2016/05/07 - 2016/05/07
12位(同エリア65件中)
あっぷるさん
今日は土曜日、エルサレムはシャバット(安息日)で静まり返っています。
公共交通機関も、日没を過ぎないと運行されません。
アラブバスだけは運行されているので、ヨルダン川西岸地区パレスチナ自治区のベツレヘムに行きます。220万人のパレスチナ人が住んでいます。
そこにはイエス・キリストの生誕の地「聖誕教会が」あります。
また、イスラエルとパレスチナの間にはチェックポイント(検問所)があり、ベルリンの壁のように、イスラエルとパレスチナ自治区を隔てる壁が存在します。
その壁には現状を批判し、平和を願う絵が描かれています。
中には、ゲリラ的に壁画を描いたり、ユニークな活動を行っているイギリス人Banksy(バンクシー)の描く絵も。
【日程】
5/3 QR813 HND DOH 00:30 06:15
5/3 QR400 DOH AMM 16:55 19:45
5/8 QR401 AMM DOH 21:15 23:55
5/9 QR812 DOH HND 07:05 22:45
【航空券】
QRのHPより 67,990円(全て込)
【ホテル】
アラビアン・スィート(ヨルダンのアパート) JOD20(3057円)/泊 (×2泊)Booking.com
Rivoli Hotel (イスラエルのホテル) 5595円/泊 (×3泊) agoda
【レート】
ヨルダン 1JOD=153円
イスラエル 1NIS=29.2円
【ドーハ 無料シティツアー】
http://4travel.jp/travelogue/11134460
【ぺトラ遺跡】
http://4travel.jp/travelogue/11134519
【キング・フセイン橋を通ってアンマンからエルサレムへ】
http://4travel.jp/travelogue/11136216
【死海 エン・ボケック パブリックビーチ】
http://4travel.jp/travelogue/11140186
- 旅行の満足度
- 4.5
- 同行者
- 一人旅
- 航空会社
- カタール航空
- 旅行の手配内容
- 個別手配
PR
-
パレスチナ自治区のベツレヘムへ行く日です。
今日も二階レストランで朝食。
メニューは昨日と同じですね。 -
2階には休憩スペースがあり、ドリンクも買うことが出来ます。
旧市街でビールを買ったときに、ここで栓抜きをお借りしました。
アラブ地区なので、周辺にはビールを置いている店はありません。 -
流石は土曜日、ひっそりとしています。
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違った道を通ろうと思ったら、迷った。
何とかダマスカス門近くのアラブバス乗り場へ。
歩き方には21番バスと書いてありましたが見つからず、231番バスでベツレヘムへ。
片道、4.7NIS(137円)、所要時間40分で、関門通らずに直にベツレヘム旧市内へ行くバスでした。
人に聞きながら、イエス生誕の地「生誕教会」を目指します。
バス停から徒歩20分は掛かります。
途中で「来た〜!」と思ったら、別の教会でした。 -
周辺にみやげ物屋があり、目を楽しませてくれるのでそれほど遠く感じませんでした。
この時期はそれほど暑くないですが、真夏はキツイかも。
ようやく来ました「聖誕教会」です。 -
「謙虚のドア」・・本当に謙虚で、腰を低くしながら中へ入ります。
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ドアの狭さに比べて、中は広いです。
修復中なのが残念。 -
まずは聖カテリーナ教会へ。
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聖カテリーナ教会
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聖カテリーナ教会
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フランシスコ派修道院も見て、いよいよ・・。
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フランシスコ派修道院。
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地下の生誕に続く場所は凄い行列!
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並びました、並びました。1時間以上は並びました。
ここが、新約聖書によるイエスの生誕の場所。
4世紀にローマ帝国の大帝の母により生誕地として定められたとか。 -
係りの人が順番に中へ入れています。
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地下はごった返しています。
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長居は禁物。出ましょう。
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聖ヨセフの家、ダビデの井戸を見て、最後は壁を見て帰りましょう。
途中の店で、何かを揚げています。
よほど物欲しそうにしていたのでしょう、一個くれました☆
固めの揚げ物です。
塩味のひよこ豆のファラフェル。
中近東で生まれたヘルシーフード。 -
シャッターに描かれた絵。
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ゆるいのぼり坂をどんどん上ります。
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右手にエルサレム市内。
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でも、ここまで来ると来すぎでした。
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戻ります。
聖ヨセフの家はクローズしています。 -
では、また歩いてダビデの井戸。
こんな場所にあるんだ。カトリックアクションズクラブの敷地内。 -
ベリシテ人と戦ったダビデ王が、ベツレヘムの門にある井戸の水を飲みたいと言った時に、敵の先陣を倒した3人の勇士がダビデのもとに水を持ってきた。
ダビデは「これは生命をかけてゆきし人の血なり」と飲まずに主にささげたという。
そんな、いわれらしい。 -
ダビデの井戸。
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さて、今度はイスラエルとパレスチナ自治区を隔てる壁に行きましょう。
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人に聞きながら、どこをどう通ったのか分かりません。
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着いたようです。
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自爆テロの防止と言う名目で、イスラエル側によって建てられた壁。
占領・入植した土地の固定化とパレスチナ人の隔離、パレスチナ人の人口が増えることを抑制する、そんな目的もあったとか。 -
若者が新しい絵を描いています。
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このお店には壁の絵のポスターが売られていました。
