2005/02/26 - 2005/02/27
347位(同エリア419件中)
けんいちさん
たかぢ、けんいちの2人旅です。
(本当は杉ちゃんも行く予定でしたが、インフルエンザにかかってしまい不参加です。)
雪の積もる青森・津軽半島で、最北端・竜飛崎(たっぴざき)を目指す旅です。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 4.5
- ホテル
- 5.0
- グルメ
- 5.0
- 交通
- 4.5
- 同行者
- 友人
- 一人あたり費用
- 3万円 - 5万円
- 交通手段
- 高速・路線バス JALグループ JRローカル 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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羽田空港から青森空港に飛びます。空港から外に出ると・・・一面真っ白です。気温はマイナス5度と表示されています。寒い!
青森空港 空港
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道の両脇に積み上げられた雪を見ながら、バスに乗って40分ほどで青森駅に到着です。
青森駅 駅
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以前にも来たことがあるアウガ新鮮市場に向かいます。
アウガ ショッピングモール
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市場内をひととおり見回ったあとで、寿司処 三国に入ります。
すし処 三國 グルメ・レストラン
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本鮪トロ鉄火丼 2,800円
分厚く切られた鮪が、バラの花びらのようにこれでもかと盛られています。旨い!(^-^)
濃厚なトロの味が口の中でとろけます。 -
たかぢはホタテ丼です。こちらも濃厚で美味しいです・・・しかしホタテだけたくさんあると味に飽きてしまうようで悪戦苦闘していました(^-^;
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青森ベイブリッジ
青森ベイブリッジ 名所・史跡
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青森駅から奥羽本線に乗り弘前(ひろさき)駅を目指します。
青森駅 駅
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窓の外は吹雪いています。
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弘前駅前からバスに乗り弘前城で降ります。顔に当たる雪が痛いほどの吹雪かと思ったら、青空が見えたりとコロコロ天気が変わります。
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雪道で足を滑らしながら歩くと天守閣が見えてきました。桜の名所ですがいま2月は明らかにオフシーズンです。
弘前公園 (弘前城) 公園・植物園
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天守閣の前まで来ましたが、小さくてハリボテのように見えました(^-^;
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弘前城を離れて多くの寺院が並ぶ禅林三十三ヶ寺に向かいます。
禅林街 名所・史跡
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道の突き当りにはこの寺院街を代表する長勝寺がありました。
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ふたたび弘前駅に戻り、岩木山の麓にある嶽温泉へ向かうバスに乗り込みます。街中は渋滞でノロノロ運転でしたが、山道に入るとイッキにペースアップをします。路線バスとは思えないスピードで、雪に覆われた凸凹道をタイヤを滑らせながら上がっていきます(^-^;
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上下左右に揺られること1時間強で宿泊地に到着です。
縄文人の宿縄文人の宿 グルメ・レストラン
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縄文人の宿 グルメ・レストラン
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早速お風呂に入ります。青森ヒバの湯船に入れられた硫酸塩泉のお湯は源泉かけ流しで泉質バツグンです。
縄文人の宿 グルメ・レストラン
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お楽しみの夕食です。半個室の囲炉裏の部屋でいただきます。
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海の幸・山の幸がこれでもかと大量に出てきます。特に魚の量が多く一人5尾はありました。味は薄味なのに美味しいという理想の味付けです。
縄文人の宿 グルメ・レストラン
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お腹いっぱい大満足です。たかぢはすぐに寝てしまいました。私はお湯をゆっくり楽しみます。
縄文人の宿 グルメ・レストラン
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2日目です。
隙間から入ってくる風がとても冷たいです。朝風呂を楽しみます。縄文人の宿 グルメ・レストラン
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朝ご飯も普通の旅館とは明らかに違いとても手が込んでいます。
縄文人の宿 グルメ・レストラン
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とても良い旅館でした。
外に出ると雪が降っています。そして昨日から一晩でだいぶ積雪が増えています。 -
弘前駅から青森駅に向かう普通列車に乗る予定でしたが、大雪のためダイヤが乱れているようです。するとアナウンスで「まもなく特急が到着します。お急ぎの方はこちらをご利用ください」とのこと。普通料金で特急に乗れることになり、我々にとってはラッキーな出来事でした。
