エゾリスが現れるかも知れない浦臼神社カタクリの里（北海道）

2016/04/28 - 2016/04/28

エゾリスが訪れるカタクリの里は、JR札沼（さっしょう）線沿いの浦臼（うらうす）神社境内にあります。

鉄道とバスで移動しているかっちん夫婦は、札沼線浦臼駅から歩いて浦臼カタクリの里へ向かいます。

森の中にある境内は、カタクリやエゾエンゴサクが美しい彩りになっています。
さて、運よくエゾリスが遊びに来てくれるかどうか･･･

エリア 砂川・新十津川(北海道)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0

• 同行者: カップル・夫婦（シニア）
• 交通手段: 高速・路線バス JRローカル 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

浦臼駅

無人駅のJR札沼線浦臼駅で降ります。

浦臼町は明治20年樺戸集治監の囚人によって、月形〜晩生内間道路を開削したことにより、未墾の地が開墾されたところです。

浦臼周辺地図

浦臼町は、樺戸連山と雄大な石狩川に挟まれ、いくつもの川や沼が点在しています。

浦臼駅から4kmほど北東にある浦臼神社には、エゾリスが訪れるカタクリ・エゾエンゴサクの群落があります。
今の時間はバス便がないので、歩いて行くことにします。

色っぽい「臼子ねぇさん」

浦臼町観光大使の「臼子ねぇさん」は、永遠の３２歳なんです。

浦臼町役場で、町の観光案内パンフレットや地図などをもらいます。

石造りの商店と蔵

町役場の向かいにある建物です。

木造の建物

2階の窓は上げ下げ式になっていて古さを感じます。

厳冬を耐え抜いてきた玄関

板壁の民家です。

遠くに樺戸(かばと)連山

国道275号線の左側（北）の眺めです。

農作地帯と石狩川の土手

国道275号線の右側（南）の眺めです。

鶴沼公園に到着

浦臼駅から1時間弱で、浦臼神社のある鶴沼公園まで歩いて来ました。

道の駅「つるぬま」があります

食の駅「ぼたん亭」

浦臼産牡丹そばが目に留まり、ここのそば処で昼食にします。

牡丹そばは、他品種に比べて味や香りが優れているという特徴があり、一株につく実の熟す時期が異なるため収穫が難しく「幻のそば」として人気があります。

付けあわせのこんぶの煮物

広尾産のこんぶのようです。

冷やしたぬきそば

十割そばに、広尾産のこんぶ・京都の上花削りのつけ汁で食べます。

コシが強く風味のある「幻のそば」を美味しくいただきました。

いよいよ浦臼神社へ

小高い山の上に神社があります。

まっすぐな線路

札沼線の踏切を渡ります。

参道の急な石段

途中で振り返って見ています。

石段には落ち葉が積もり、訪れる人が少ないのかも知れません。

これは凄い！

石段を上ると、神社の前はカタクリの群落になっています。

お花畑に囲まれる狛犬

浦臼神社

大正初期の神社です。

雪解けとともに顔を出す花々

青いエゾエンゴサクの中に、ピンクのカタクリが際立っています。

黄色のフクジュソウもチラホラ。

別世界のような２色の競演

可憐な花 カタクリ

ピンクの絨毯

カタクリが主役

いやいや青のエゾエンゴサクが主役かも･･･

素敵な桜模様の花びら

ストライプ状に咲いてます

エゾリスが現れることがあります！

実はこの瞬間を待つカメラマンが群落の周りに陣取っています。

でも、ここ4日間、姿を現していないとのこと。
我慢強い人たちです。

美しい３姉妹

入り乱れる春の花

エゾリスが木から下りてくるかも･･･

素晴らしい花の楽園

輝くカタクリ

カタクリのリサイタル

まわりから祝福されるカタクリ

美しい彩りの里

濃い紫色のカタクリも素敵

石仏を飾るカタクリ

神社を後にし、鶴沼の近くに来ています。

エゾエンゴサクとキクザキイチゲ

鶴沼

かつて蛇行する石狩川が流れ、三日月湖（河跡湖）になりました。

地図を見ると、石狩川を直線状の流れに変えた後、このあたりに三日月湖が多数残されています。

鶴沼公園前バス停

帰りはここからJR滝川駅まで北海道中央バスに乗ります。

この路線は、朝と午後の時間帯に1時間1本の頻度で走っています。

滝川市のカントリーサイン

滝川のスカイスポーツのグライダーがデザインされています。

石狩川を渡り、滝川市に入ります。

古い銀行の建物

昭和7年に建てられた旧北海道拓殖銀行滝川支店で、現在は旧店舗の外壁を保存して建て替えられ、北洋銀行滝川支店として使用されています。

「中村式鉄筋コンクリートブロック」通称「鎮ブロック」という珍しい構法が用いられています。

滝川駅に停車するディーゼルカー

滝川から富良野方面へ向かう根室本線の車両です。
かっちん夫婦は、函館本線で旭川の宿に帰ります。

今日は、新十津川から札沼線の鉄道旅、浦臼神社のカタクリの里を楽しみました。
エゾリスには残念ながら会えませんでした。