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この絵は、とうとう見つけられなかった。
女の子が兵士のボディチェックをする絵。 -
店主に鳩の絵の場所を聞きます。
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レストラン?の駐車場に描かれていました。
バンクシーと呼ばれるイギリスの覆面画家が描いた絵で、非常に有名です。 -
別名「アパルトヘイト・ウォール」。
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ホテルもあります。
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社会風刺的な絵が無数に描かれています。
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こんな絵も。
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「苦闘する事を忘れるな」メッセージが。
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パレスチナ人がこの境を越えてイスラエル側に行くことは、
一部の人を除き許されていません。 -
人に聞きながら、検問所へ行きます。
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タクシーでないと行けないと思いましたが、生誕教会から意外と道中楽しみながら検問所に到着。
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見つからなかった絵もあります。
次に行く時は、コピーを手に人に聞きながらせめてバンクシーの絵は全部見たいと思います。 -
来る時は直行バスだったので、検問所を通っていません。
長い長い廊下を抜けて・・ -
回転ドアを抜けて、パスポートチェックの場所へ。
チェックは簡単です。
外へ出ると、エルサレム行きバスが停まっていました。
乗り込みます。
再びエルサレムへ戻ってきました。 -
時間も早いので、どこか開いている場所がないか調べて、ダマスカス門近くの「園の墓」へ。入場無料です。日曜日休み。
エルサレムの喧騒がうそのような空間が広がります。 -
ゴルゴダの丘といえば、イエスが十字架にかかり葬られた場所。
ゴルゴタとはしゃれこうべのという意味を持つのだそう。
聖墳墓教会よりも歴史的に信憑性のある、「もうひとつのゴルゴダの丘」と言われています。
墳墓入り口。 -
この墳墓は、イエスの時代よりはるか昔に作られた可能性が高いとか。
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中を散策。
気持ちの良い公園といったところでしょうか。 -
しゃれこうべに似た岩があるはず・・
これではなさそう。 -
説明を聞く団体が多い。
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あ、あれが謎の人面岩(しゃれこうべ)です。
少し岩が欠けてしまったので、分かりませんでした。
意外とゆっくり楽しめました。
ショップもありました。 -
まだ時間が有るので、また旧市街へ。
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聖墳墓教会へふたたび。
旧市街も3日目となると、慣れたもの。 -
イエスの聖骸に香油を塗った場所は、いつも沢山の人です。
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天井。
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今日ここに来た目的は、イエスの墓。
前回行列を横目に入らなかったので、リベンジ。
2時間並びました。 -
ようやく入れます。
中は撮影禁止。
天使の礼拝堂で待ちます。 -
4〜5人が同時に墓に入ります。
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入り口にはイエスの絵が描かれています。
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ズーム。
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ろうそくを立てる人たち。
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二回目なので、軽く一周します。
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聖墳墓教会。
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聖墳墓教会。
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ここは旧市街の中でも、異質な感じがします。
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ダマスカス門入り口まで戻ってきました。
この左のお店にビールが売っていたので買って帰ります☆ -
荷物を頭に乗せてある女性の姿、たくましいね!
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いつものジュース屋さんで、氷を買って帰ります。
ビールを冷やさないと☆
冷蔵庫がないと不便ですね。 -
結婚式の車?
-
このゴマの入ったパンが美味しそう。
さぁ、明日はいよいよアレンビー橋(ヨルダン名:キングフセイン橋)を再び通り、ヨルダンへ戻ります。
朝、嘆きの壁にご挨拶して、岩のドームだけは見ましょうか。
早くエルサレムを出ないと国境が閉まってしまうし、フライトはアンマン夜9時15分なので、それまでに市内観光も済ませたい。
結構ハードな一日になりそうです。
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この旅行記へのコメント (2)
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- wakabunさん 2016/07/04 22:09:15
- 壁画観光
- あっぷるさん、先日はありがとうございました!
壁画をじっくり鑑賞するの面白そうですね。私も何度かここを通りましたが、通るだけでちゃんと壁画を鑑賞する機会はありませんでした。これはもはや美術館だよなー、と思いながら写真を見ていると、ノルウェーの国旗が描かれていてびっくり!なぜここに?どういうコンテクストで描かれたのが気になります。ノルウェー人がかいたのかな?
Wakabun
- あっぷるさん からの返信 2016/07/04 23:44:49
- RE: 壁画観光
- wakabunさん、
こちらこそ、ありがとうございました☆
この壁画には考えさせられました。そうですか、ノルウェーの国旗がありましたか。?
日本語もあって、これはきっと観光で行った人が書いたものでしょうね。一応、平和を願ったものでしたが。
wallはどこ?と聞けば、皆わかって道順を教えてくれました。
この壁の存在を多くの外国人に知って欲しいのでしょう。
いつかベルリンの壁の様に、取り壊される日が来るのでしょうか。
あっぷる
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