弘前駅 駅
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列車は元寝台車を使っているようです。網棚の上に収納された寝台がありました。
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窓の外は吹雪いていて真っ白です。
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青森駅に到着です。列車の先頭は雪まみれになっていました。
青森駅 駅
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次の列車に乗り込む前にホームの立ち食い蕎麦屋さんで軽くお昼ご飯です。氷点下のホームで食べる温かいおそばは格別でした。鳩が物欲しそうに近寄ってきたのでお裾分けしてあげました(^-^;
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津軽線で津軽半島を北上します。今日の目的地は津軽半島の最北端・竜飛崎です。「竜が飛ぶほど強い風が吹く」ことからこの地名が付いたようです。
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蟹田駅で乗り換えます。次の列車をホームで待っていると若い二人組が「竜飛崎はこの列車でいいですか?」と聞いてきました。我々と目的地が一緒のようです。その手にはヒッチハイクのための「青森」と書かれた段ボールが握られていました。彼らはどこからヒッチハイクで来たのでしょうか。
蟹田駅 駅
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終点の三厩(みんまや)駅に到着です。ここも雪に覆われています。
三厩駅 駅
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三厩駅
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駅前からバスに乗って竜飛漁港に向かいます。夏の間は竜飛崎までバスで行けるのですが、冬季はその手前までしか行けません。バスの運転手さんに竜飛崎まで行けるのか聞くと「行けることは行けるけど、その靴じゃ冷たくなるよ(笑)」と言われました。そのときはそれがどういう意味かわかりませんでした。
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竜飛漁港で下車して竜飛崎までは歩くことになります。強い風を覚悟していたのですがとても穏やかで拍子抜けです。日本で唯一という「階段国道339号線」を辿ります。
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しかし大雪のためどこから入っていけばいいのかわかりません。すると山肌に先ほどの若者2人組が上っていくのが見えました。
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どうやら雪を掻き分けて無理やり上っていったようです。我々も彼らの足跡を頼りに雪の中に突進です。
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ようやく階段国道を上っていきます。
階段国道339号 名所・史跡
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急な階段を上るに連れて眼下に津軽海峡を望む景色が広がっていきます。
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しかしこんな道をこの時期に上る人はいないのでしょう、階段は完全に雪に覆われていて膝まで雪に埋まりながら歩いていきます。なるほどこれがバスの運転手さんの行っていた意味かと理解しました。終わりの見えない道に「本当にこれで竜飛崎に行けるのか」とたかぢは不安を募らせています。
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20分ほど雪をかき分けて歩きようやく階段国道を制覇しました。たかぢは疲労困憊です。
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さらに緩やかな道を行きますが、歩道は雪が深くて歩けないので車道を行きます。
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まもなく竜飛崎というところで、いきなりブリザードに襲われました。氷の粒が顔に当たって痛いです。体重80キロ以上あるたかぢが突風に押されて、立ったまま滑り出しました。
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全く視界が無くなり、自分がどこを向いているのかもわからなくなりました。足元の轍だけを頼りに歩いてしばらくすると急に風が止みました。どうやら助かったようです(^-^;
こんな経験初めてです。確かに竜が飛ぶほどの猛烈な風でした。龍飛崎 自然・景勝地
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列車の時間まで1時間ほどあるので駅に近い食堂に入って、餃子とビールで時間を潰しました。
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青森駅まで帰ります。
三厩駅 駅
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青森駅では近くのお寿司屋さんに入ります。
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青森駅からはバスで青森空港に向かいます。
青森駅 駅
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青森駅前ロータリー
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羽田空港行の最終便で東京に帰りました。
今回の旅はとにかく雪のオンパレードでした。そして竜飛崎の強風は忘れられない出来事です。そして青森の美味しいグルメに極上のお湯と内容の濃い旅になりました。今度は夏の竜飛崎を見に来たいですね(^-^)青森空港 空港
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