クアラルンプール街歩き～駆け足で。

2016/05/04 - 2016/05/05

夕方到着後の数時間プラス1日、という時間で見れるところを見て帰りたい、と思い、歩いて街の雰囲気を感じた旅でした。その後、シンガポールを2日観光して帰国。

エリア クアラルンプール(マレーシア)

初日。９時３０くらい出発のエアアジア直行便でクアラルンプールへ。
空港ではＷＥＢチェックインをしていても、パスポート確認のためカウンターで書類確認が必要とのこと。印刷した紙にも日本出発の分にだけそのように書かれてました。
今回は手荷物だけだったのですが、ＷＥＢチェックイン済用の窓口が空いておらず、他に団体客が多い時には時間がかかりそうで、保安検査場が混んでる場合は精神的に焦りそうです。。
ちなみにクアラルンプールの空港では書類確認は不要、手荷物の重量もされず、サクサクっと進めました。何もチェックが無いのも不安ですが、自己責任で行動できる方には大変便利なシステムだと思います。
お試しにと、行きのフライトだけ機内食をオプションで追加。良心的な価格でたくさんの種類から選べ、味もまあまあ食べれました。長時間のフライトの場合、食事のイベントがないと時間が長く感じられるので、頼んでよかったかな、と思います。

１７時頃空港到着。売っている飲物にはハラルマークがついており、ムスリムの国へやってきたという感じがします。
到着口前にSIMカードを買える店がありますが、まずは両替をしないと買えず。
案内図の見方に苦戦しつつも、SIMカードの店を越えて左前方側に両替所が数件ありました。結果、街中の銀行で見たレートの方が良かったのですが、短期間だし、手間のことも考えて、空港で両替を済ませておきました。
SIMカードも購入し、Googleマップの使える環境に。やはり個人で歩き回るためには買っておくと安心感強し。

ＫＩＲＡエクスプレスと迷いましたが、安さ重視のためバスでＫＬセントラル駅まで。１時間くらいかかった気がしますが、乗車場所にも迷うことなく無事市内まで到着できたのでよしとします。
どこでも言えることですが、室内は寒いので、羽織るものがないと大変です。。

ＫＬセントラル駅と直結しているショッピングセンター。きれいですね。このショッピングセンターを通り抜けてホテルへ向かいます。

KLセントラル駅 駅

ホテルは駅前通りから一本後ろの通りの駅近で、迷うことなく到着。値段も安く、寝るだけなら何の問題もありませんでした。タオル以外のアメニティはないので事前準備が必要。
ムスリムの国では当たり前のことだと思いますが、天井にはキブラが貼られてました。

マイ ホテル @ KL セントラル ホテル

モノレール？で繁華街のブキッビンタンへ。駅周辺は工事をしており、ちょっと迂回しながらもショッピングセンター内のレストランへ到着。
衛生面とかが気になるのであればショッピングセンターのフードコート、雰囲気を味わいたいなら屋台へ行ってみるのもいいかもしれませんね。もちろん味は美味しかったです。スコールもあるので、外を歩けない時間の有効活用として、ショッピングモールをブラブラ歩いてみてもいいかもしれません。

マダム クワンズ (パビリオン店) 地元の料理

ブキッビンタンから歩いてＫＬＣＣへ。途中、空中歩道？があったので、夜中でも安心して歩いて行けました。
夜のツインタワーはやはりキレイで素晴らしかったです。

ペトロナスツインタワー 現代・近代建築

噴水ショーもやっていました。近くで写真を撮っていると水が足元まで飛んで来たので油断していると濡れます。。

下から見上げたツインタワー。

十数年前には完成していたということで、近代化の象徴なんですね。
都会を感じることのできる作品でした。

じっくりと鑑賞してホテルへ戻り、この日は終了。
数時間だけの観光でしたが、十分に楽しめました。

翌日７時くらいにホテル出発。朝食はホテルの下にあったお店で。ジャガイモのカレーがまろやかな味で美味しかったです。店によっても味が違うと思うので、時間があれば食べ比べていたいと思いました。

初めに向かったのはブルーモスク。観光客の姿がほとんどなく心配にもなりましたが、電車にゆられて最寄駅に無事到着。
駅前に停まっていたタクシーに乗ってモスクに向かいます。

