2016/06/05 - 2016/06/07
49位(同エリア77件中)
じゃくさん
九州の親戚を訪ねて、福岡から、一勝地と人吉を旅してきました。
- 旅行の満足度
- 4.0
- 観光
- 3.5
- ホテル
- 3.5
- グルメ
- 3.5
- ショッピング
- 3.0
- 交通
- 3.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 5万円 - 10万円
- 交通手段
- 高速・路線バス タクシー ANAグループ JRローカル 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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今回の旅は、福岡、太宰府天満宮から。最寄駅の大宰府駅は、観光スポットらしく、華やかな雰囲気。
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大宰府は、福岡天神から、西鉄に乗り、二日市で乗り換えて行く。大宰府線はのんびりとしたローカル線。
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大宰府駅から、土産物店などが並ぶ賑やかな参道を人の流れに乗って数分歩くと、天満宮に着く。参道は、日曜日ということもあってか、かなりの人出だったが、アジア系の外国人が多かった。
太宰府天満宮 寺・神社・教会
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心字池にかかる太鼓橋を渡り、本殿へ。
太宰府天満宮 寺・神社・教会
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ちょうど、結婚式後の結婚の報告が神前で行われていた。神官の先導で新郎新婦、親族の行列が参拝を行っていた。
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”東風ふかば〜”の飛梅。
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境内の菖蒲池では、花しょうぶが花盛り。
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花しょうぶが見事。
広い境内には、幼稚園児向けくらいの「だざいふ遊園地」、九州国立博物館などがある。 -
大宰府から、いったん天神に戻り、天神から宮崎行きの高速バス「フェニックス号」で人吉へ。
高速道路を使うが、途中、益城町辺りでは、屋根にブルーシートをかぶせた家々が見える。また、高速道路も一部、対面交通となっているうえ、路面もうねっているところがある。バスも遅れがち。
人吉インターでバスを降り、人吉駅まで移動。路線バスは無いに等しいので、タクシーか、30分余の歩きとなる。人吉駅 (JR九州) /人吉温泉駅 (くま川鉄道) 駅
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人吉駅からは肥薩線に乗る。超ローカル線なので、1両編成で、1時間に1本もないので、ダイヤを良く調べる必要がある。しかし、田舎ならではの、鉄道も楽しい。
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人吉から八代方面へ4つめの一勝地駅へ。今晩は、一勝地温泉で宿泊。今はひなびた駅。しかし、田舎の駅にしては立派な駅舎。駅員さんは不在だが、委託された職員の方が切符販売、併設された小さなお土産コーナー、観光案内に対応している。
一勝地駅 駅
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駅舎は大正時代に建てられたもの。中も、シャレた雰囲気。往時の玄関口としての姿をしのばせる。
一勝地駅 駅
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駅を出ると・・・何もない。目の前には球磨川が悠々と流れている。「のどか」とはこのことか。左へ坂を下ると、小さな雑貨店があるにはある。
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駅から坂を下り、肥薩線のガードをくぐると、焼酎の醸造をしている渕田酒造本店が、このあたりで唯一の食堂さつきがあり、一勝地阿蘇神社がたたずむ。この神社は、大同2年(802年)建立と伝わる由緒ある神社。こんなところにも古くから人が住んでいた証。
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こじんまりとした本殿がある。掃除され、手入れが行き届いているところに感心する。「一勝地」の地名にあやかり、受験向けのお守りなどが置かれている。
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球磨川支流の芋川を遡り、川に架かる石造りのアーチ橋が美しい。昭和に作られたもの。
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一勝地温泉の宿「かわせみ」が見えてくる。両側に緑豊かな山が迫る渓流が流れる。一勝地温泉の一軒宿であるが、とてもきれいな建物。温泉もとても良く、地域の人々も沢山利用している。自然豊かな、自然しかない、そんな空気を胸に満たすことができる。
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翌朝、一勝地駅から人吉駅へ肥薩線で戻る。朝も、本数が少ないので、時刻表をよく確認しておく必要がある。
人吉駅のすぐそばに、「人吉鉄道ミュージアムMOZOCAステーション868」がある。新しい施設で、円形の意匠。人吉駅からは屋根付きの通路が設けられている。人吉鉄道ミュージアム MOZOKAステーション868 美術館・博物館
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ミュージアムは、鉄道好きの小学生くらいが大喜びしそうな展示。ミニSLがあり、短い線路を行き来する。入場無料なので、ちょっと寄ってみる価値はある。また、屋上が展望台となっており、人吉駅を一望できる。
人吉鉄道ミュージアム MOZOKAステーション868 美術館・博物館
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鉄道ミュージアムから歩いてすぐに青井阿蘇神社がある。正面は人吉駅とは反対の蓮池側となる。
青井阿蘇神社 寺・神社・教会
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鳥居をくぐると、茅葺の楼門が厳か。
青井阿蘇神社 寺・神社・教会
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創建806年の歴史ある神社で、本殿等は1610年に建てられたもので、これらの建物群が国宝指定されている。平日の朝とあって、静かなたたづまい。
青井阿蘇神社 寺・神社・教会
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本殿横からむすび回廊を通って、文化苑がある。写真の正門から入ることはできない。もともと、大宮司青井家の屋敷だったもの。
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お庭の周りに継承殿という主たる建物と蔵、庭がある。少々荒れて、雑駁な感じだが、歴史的な物など展示されている。
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他に類例のない火祭行事護摩壇一式が展示されている。神仏習合を伝える一つの姿で、真言宗や天台宗密教で使う護摩壇と共通した感じで面白い。
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球磨川に沿って歩くこと15分くらいで、人吉城址に着く。日本百名城に数えられるということだが、今では、城壁のみが残る公園になっている。緑が茂り、小高い丘にしか見えない。
人吉城跡 名所・史跡
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球磨川ではアユ釣りをしていた。のどかな風景が広がる。
今回の旅はここでおしまい。タクシーを呼んで人吉インターから、高速バスきりしま号で鹿児島空港へ。のどかな空気から、現実に戻った。
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一勝地温泉 かわせみ
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