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2016年のGWは八ヶ岳!<br />今回のメインテーマは編笠山。良いコンディションの中、西岳への縦走も叶い、さて最終日はどこへ行こう・・・?<br />選んだのは天狗岳。東と西の双耳峰。山頂からの眺望は抜群、、、のはずだが、以前登った時はあいにく天候は下り坂。風も強く、景色を楽しむどころではなかった。<br />今回はそのリベンジ。ルートもちょっと変えて、黒百合平を経由した周回ルートとした。<br /><br />ところが・・・

2016GW part3 天狗岳、リベンジならず!

73いいね!

2016/05/06 - 2016/05/06

44位(同エリア575件中)

旅行記グループ 山 八ヶ岳

2

39

琉球熱

琉球熱さん

2016年のGWは八ヶ岳!
今回のメインテーマは編笠山。良いコンディションの中、西岳への縦走も叶い、さて最終日はどこへ行こう・・・?
選んだのは天狗岳。東と西の双耳峰。山頂からの眺望は抜群、、、のはずだが、以前登った時はあいにく天候は下り坂。風も強く、景色を楽しむどころではなかった。
今回はそのリベンジ。ルートもちょっと変えて、黒百合平を経由した周回ルートとした。

ところが・・・

旅行の満足度
3.5
同行者
カップル・夫婦
交通手段
レンタカー JR特急 徒歩
旅行の手配内容
個別手配

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  • スタートは唐沢鉱泉。7:30<br />場所は「秘湯」と呼ぶにふさわしいが、その建物はとても立派。<br />『信玄の隠し湯』とも言われる二酸化炭素冷鉱泉だ。<br />

    スタートは唐沢鉱泉。7:30
    場所は「秘湯」と呼ぶにふさわしいが、その建物はとても立派。
    『信玄の隠し湯』とも言われる二酸化炭素冷鉱泉だ。

    唐沢温泉 八ヶ岳名湯 唐沢鉱泉 宿・ホテル

    下山後の至福のひととき by 琉球熱さん
  • 本館・別館があるくらい規模も大きい。建物もきれいだ。<br />日帰り入浴も可能なので、登山者にも人気。

    本館・別館があるくらい規模も大きい。建物もきれいだ。
    日帰り入浴も可能なので、登山者にも人気。

  • 敷地の奥には「鉱泉」の源泉がある。<br />これがまた滅法美しい。<br />硬質な印象を受けるが、独特の蒼さが目を引く。<br /><br />鉱泉なので温度は低い。湯温約10℃、加温して提供されている。<br />

    イチオシ

    敷地の奥には「鉱泉」の源泉がある。
    これがまた滅法美しい。
    硬質な印象を受けるが、独特の蒼さが目を引く。

    鉱泉なので温度は低い。湯温約10℃、加温して提供されている。

  • 不思議な色、不思議な形。<br />周囲は苔に縁どられているのも鉱泉ならではの光景。

    不思議な色、不思議な形。
    周囲は苔に縁どられているのも鉱泉ならではの光景。

  • 趣向を凝らした日本庭園の池のようで、眺めていて飽きない。

    趣向を凝らした日本庭園の池のようで、眺めていて飽きない。

  • さてさて、そうも言っておれず。きょうはそこそこ長丁場。<br />当初、天狗岳西尾根から西天狗〜東天狗〜黒百合平というルートを予定していたが、どうも天気が怪しい。<br />そこで、逆ルートで周ることにした。最低でも黒百合平までは行こうと考えたからだ。

    さてさて、そうも言っておれず。きょうはそこそこ長丁場。
    当初、天狗岳西尾根から西天狗〜東天狗〜黒百合平というルートを予定していたが、どうも天気が怪しい。
    そこで、逆ルートで周ることにした。最低でも黒百合平までは行こうと考えたからだ。

  • ダケカンバの木立、苔むした道を行く。

    ダケカンバの木立、苔むした道を行く。

  • こんな風景の中にいると、八ヶ岳にいるんだという実感。

    こんな風景の中にいると、八ヶ岳にいるんだという実感。

  • 八ヶ岳と言えば

    八ヶ岳と言えば

  • やはり 苔 か?

