2016/05/01 - 2016/05/01
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montsaintmichelさん
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倉敷美観地区<前編>は、宿泊した倉敷アイビースクエアや夜景を中心にレポいたします。せっかくなので美観地区に泊まって夜景を堪能しようと言う魂胆です。
倉敷美観地区の魅力は、白壁や格子窓の町や土蔵が連なる情緒溢れる町並みです。国の重要伝統的建造物群保存地区に指定され、大原美術館をはじめ、民藝館、考古館、郷土玩具館など文化的施設も多く点在しています。しかしそんな歴史ロマン薫る街も夜になると倉敷川畔を中心にライトアップされ、ほのかな灯りに包まれた町並みは幻想的でロマンティックな姿に変身します。世界的な照明デザイナー石井幹子さんがプロデュースし、周辺住民の協力で始まったライトアップは、昼間とはまた違った艶やかな夜の表情が堪能できます。
倉敷観光マップです。
http://kurashiki-kankou.com/img/map/map.pdf
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
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JR倉敷駅ビル
倉敷市の玄関口のランドマークとなるJR倉敷駅ビルです。
しかし、以前訪れた時の印象とはかなり違います。実は、8階建のピルの3階以上を解体して撤去したものだそうです。2015年に「サンステーションテラス倉敷」として再スタートしています。
1983年に開業した「ショッピングセンター・ルブラン」は、収益悪化に伴い2010年末に閉鎖されました。それまでは、1〜4階に服飾や雑貨などの専門店、5階に貸室とレストラン、6〜8階にホテルが入居していたそうです。所有するJR西日本ホテル開発などが老朽化のため13年に解体工事に着手しました。
「ルブラン」(le blanc)はフランス語で「白」を意味し、倉敷美観地区の白壁の町並に因んで名付けられ、華々しくデビューしましたが、郊外の大型店に客を奪われた上、2008年末の倉敷チボリ公園の閉園で客足が激減したことが祟ったようです。バブル期の産物だったということでしょうか? -
倉敷えびす商店街
美観地区へは倉敷中央通りに沿っても行けますが、アーケード街を歩いてみました。
倉敷えびす商店街は、JR倉敷駅正面出口から倉敷美観地区へ向かう長い商店街通りの一画にあります。
駅側に倉敷えびす通商店街、美観地区側に倉敷本通り商店街、その間に倉敷えびす商店街があります。かつてこの辺りは、1967(昭和42)年まで旧町名が戎(えびす)町と言われ、えびすさんの祠も近くにあったことが「えびす商店街」の名の由来になっています。
1999年に改修され、黒く塗られた104mのアーケードと街燈支柱は、白い壁面とのコントラストが美しく、クラシックなボール照明、石を多用した街路などと共に、街を清潔な雰囲気に仕上げています。 -
三楽会館
中国銀行倉敷支店の斜め向かいにあるのは、旧郵便局です。
1902(明治35)年に建造され、1949(昭和24)年まで倉敷郵便局として使われていましたが、それ以前は電報電話局だったそうです。
下見板貼りの典型的な明治時代の木造2階建、擬洋風建築です。明治時代の洋館の特徴となる瓦葺と白い下見板貼りのコントラストが絶妙です。
名称にある「三楽」は、大原孫三郎氏が裏千家14代淡々斎氏の門下生で大原三楽庵と称していたそうですので、そこから取られたものと思われます。
海鼠壁の街並みにポツリポツリと洋館が点在するのが倉敷の美観地区の魅力とも言えます。和から洋へ移り変って行く経過を見ているようでもあり、長い時間がゆっくり流れているようでもあります。
