北東北の桜を訪ねて　３泊４日の旅　5-5（後）　遠野　編

2016/05/01 - 2016/05/01

長年、見に行きたいと思いながら行けなかった角館のしだれ桜、弘前城の桜、小岩井牧場の一本桜。早目に航空券・宿・レンタカー等を手配し、念願の「桜巡りの旅」へ出かけました。
4日目・最終日
観光ガイド＆マップに沿って遠野物語のゆかりの地を訪ねて、午後の便で帰途につきます。
写真は遠野駅前のカッパ達

エリア 遠野(岩手)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0
• ホテル: 5.0
• グルメ: 5.0
• 交通: 5.0

• 同行者: 家族旅行
• 一人あたり費用: 10万円 - 15万円
• 交通手段: レンタカー JALグループ JR特急

朝食会場
約４０種類の和・洋のバイキングです。

和食　ホテル前にある“新里とうふ店”の「寄せとうふ」が美味でした。

洋食
朝食後、チェックアウトして遠野の街の散策へ。

来内川の河川敷

橋のたもとにはカッパの母子

遠野駅前にも河童が住んでいます。

卯子酉神社

卯子西様（うねどりさま）は恋愛の神様だそうです。

境内の無人売店で売っている赤い布を、左手だけで木に結ぶことができれば、恋人と結ばれるというご利益が！

車窓からの遠野盆地

福泉寺に来ました。（大正元年建立・真言宗のお寺）
境内の総面積は6万坪で小さな山一つを「山内」にしたお寺で、満開のソメイヨシノが咲き誇っていました。徒歩300円、車で上まで行く人は500円。

参道の桜　満開です。

本堂

東北三十六不動尊のお不動さんがまつられています。

県内唯一の祈願霊場だそうです。

春の桜、夏のつつじ、秋の紅葉は大変見事で参拝者の目を楽しませてくれるそうです。

五重塔が見えています。

大観音堂へ続く参道

大観音堂

福徳十一面観音像がまつられています。

大観音堂
総丈17ｍ木彫としては日本最大の観音様。
大観音は一本彫のもので、1200年の巨木を住職自から、20年の歳月を要して完成されたそうです。（中は撮影禁止でしたので外から。）

松の並木道

仁王門

枝垂れ桜の美しさも堪能。

美しい五重塔に桜。

境内は桜に彩られた美しいお寺でした。

車窓から　このような小さな祠をよく見かけました。

高宝橋の欄干の絵

姥捨て風習にまつわる場所『デンデラ野』
遠野は飢饉の被害が特に深刻だった土地で、食料難のために働く事のできなくなった老人は息子に背負われデンデラ野へと連れて行かれたそうです。
小さな小屋が建っています。

老人たちは山の恵みや川の恵みで、どうにか生きながらえながら、死をまったそうです。

近くにはのどかな里山が広がっています。

約200年前に建てられた豪壮な「南部曲り家の千葉家」屋敷全体が国重要文化財
見晴しの良い岡の中腹に石垣を築き、その上に屋敷が建っています。

平成28年4月より10年をかけ大改修工事となり、残念ながら見学は出来ませんでした。

宮守川の両岸に植えられているレンギョウの黄色が目を楽しませてくれます。

ＪＲ釜石線・宮守川橋梁（眼鏡橋）
休祝日にはＳＬ銀河が走るそうなので、待っていましたが残念！
この日の通過時刻は午後だそうで、時間がないので花巻空港へ向かいます。

無事、花巻空港に帰ってきました。
花巻空港のイメージキャラクター“はなっぴー”

花巻空港・レストラン安比高原で盛岡名物の冷麺を頂きます。
透き通るような冷麺にあっさりしたスープ、とても美味しかったです。

レストランお薦めの「安比高原匠のプライムポーク重」
プライムポークとは年間２４０頭しか生産しない希少品種。
脂があっさりとして甘く美味しかったです。

売店に売っている、大人気商品「浜のおにぎり」
大粒のイクラがたっぷり入っています。

黒塀に映えるしだれ桜、濠を埋め尽くす花筏、名城や寺院仏閣と桜のコラボ、美しい桜並木、雄大な緑の大地に凛と佇む一本桜…たくさんの魅力的な桜を訪れ、また、その土地ならではの味や風景にも出会えました。あっという間の４日間、心に残る素敵な旅となりました。