ちょっと早めに着いたので人も少なかったのかもしれません。
どこから入るのかちょっと迷いましたが、正面に向かって左側のところに記帳する受付があり、ここでボランティアのガイドさんがモスク内を英語で説明してくれました。ただ見るだけではなく、説明を聞くことでより理解が深まったような気がします。理解力は別として。。

スルタン サラフディン アブドゥル アジズ シャー モスク (ブルーモスク) 寺院・教会

さりげなくタイルやドアが素敵な模様です。

お祈り前に身体を清める場所。大人数が一度に使用できる広さ。
礼拝時にはすごい人数になるのでしょうね。
ガイドさんが観光客にも説明をしてくれるので、本当にありがたいです。なるほどなるほど。

外側のドームの部分が工事中のようでしたが、ブルーと白を基調としたモスクはとてもきれいでした。

またドア模様が美しい。

絨毯模様も美しい。

通路も白色基調で美しい。人がほとんどいなかったので、静けさもスバラシイ。
一通りガイドさんに案内してもらい、見学終了。
このあとはプトラモスクに行きたく、でもタクシーを使うと高くつくし、と悩みましたが、時間の節約を優先し、ガイドさんに頼んでタクシーを呼んでもらいました。
メーター制、とかいいつつも、出発してから、片道の場合はまた戻る必要があるので追加費用がかかるという。。なぜ乗る前に伝えないのか。
あとはどれだけ自分で納得できるかだな、と思い、ぼったくりというわけではなさそうだし、多少の交渉はできたのでよしとします。陽気なインド系の運転手でした。

タクシーの後ろに乗っていたのですが、あの橋を撮れ、と陽気な運転手に指示され、信号が停車している間にドアを開けて助手席に移動。
はい、確かにキレイでしたよ。たいしたことのない写真になってしまいましたが。。。
こういうやり取りも電車に乗ってたらできないから、これも旅の楽しみの一つかな、とプラス思考で。

橋の上でちょっとだけ写真を撮らせてくれました。

ズームしてみる。
このあと、もっと近くで見れるとわかっていても、やっぱり気持ちはワ〜ってなりますね。ウンウン。

プトラ モスク (ピンク モスク) 寺院・教会

ピンクモスク到着。結婚式ができるのですかね、新郎新婦的な人がいました。おめでとう。

薄いピンクがおしゃれ。空の色もキレイ。だけど湿度と気温が高くてツラかった。。写真を撮らないと記憶に残らないくらいで、汗だくの中、荷物を背負って修行しているのか？という感じでした。。

ピンクモスクの隣には首相官邸？中には入れませんがイスラム建築のたたずまいは美しいです。

このエリアはツアーバスしかおらず、タクシーは停車のみ。個人旅行者向けではないのかなあ。お祈りの場だから観光メインではないのは理解していますが、ブルーモスクとピンクモスクを効率よく周れると便利だなあと思いました。

中に進みます。

中に入る際、肌の露出が多いと体を覆う服を借りることができます。この服もピンクでカワイイ。でも暑そう。

内部。

時間を確認せずに行くと観光客は入れないので注意。

服を借りることができる場所。

インフォメーションセンターで聞くと、チャイナタウンまで行くバスがセンター前から出発するとのこと。ただし時間がかかるのと、次の出発時間まで若干時間があったので、橋を渡ったところにあるという駅までの路線バス乗り場まで移動。

橋を渡ったところにある財務省？的な建物の向かいにバス停はありました。
プトラジャヤは行政都市ということで、それぞれにとても巨大で凝った建物を建てているようでした。昼頃という時間も関係するのか、外には人がほとんど歩いてませんでした。
路線バスもなかなか来ず、歩くと汗ダラダラ、時間的にはインフォメーション前で待っていてもそんなに変わらなかったかなあ、と思いつつ、電車で市内へ戻ります。

