしまい、外観だけでもと、石川門口から入ってみます。
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お堀通りに沿って石垣が見えています。
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石川門。
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三の丸広場の向こうに金沢城の菱櫓、五十間長屋など。
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門の厚みがすごいです。
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石川門・石垣の積み方解説。
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右が切石積みで左が粗加工石積み。
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桂坂口から兼六園に再入場。
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和風庭園では珍しい噴水。
霞ヶ池を水源とし、池の水面との高低差による自然の水圧で上がっているそうです。 -
瓢池の奥に見えるのは翠滝。
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瓢池に沿って歩き、
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ようやく真弓坂口に。
兼六園は早朝無料入園のサービスも行っているそうです。開始時間は季節によって、4〜6時から。
これだけ高低差のある素晴らしい庭園でのウォーキング・・羨ましいサービスですね。 -
事前に知人から聞いていた評価は二分していた21世紀美術館。
夕刻の閉館間際に入館したので時間に追われ、駆け足での鑑賞になってしまいました。
「スイミング・プール」の中から。 -
「スイミング・プール」の外から。
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アニッシュ・カプーアの黒い楕円形の展示が印象的でした。
一時は入館するかどうか迷っていましたが、夫には高評価の美術館でした。 -
居酒屋いたる本店。
金沢の地元の方が熱く語る居酒屋を味わってみようと予約を試みたものの、6時過ぎの予約はできないとのこと、(6時前の予約は既にいっぱい)1時間待ちを覚悟して並んでみました。ラッキーなことに、予約客が来られないというので30分ほどの待ち時間で店内に案内されました。 -
刺身は小おけ。これで二人前です。
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別方向から。刺身はぷりぷりで肉厚。
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五郎島金時芋の丸揚げ天ぷら。
お芋が美味しいと思ったのは初めてかもしれません。ほこほこした感じが苦手なのですが、これは全く別物。ほとんど一人で食べてしまいました。 -
もずくの酢の物は夫が気に入って、私の口に入ったのはつゆだけ。
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白エビのから揚げは美味しくて箸がとまりませんでした。
居酒屋メニューを堪能。 -
メニューの一部。
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夜のいたる。
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