現在は「株式会社 三楽くらしきコンサート」の本社となっており、地域でのクラシックコンサートのプロモートを行っています。「くらしきコンサート」とは倉敷の文化発展に尽くした経済人 大原総一郎氏(元クラレ社長)の3人の子供達が父親の夢を引継いで創立した音楽プロモーション会社です。 -
本町通り
倉敷川から少し北側に位置する本町通りには、かつての港町を偲ばせる町家が軒を連ねています。町家のほとんどが塗屋造で、現役の住居も数多くあります。また、町家や土蔵を改装した飲食店、旅館、ギャラリー、雑貨屋なども多く、街の雰囲気にしっくりと溶け込んむようにコーディネートされています。それぞれの町家に設けられた倉敷格子や窓などは少しずつ形が異なり、風情を湛えています。 -
児島虎次郎記念館
倉敷アイビースクエア内にある倉敷紡績の倉庫を改装し、展示室として開館しています。大原美術館の基盤となるコレクションを収集した児島虎次郎氏が描いた作品の初期から晩年に至るまでを所蔵・展示し、児島氏の画家としての業績を称えることができます。
また、隣接するオリエント室では、児島氏が収集した古代エジプト美術などを中心に、オリエント一円の古美術を展示しています。
国の登録有形文化財の煉瓦造、2階建です。設計者は不明のようです。
建物の入口の上にある「ニ」と「○」を三つ組み合わせたマークは、「二三のマーク」という倉敷紡績の社章です。「常に謙虚に、二番、三番にいる気持ちで真の一番に迫るよう努力を続けよう」という会社の精神を表したものです。 -
オルゴールミュゼ・メタセコイヤ
アイビースクエア内にある、いかにも明治を想起させる瀟洒な木造建築です。真っ白な下見板貼りの壁面と淡いブルーの窓枠が美しさのハーモニーを奏でます。
元々は木造コロニアルスタイルの紡績工場の事務所だった建物ですが、今はオルゴールミュゼ・メタセコイヤになっています。アンティークオルゴールを一堂に集め、コンサートが愉しめる博物館です。
1889(明治22)年に建造された木造2階建で、設計者は石河正龍氏と島田覚人氏になります。 -
代官所井戸跡
この井戸は、昔この地にあった代官所の井戸です。
1600年(慶長5)年に関が原の戦いで徳川家康を中心とする東軍が勝利し、倉敷は徳川幕府の天領となりました。幕府が直轄し、1642年にこの地に代官所が置かれ、その敷地内に掘られた井戸です。現在は使われていませんが、覗き込むと今でも水を湛えています。遠州の井、鶴形の井と共に倉敷三つの名井に数えられます。 -
倉紡記念館(国登録有形文化財)
1969(昭和44)年に倉紡創業時の原綿倉庫を改修し、クラボウの創立80周年の記念行事のひとつとして倉敷紡績の創立から現在までの歴史を展示しています。ここでは紡績産業の時代の変遷を背景に、クラボウの歩みが写真や模型、文書、絵画などによって綴られています。歴史を顧みることは、未来への礎…。創業以来クラボウに貫かれているスローガンが生んだ記念館です。
真っ白な漆喰仕上げ、腰を板貼りとした伝統的な土蔵造りの外観には威厳が満ちています。増築時に2棟を繋いでコの字型平面とし、境に煉瓦壁を建ち上げています。国の登録有形文化財の木造、一部煉瓦造り2階建です。設計者は、石河正龍氏と島田覚人氏です。 -
倉敷アイビースクエア
NHK連続TV小説「マッサン」のロケ地になった場所です。スコットランドでの回想シーンで、ロンモート蒸留所の入口風景として使用されました。
美観地区の東側に隣接し、蔦が絡む雰囲気が異国情緒を誘うアイビースクエアは、ホテルを中心にした複合観光施設です。
この地は古い歴史を持ち、戦国時代、この一帯は「小野が城」または「城の内」と呼ばれる砦でした。そして関ヶ原の戦いで東軍が勝利を得た後、徳川幕府の直領(天領)となった由緒ある土地柄です。1614(慶長19)年、大坂冬の陣に当たり、備中国総代官 小堀遠州は兵糧米10数万石を倉敷湊から大阪に積み出すためにこの地に屋敷を構えて陣屋とし、1642(寛永19)年にその陣屋は倉敷代官所となり、初代幕府代官 米倉平太夫が赴任しました。それ以来、明治維新に至るまで倉敷代官所は備中(倉敷)、美作(久世)、讃岐(塩飽諸島)の天領を支配する枢府となりました。1834(天保5)年には代官所北側に倉敷教諭所「明倫館}が建てられ、それ以来、この地は文教の中心地として栄えました。