    やはり 苔 か?

  • それはまるで 小さな森

    それはまるで 小さな森

  • 決して快適ではない登山道、高度を上げていくと、残雪。<br />というより「氷」。

    決して快適ではない登山道、高度を上げていくと、残雪。
    というより「氷」。

  • 渓流沿いの道を行く。<br />夏だったらきっと、耳にも肌にも爽やかなのだろうが、この時期はかえってこれが仇。

    渓流沿いの道を行く。
    夏だったらきっと、耳にも肌にも爽やかなのだろうが、この時期はかえってこれが仇。

  • ところどころにこのようなアイスバーン。<br />土と氷、これが厄介。いっそ全面雪の方が対処のしようがあるというモノ。<br />鮮やかな緑とのコントラストが恨めしい。

    イチオシ

    ところどころにこのようなアイスバーン。
    土と氷、これが厄介。いっそ全面雪の方が対処のしようがあるというモノ。
    鮮やかな緑とのコントラストが恨めしい。

  • 少しずつ溶けてきているのは、確かに春の兆し。

    少しずつ溶けてきているのは、確かに春の兆し。

  • 唐沢鉱泉分岐に到着。8:57<br />ここは渋の湯からのルートとの合流地点。<br />しばし休憩。

    唐沢鉱泉分岐に到着。8:57
    ここは渋の湯からのルートとの合流地点。
    しばし休憩。

  • ここからの道がまた厄介。<br />本格的な登りになるのだが、凍結箇所が多く、土が露出している部分はぬかるんでいたりで、どうしても慎重に=遅くなる。

    ここからの道がまた厄介。
    本格的な登りになるのだが、凍結箇所が多く、土が露出している部分はぬかるんでいたりで、どうしても慎重に=遅くなる。

  • せせらぎは歓迎なんですが・・・

    せせらぎは歓迎なんですが・・・

  • これでも晴れていればまだ良いが、今にも降ってきそうな曇天ではテンションも上がらず。<br />なんとか騙し騙し歩を進める。<br />いや〜 面倒臭い・・・

    これでも晴れていればまだ良いが、今にも降ってきそうな曇天ではテンションも上がらず。
    なんとか騙し騙し歩を進める。
    いや〜 面倒臭い・・・

  • そんなこんなで、やっとこさ黒百合平。10:10<br /><br />確実に降ってきそうな空模様。<br />評判の黒百合ヒュッテ、ここの様子を見たさにルート変更したようなもの。

    そんなこんなで、やっとこさ黒百合平。10:10

    確実に降ってきそうな空模様。
    評判の黒百合ヒュッテ、ここの様子を見たさにルート変更したようなもの。

    黒百合ヒュッテ グルメ・レストラン

  • 売店の一画、喫茶コーナーからの庭。<br />カウンター席のみの小さなスペース。

    売店の一画、喫茶コーナーからの庭。
    カウンター席のみの小さなスペース。

  • ちょっと洒落た看板。<br /><br />想像していたほど洒落た小屋ではなかった。泊まってみればまた違う印象かもしれないが、休憩ポイントとしては、青年小屋の方が好き。

