2016/06/07 - 2016/06/14
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eimeiさん
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写真の枚数が予想以上に多くなってしまったので、ギリシャの後半を「じじいのバイク一人旅 3 3 (ギリシャ 編 パート2)」として、クレタ島の中盤よりアップします。
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 3万円 - 5万円
- 交通手段
- 船 徒歩 バイク
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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6月7日、島の反対側のサマリア渓谷へトレッキングにバイクで出かけた。渓谷の入口まで行く道がないので、スファキアの船着場から小型フェリーで行こうとした。
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チケット売り場で値段を聞いたら、往復で20ユーロもし、更に、現地で入域料5ユーロ必要。あまりに高いので、バイクでの山岳ツーリングに切り替えた。
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小さな町スファキアの街並み。
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ワインディングロードを下ってスファキアへ来たが、スファキアの町を通って、別のワインディングロードを登っていく。荷物を積んでないので、カーブでバイクを傾けながら登っていく。
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登り切ると、高い山(レフカ山 約2500m)が美しい姿を見せる。クレタ島には2000m級の山がいくつもある。
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サマリア渓谷に渡してある橋で、下は木が渡してあるだけで、下が隙間から見える。下まで40〜50mありそうで、バンジージャンプができそう。車が1台通るごとに、木のきしむ音がする。
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橋の上から撮った下流側の渓谷。谷底がトレッキングコースになっており、2時間ほど歩いて下っていくと海に出る。
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橋の上から撮った上流側の渓谷。
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人が谷底のトレッキングコースを歩いていたので、望遠で撮ってみた。
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バイクで橋を渡り、離れた所から橋を撮ってみた。
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橋を渡ったところにある村の教会から、レフカ山を撮ってみた。《アート撮影》
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その村の家の半分ぐらいが廃墟で、遺跡のような感じがする。
ギリシャでも辺境の地は過疎化が進んでいる。 -
ほとんど雨が降らないので、雨が降ったとき、雨水を貯めるようにトイが工夫されている。
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次に、高い場所からクレタ島の南側のエーゲ海を見に行った。
海と空の境界がはっきりしないほど、ブルー一色。小さな島が見えるので、何とか水平線がわかる。 -
近くの美しい海をアップしてみたが、写真では美しさの半分も表現できない。
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写真を撮っている場所は、ほとんど車が通らないワインディングロードの途中。
水平線の彼方には、エジプトとリビアの国境近辺があるはずだが、300キロ以上離れており、見えるはずもない。 -
帰りも別のワインディングロードを下り、さらに登ることになる。走っていても水平方向の移動はほとんどなく、高度の移動のために走っている感じがする。クレタ島の南側は、平野が少なく、大きな町もない。
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キャンプ場へ帰る途中に、ハニアの街に寄ってみた。
中心から少し離れた所にあった教会?モスク?
ミナーレ(お祈りの知らせをする塔)のある教会を初めてみた。クレタ島は歴史が古いので、イスラムが島を支配した時代もあったからなのか? -
ハニアの観光の中心地ベネチアンポート。ベネチアがハニアを支配していた当時の建物が残されている。
逆光気味だったので、アート撮影してみた。 -
露地には土産物屋が軒を連ねており、絵にかいたような観光地。
観光客だらけなので、写真を撮って、すぐ退散した。 -
キャンプ場近くの田舎では猫を見かけなかったが、ハニアには猫がいっぱいいた。
クレタ島の猫 1 -
クレタ島の猫 2
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クレタ島の猫 3
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クレタ島の猫 4
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キャンプ場へ帰って、日が沈むころ、プールを撮ってみた。
キャンプ場にもう1泊し、明日は、エラフォニシビーチへ行く予定。 -
6月8日早朝、すごい波の音に起こされた。風が強く、波の荒い海を見ていると、エーゲ海とは思えない。
キャンプ場の前の荒波。 -
今日は、クレタ島でもう一つ行きたかったエラフォニシビーチへバイクで向かった。
エラフォニシビーチはクレタ島の一番南西にあるので、昨日と同様に山越えが待っている。途中の渓谷の見晴らし台で一休み。 -
1時間半ほどでエラフォニシビーチに到着。高台からみたビーチ。白い砂浜があり、期待通りの美しさ。
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早速、木陰に駐車し、水着に着替え、ビーチへ突進。平日にも関わらず、多くの人が来ていた。
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カメラを持ち、海の中からビーチを撮ってみた。海の透明度は素晴らしい。
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当然、ビーチときたら、ビーチスナップ。
エラフォニシビーチスナップ 1
子連れだがなかなかのスタイル。 -
エラフォニシビーチスナップ 2
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エラフォニシビーチスナップ 3
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エラフォニシビーチスナップ 4
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エラフォニシビーチスナップ 5
ビーチで3点倒立。ヨガでもやっているのかな?
ファッションモデル並みの美人。 -
エラフォニシビーチスナップ 6
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エラフォニシビーチスナップ 7
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エラフォニシビーチスナップ 8
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通り道に何軒もハチミツなどを販売している。
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通り道に1軒ローカルアートという変わった店があった。あまり芸術性は高くない?