プトラジャヤの街 散歩・街歩き

13時を越えていた気がしますが、マスジットジャメ駅に到着。

マスジッド ジャメ 寺院・教会

平日のお昼時。働く人々の昼御飯でしょうか？移動式の店舗にたくさん並んでました。

古いモスクと高層ビル。新と旧の調和。

マスジッド ジャメ 寺院・教会

おしゃれ建物のあるおしゃれストリート。異国感強くて美しい。

テキスタイル センター 博物館・美術館・ギャラリー

住んでる街にこんな素敵な風景があったらなぁ、なんて汗をかきつつボンヤリ思う。気づいてないだけで自分の街にもあるのかなぁ。暑いなぁ。。

テキスタイル センター 博物館・美術館・ギャラリー

あまり調べずブラブラ歩いて来たものの、ちゃんと観光エリアに到着していた事実。道に迷うのも楽しいけれど、この暑さだとキツいかな。

スルタン アブドゥル サマド ビル (旧連邦事務局ビル) 現代・近代建築

セントラルマーケットに到着。特に惹かれるものは見つからなかったけれど、ばらまき土産にも良し。食事休憩にも良し。

セントラル マーケット (クアラルンプール) ショッピングセンター

おしゃれレストランで小休止。チェンドルに和テイストを感じ、好きになりました。日本人率高し。

ヒンドゥー教の寺院もまたよろし。

スリ マハ マリアマン寺院 寺院・教会

駅を通り過ぎて歩いてモスクに向かいます。構内の装飾もモスク調です。

国立モスク到着。水も流れ、風も気持ちよく吹いていました。日陰でのんびりしていたい、けど観光の時間はもうすぐ終わりそう。今回の旅はセカセカ街歩きです。

国立モスク (マスジッド ネガラ) 寺院・教会

木の周りもグッドデザイン。

観光客は入り口のみですが、美しい色合いに感動。それぞれのモスクで雰囲気が違います。

モスクを出て、すぐ近くの歴史的建築物観賞。現役で使われているようです。

マレー鉄道 事務局ビル 建造物

その都市を訪れた者にとって、印象に残る建物があるというのは大事なことです。近代化された四角いビルばかりの街にもこういう建物があればいいのになあ。

クアラルンプール駅 (旧クアラルンプール中央駅) 駅

電車に乗る前に駅のホームから撮影。時間に余裕があれば無料のバスにもチャレンジしたかったけど、分かりやすいし渋滞ないし、ついつい電車で移動してしまう。

KLCCに移動し、昼のペトロナスタワーに上るべくチケット売り場へ。受付一人対応のためか、なかなか進まず。やっとチケットゲットし、ツインタワーをつなぐ通路部分へ。

ウォーク ウェイ (スカイ ウォーク) その他の交通機関

タワーの間から下を見る。近未来な風景です。

更に上の展望室から街並みを。大都会です。少し向こうの方にはまだ土地に余裕があるのかな？どこまで発展するのでしょう？

夜はスコールが激しく、外を歩くことは断念。明日早朝発のシンガポール行きフライトのため、空港ほぼ直結のホテルへ向かう。もう少し安いとうれしいが、寝るだけなら問題なく、起きてすぐ空港、という便利さを考えるとやむなしかな。

チューン ホテル KLIA KLIA 2 エアポート トランジット ホテル ホテル

チェックインして終了。短い滞在期間の中、暑さやスコールなどで考えていたとおりにはいかない状況がありましたが、計画がほとんどなかった割にはスムーズな街歩きができました。翌日早朝の空港は、荷物を預けるカウンターは少しだけ混んでおり、登場口まで少し歩くので、思っているより時間がかかりそうだなぁ、と思いました。

この旅行記へのコメント （2）

• あやっちさん 2016/06/18 18:49:10

  KL訪問の参考に

  じゃんさん 初めまして。
  あやっちと申します。
  今年の夏は、KLとブルネイへ旅する予定なので、参考になりました。
  暑さ(ジメジメした)が苦手なのに、旅計画をしてしまい、今から戦々恐々です。。
  今年の日本はとても暑いようなので、案外向こうの方が過ごし易いかもと思っていますが…。日陰関係なく暑い感じですか？

  じゃんさん からの返信 2016/06/18 23:04:24

  RE: KL訪問の参考に

  はじめまして。旅行記をご覧いただきありがとうございます。
  いろいろなところを旅行されているようで、こちらも参考にさせていただきます。
  ＫＬですが、気温も湿度も高い場所を長時間歩くのは少々体力が必要かと思います。基本、私は街をひたすら歩く旅行をする傾向があるので、ショッピングセンターなどを有効活用しないとツラかったような記憶があります。日陰で風が吹けばいいのですが。
  スコールあるので、外を歩く予定があれば柔軟に対応できるプランを用意しておいた方がよいかと思います。ご参考になれば幸いです。
  旅行の計画も楽しみの一つですね。よい旅を！