初心者ペダル ～すったもんだTOJ！～

2016/05/31 - 2016/05/31

ツアー･オブ･ジャパン美濃ステージに行ってきました。あと、相棒ができました。

エリア 美濃市(岐阜)

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 4.0
• グルメ: 4.0
• ショッピング: 4.0
• 交通: 5.0

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 1万円未満
• 交通手段: 自転車 自家用車

いやはやこの「初心者ペダル」も４回目になるんですね…というわけで新メンバーを紹介します、相棒です！色が色なのでボトルケージやらヘルメットやら選ぶ時も「色だけなら絶対アレなんだけどなあ…」と頭を抱えましたが正真正銘SPECIALIZEDの子です。
メーカーも車種も数多ある中で何故SPECIALIZEDにしたかといえば、某イベントで試乗してズドーンと惚れたから。corratecにCannondaleにPINARELLOにBH、ANCHOR、FELT、Bianchi…と色々乗ってみたけど(このラインナップに思い当たる節がある方とは旨い酒が呑めそう)、アメ車のイメージそのまんまの剛毅にして豪気な、懐の広い乗り心地が凄くイイなあと。
TARMACも良かったけど、一番惚れたのはROUBAIXでした。試乗コースを一周して戻るなりスタッフさんに「コレ何なんですかめっちゃ乗りやすい！」と叫んでしまったぐらい(マジ)
TARMACとROUBAIXに関しては試乗車として出てたのが最上位機種のS-WORKSだったので余計、かもしれませんね。
あ、意見には個人差があります。大いに。
てか銅橋くんと段竹くん、さてはあの子らお坊っちゃまだな…カタログ見て目が点になったわい…(愛車がS-WORKSという設定なのです)

閑話休題。

それで何故結局ALLEZになったかといえばまぁ主にお値段との兼ね合いな訳ですが、この子だって負けてませんよー！
実直でやさしい、靭い子です。
この子となら割とどこへでも行けそうです。
どうぞよしなに。



で、新しい玩具は早速遊んでみたいよな？
乗り物ってのは乗るためのものだし、どこまで走れるか試してみたいよな？
…という訳で、ツアー･オブ･ジャパン美濃ステージを観戦してきました！
そういうレースがあるとうっすら知ってはいたけど、はっきり認識して「美濃なら大まかな土地勘もあるしちょっと観てみたいな」と思ったのは去年のこと。
最初は現地まで自走する気満々だったのですが、それだとかなり早くに出発しなきゃならないのでちょっとズルして美濃インターまで自転車もろとも送ってもらいました。しかし往復するだけならまだしもさらに向こうで走り回るとなるとそれで大正解だった、自走での観戦は次回以降の楽しみに取っておこう…
とりあえずもっと脚力つけにゃ…(^ω^;;


あ、今回は特に何か頓珍漢な事を言い出すかもしれませんがそこはそれ、観戦初心者ってことで大目に見てください。そんで裏技とかあれば是非とも教えてくださいw

まずは信号ごとにスマホやチラシの地図とにらめっこしたり交通整理のお巡りさんに道を訊いたりしながらスタート地点の「うだつの上がる町並み」へ。そういえばまともに行ったの初めてかもしれない。
到着したのはオープニングセレモニーが始まる直前で、みんな何時からいるの!?ってぐらい人がいました。もうちょい早かったらあっちこっち見て回れたかなー、しかし家からだと車でもそれなりに時間かかるしなー。生ユキヤ見たかった(いや、走ってるところはちゃんと見られたんだけどさ)
さて、前の風景はこんな感じ。そう広くもない通りに選手やら観客やらスタッフやらとにかく人がぎっしりで、賑やかでした。
前日の京都ステージでリーダージャージを獲得した選手が先頭に並び、その後ろにたくさんの選手が続く、いやはやもうこの光景だけでテンション上がります。

MAVICのサポートカー。
真っ黄色で可愛い。この色柄のミニカーみたいなのあったらちょっと欲しいw

バイクもいるよ。

SHIMANOのもカッコいいなあ。
あと背後の銀行の看板がレトロ。

パレードスタート！

集団の背を見送って「さてどこ行こうか」としばし考え、とりあえず補給ポイントの手前をチョイス。下渡橋を渡った辺りで何人か脇道に吸い込まれていったのでその後ろにくっついて入ってみたものの、

…あ、コレなかなかキツい坂だ。

今にして思えば距離も勾配も多分そう大したことなかったのだけど、残念ながら私は登りが苦手なんだ…(^ω^;;

とまあそんな訳でひーこら言いながら、そして若干迷子になりかけながら目的地に到着。
それが割といいタイミングだったようで、しばらくその辺ウロウロしてたら先導の車が。その後に審判車、サポートカー(集団前方にMAVIC、後方にSHIMANO、という配置でした)と続いて、さあ、いよいよ！