幕末の1866(慶応2)年、長州奇兵隊を脱走した一味約百名は、倉敷代官所および浅尾藩(総社市)を襲撃し、世にいう倉敷浅尾騒動により代官所は灰燼に帰しました。明治維新後、政府は大官所跡に倉敷県庁を置くも、1871(明治4)年に倉敷県が廃止されてからは放置されたままでした。その後、1888(明治21)年に代官所跡に倉敷紡績所が創設され、終戦と共に操業を休止しましたが、1974年に工場をホテルに改築して今の姿があります。 -
倉敷アイビースクエア
2007年、倉敷アイビースクエアの礎となる旧倉敷紡績所の工場施設群が、日本の産業の近代化に貢献したとして国の「近代化産業遺産」に認定されています。
こうして目の当たりにすると、赤煉瓦造の大きなアーチやその奥に広がる蔦の絡まる建物の偉容に圧倒されます。ただ大きいだけではなく、何故か人の心を強く捉えて離さない力強さを感じます。恐らく、そこが「近代化産業遺産」としての真骨頂なのでしょう。 -
倉敷アイビースクエア
赤煉瓦とアイビーの緑が織りなすコントラストに痺れます。
西洋風の開放感溢れるパティオ(中庭)もいい雰囲気です。
建物に絡み付いている蔦(アイビー)は、当時社長だった大原孫三郎が労働環境の改善のために紡績工場の西日避けとして植えたもので、アイビースクエアの名の由来にもなっています。 -
倉敷アイビースクエア
高い天井に這わせた粋な三角形の梁、大きなアーチ型の窓、スクエア型の模様を施した床と壁など、旧き佳き時代を感じさせる演出です。
アイビースクエアの設計は、倉敷市生まれの浦辺鎮太郎氏が手掛けました。大原總一郎氏と共に倉敷建築研究所(現 浦辺設計)を設立し、倉敷を中心に多くの建築作品を残した人物です。 -
倉敷アイビースクエア
フロントロビーです。
天井が高く開放的で、クラシカルな雰囲気に包まれています。 -
倉敷アイビースクエア
ホテル玄関です。 -
倉敷アイビースクエア ホテル正門
美観地区のシンボルにもなっている赤煉瓦の正門です。
この正門は、主に宿泊客専用であり、タクシーや観光バスも出入りします。 -
倉敷アイビースクエア
半円形の窓の装飾が斜陽に照らされ、白壁に見事な影絵を魅せています。
クラシカルなロマン漂う、心憎い演出です。 -
倉敷アイビースクエア ツインルーム
ヨーロピアン・テイストに統一された部屋は、倉敷の中心にいながら静かで贅沢な寛ぎの時を過ごせます。明るい配色でコーディネートされ、窓の外の中庭のアイビーのグリーンとの対比が素敵です。
アイビーの花言葉は、「死んでも離れない」「永遠の愛」「友情」です。ここに泊まれば夫婦の絆も深まるかも!?
そして中庭の水路にはモネの睡蓮が植えられています。モネのアトリエでモネ自身が眺めていた睡蓮が目の前にあるとは、何とも感慨深いものです。 -
びすとろ美作☆西粟倉村食堂
ネットで探した夕食の場所です。
店内は、1階にカウンター席、2階にテーブル席があります。岡山県内産食材に拘った洋食屋さんです。「地美恵(じびえ)の郷みまさか」からは鹿、猪のジビエ、西粟倉村からは米と水、岡山県のブランド牛の千屋牛、美作町からは牛、豚、鶏、そして野菜は西粟倉村をはじめ美作、地元倉敷から取り寄せて食材にされています。冷凍の食材は一切使っていません。
マスターは、倉敷や美作でホテル支配人を務めてきた経験から、「新鮮な県北の食材を倉敷でPRしたい」と一念発起して開業されたそうです。
コーヒーかアイスクリームがいただけるクーポンです。
http://tabelog.com/okayama/A3302/A330201/33011468/dtlmap/?lid=tocoupon2 -
びすとろ美作☆西粟倉村食堂