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クレタ島では、温室をよく見かける。主に野菜を作っているようだ。ほとんど雨が降らないので、水が少なくて済む温室栽培が盛んなようだ。
帰りは、向かい風に悩まされたので、安全運転に徹した。 -
帰りに、いつものようにカルフールスーパー(田舎町にはLiDLがない)で買い物をして、キャンプ場へ帰った。今日も夕食はサンドイッチ。
明日は、クレタ島の東部にある町マリアのアパートメントへ移動予定。 -
6月9日午前9時頃、キャンプ場を後にし、クレタ島の東側にあるビーチリゾートの街マリアへ向かった。
写真の丘の向こうがマリアの街だが、海岸沿いにビーチリゾートが続いている。 -
GPSを頼りに、マリア郊外のアパートメント「Ceratonia」に午後2時頃到着。2泊30ユーロ。
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宿の施設はよく、2階の部屋から見た中庭。高台にあるので、遠くにエーゲ海が見える。久しぶりの個室のベッドなのでゆっくり寝れそう。
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早速、荷物を部屋に置き、マリアの街へバイクで出かけた。
宿の近くのレストランで、絵になる風景と感じ、アート撮影してみた。予想通り絵になったかな? -
マリアの大通りはこんな感じで、アジアのビーチリゾートとよく似ている。ヨーロッパ中から集まった若者が多く、若者向けのレンタルバイク・バギー店などもたくさんある。このような繁華街が2〜3キロ続いている。
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若者が多いので、ディスコやクラブもある。また陽が高いが、音楽だけが大音量でかかっていたディスコ。
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気の早い一部の若者は踊っている。陽が落ちたら、乱痴気騒ぎになるだろう。
宿は郊外にあるので静かです。 -
ビーチにも行ってみたが、昨日同様に波が荒く、泳げる状態でない。
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荒波に果敢に挑む若者のビーチスナップ。
マリアビーチスナップ 1 -
マリアビーチスナップ 2
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マリアビーチスナップ 3
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マリアビーチスナップ 4
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マリアビーチスナップ 5
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マリアビーチスナップ 6
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マリアビーチスナップ 7
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最後は、宿の猫。
明日は、クレタ文明に関する考古学博物館とクノッソス神殿跡へバイクで行く予定。 -
6月10日の午前10時頃、イラクリオンにあるクレタ文明の考古学博物館とクノッソス神殿跡へバイクで向かった。まず行ったのは、考古学博物館で、クノッソス神殿跡との共通券の値段が16ユーロもした。「地球の歩き方」には共通券の値段が10ユーロと書いてあったので、迷ったが、カードで買い、入場した。
考古学博物館の外観。 -
考古学博物館の展示物はこんな感じで展示してある。
写真を撮ってもよいエリアと撮ってはいけないエリアがある。 -
内容は無理して入ってよかったと思うほど、圧巻でした。さすがにアテネの博物館へ持っていかれてないことはある。
クレタ文明が全盛期を迎えた紀元前15世紀頃のものとは思われないものばかりです。
しかし、まだ鉄は使われていなかったようだ。 -
彫刻のところは、凄すぎ。
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現代でも通用しそうな彫刻ばかりです。
それも大理石で作ってあり、ミロのビーナスも真っ青! -
2階に展示してあるフレスコ画もなかなかのものだった。
以上はほんの一部で、急いて見て回っても1時間以上かかる。 -
博物館の外の土産物屋のショウウインドウにこんなものもあった。
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次に、クノッソス神殿跡へバイクで向かった。
10分ほどで到着。入口前には土産物屋が軒を連ねている。 -
共通券の半券を係員に渡し、入場。
全体を見渡しても、ほとんど原形が残っていない。 -
クノッソス神殿跡で一番有名な牛の壁画。記念撮影場所になっている。
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王座の間。
壁には空想の獣グリフィンが描かれている。 -
クノッソス神殿跡は、見るべきものが少ないので、30分程度で見終わってしまう。
疲れたので、木陰で休憩していたら、ファッションセンス(私の感覚)の良い女性がいたので、パチリ。 -
帰りに、マリアのビーチに寄った。昨日ほどの荒波ではない。
マリアのビーチは普通のビーチでクレタ島西部のような美しいビーチではありません。 -
今日も望遠で少しビーチスナップを撮ってみた。
マリアビーチスナップ 8 -
マリアビーチスナップ 9
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マリアビーチスナップ 10
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マリアビーチスナップ 11
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マリアビーチスナップ 12
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マリアビーチスナップ 13