    ちょっと洒落た看板。

    想像していたほど洒落た小屋ではなかった。泊まってみればまた違う印象かもしれないが、休憩ポイントとしては、青年小屋の方が好き。

  • 30分ほどの大休止の後、行けるところまで行くか、と擂鉢池ルートを進む。<br />小屋前からいきなりの急登(距離は短い)を登り振り返れば小屋の全景。

    30分ほどの大休止の後、行けるところまで行くか、と擂鉢池ルートを進む。
    小屋前からいきなりの急登(距離は短い)を登り振り返れば小屋の全景。

  • 登り切った正面には、擂鉢池と東・西の天狗が姿を現す。<br />なかなかの景色だ。

    イチオシ

    登り切った正面には、擂鉢池と東・西の天狗が姿を現す。
    なかなかの景色だ。

  • 岩場の間は所々に残雪。

    岩場の間は所々に残雪。

  • 池を見下ろすかっこうでルートが造られている。<br />登り口のほぼ反対まで来た。

    池を見下ろすかっこうでルートが造られている。
    登り口のほぼ反対まで来た。

  • 「天狗の奥庭」と称する岩場。11:22<br />晴れていれば気持ちよさそうなポイント。ここから東天狗岳山頂までは約1時間。<br />空模様がいよいよ怪しくなってきた、、、と思っていたらとうとう霧雨が舞い始めた。<br /><br />撤収!

    「天狗の奥庭」と称する岩場。11:22
    晴れていれば気持ちよさそうなポイント。ここから東天狗岳山頂までは約1時間。
    空模様がいよいよ怪しくなってきた、、、と思っていたらとうとう霧雨が舞い始めた。

    撤収!

  • 下山となれば一目散(笑)<br />しかし中途半端なアイスバーンと化した登山道はとにかく始末が悪く、下りはさすがにノーマルタイヤでは降りられない。<br />途中から軽アイゼンを装着して、足場はそこそこ安定したのは良いが、岩や土が露出しているところもそのまま歩くものだから、歩き難いのなんの・・・<br />特に岩がゴロゴロしている箇所は、アイゼンの歯と岩がぶつかって、なんとも言えぬ軋み音を出す。<br />これが最高に気持ち悪い!

    下山となれば一目散(笑)
    しかし中途半端なアイスバーンと化した登山道はとにかく始末が悪く、下りはさすがにノーマルタイヤでは降りられない。
    途中から軽アイゼンを装着して、足場はそこそこ安定したのは良いが、岩や土が露出しているところもそのまま歩くものだから、歩き難いのなんの・・・
    特に岩がゴロゴロしている箇所は、アイゼンの歯と岩がぶつかって、なんとも言えぬ軋み音を出す。
    これが最高に気持ち悪い!

  • キイキイと耳障りな音を立てながらの下山。<br />チョロチョロ流れ始めた雪解け水が、雪と氷を溶かしきるのはいつ頃だろう?

    キイキイと耳障りな音を立てながらの下山。
    チョロチョロ流れ始めた雪解け水が、雪と氷を溶かしきるのはいつ頃だろう?

  • 軽アイゼンを装着した時以外はほとんど休憩も取らずに下山。<br />それでも登山口到着は13:54。<br /><br />どうせ景色は拝めないし、凍ったところに雨となればより滑る。ただでさえ下りが苦手な相方のペースを考えれば、撤収は正解だったかな?

    軽アイゼンを装着した時以外はほとんど休憩も取らずに下山。
    それでも登山口到着は13:54。

    どうせ景色は拝めないし、凍ったところに雨となればより滑る。ただでさえ下りが苦手な相方のペースを考えれば、撤収は正解だったかな?

  • というわけで、ひとっ風呂。

    というわけで、ひとっ風呂。

    唐沢温泉 八ヶ岳名湯 唐沢鉱泉 宿・ホテル

    下山後の至福のひととき by 琉球熱さん
  • 誰もいない浴室、ちゃっかり撮影。<br />写真では見えにくいが、左手奥には打たせ湯。これは源泉なので、この時期はめちゃくちゃ冷たい!<br />浴槽は温めと熱めの2つ。温めに長く入るという方法もあるらしいが、この時期にしては湯音が低すぎて長く入っていられない。<br /><br />でも、野趣あふれる良い湯だった。

    誰もいない浴室、ちゃっかり撮影。
    写真では見えにくいが、左手奥には打たせ湯。これは源泉なので、この時期はめちゃくちゃ冷たい!
    浴槽は温めと熱めの2つ。温めに長く入るという方法もあるらしいが、この時期にしては湯音が低すぎて長く入っていられない。

    でも、野趣あふれる良い湯だった。

  • 今どき珍しいマッチ。<br />昔は喫茶店のマッチを集めたものだ(笑)<br /><br />休憩室のテーブルの上に無造作に置かれていたが、持って帰っても良かったのだろうか?