来るぞ…

来るぞ、来るぞ、

来たァァァァァァァァァァァァァァァ

さすが無茶苦茶速いです(当たり前だ)
この辺からもう登りが始まっているというのにものともせず、あんたら翼でも生やしてませんかって感じで走っていく。カッコ良すぎんだろおおおおお！とうち震えている間に集団は山へと消えていったのでした。

あ、ユキヤいた。

で、この初心者はといえばすぐそこのコンビニで水分補給しつつ、結局そこでもう２周ほど観て次へ出発しました。

なんかもう嵐か台風かって勢い。

にわか茶屋(道の駅)の前で時計を見るとちょっとした時間になっていたので寄り道は中止してさらに北上、…した割に結局みちくさ館で店員さんと喋ってアイス食ってるし。
いや、なかなか暑くてだな、この日。
この末広堂さんのアイスモナカは本当に美味しいです。シャーベット寄りの爽やかなミルク味。みちくさ館ではバニラのみの取り扱いですが店によっては抹茶やきな粉なんかもあります。で、どれも美味しいけど結局バニラが一番好きっていうね。
あの辺にお立ち寄りの際は是非。超お勧め。

冷たいアイスは効果覿面！
ばっちり復活したし、道も訊いたし、さあ和紙の里会館行くぞー！

途中で何故か停まってたので何となく撮ってみたチームカー。

山裾を走る旧道をやっぱり軽く迷子になりかけながら走破して、やって来ましたスタート／フィニッシュ地点！
ちなみに確かこの時点で最終周回か、その前ぐらいだったかなー。というタイミングだったのでとりあえずその辺に陣取る。

そうだ、最終周回に入る直前だコレ。

で、この辺で予想外の事態。
なんとスマホが過熱して電源が落ちた。
暑い中でカメラモードにして構えてたらパワーを喰うってことなんでしょうか、さすがにこんなん初めてです。しかも「これは是非とも撮っときたい！」と思った瞬間に落ちるって何なのかと orz
今使ってるのはauのTORQUEなので「お前一応アウトドアで使える機種だろもうちょっと何とかしろよおおおおお」と…ね…
無理か、いくら何でも精密機器だしな…
…というわけで、この後しばらく写真があんまりありません。よりにもよってゴールの瞬間が撮れてないとか残念すぎる(´･ω･)
てかコレどう対処したもんでしょう本当に。

あとその場に立って気がついたんだけど戻ってきた選手を迎えるスポットが対岸にあったんですね、思いっきり見落としていた…
これは次回への教訓ですな、今度はもっと早く行って待ち構えておこうっと…

表彰式スタート。

ステージ優勝、AVANTI ISOWHEY SPORTのアンソニー･ジャコッポ選手。
美濃と言えば美濃和紙だからか副賞に扇子とか行灯というパターンがやたらに多く、しまいには「行灯」(扇子だったかな…)とアナウンスで聞こえてくる度に笑いが起こっていた記憶がありますw

リーダージャージ揃い踏み。

頭から飛び込みたくなるぐらい暑くて、川も綺麗だった(実際夏場の休日ともなればそこらじゅうでバーベキューしたり泳いだりしてます)

家へのお土産にみちくさ館で新にんにく、にわか茶屋で筍を買って、サコッシュで担いで戻りにかかります。いやはや重かったw
その頃には交通規制も解除になっていたので、コースになっていた川沿いの道をちょっとだけ走ってきました。
なんか感慨深かった。

美濃インターの前ら辺にあった交通規制のお知らせ。

さて、家に帰るまでが遠足とは申しますが。
道順に一抹の不安があったのでナビで道を調べつつ自走にて帰宅。通った記憶のない道に誘導されたりしたので「ここはどこだーッ」と内心で叫ぶこと数度、多少登りがキツかったりしようが覚えのある道を通った方がストレスなく走れるかなーと思ったり。
小学生の見守りしてたおっちゃんに声をかけられて、ツアーオブジャパン観に行ってこれから一宮まで帰るんですーと言ったら驚かれたり(気をつけて！と見送ってもらえるのってほっこりしますね)
とどめに途中で充電が切れたり。
まあ、概ね楽しく無事に帰れました。

あと羽織っていたラッシュガードの袖を捲って走り回っていたら腕が見事なポッキー焼けになってましたw
UVカットがいい仕事をしたようですw

おみやげ(自分用)
Lampre Meridaのサイクルキャップ、TOJタオル、Ｔシャツにパンフレット。
当日はヘルメットの下に手拭い巻いてたぐらいなので、サイクルキャップはなかなか重宝しております。
パンフレットは各ステージに弱虫ペダルのキャラクターが配置されてて思わず噴きました。
やはりクライマーズはあの取り合わせになるんだな…
美濃ステージは箱学スプリンターコンビ。「マッチョなスプリンターがスピードを競う」て、確かにあの二人はマッチョの代名詞っぽいw
そして解説書いた人！「アブ」は胸筋じゃなくて腹筋だ！w