明日の夜にフェリーに乗り、アテネへ戻る予定。 -
6月11日、いつもこんな感じだが、今日の朝食・昼食の紹介。
昨日激安スーパーLiDL買ったもので、朝食と昼食を作った。すべてで4ユーロほど。優雅にレストランなど入ろうものなら、10ユーロ以下では済まない。昼食分はフェリーの待ち時間に港で食べた。 -
昼頃、宿をチェックアウトし、海岸沿いの一般道を走って、自分のスナップやビーチスナップを撮りながら港へ向かった。
ビーチスナップ 1 -
ビーチスナップ 2
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ビーチスナップ 3
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ビーチスナップ 4
どこにいても若者はスマホを離せない。 -
それでも、1時間半ほどで港に着いてしまったので、港の近くのオスマントルコ時代の要塞跡へ行ってみた。
観光客も多くいたが、要塞の中へは入場せず。オールドポートの船と要塞をアート撮影してみた。 -
それでも時間があるので、スーパーへ買物に行ったり、朝作ったサンドイッチを食べたり、フェリーをバックに写真を撮ったりして時間を潰し、午後6時に乗船した。
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フェリーから見たクレタ島の最後の風景。
午後9時にイラクリオンの港を予定通り出港した。 -
6月12日、一番安いデッキチケットなので、深夜0時頃、ラウンジへ行き、ソファーで横になった。5時間半ほどウトウトしたら、アテネのピレウス港へ入港しようとしていた。
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ピレウス港の倉庫に描かれた壁画。
その近くには、難民のテントがいくつも見えた。 -
次に行きたい国はアルバニアなので、一旦メテオラのキャンプ場へ戻ることにした。高速を眠い目をこすりながら走っていたが、例のごとくガソリンスタンドか高速上にないので、景色の良さそうな町に給油のために下りた。
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入り江に面した雰囲気のよい町で、アート撮影してみた。
日曜日だというのに、観光客を全く見かけない。ホテル・アパートメントも部屋の雨戸が閉められたまま。 -
途中から高速道路がないので、平野部の一般道を走っていたら、農機具庫の壁に描いてあった壁画。
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ギリシャはどこを走っていても太陽光パネルを見かける。スペインと同様、雨がほとんど降らないので、風力発電より効率が良い。
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メテオラのキャンプ場に午後2時頃到着し、早速、前回と同じ場所にテントを張った。しかし、眠たい。
ここに何泊かし、アルバニアへ向かう予定。 -
6月13日、午前中に今後の行程を組み、アルバニアの宿を予約した。昼前に1ユーロ119円と円高になったのでEuroBankのATMでユーロを下した。
ギリシャの通貨危機の時は、1日に引き出せる金額が低く抑えられていたが、今では最大600ユーロまで下せる。
それにしても、ギリシャへ来てから、毎日30ユーロ以上使う日が続いている。予算的にイタリア・スイス・ドイツ・ベルギーへ行けない可能性が出てきた。その場合は、東欧ツーリングに変更する。 -
EuroBank前のKalabakaのメイン道路。
土産物屋、レストラン、レンタルバイク屋などが軒を連ねている。 -
スーパーLiDLへ買物に行き、帰りに村の公園に寄り、朝食兼昼食。その後、高台へ行き、写真を撮った。
写真を撮っていたら、雷が鳴り始め、雨がパラパラし始めた。急いでキャンプ場に戻り、洗濯物を取り入れたり、バイクにビニールシートをかぶせたりした。他の客も急いでキャンプ場に帰ってきた。私の安テントの雨漏りが心配。
天気予報では、明日も雨が降りそうなので、このキャンプ場にもう1泊し、6/15(水)にアルバニアのサランダへ移動することにした。 -
小雨が降る中、オーダーメイドのランドクルーザー60がキャンプ場へ来た。当然、ドイツナンバー。この仕様ならば、砂漠・ぬかるみ・小川越えなどができるが、改造費含め数百万円はする。
このキャンプ場に滞在している人のほとんどが、西欧(ドイツ・フランス・オランダ・オーストリア・イタリアなど)の豊かな老人たちで、キャンピングカーで来ている。ギリシャの老人は、当然、いません。 -
最後はキャンプ場に居ついてる猫たちのうちの一匹。
天気予報では、明日も小雨が降りそうなので、このキャンプ場にもう1泊し、明後日、アルバニアのサランダへ移動することにした。 -
6月14日、昨日の雨で洗濯物は全滅。今日、再度洗い直し、干した。
その後、毎日の日課になっているメテオラツーリングに出かけた。高台にバイクで登り、Kalabakaの町とその背後のメテオラの岩山を撮ってみた。今泊まっているキャンプ場は写真の左の方角にある Kastraki村にある。 -
ツーリング後、スーパーLiDLに寄ったら、ごついスペインナンバーのバイクが駐車してあった。すぐ持ち主が店から出てきたので、立ち話をしたら、現在、世界一周の旅を始めたばかりで、これからどんどん東へ向かい、ウラジオストックまで行ったら、バイクを船でアラスカへ送るそうだ。中央アジア・シベリアを通るので、予備タイヤを積んでいる。
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買物後、いつものKastraki村の公園で昼食をとっていたら、若い2人が来て、座り込み、調理をし始めた。
ヨーロッパでも豊かなのは、西欧の一部の国の一部の人々だけで、それ以外は、そんなに豊かではない。 -
最後は、またまた猫。キャンプ場に居ついてる猫たちのうちの一匹。
明日からは、好天が続くので、早朝にキャンプ場を出発して、アルバニアののサランダの宿に昼過ぎに到着したい。
じじいのバイク一人旅34 (アルバニア・モンテネグロ 編)に続く。
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