    今どき珍しいマッチ。
    昔は喫茶店のマッチを集めたものだ(笑)

    休憩室のテーブルの上に無造作に置かれていたが、持って帰っても良かったのだろうか?

  • この宿にのんびり逗留するのも悪くないなぁ<br /><br />などと考えながら表に出てみると、けっこうな雨量に・・・

    この宿にのんびり逗留するのも悪くないなぁ

    などと考えながら表に出てみると、けっこうな雨量に・・・

  • 本降りになった。<br />こうなると寄るところは、相方の好きな直売所(笑)<br /><br />たてしな自由農園<br /><br />

    本降りになった。
    こうなると寄るところは、相方の好きな直売所(笑)

    たてしな自由農園

    たてしな自由農園 (堀店) グルメ・レストラン

  • 店内は地産のものがズラリ。<br />地元客も多い。<br />見るからに、高原の別荘に来てます風の人たちもチラホラ。

    店内は地産のものがズラリ。
    地元客も多い。
    見るからに、高原の別荘に来てます風の人たちもチラホラ。

  • 少し早目に茅野駅へ。<br /><br />予定していたよりも一本早いあずさに乗ることができた。<br />連休狭間の平日、中途半端な午後の上りは、さすがに空いていた。<br /><br />改札脇には、この時期ならではの『御柱』の人形。<br />いつか、見てみたいものだ。

    少し早目に茅野駅へ。

    予定していたよりも一本早いあずさに乗ることができた。
    連休狭間の平日、中途半端な午後の上りは、さすがに空いていた。

    改札脇には、この時期ならではの『御柱』の人形。
    いつか、見てみたいものだ。

  • 【今回の獲物】<br />黒百合ヒュッテにて入手したヒュッテのバッジ、天狗岳のバッジ、手ぬぐい。<br />さすが、デザインが洒落ている。

    【今回の獲物】
    黒百合ヒュッテにて入手したヒュッテのバッジ、天狗岳のバッジ、手ぬぐい。
    さすが、デザインが洒落ている。

  • 【今回の記録】<br />歩行距離:8.3km<br />最大標高:2567m<br /><br />リベンジならず中途半端な山行となってしまったが、天候が悪いのでは仕方ない。<br />天狗はなんとなく気になる存在、いつかまたリベンジしよう。

    【今回の記録】
    歩行距離:8.3km
    最大標高:2567m

    リベンジならず中途半端な山行となってしまったが、天候が悪いのでは仕方ない。
    天狗はなんとなく気になる存在、いつかまたリベンジしよう。

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この旅行記へのコメント (2)

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  • mayたんさん 2016/06/04 22:40:09
    わたしも!
    4月に渋の湯から東天狗までのピストンしてきました。
    渓流沿いの登り道、同じようにアイスバーンでアイゼン付けながら登りました。

    唐沢鉱泉の源泉とても綺麗で、一見の価値ありですね。
    渋の湯温泉も趣があって、なかなかよかったです。

    今年の夏は白山とあと沢登りデビューして、立山で沢登り予定してます。
    北岳も行きたい!
    梅雨が明けたらレッツゴー!ですね。

    may

    琉球熱

    琉球熱さん からの返信 2016/06/04 23:50:18
    RE: わたしも!
    mayたんさん、こんにちは。
    投票&書き込み、ありがとうございます。

    そうですか、mayたんさんも東天狗に行って来ましたか。
    4月だとまだ確実に雪がありますね。
    八ヶ岳もアルプスも、無雪期って意外に短いし、その期間に自分が取れる休暇には限りがあるし・・・
    なかなか山の数が増えません。

    > 今年の夏は白山とあと沢登りデビューして、立山で沢登り予定してます。
    > 北岳も行きたい!

    いよいよ沢登り! 確実にステップアップしてますね。偉いなぁ

    私も今夏は立山に行きたいのですが、まだ何も手を付けておらず、本当に行けるのか不安になってきました(笑)

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