19時少し前に入りましたが、19時を過ぎた頃には2階席はほぼ満席状態でした。和食も含め、最初にサラダとスープがサービスされます。
店内の様子はお客さんがいたため撮れていませんが、雑誌「POPEYE]や「BRUTUS」がさりげなく置かれ、70〜80年代にタイムトラベルできます。
また、美作出身(正確には勝田郡奈義町)の漫画家 岸本斉史氏の代表作『NARUTO』のポスターが壁一面に飾られています。 -
びすとろ美作☆西粟倉村食堂
瀬戸内海産鯛とさわらのお刺身御膳(サラダ、スープ、パン又はライス付き)
サワラは足が早く、なかなか刺身を食する機会に恵まれませんが、岡山県では割と一般的のようです。マニアの間では「刺身の王様」と言われているほどです。白身魚でクセがありませんが、一般の白身魚ほど淡白でもありません。柔らかく、それでいて濃い旨みと張りのある味わいは、他に類を見ない美味しさです。
「鰆」という字を書くのに、関東では旬の時期が秋〜冬(9〜12月)という変わった魚です。(関西では春が旬です。)関東では最も脂がのった時期を旬としています。「鰆」と書くのは、春の産卵の時期に多く獲れることが由来です。
サワラは成長に伴って名前を変える出世魚です。体長40〜50cmの若魚をサゴシと呼び、成魚をサワラと呼びます。体長1mにもなり、大きいほど値が高いのが特徴です。また、産卵時期は4〜5月頃で、養殖はされておらず、年々漁獲量が減っているので近年は高級魚として扱われています。 -
びすとろ美作☆西粟倉村食堂
肉食系?の主人のチョイスがこちらです。
欲張りプレート(ズワイ蟹のコロッケ、イノシシスタミナ焼き、美星豚のソーセージ、サラダ、スープ、パン又はライス付き)
蟹コロッケは蟹の風味が濃厚な逸品です。イノシシは豚肉より弾力に富み、脂はわりとあっさりしています。ソーセージは歯応えがあり美味しくいただけました。野菜の素揚げもGOODでした。 -
大橋家住宅
美しく深い色合いが放つ、ノスタルジーな影絵です。
北側の旧街道側には、日暮から深夜まで、出格子に静止画で披露されます。倉敷格子の陰だけでも充分なほどです。道路から見られますので、建物の歴史の重みを味わいながら気軽に影絵を堪能できます。 -
大橋家住宅
この影絵プロジェクトは、同住宅の9代目当主 大橋紀寛氏が、大原美術館などで賑わう倉敷中央通り東側に比べ、人通りの少ない西側を何とか盛り上げようと発案されたものです。
事前調査が不足し、見ることはできませんでしたが、南側2階では和服の男女が出会い、語り合い、口づけを交わし、抱擁するという4シーンがロマンチックに切り替わるそうです。 -
橘香堂(きっこうどう)
編み笠の形と、稲穂の黄金色からヒントを得て創製した「むらすゞめ」で有名な、創業以来130有余年の橘香堂です。
美観地区入口にあるこの美観地区店では、橘香堂直営店舗の中で唯一「むらすゞめ」の手焼きが体験できます。
京都の殿上人 源有任(みなもとありとう)が銘菓「むらすゞめ」を句に詠んでいます。
「むらすゞめ 羽振はらいて なよ竹の 雪はかろげに なりにけるかな」。 -
エル・グレコ
大原美術館の北西隣、旧大原家住宅とは倉敷川を挟んで正面に位置する喫茶「エル・グレコ」です。池波正太郎著 随筆集『よい匂いのする一夜』にも登場する、倉敷美観地区の中でも異彩を放つ蔦に覆われた大正時代末期の建物です。
「大原美術館で絵を観た人たちが休むための場所がほしい」という大原美術館の理事長だった大原總一郎氏が、「絵画を鑑賞した人たちがコーヒーを飲める場所」として茶人の佐々木浦江女史に経営を託し、1959(昭和34)年にオープンしたという老舗喫茶店です。 -
大原美術館
暗闇に白く浮かび上がるギリシア神殿を彷彿とさせる神秘的な姿は圧巻です。
江戸時代の町並みが整然と並ぶ倉敷川の一角にある、ギリシア神殿風のエンタシスを抱いた石造建築物です。倉敷の実業家 大原孫三郎氏が、自身がパトロンとして援助した洋画家 児島虎次郎氏に託して収集した西洋美術、エジプト・中近東美術、中国美術などを展示するため、1930(昭和5)年に昭和恐慌の真っ只中に竣工した日本初の西洋近代美術館です。
