2016/04/11 - 2016/04/16
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TAJIHARUさん
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春の花が咲き始める4月、オーストリアのウィーンへ行ってきました。
ウィーンを訪れるのは5年ぶり2回目だったのですがまだまだ知られざるこの街を堪能してきたので、ホテル、グルメ、建築、ファッションなど様々な観点からレポートしたいと思います!
【おトク情報】
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ちなみに…Wifiを使って現地からインスタグラムに写真をアップしたので良かったら覗いてみて下さい!
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- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 5.0
- グルメ
- 5.0
- ショッピング
- 5.0
- 交通
- 5.0
- 航空会社
- オーストリア航空
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音楽、美術などの芸術に溢れるウィーン。
本日はそんなウィーンの素晴らしい芸術スポットを巡ります。 -
ウィーンを代表する芸術と言えば音楽。毎晩のように所々でオペラやクラシックコンサート、バレエ、舞踏会などが開かれています。
そんな音楽の都であるウィーンを訪れる者で知らない者はいない国立オペラ座(Staatsoper)へ。 -
私も幼い頃からピアノやクラリネットを経験し、オペラやクラシックのコンサートへも度々足を運んでいたので、世界を代表するウィーンオペラ座は憧れの場所の一つでした。5年前ぶりに改めて訪れたオペラ座に感激です!
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どの角度から見ても美しい!
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オペラ座の外壁には大きなスクリーンが掛けられていて、リアルタイムで行われているオペラを楽しむことができます。スクリーンの前にはたくさんの人々が座り、鑑賞していました。心地よい風が吹く中でオペラを鑑賞できるなんて最高!
鑑賞してみたいけど少しハードルが高すぎる…という方はまず野外オペラから入ってみてはいかがでしょう? -
オペラ座近くに位置するアルベルティーナ美術館(Albertina)の階段は時期によってデザインが変わります。階段好きとしては何度も訪れて毎回違うデザインの撮影をしたくなってしまいます(笑)
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ウィーン市民の胃袋と呼ばれる市場、ナッシュマルクト近くには数々のユーゲントシュティール(Jugendstil)建築が多く存在します。ユーゲントシュティールとは世紀末美術(アールヌーヴォー)のことで、実用性を兼ね備えたデザインが特徴。曲線を用いて、女性や植物をモチーフにしているものが多く、色鮮やかで素敵な建築ばかりです。
あるこの建築物は分離派会館(Secession)。1897年に画家グスタフ・クリムトを中心に、保守的な美術家協会を脱退した芸術家や建築家によって結成された分離派の活動拠点として建てられました。正面入口には「時代には芸術を、芸術には自由を」という分離派のスローガンが金文字で掲げられています。 -
そしてナッシュマルクト横にあるこちらの建築物もユーゲントシュティール。
写真中央にあるのはマヨリカハウス(Majolikahaus)、写真奥にあるのはメダイヨン・マンション(Medaillon Mansion)。いずれもウィーンを代表する建築家オットー・ワーグナーにより設計された集合住宅です。 -
現在では世界の建築家からウィーン市民にまで愛されるマヨリカハウスですが、当時はその斬新なデザインなどに市民からは不評が上がっていたそう。
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イタリアのマヨリカ(マヨルカ)産のタイルで作られた花模様のデザインは細部までのこだわりを感じられとても美しかったです!
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フォトジェニックなマンション!
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写真奥のメダイヨン・マンションはマヨリカハウスに比べて色は少ないですが、白と金のみでも充分に美しさを発揮しています。
壁面に輝くのはメダイヨンと呼ばれる金色の装飾。葉と女性の顔が描かれた9つのメダルで、女性の表情は全て違うのだとか。 -
さらにもう一つ、ウィーン1区にあるオットー・ワーグナーが設計した郵便貯金局(Postsparkasse)を見に行ってきました。
外壁を固定するボルトを装飾の一部として考え、ユーゲントシュティールの「実用性を兼ね備えたデザイン」を見事に再現した建築物。 -
ファサードの上部にまでデザインに凝っています。
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細かい装飾は望遠での撮影がおすすめ。
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入口を開けてまずあるのはレッドカーペットが敷かれる階段。
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そしてこちらが中央のホール。
天井にある半透明のガラス屋根は二重になっていて、昼は太陽の光のみでも充分な明るさ。床の一部もガラスなので屋根から差し込む自然光で床も輝き、開放感のある明るい空間になっています! -
当時としては新素材の鉄筋コンクリートやアルミニウムを使用していて、なんとなく随所にSFのような雰囲気を感じました。
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家具までも全てオットー・ワーグナー設計で、外装から内装、家具まで統一感のあるデザイン。
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郵便貯金局の前にあったアート。
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イギリス出身の彫刻家トニー・クラッグ(Tony Cragg)の作品。
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他にもウィーンの街ではアーティスティックで凝ったデザインの建物がたくさん見られました。
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帰り道に見つけたピンクの建物。
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こちらのミュージアム・クォーター(MuseumsQuartier)は「MQ」の愛称で知られ、世界を代表する文化施設。
それぞれのテーマを持つ複数の美術館や博物館が集まった巨大なアート総合施設で、美術史博物館・自然史博物館から一本道を挟んだ場所にあります。
もともと王宮の厩舎や馬術学校だったところで、現在もその名残が随所に感じられます。 -
MQを代表するレオポルト美術館(Leopold Museum)はルドルフ・レオポルトのコレクションを一般公開したもの。白を基調とした4階建ての建物は5400平方メートルの広さを誇る美術館です。
オーストリア現代美術を中心とし、グスタフ・クリムト、エゴン・シーレ、オスカー・ココシュカなどの作品を楽しめます。 -
近代美術館(MUMOK Museum Moderner Kunst Stiftung Ludvig Wien)は20〜21世紀のモダンアートの宝庫として知られる人気の高い美術館です。美術館と言っても展示されているのは絵画や彫刻だけではなく、写真、ビデオ、映画、建築モデル、家具なども。
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施設の中央にはユニークな形をしたベンチ。天気の良い日はウィーンの人々の憩いの場になっているそうです。このベンチの色は市民の応募によって色が決められ塗り直されるので、行くタイミングによっては色が違う場合があるのだとか。
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MQ内にあるショップ。
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よくある美術館のお土産というよりはインテリア雑貨や服などが売られていて、どれもセンスのよい物ばかり。
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カラフルで可愛い!少し北欧テイストにも見える?
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こちらの食器の色は少し落ち着いているので大人向け。
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他にもこの施設にはズーム子供博物館(0歳から14歳までの子供が楽しめるアートエリア)、ジャングル・ウィーン(子供とユースのための劇場)、ウィーン・ダンスクォーター(ダンスとパフォーマンス用のスタジオ)、そして飲食店などが入っています。
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マリアヒルファー通り方面のエントランスへと繋がるトンネルにもアートが描かれています。
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絵の具を落としたような淡い色合いの可愛いトンネル!
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このアートなトンネル、必見です!
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こちらがマリアヒルファー通りに面するエントランス。
MQには多くの施設が入っているので一つずつゆっくり見ていくと半日〜1日はかかるので、じっくりと見たい方は時間に余裕を持って行った方が良さそうです。
他にもウィーンにはたくさんの芸術スポットがあり、小さい都市ながら欠かせない見どころがたっぷり!目で見て、耳で聴いて、手で触れて、ウィーンの芸術を存分に楽しめました。
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