2016/06/04 - 2016/06/05
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harihariさん
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平成28年6月、梅雨入り直後。
旅好きの私たちには、いつかは行きたいと思っている町がたくさんあります。
尾道もそんな町の一つです。
きっかけとなったのは「浄土寺」の秘仏特別公開。
この機会を逃すと、次の公開は平成46年。
そんなには待てません。
尾道は大林信康や小津安二郎など、多くの映画作品に描かれた町です。
そして林芙美子や志賀直哉のように、多くの文人も暮らした町です。
どうせ行くなら、泊まる宿は竹村家本館にしよう。
「東京物語」の世界に浸ってみよう。
1泊2日の尾道旅行記です。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 5.0
- グルメ
- 5.0
- 同行者
- カップル・夫婦
- 一人あたり費用
- 5万円 - 10万円
- 交通手段
- 新幹線 JRローカル 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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-
1日目 6月4日 土曜日。
8:00 新大阪駅から新幹線「さくら」に乗車。
初めての「さくら」。
「のぞみ」や「ひかり」に比べて、こんなにも乗り心地が違うなんて。 -
「さくら」は福山駅で下車。
山陽本線に乗り換えて約20分。 -
尾道駅に到着。
-
旅先のローカル線は、どこへ行っても懐かしいような気分になります。
この線路の向こうにある、見たこともない町を思い描くからかもしれませんね。 -
尾道駅の駅前。
まだ朝も早いので人の姿は少なめです。 -
尾道本通り商店街。
尾道に来たら、まず最初に通るところ。 -
商店街の入り口には放浪の作家、林芙美子の像。
林芙美子は、十三歳から高等女学校を出るまでの約6年間、尾道で過ごしています。 -
商店街の路地には、昭和の古い町並み。
そして、その昭和の隙間から見える海。 -
明治末期に建てられた銭湯「旧大和湯」。
今はリノベーションされて、カフェが併設されたお土産などのショップです。 -
尾道は猫の町・・・ですが、これは岩合さんの写真展のポスター。
小さなタイルがカラフルで可愛い。 -
波の立たない海に揺蕩う小船。
すぐ近くに島影が連なる瀬戸内の風景。 -
「旧宮邊海産株式会社」
昭和5年建築。
今は「かき左右衛門」という牡蠣料理専門の料理屋さん。 -
町かどの引き売り。
古いレンガの前で行われる、ずっと昔から続いてきた日常のやりとり。 -
出雲大社道の石碑。
ここから北に150km向かうと出雲大社に辿り着くのです。 -
江戸時代、出雲と瀬戸内との間をつないでいたのがこの道。
当時の往来の賑やかさは、どのようなものだったのか。 -
大正時代創業の「西山旅館」。
建物も創建当時のもので、国の有形文化財としても登録されています。
いつか泊まらなきゃいけない宿。 -
「尾道市労働センター」
旧住友銀行尾道支店。
1904年(明治37年)建築。 -
明治42年創業の「向酒店」。
酒処広島の地酒が充実しているお店です。 -
「おのみち歴史博物館」
旧尾道銀行本店。
1923年(大正12年)の建築。 -
明治時代に建てられた部屋も残る「魚信旅館」。
銘木と数奇屋造り、オコゼ料理で有名。
大林宣彦監督の「あした」の撮影も行われた名旅館。 -
そして今日、私たちが泊まるのはこのお宿「竹村家本館」。
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1902年(明治35年)に西洋料理店として開業。
その後、1920年(大正9年)に料理旅館として創業開始。 -
門からの素敵なアプローチを見ただけで、この旅館を選んだことが大正解だったと確信。
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この時点で、まだ朝の10時40分。
本日の予約を告げると、重い荷物は預かっていただけました。
感謝です。 -
荷物を降ろして身軽になったところで、早速今回の旅の目的地へ。
天気も心配だったので、雨の降らないうちにってことで。 -
「転法輪山 浄土寺」
今年は開創1400年を記念して、「秘仏十一面観音菩薩」の特別開扉をおこなっているのです。
そして映画ファンには、あの「東京物語」のロケ地としても有名なお寺。 -
坂の町、尾道ではお寺に行くのも急な階段を登らないと行けないようで・・・
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階段の途中に、山陽本線が横切るという珍しい風景も尾道ならでは。
