2016/05/07 - 2016/05/07
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aquamarine_324さん
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ブルガリア周遊第5回は、ルーマニアとの国境に近いブルガリアの小さな町、ルセです。
さりげなく、100冊目の旅行記です。
もともとルセは通過するだけの予定で、旅行記を書くつもりもなかったですが、ヴェリコ・タルノヴォからのバスが12:30頃には到着してしまい、18:00発のブカレスト行きミニバスまで時間があったため、少し歩いてみることになりました。
ここでも日本人バックパッカーの方にお会いし(今回の旅は本当に偶然の連続!)、ランチをご一緒させてもらったほか、ルーマニアとの国境、ドナウ河も見てきました。
一昨年のウィーン、昨年のベオグラードに続いて、私にとっては3度目のドナウ河でしたが、今までで一番人が少ないひっそりとした雰囲気だった一方で、ここは河が国境となっているという特殊性もあり、ただの河とはいえ、ちょっと違って見えたような気もします。
□5/3 羽田→(フランクフルト)→ソフィア
□5/4 ソフィア⇔リラの僧院
□5/5 ソフィア→プロヴディフ
□5/6 プロヴディフ→ヴェリコ・タルノヴォ
■5/7 ヴェリコ・タルノヴォ→ルセ→ブカレスト
□5/8 ブカレスト→(ミュンヘン)→…
□5/9 …→羽田
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《Lonely Planetが絶賛するブルガリアはどんな国なのか? 目次》
#1 ソフィアの街並みは1年前のデジャヴ?
http://4travel.jp/travelogue/11138188
#2 暇を持て余すリラの僧院 (+αでソフィア中央バスステーションへのアクセスガイド)
http://4travel.jp/travelogue/11145249
#3 石畳の坂道で旅人が見るのは夢か悪夢か? @プロヴディフ
http://4travel.jp/travelogue/11138194
#4 Before Sunrise ヴェリコ・タルノヴォ プチ散策
http://4travel.jp/travelogue/11138201
#5 ドナウ河の向こうにはルーマニア。国境の町、ルセ
http://4travel.jp/travelogue/11138208
(番外編)チャウシェスク処刑から27年、「東欧のパリ」のいま 〜米原万里さんのエッセイで旅するブカレスト〜
http://4travel.jp/travelogue/11138216
【参考書籍】
・ブルガリアメモメモ Chomo(著)
・ルーマニア・マンホール生活者たちの記録 早坂隆(著)
・嘘つきアーニャの真っ赤な真実 米原万里(著)
- 旅行の満足度
- 3.0
- 観光
- 3.0
- グルメ
- 3.5
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- 高速・路線バス 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
PR
-
引き続き【旅行5日目:5/7(土)】
ヴェリコ・タルノヴォ(アフトガーラ・サパッド)11:00→ルセ12:30
バスは快調に飛ばします。
かなりスピードが出ていましたが、クネクネした山道ではなかったので酔うことはありませんでした。
途中、鉄道の線路と並行して走る道があり、この電車を追い抜いていきました。 -
こんな小さなバスです。
タルノヴォから一緒に来た方が駅前のホテルに泊まるというので、スーツケースを運ぶのを手伝いました。ルセ バスステーション バス系
-
世界遺産のイヴァノヴォがルセからアクセス可能な圏内にありますが、タクシー利用がマストで、わずか数時間の待ち時間では慌ただしすぎるため、順当に市街地を歩くことにしました。
ルセの駅前は暗〜い感じで、昼間はともかく夜は出歩きたくない雰囲気が漂っていましたが、駅前の広い通りを1kmほど歩いて歩行者天国のエリアに入ると、人の数も増えてきます。 -
スヴォポダ広場
市民の憩いの場になっていて、ここはとても賑わっていました。 -
広場の向こう側、歩行者天国のプロムナード沿いに観光案内所があります。
しかし、遠目にも人が出入りしている気配がなく、時計を見たら13時前…。
あぁこれはひょっとして昼休みかもしれませんね、なんて話しながら近づいてみたら、予想通り昼休みでした。。
昨年のヴィリニュスでも同じことがあり、何となくパターンが読めました。 -
このあと、歩き方に載っている中華料理屋を目指して歩くものの、広場周辺の道が放射状に広がっており、どこが正解なのかが全くわからず。。
地元民のおばちゃんに声を掛けて協力を求めるも、やはりわからないとのこと。
(I can't speak English.といいつつも、一生懸命探してもらって感謝でした)
仕方がないので、たまたま歩いていて見つけたこのお土産屋に入ってマグネット等を買い、その流れで店のお姉さんに場所を聞くと、一発で解決しました。
タルノヴォでお土産を買いそびれており、ルセで買えるのだろうか…と不安だったので、一挙両得でした。 -
↑のお土産屋のお姉さんは、わざわざ店の外まで出て少し歩いて「この道を真っ直ぐ行ってね!」と教えてくれました。
その通りに歩くと、突き当たりに確かにありました。
