大宰府天満宮参拝と博多・佐賀の旅 1) 大宰府と博多

2016/05/07 - 2016/05/08

GW最後の土日で福岡・佐賀に弾丸旅行をしてきました。太宰府天満宮へのお参りと博多での定番グルメ、そして佐賀県の呼子、有田、嬉野を回る密度の高い2日間。初福岡、初佐賀でしたが、寺社巡り、文化（有田焼）、グルメ、温泉と多くのテーマをこなして充実度高かったです。この辺り、弾丸のターゲットとしては結構いいんじゃないかな。
旅行記は1本でも書き切れると思いますが、後々どなたかの参考になる可能性もあるので検索しやすいように福岡県と佐賀県で別々にしてみました。

エリア 太宰府(福岡)

• 旅行の満足度: 4.0

• 同行者: 友人
• 一人あたり費用: 5万円 - 10万円
• 交通手段: レンタカー ANAグループ
• 旅行の手配内容: 個別手配

福岡は空港が市街地に近くてとても便利。10時前にはレンタカーで市内へ。柳橋の市場をぶらぶら散策し、11時半頃に予約していたお鮨屋さんで博多グルメツアーを始める予定でした。その散策中に見つけたものを幾つか。
まずは日本でもここだけらしい「あご出汁」の自動販売機。広島県のメーカーのもので、何故か博多に出現。あご出汁500ml 650円なり。

今回は会社のメンバーと合計5名での旅行です。彼らは既に博多に何度か来ている人ばかりですが、私は初めて。とにかく、土曜の朝の市街地ではあまり面白いものもない中で散策しているので、ヘンなものを探すことに没頭してしまう。それにしてもタイヤのエアー全部抜きとはなかなかやるな。

本場インドはミランだった。

年金バーはスナック連盟の推薦店。それにしても博多の街はマンションとオフィスや繁華街・歓楽街が至近にあり、結構カオスな印象だった。

そして、いよいよ薬院大通のお鮨屋さん「開」へ。今回のメンバーが贔屓にしているお店です。
地元のモズクで始まったおまかせコース、まずはお刺身から。私としては鯛が美味しかったですが、メンバーの間ではシャコが人気でした。

鱧の炙り。芳ばしさとフンワリ感の共演。

焼物はアカムツ。ノドグロという別名で北陸地方でブレークしてますな。お椀や煮物も美味しかったです。

唐津の赤雲丹。とても濃厚で美味。久しぶりに雲丹が旨いと思いました。

赤貝。メンバーの評価が高かった一品。この他、エビやオコゼ、アナゴなどもいただきました。全体的にレベル高かったと思います。銀座の江戸前のお鮨屋さんは「一手間」かけるので比較するのはちょっと違いますが、ネタの新鮮さや地元のネタの面白さを堪能するという意味ではとてもよかったです。

お腹もふくれたところで、いざ太宰府天満宮へ。高速道路を使って20分くらいで着いてしまいます。近い。外国人観光客が多いですが、参道から立派な構えでなかなか雰囲気があります。

昨年は同じメンバーで熊野速玉大社と熊野那智大社に行きました。熊野とはだいぶイメージが違いますが、太宰府天満宮は独特の雰囲気がありますね。天神さまは大昔からの八百万系の神様とちょっと違うからでしょうか。

自分の体の悪いところと同じところを撫でると病魔が退治されるという牛の像をはじめ、多くのご利益スポットが点在する太宰府天満宮。私が注目したのはこれ。この写真の左側はキリンの像ですが、中央と右側は「ウソ(鷽)」という鳥の像。なんとアバンギャルドでモダンなデザイン。

さて、メインの拝殿です。拝殿と本殿が分かれていない作りの神社です。珍しいのかな。

広くて周囲に緑が多いので、一歩引いて眺める方が雰囲気がいいです。

屋根は檜皮葺。熊野本宮大社と同じですね。

ちなみに、この日はメンバー全員5,000円でお祓いをお願いしました。拝殿に上がって清めてもらいます。このお祓いのおかげで今年はこれから儲かりまくることであろう。日銀がどんなにひどい金融政策とっても。
なお、お祓いをしてもらうとお神酒を一杯いただけるだけでなく、お札と梅酒のお神酒などの品物もいただけます。

本殿裏には大きなクスノキが。本殿に向かって左の出口を出たところにもやはり大きなクスノキ。いずれもご神木なのでしょう。迫力満点。

本殿裏から右側方向にあるお稲荷さんにもお参りしました。

ちなみに、ドローンはNGでした。

さて、参拝を終えて参道のカフェへ。参道にはお洒落な喫茶店やお土産屋さん、手ぬぐいなどの雑貨を売るお店などがひしめき、外国人観光客だけでなく日本人観光客にとっても結構楽しめる感じでした。

そして、メンバーが会社の同僚から仕入れた情報に基づいて近くの和菓子屋さんへ。ちょっと分かりにくいところですが、参道から天満宮に向かって左側に入る道(豚まんなどを売っている店がある道)に入って暫く行くとあります。お茶を立てる時のお菓子を専門にされているお店です。「ふじ丸」さんというところ。

私は甘いものはあまり食べないのですが、メンバーが購入していました。お店自体がとても雰囲気のある日本家屋で、とても居心地がいい。お菓子もちょっと食べさせてもらいましたが、上品この上ない。

店内はこんな感じでした。いや、大宰府天満宮はあなどれませんな。神社本体のみならず、見どころやお買い物の穴場が多数存在します。

そして、私を除いて食いしん坊ばかりの今回のメンバーが食べていたハムエッグたい焼き。ここにしかないということでレアものの価値があるらしい。まあ、何でもいいです。

お参りも無事終えて、博多に戻ってホテルにチェックイン。6時半頃から湯職のために屋台を目指して出発です。

中州でまず一件目。おでんが美味しかったこの屋台、結構外国人観光客も入っていました。

2件目は大丸デパートの近くで、沖縄料理が売りの屋台。餃子が美味かった。オリオンビールも。

締めは八ちゃんラーメン薬院店で濃厚なとんこつラーメン。腹いっぱいなのに、メンバーにつられて替え玉までいただいた結果、翌朝は胃もたれ甚だしい状況に。まったく、美味しいからいいとはいえ、この旅行のグルメ部分はちょっと無理があったような気がします。量的に。
この後は博多のバーを探索するというアイデアもあったけれど、検索しても簡単にはいい店が見つからなかったので取りあえずホテルに戻りました。翌朝は6時半にチェックアウトして佐賀に向かう予定です。