青春１８きっぷで回る東北旅行③完（山寺＆松島編）

2014/08/12 - 2014/08/12

東日本大震災から３年、少しでも観光で復興のお役に立てればになればと思い、青春１８きっぷを使って、３泊４日の東北一人旅をしてきました。

１日目　上野から本八戸まで、一日中、電車の中でした。

２日目　本八戸～久慈～宮古(浄土ヶ浜観光）～盛岡（泊）

３日目　盛岡～平泉（毛越寺、中尊寺、金色堂観光）～鳴子温泉～山形（泊）

４日目　山形～山寺（立石寺観光）～松島海岸～上野で、無事自宅に到着。

今回の旅行記は、最終日（４日目）の山寺（正式名称は、宝珠山立石寺）＆松島編です。

エリア 山形市(山形)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: JRローカル 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

山形で宿泊した山形国際ホテルの部屋から見える景色です。
山が間近に見えます。

ＪＲ山形駅です。
駅ビルになっていて、綺麗な駅でした。

ＪＲ仙山線に乗り、山形駅から約２０分で、山寺駅に到着。
山寺に相応しい駅舎でした。
物見台が珍しいです！
ここから山寺を見ることができるように作ったのでしょうか。

駅を出たところから、これから参拝する山寺（正面の山の上です）を眺めます。
結構、高いです！

ふもとに建っている立石寺本堂でをお参りします。

本堂の横には、松尾芭蕉の句碑がありました。

その句とは、そうです、あの有名な「閑さや　巌にしみ入　蝉の聲」なんです。
この句は、この山寺で詠まれたものなのですね。

実は、私も今回の旅行の準備でのガイドブックで知りました・・・

松尾芭蕉の銅像もちゃんとあります。

いよいよ山を登ります。

一段一段、石段を登ることによって、煩悩が消滅していくそうです。
煩悩だらけの私ですから、これは登らないといけません。

ここをよじ登るわけではありませんが、切り立った崖が目の前にあります。

石段は、「せみ塚」の横を通ります。
「閑かさや　岩にしみ入る　蝉の声」の句を、ここに埋めた場所のようです。

山寺を紹介するガイドブックの写真に必ず使われているスポットです。
左の小さなお堂が、写経を納める納経堂、右のお堂が開山堂です。

案内板が要所要所にありますので、ちゃんと読んで勉強します。

開山堂のところから、山側を眺めた景色です。
結構、高くまで登ってきました。

山寺随一の展望台の五大堂の横から撮影しています。

五大堂からの景色。
日本の原風景を思わせる絶景でした。

前の写真から、右に視線を移すとこんな風景が広がっています。
写真のほぼ中央に、ＪＲ山寺駅が写っています。

望遠で、ＪＲ山寺駅を撮影しました。
それほど観光客はいませんね。

奥之院まで、もう少しです。

奥の院が見えました。右側が奥之院、左側が大仏殿です。
あと少し！

奥之院に到着！！！

奥之院までの１０００余段を登ることによって、煩悩が消滅して、幸福になれるそうと書いてあります。

奥之院まで来ました！　幸福になれます。良かった！

案内図で見ると、沢山のお堂があることが分かりますね。

ＪＲ山寺駅から仙台駅まで、電車で約１時間、仙台駅から松島海岸駅まで約４０分。松島海岸駅に到着しました。
同駅のホームから、撮った写真です。松島がナント目の前です。

駅から、徒歩５分も歩けば、もう海です。
残念ながら、松島は雨でした・・・

松島は、約２０年ぶりですが、２０年前は曇りだった記憶があります。
青い海が見たかったのですが、松島と相性が良くないみたいです・・・

松島らしい風景が目の前に広がっています。

松島湾を巡る遊覧船も出ています。

松島と言えば、五大堂ですね。
五大堂と言えば、井上ひさしさんの「青葉繁れる」をいつも思い出します。
（山寺も五大堂がありましたが、こちらの五大堂です）

五大堂に渡る橋。
板と板の間に隙間があって、海面が真下に見れますが、緊張感を持たせるためとか。(何かの本で読みました)

五大堂を見ることができて、嬉しかったです！

この後は、五大堂近くで焼き牡蠣を食べて、松島見学を終了。
上野駅までの帰途につきます。

松島海岸駅出発が午後２時、上野駅到着が午後９時、
青春１８きっぷで、東北を満喫した三泊四日の旅でした。