4回目のフランス周遊8日間の旅 ③ ～モンサンミッシェル編～

2012/03/11 - 2012/03/18

4回目のフランス旅行。
今まではパリを拠点にモンサンミッシェルとヴェルサイユ宮殿への日帰り旅行ばかりでしたが、今回はフランス北部の周遊旅行。

H.I.S.の「4つの世界遺産巡り&モンサンミッシェル地区泊! パリでは3連泊して終日2日間の自由行動付き! 大満喫! フランス8日間」
添乗員同行の団体ツアーです。

【スケジュール】
2012/3/11
　エティハド航空で成田からアラブ首長国連邦「アブダビ」経由でフランス「パリ」へ
2012/3/12
　パリ到着後シャルトルへ
　シャルトル市内観光
　オルレアンへ
2012/3/13
　ロワールへ
　シャンボール城見学
　シュノンソー城見学
　モンサンミッシェルへ
2012/3/14
　モンサンミッシェル観光
　オンフルール市内観光
　パリへ
2012/3/15
　パリフリータイム
2012/3/16
　パリフリータイム
　ヴェルサイユ宮殿見学
2012/3/17-18
　エティハド航空でフランス「パリ」からアラブ首長国連邦「アブダビ」経由で
　成田へ帰国

【旅費】
約157,000円

エリア モンサンミッシェル(フランス)

• 旅行の満足度: 5.0

• 同行者: 友人
• 一人あたり費用: 15万円 - 20万円
• 交通手段: 観光バス 徒歩
• 航空会社: エティハド航空
• 旅行の手配内容: ツアー（添乗員同行あり）

3日目、トゥールでのランチの後、4時間半かけて291km先のモンサンミッシェルへ。

18時半、モンサンミッシェルに到着しました。
島に渡る前の対岸でいったんバスを降り、島全体を写す撮影タイム。

モンサンミッシェルとその湾 史跡・遺跡

モンサンミッシェルの修道院に向かう大通り「グランド・リュ」
普段は大賑わいのこの通りも、夕方なので人通りもまばらです。

グランド リュ 旧市街・古い町並み

一行がぶらぶら歩いていると、すごい勢いでホテルのポーターさん(?)が
私たちのスーツケースをバスから降ろして運んでくれていました。
でも通りにスーツケース置き去り…
どうやら島内のホテルはどこも規模が小さく、ツアーの全員が同じホテルに泊まる事ができないため、どちらのホテルに運ぶかわからなかったかららしいです。
通りの真ん中で全員でスーツケースの振り分け作業。

私たちは大通り沿いにある「ホテルムートンブラン」に宿泊。

ムートン ブラン ホテル ホテル

ロッジ風の可愛いホテルです。
でもシャワーを浴びるとバスルームから水が溢れて、お部屋の中まで濡れてしまいました。

19時半、夕食までまだ時間があったので、サンセットを見に駐車場の先まで歩いて来ました。

今回このツアーを選んだのは、「モンサンミッシェルの空が紫になる瞬間を見たい」というのが理由の一つにありました。
これまではパリからの日帰り旅行ばかりで、サンセットを見る機会がなかったのです。

だんだんと暗くはなってきましたが、ポストカードのような紫の空に写すのは難しい。。

もしかして、あの光景は日の出だったのかな？

3日目の夕食は、ふわふわスフレオムレツで有名な「ラ・メール・プラール」の姉妹店、修道院への通りを少し歩いたホテルの1階にある「レ・テラス・プラール」で。
このオムレツ、初めてモンサンミッシェルに来た時に食べ、「2度と食べる事はあるまい」と思っていましたが、また食べる機会があるとは…
オムレツというよりスフレの食感が強く、かなりの薄味のためあまり食べた気がしないんです。。

レ テラス プラール (レストラン) 地元の料理

その時はランチだったので、ほんとにオムレツのみのメニューでしたが、今回はメインのチキンがあってよかったー！

フライパンが飾ってあって、内装が可愛らしい♪

夕食後、ライトアップを見るためにまた駐車場の先まで来てみました。
写真の右側に光る2本線はセーフティージャケットの光。
対岸からモンサンミッシェル島へは、真っ暗な一本道を約2km歩かなければいけません。
対岸のホテルに宿泊している方がここまで来るのに、危険防止のためホテルで貸してくれるそうです。

真っ暗な中に浮かび上がる修道院。
幻想的ですね。

翌朝7時前、紫の空を求めて早起きしましたが…

修道院のライトアップも消えて、ぼんやりと見えてます。

日の出は過ぎたようですが、霧が濃くてよく見えません。。

ポストカードのこの紫色、いつ行けばこの景色が見えるんでしょうか？

4日目の朝食。
ホテルでのコンチネンタルブレックファースト。

ムートン ブラン ホテル ホテル

カゴに無造作に突っ込まれてるフランスパンですらオシャレに見えます。

9時、ツアーのみなさんとガイドさん付の修道院見学に出かけます。

モンサンミッシェル修道院 寺院・教会

靄っていて空も干潟も塀も全部グレー...