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タイミングがよければ、海と電車を見下ろせます。
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「山門」(重要文化財)は、南北朝時代の建築。
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享和2年(1802年)の銘を打つ石灯籠。
200年以上も、ここから町の変遷を見つめ続けてきました。 -
山門をくぐるように見下ろす美しい景色。
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広いとはいえない境内にあって、初めに目に飛び込むのが正面に立つ「本堂」(国宝)。
鎌倉時代、嘉暦2年(1327年)の建立。
入母屋造本瓦葺きで、和様、禅様、大仏様の中世折衷様仏堂建築の代表作。 -
御開帳の秘仏は、本尊の十一面観音菩薩立像。
平安後期の作で重要文化財。
意外なぐらい拝観客が少なくて、じっくりゆっくり堪能できました。 -
重要文化財の「方丈」
元禄3年(1690年)建築。
白砂枯山水の庭園。 -
名勝「浄土寺庭園」の向こうには、入母屋造り茅葺き屋根の茶室。
桃山時代に建てられた「露滴庵」(重要文化財)。 -
「阿弥陀堂」(重要文化財)
室町初期、貞和元年(1345年)の建立。
内部も公開中で阿弥陀三尊像も拝観できました。 -
「多宝塔」(国宝)
室町末期、嘉暦3年(1328年)の建立。
日本の三大多宝塔の一つ。
あと2つは大津市の「石山寺多宝塔」と高野山の「金剛三昧院多宝塔」。 -
国宝や重要文化財だらけの浄土寺ですが、境内全域が国宝指定を受けているのです。
これは全国でも京都・清水寺とここだけ。 -
左の宝篋印塔は足利尊氏の墓とも伝えられているものです。
室町時代建立の重要文化財。 -
1953年(昭和28年)に公開された、小津安二郎監督の映画「東京物語」。
映画の終盤、笠智衆と原節子が朝日に輝く尾道水道を眺めながら、静かに会話する印象的なシーンは、この鐘突き堂の傍らでした。 -
英国映画協会発行の「サイト・アンド・サウンド」誌によると、世界の映画監督358人の投票によって、キューブリックの「2001年宇宙の旅」やウェルズの「市民ケーン」を抑えて最も優れた映画に選ばれたのが「東京物語」でした。
それから64年。
この国が大きく変わっている間に、この町は少し変わりました。 -
浄土寺の拝観を終えて。
ランチは昭和24年創業の老舗ラーメン店「つたふじ」へ。 -
「つたふじ」の中華そば(並)。
昔から変わらない尾道ラーメンの味。
あっさりとした醤油味のラーメンです。 -
食べ終えた頃には、雨にもかかわらず店の外に行列が出来ていました。
カウンターのみで10人ぐらいで満員の小さなお店ですが、並ぶのも納得の美味しさ。 -
雨が強く降ってきたので、カフェで雨宿り。
フルーツジュースの「カフェフルール」。 -
海の見える窓辺の席で甘夏ジュース。
WiFiや充電用コンセントもあるので、旅の立ち寄りポイントとして使いやすそう。 -
尾道港ー百島を往復するフェリー「百風」の往来を眺めながら。
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この際なのでカフェのはしご。
次は昭和14年に喫茶店として開業した「からさわ」。 -
昭和20年代から販売していた「たまごあいす」。
甘いけど重くなく、ふんわりと美味しい。
絶対に誰もが好きになるアイスクリーム。 -
再び商店街へ。
「電子コピスター複写機」「設計機械ドラフター」「カシオ電子計算機」...
商店街の文具屋さんに掲げられた、昭和30年代から40年代にかけての懐かしい看板。 -
1923(大正12)年建築の「尾道商業会議所記念館」。
尾道市重要文化財に指定されています。 -
1階には尾道の商業史に関する資料を展示。
2階に上がると... -
昔の議場が再現されています。
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誰もいないので、議長の席に座ってみたり。
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尾道のマンホール。
纏の中に「尾道」の文字。 -
雨の降る中、町歩きをして。
17時少し前に竹村家さんに戻ってきました。 -
1920年(大正9年)竣工の母屋。
母屋以外に、門・塀・建物全部が登録有形文化財の旅館です。
この宿は映画「東京物語」のロケにも使われた宿としても有名。
映画ファンが、よく宿泊するようです。 -
歴史の重みを感じさせる、磨き上げられた木造の廊下を真っ直ぐ進んで。
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突き当たりの引き戸を開けると、一旦外に出て...