文化財にも登録されているというCity Art Hotel。
その1Fに中華料理屋があります。 -
Bambooという店。
歩き方に載っています。
さっきのお姉さんも「あのお店は美味しい!」と絶賛していました。
確かに、この時点で13:30か14:00ぐらいだったはずですが、地元のブルガリア人で外のテラス席は一杯で、かろうじて席を確保できたほどでした。 -
止めればいいのに、真昼間からlargeサイズ。
これで結構お腹が膨れ、あとでしんどいことになります -
このスープが想像以上にボリューム満点。
このあとの旅の計画を伺ったところ、
ブルガリア→ルーマニア→モルドヴァ→ウクライナ→ベラルーシ→ポーランド→バルト三国→フィンランド
を3ヶ月ぐらい掛けて回るとのことでした。
ポーランドに行きたいけれど情報があまりヒットしないという方にお会いする機会が最近多い気がします。
ワルシャワ、クラクフとアウシュヴィッツに行ったことがある私は、一応多少なりとも情報提供できます。
それと引き換えに、私が行ったことがない場所について教えてもらうのが定番行事です。 -
会話に夢中になりオーダーしたつもりがオーダーできておらず、後から注文した炒め物とチャーハンはさらにボリューム満点。
食べ切れず残してパッキングしてもらいましたが、確かビール込みで1人1,000円しなかったはずです。
物価的にはブルガリアは破格です。
長期旅行に向いています。 -
レストランのすぐ近くにはドナウ河が流れています。
適当に方角だけ頭に入れて歩いたら、すぐに見えました。 -
河沿いには遊歩道的な散策路がありました。
-
「ここから向こうへ泳いで渡ることはできるのだろうか?」という話になり、
いや、あっちはルーマニアだから不法侵入とかになりそうですね、と反射的に言葉が出ました。
そう、このドナウ河の向こうに見えるのは、自身32ヶ国目のルーマニアです。
ルセは国境の町として、ルーマニアやハンガリー、トルコなど各方面へ国際列車が発着する場所にもなっています。 -
ブカレスト行きのミニバスに乗れないと大変なことになり、ここでは迷子になるのは許されないので、到着時に歩いた大通りをそのまま戻りました。
駅前から、町で一番大きな広場へと繋がる大通りとは思えないほど、なんか殺風景です。。
あの向こうに見える塔は何なんだろうという話になりましたが、結局最後までわかりませんでした。 -
向こうに見えている巨大な建物が、ルセ駅です。
もともと別の目的で使われていた建物がお役御免になり、駅になったのかもしれませんが、必要以上にデカいという感想は否めません。
旧ソ連が絡む建物って全体的にこういう傾向があります。 -
駅やバスターミナルへ行くためには地下道をくぐる必要がありますが、こんな感じで、ほとんど誰もいません。
さすがにこれは夜は歩きたくないです。
まぁ地上の道を強引に横断しても大丈夫だと思います。
そんなに車通りが激しい感じはしなかったので。 -
ルセ駅。
奥の正面に、行先や発車時刻、発車ホームの案内が出ています。
建物自体は立派ですが、あまりにも人がおらず、不気味です。
私は移動手段としてはバスより鉄道のほうが好きなのですが、東欧では鉄道を使う気にはなりません。。 -
バスターミナルと駅は、これで仕切られています。
これまた無駄にデカいというツッコミを禁じ得ない感じ。ルセ バスステーション バス系
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バスターミナルです。
簡素な待合室と、コーヒーをテイクアウトできそうな店があるぐらいで、他には何もありません。
かといって駅から近い場所にも何もありませんし、昼間ならともかく、夜はあまり治安も良くなさそう。ルセ バスステーション バス系
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ルセからブカレストへの移動は、なかなか情報が集まらず困りましたが、このPEGASUSというミニバスを事前にネット決済して予約していきました。
ブカレストは、調べれば調べるほど治安が悪く恐ろしい都市であるかのような情報ばかりが出てきますが、このミニバスは、比較的人が多く賑わっている統一広場付近に到着するので安心です。
http://www.pegasusbg.com/?lang=_enルセ バスステーション バス系
-
ミニバスというよりも普通の乗用車であり、助手席に1人、真ん中に3人、後ろに3人も乗れば満席です。
したがって事前の予約が推奨されます。
ミニバスで隣に座った韓国人の兄ちゃんは、幼い頃、親の仕事の都合で日本に住んでいた、もう日本語は忘れてしまったけど…と、思い出を語ってくれました。
今年に入ってからの旅ではやたら韓国人に会いますが、皆さん良い方ばかりです。
日韓の対立はマスコミが面白がって煽っているだけでは?と思ったりします。
タルノヴォからご一緒した方に別れを告げ、ミニバスは18:00ジャストにルセのBTを出発しました。
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(番外編)チャウシェスク処刑から27年、「東欧のパリ」のいま 〜米原万里さんのエッセイで旅するブカレスト〜 へ続きます。
http://4travel.jp/travelogue/11138216ルセ バスステーション バス系
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