２０１６年５月　北朝鮮旅行に行って来ました

2016/05/13 - 2016/05/21

2016年の北朝鮮旅行記、北朝鮮旅行のよくある質問と回答、北朝鮮の治安について、北朝鮮旅行の費用を安くする方法などはこちらでわかりやすくまとめています。
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「よくわかる北朝鮮旅行2016年5月by神谷奏六」
http://kitachousen.pazru.com/


２０１６年５月、アジア最後の秘境国・北朝鮮旅行に夫婦で行ってきました。
私たちは中国の「大連富麗華国際旅行社」という旅行代理店経由で申し込みました。

北朝鮮への行き方は、飛行機の場合は北京から平壌、または瀋陽から平壌。電車の場合は北京から丹東経由で平壌、あるいは丹東から乗って平壌というルートがありますが、私たちは、丹東と平壌の電車での往復を選びました。

丹東から北朝鮮へは（途中の厳しすぎる入国審査を含めて）約８時間ほどかかり、平壌で北朝鮮の現地ガイドと合流しました。

北朝鮮国内では、ホテルの中を除いて、全ての行程で２人のガイドが同行します。

ホテルは（たぶんほぼ全ての日本人観光客が泊まる）北朝鮮で最高級ホテルである平壌高麗ホテルです。

北朝鮮観光では平壌市民の心の支えであり、カップルが結婚式を挙げる際には挨拶に訪れるという巨大な金日成・金正日の銅像がある万寿台記念碑、かなり偏った歴史認識で朝鮮戦争や、その後のアメリカとの抗争を紹介する祖国解放戦争勝利記念館、金正恩の肝いりで昨年（２０１５年）１１月に建ったばかりの科学技術殿堂などを見学。

他にも平壌市内の地下鉄試乗、パリの凱旋門より１０メートル高い凱旋門と金日成サッカースタジアムを見学、平壌以外では南浦市で名物のハマグリのガソリン焼きを食べ、金日成の成し遂げた一大事業である西海ダムや、農場を見学、軍事境界線にある板門店の見学、開城で世界遺産の寺院を見ました。

北朝鮮料理は冷麺、チヂミ、名物・犬汁、高麗時代の宮廷料理、キムチ、焼き肉など一通り食べましたがかなり美味しかったです。
感想としては、帰国後、友人などに話すネタ満載の旅でした。

北朝鮮旅行は危険ではないのか？について調べた結果、北朝鮮旅行の費用、注意事項、観光スポットの紹介・・・などについて、帰国後、以下URLの『よくわかる北朝鮮旅行２０１６年５月』というブログのほうにまとめなおしています。

よくわかる北朝鮮旅行2016年5月
http://kitachousen.pazru.com/

上記のブログに詳しくまとめていますが、今の北朝鮮は過去に北朝鮮に旅行に行ったことがある人の話を聞いたり読んだりしたものとはかなり違いがあります。

昔は発電所も止まっていて、車は全く走っておらず、公園などにも人もいないという話もありましたが、今は発電所は黒煙を上げて動いており、車も少ないながらも走っていて、公園では若い人があちこちでバレーボールを楽しんでいました。

北朝鮮のゆっくりながらも発展が見られると思います。

また、北朝鮮がどのように国民を偏った歴史・政治認識で教育しているかもみれましたし、北朝鮮人ガイドに「拉致問題についてどう思いますか？」とか、「今も餓死者が出ている現状で、今後どのような政策を取ったらよいと思いますか？」とかインタビューもできました。

また行きたいと思います。

2016年の北朝鮮旅行記、北朝鮮旅行のよくある質問と回答、北朝鮮の治安について、北朝鮮旅行の費用を安くする方法、拉致問題について聞いてみた結果などはこちらでわかりやすくまとめていますのでこちらをご覧ください。
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「よくわかる北朝鮮旅行2016年5月by神谷奏六」
http://kitachousen.pazru.com/

エリア ピョンヤン(北朝鮮)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 4.5
• ホテル: 5.0
• グルメ: 4.5
• ショッピング: 3.0
• 交通: 3.0

• 同行者: カップル・夫婦
• 一人あたり費用: 25万円 - 30万円
• 交通手段: 観光バス
• 航空会社: 中国東方航空
• 旅行の手配内容: ツアー（添乗員同行あり）

中国にある、北朝鮮との国境の街、丹東です。朝鮮戦争で米軍に破壊された国境の橋「鴨緑江断橋」や、北朝鮮レストランなど楽しめます。

丹東から平壌へ行く列車は３段ベッドでかなり狭いです。

車窓から見える北朝鮮の農村。舗装はされておらず、農作業はいまどき全て手作業です。

北朝鮮の最高級ホテル、平壌高麗ホテルです。ほとんどの日本人がここに泊まります。これ、行ってみると驚きますが、本当に高級ホテルです。

万寿台記念碑の特大な独裁者の銅像です。笑顔がかなり不気味です。

この奥が祖国解放戦争勝利記念館です。朝鮮戦争の歴史や、拿捕した米軍の飛行機や船が展示されています。

有名な平壌冷麺です。韓国のものと違い、蕎麦粉が使われているそうです。

平壌市内の地下鉄に乗ってみました。外国人はかなり珍しがられます。

駅の肖像画は、もちろん金日成です。

金色の金日成銅像が建っている駅もあります。

名物、ハマグリのガソリン焼きです。意外とおいしいです。

北朝鮮式の石焼ビビンバもおいしかったです。

高麗時代の宮廷料理。かなりのボリュームです。餓死している人もいるというのに・・。

焼き肉です。牛の他に、羊、アヒルの焼き肉があります。アヒルの炒め物も出ましたが、アヒル、かなり旨いです。

名物、犬汁です。朝鮮半島には犬食文化があるので、犬に抵抗がなければ食べてみるとよいと思います。かなり、おいしいです。