修道院の入口手前の「大階段グラン・デグレ」

大階段の途中には蛇口。
現代の蛇口と形は変わらないようだけど、当時のものでしょうか？

だいぶ上の方まで上って来ました。
フランスって朝方霧が出てる事多い気がします。。
青空をバックにした絶景を見たければ、お昼過ぎの方がいいのかも…？

尖塔の先には「大天使ミカエル」が立っています。

西のテラスから。

「モンサンミッシェル修道院付属教会」
中をじっくり見るのは初めてかも...

モンサンミッシェル修道院 付属教会 (聖堂) 寺院・教会

祭壇の脇には木彫りのミカエルの像。
なんだか歴史を感じさせます。

「ラ・メルヴェイユ」
いつ見てもキレイに整えられています。

モンサンミッシェル修道院 回廊 寺院・教会

「食堂」の隠れミッキー？

モンサンミッシェル修道院 食事室 寺院・教会

「迎賓の間」
王様や貴族たちを迎えるために使われたお部屋です。

モンサンミッシェル修道院 迎賓の間 寺院・教会

「大天使ミカエルとオベール司教のレリーフ」
オベール司教は2度夢の中で大天使ミカエルから「この岩山に聖堂を建てよ」とのお告げを受けますが、夢だと思い信じませんでした。
3度目、ついにしびれを切らしたミカエルは、オベールの額に指を触れ強く命じたところ、オベールは稲妻が脳天を走る夢を見ました。
翌朝オベールは自分の頭に穴が開いていることに気づき愕然とし、ミカエルのお告げが本物であると確信し、このモンサンミッシェルに礼拝堂を作ったという言い伝えがあります。

「マグラダのマリアの礼拝堂」
小さな礼拝堂です。

「太柱の礼拝堂」
この礼拝堂は修道院付属教会のゴシック様式の内陣を支えるために作られたそうです。

モンサンミッシェル修道院 太柱の礼拝堂 寺院・教会

その昔、モンサンミッシェル修道院は監獄として使われていました。
囚人たちの食料を運搬するために使われていた大車輪です。

モンサンミッシェル修道院 大車輪 寺院・教会

「聖エティエンヌ礼拝堂」のピエタ。

モンサンミッシェル修道院 聖エティエンヌのチャペル 寺院・教会

祭壇の下の「Α」と「Ω」は、生と死、永遠を意味するそうです。

「騎士の間」の出口には、塔の上に建つ大天使ミカエルのレプリカ像。
原寸大だそうです。

この先はギフトショップになっていて、ここでツアーはいったん解散。
12時に駐車場のバスで再集合です。

モンサンミッシェル修道院 騎士の間 寺院・教会

修道院の裏側を一周して出口に向かいます。

なんと桜が咲いていました!!

修道院を出て来ました。

ブラブラと下って行き、一本脇に逸れたところにある「サンピエール教会」
入口に建つのは「ジャンヌ・ダルク像」
残念ながら教会は閉館中。

サン ピエール教会 寺院・教会

天気が良くなってきました。

満潮なのかな？

ホテルやレストランの間にある狭い階段を上って城壁へ。

修道院全体が近くで見る事ができます。

出国前から必ず食べようと決めていた「ル・プティ・ブルトン」の塩キャラメルソフトクリーム。
手持ちの地図では一本内側に入った道にお店があるように書いてありましたが、どのお店にも普通のアイスクリームしかない...
諦めかけていたらグランド・リュの真ん中にありました!!
ソフトクリームというより、ジェラートといった食感です。

ル プティ ブルトン スイーツ

ランチの時間がなかったので、前回来た時に美味しかったパニーニのお店でテイクアウト。

やっぱりお昼頃になると霧が晴れて青空が見えてくる！
最後の最後に青空に映えるモンサンミッシェルが見れてよかった！

午後からは3時間かけて、196km先のノルマンディー地方の港町「オンフルール」に向かいます。