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離れ風の入り口から、もう一度中に入ると...
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ここが今日、私たちが泊まる部屋です。
「東京物語」撮影中、原節子が宿泊していた部屋。
もちろん、それを知って予約をしているのですが、ワクワクします。 -
部屋の中は、数奇屋風の建具や調度品のあしらい。
牡丹の生け花と杜若の扇で、季節感も演出。 -
2人には十分過ぎる広さ。
額には頼山陽直筆の書が飾られています。 -
竹村家の名前のとおり、旅館内のあちこちに竹の意匠。
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僕たちの部屋のうち、一つの部屋の天井は、網代に組まれた船底天井と...
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もう一つの天井は桜の木を格子に組んで、板は縦横互い違いに嵌め込んだもの。
色々とデザインに趣向を凝らしてあって面白い。 -
部屋の窓からの景色。
目の前どころか、すぐ足元まで海がきています。 -
海を挟んで向島の家並みと、漁船の往来を一望にして。
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食事の前に、少し館内を散策。
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僕たちの離れの部屋と、母屋との間にある中庭。
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廊下の壁や天井にも、竹の素材をふんだんに使っています。
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素材だけじゃなく、デザインにも竹のモチーフが。
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この部屋は、竹村家の記念館のような部屋。
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かつて実際に使われていた半纏や障子が、展示されています。
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古い衝立やレジスターも面白いけど、部屋自体のあしらいも凄くいい。
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宿のいたるところに、数寄を凝らしているのが楽しくて。
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東京物語の撮影シーンや小津安二郎、原節子などの写真も多く飾られています。
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館内散策とお風呂を終えると、もう外が暗くなり始めてきました。
海を挟んだ向島からも、そろそろ一日の終わりの気配。
定期便が通るたびに、波音が部屋の真下まで押し寄せてきます。 -
18時30分。
部屋に夕食が運ばれてきました。 -
まずは八寸から。
空豆、海老、鮎寿司、帆立の酢の物、時雨煮。 -
生クリームの入った豆腐。
レアチーズケーキみたいな味。 -
尾道の吉原酒造のお酒「寿齢」。
ぬる燗で。 -
車海老、アオリイカ、鯛のお造り。
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碗物は、菖蒲をあしらったお碗で。
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鯛としめじと茗荷のお吸い物。
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炊き合わせ。
長いもと鱧、鯛の子。 -
お隣、福山の天寶一酒造から「天寶一」を、冷やで。
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鯛の塩焼き。
箸休めには、あんず。 -
しし唐、ヤングコーン、海老の餅巻き。
一番奥の隠れているのは、オコゼの天ぷら。 -
キスとニシガイと茗荷の酢味噌和え。
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ごはん、お漬物、若布の赤だし。
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最後のデザートは甘夏ゼリー。
瀬戸内の初夏の味を存分に堪能。
海辺の料理旅館の食事は、本当に幸せ。 -
よく見てみると、お茶碗のデザインにも竹。
気づく人が気づいたら面白い。 -
お湯のみや急須、箸置きに至るまで竹づくし。
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今夜は雨のため、旅先ではいつもしている、夜の散歩もこの天候では諦めて。
いつの間にか聞こえなくなった定期船の音と、いつまでも止まない雨音を聞きながら。
12時頃に就寝。 -
2日目の早朝6時。
対岸の向島に朝靄がたなびいて。 -
日曜日なので、造船所も静かな朝を迎えているようで。
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朝食まで少しお腹が空いていたので、昨日食べなかった竹村家のお煎餅をポリポリと。
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この部屋に、この場所に、かつての大女優、原節子が座っていたのでしょうか。
船の音を聞きながら、瀬戸の穏やかな海と対岸の景色を眺めていたのでしょうか。 -
今朝は8時に、朝食をいただきます。
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蒲鉾、練り物、炊き合わせ、茶碗蒸し、佃煮、お漬物。
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浅利のお味噌汁、お浸し、焼き魚、白い御飯。
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朝からの湯豆腐は、テンションが上がる一品。
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甘めの出し醤油と薬味でいただくと、優しい豆腐の味わいが際立ちます。
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満潮が近いせいか、部屋の真下にまで迫っている海を眺めながらの御飯は、また格別。
今朝も、定期船の音が聞こえる。 -
デザートのコーヒーゼリー。
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竹村家旅館「千鳥の間」。
障子を開ければ、目の前の海と潮の香りと定期船の音と。
建物の中は、竹尽くしの数寄を凝らした文化財建築。
そして、「東京物語」の宿。
9時30分 チェックアウト。 -
2日目の最初は「林芙美子記念館」から。
外側からは何も見えませんが... -
中に入ると、路地の向こうには古い家屋。
「林芙美子旧邸」
芙美子が少女期(13歳ー14歳)に住んでいた狭い部屋です。 -
『海が見えた。海が見える。 五年振りに見る尾道の海はなつかしい。』
(林芙美子「放浪記」より)
放浪の作家、林芙美子はこの尾道で多感な時期を過ごしたため、特に思い入れのある土地だったようです。 -
商店街を歩いているとパンの焼くいい香りが...
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「パン屋航路」
お洒落でかわいいパン屋さん。
家へのお土産と、その場で食べるパンを購入。 -
胡桃のパンが美味しくて。
店先のベンチでいただきました。 -
商店街の中ほどにある広場では、雨の中にもかかわらず「おのみち家族の台所」というマルシェが賑わっています。
毎月、第1日曜日に開催されているみたい。 -
地野菜や果物、パンや洋菓子、手作り雑貨やスペシャリティコーヒーなど、賑やかで活気があって。
買わずに物色しているだけでも何だか楽しい。 -
この日は、岡山県井原市から「ふくのたね製パン」が出店。
土釜で焼いた「ライ麦食事パン」を家のお土産に購入。 -
商店街を歩いて、昨日に目をつけていた「ザ・フライング・パイマン」という珍しいパイの専門店。
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美味しそうなミートパイなので、一つ買って奥さんと半分こ。
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雨の中、JRの線路を越えて天寧寺へ。
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階段と坂道と、狭い路地を通り抜けて...
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古民家を利用したカフェもたくさんあるエリア。
ランチ時やおやつ時なら、どのお店に入ろうかと悩むぐらい。 -
国指定重要文化財の天寧寺三重塔「海雲塔」。
南北朝時代(1388年)の創建。 -
創建時は五重塔だったこの塔。
元禄5年に火災からの修復のため、壊れた上の二重を取り除いて三重塔として改修されたという、変わった履歴のある建物です。 -
室町時代から、ずっと尾道の人の暮らしを見守ってきた海雲塔。
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とにかく狭くて急な階段が多い町です。
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細い階段の連なるこの界隈は、猫が多いことでも有名。
猫の名前が付いた小径やカフェなどが点在して、猫好きにはたまらない。 -
とても人懐っこくて、近づいても逃げなかったり。
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次にやってきたのは「おのみち文学館」。
尾道は映画の町だけじゃなく、文学の町でもあります。 -
「尾道市文学記念室」(旧福井家住宅)。
国の登録有形文化財です。 -
1912年(大正元年)の建築から1927年(昭和2年)、1928年(昭和3年)と増改築を重ねてきた建物。
林芙美子・高垣眸・横山美智子・行友李風、という尾道ゆかりの作家の資料を展示。 -
大林宣彦監督の映画「あの、夏の日」のロケ地にもなった建物。
町歩きの中、ちょっと立ち寄ってみるのにいいスポットです。 -
道の真ん中で、じっとこちらを見ているコを発見。
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撫でても逃げないで、そっと寄り添ってくる。
可愛くて立ち去れない。 -
猫には坂道が良く似合う。
-
中にはこんな仔猫も。
僕たちに気がつくと、慌てて隠れちゃった。 -
いつか宿泊したいと思っている「島居邸洋館」。
坂道の途中にある一棟貸しの旅館です。 -
平成27年度から創設された日本遺産。
尾道市は日本遺産第1号に認定されています。
この坂道と路地の景観も、その認定要素の一つ。 -
素敵な入り口の民家の横を通って...
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3筋に分かれた階段。
どれを登っても、結局は同じ場所に辿り着けるんだけど。 -
「志賀直哉旧居」
6畳3畳の2部屋と土間の台所だけの平屋の三軒棟割長屋で、志賀が住んでいたのは一番奥の一部屋。 -
この部屋で「暗夜行路」の構想を練った志賀は、17年の時を経て1937年(昭和12年)に唯一の長編小説「暗夜行路」を完成させました。
志賀が尾道で暮らしていたのは、わずか半年間。
「暗夜行路」に描いた尾道の情景は、ここで見た景色や聞こえた音から生まれているのでしょうか。 -
「景色はいい所だった。寝ころんでいていろいろな物が見えた。前の島に造船所がある。そこで朝からカーンカーンと金槌を響かせている。同じ島の左手の山の中腹に石切り場があって、松林の中で石切り人足が絶えず唄を歌いながら石を切り出している。その声は市のはるか高い所を通って直接彼のいる所に聞こえて来た。」
(志賀直哉「暗夜行路」より) -
ネコノテパン工場はあちら、という看板。
ここを、右に。 -
ここまで来ると人通りもぐんと少なくなって。
-
左右に立ち並ぶ古民家の中の一軒から、美味しそうなパンの香りが漂ってきました。
「ネコノテパン工場」。 -
知らなければ、絶対に入って来ないエリア。
大きな看板を出すでもなく、ひっそりとパンを焼いて並べています。
小さな可愛らしい古民家パン屋さん。
家のお土産にいくつかパンを購入。 -
神社の境内で、思い切り寛ぐクロネコ。
眠いのは分かるけど、どれだけ近づいても一瞬薄目を開けるだけで、面倒くさそうにすぐ目を閉じちゃう。
無防備すぎる。可愛いけど。 -
坂道から商店街に戻って振り返ると、レモンイエローの山陽本線が通過しました。
-
14時。
遅いお昼ごはん。
今回の旅行でやり残したことは何かって考えたら、お好み焼きを食べること。 -
地元のおじちゃん、おばちゃんたちの集うようなお店。
気さくなお店のお母さんに誘われるがままに、おすすめのものを注文。 -
左が、えび・いか・もつ・うどんが入った「特製手毬焼き」。
右が、あげいか・砂ずり・うどんが入った「尾道焼き」。
大きくて、食べられるか心配…と思ったけど、美味しくて簡単に完食。 -
初日から気になっていた、「10月のさくら」という洋菓子屋さん。
可愛いお店でいろんなものが美味しそう。 -
家のお土産に買って帰った「はっさくのプリンぷりん」。
広島スイーツコンテストでグランプリを受賞している一品。
文句なしに美味しい。 -
向島との連絡便は、5分から10分間隔で目まぐるしく行ったり来たり。
船の向こうの白い建物は、数年前の島旅で向島に立ち寄った際に、車を止めて尾道の景色を眺めながらパンを食べてた場所。
あの時に見てた景色の中に、私たちはいるんだなあ、と。 -
海沿いの「やまねこカフェ」。
猫の町にぴったりなネーミングと、お洒落で可愛いカフェ。 -
「瀬戸内はっさくソーダ」。
旅の最後に、海を眺めながら。 -
駅前に戻ってきて。
昭和初期に建てられた駅前のビル。
帰りの晩ごはん用に、1階にある「漁師町の味やすもと」でお弁当を購入。 -
ここで買ったばら寿司は、帰りの新幹線の中で。
手作りの懐かしい味がしました。 -
これで今回の旅は終了。
たった一泊では尾道を全部回りきれてないので、また必ず来なくては。
もし晴れだったら、穏やかなキラキラした尾道水道も眺めれればいいな…
とりあえず、帰ったらもう一度「東京物語」を観ようか。
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