日本に美術館自体が数えるほどしかなかった昭和時代初期に、往時一地方都市に過ぎなかった倉敷にこのような美術館が開館したのは画期的なことでした。ニューヨーク近代美術館の開館が1929年であることを踏まえれば、大原孫三郎氏の先見性は特筆すべきです。しかし、決して順風満帆だった訳ではなく、今では想像もできませんが、開館当初は来館者ゼロという日もあったほど注目度は低かったそうです。 -
倉敷館
白い下見板貼りがライトアップによく映えます。
大原美術館と双璧の夜景フォトジェニックです。 -
倉敷民藝館
倉敷館の左には倉敷民藝館の土蔵が連なります。 -
倉敷川畔
石井幹子さんプロデュースのメイン施設群のライトアップとは異なり、こちらはシックな落ち着いた雰囲気が日本人の琴線を揺さぶります。個人的には、美観地区のベスト・ライトアップだと思います。
土手森を端緒に備中そば「やぶ」、手打ちうどん「おおにし」、鯛ちくわ「おざきや」、喫茶「こいまり」と続く白壁の町屋群です。 -
地酒販賣会社 土手森
地酒の販売店(閉店後)ですが、ここのライティング・ディスプレイが半端ではありません。倉敷の情緒に相応しい、繊細さ奥ゆかしさが感じられます。格子の引き戸から洩れる光とその陰影がエレガントです。
人気の「殿様ぶどう」は、今年は岡山県産ピオーネを漬け込んだものになっています。また、不老長寿の名酒として親しまれている超辛口「素隠居(すいんきょ)」も愛称「爺爺婆婆」として販売しています。倉敷の氏神 阿智神社のお祭りに、なくてはならない祭酒です。その他、白桃酒「桃娘」、マスカット酒「葡萄嬢」、きび焼酎「きび酣楽」等々の地酒が揃っています。 -
倉敷川畔
白壁の建物が鏡のような倉敷川の川面に映る姿も幻想的です。
煌びやか過ぎず、歴史ある建物を街の灯りが優しくライトアップする心地よい夜景です。夜景撮影だけでなく、そぞろ歩きするだけでも癒される街並みです。 -
廣榮堂 倉敷雄鶏店
きびだんごの元祖の店です。
倉敷雄鶏店(刻の美術館)は倉敷美観地区の高砂橋の東詰めに位置し、築100年超の明治時代の町屋を古民家再生手法により改装し、店舗として利用しています。 屋根に設けられた風見鶏が目印です。
訪れる人にとっての「過去・現在・未来の連結点」となるようにとの願いを込め、「刻(とき)」にまつわる現代アート作品を店内の随所に展示しています。 -
麺処・甘味処 富来屋本舗(とらいやほんぽ)
古い旅館を改装した風情ある構えのお店です。名物「たかきびめん」や千屋牛、ままかりといった郷土料理を味わうことができます。
「たかきびめん」は、きびの一種のたかきびを練り込んだ麺で、つるりとしていますが、腰がありもっちりとした食感、美しい色合いが特徴の倉敷の地に根付く伝承食文化を礎に新たな創作を織り交ぜた郷土料理です。
また、倉敷茶房には辻利園の抹茶を使用したデザートやドリンクが取り揃えてあり、富来屋オリジナル絶品スィーツの味わいが愉しめます。 -
倉敷アイビースクエア
無事、アイビースクエアに帰還しました。
ほんのりと優しく灯ったオレンジ色のライトは、心を和ませ落ち着いた空間を創り上げています。 -
倉敷アイビースクエア
アイビースクエアには、人工温泉(準天然光明石温泉)大浴場があります。
岡山県阿部鉱山から採掘される、自然界に存在する天然鉱石の中で最もイオン化作用が強い薬石光明石を主たる泉源体としています。
今日の旅の疲れを癒し、明日に備えたいと思います。
【効能効果】神経痛、リウマチ、腰痛、痔、冷え性、肩こり、産前産後の冷え性、疲労回復など。 -
倉敷アイビースクエア 代官所の堀跡
土塀と煉瓦塀の対比がライトアップ効果で強調されています。
この狭い用水路は、かつての代官所の堀でした。 -
倉敷アイビースクエア 倉紡記念館
ライトアップで奥行きのあるスペースを圧縮したような効果を与えています。 -
倉敷アイビースクエア
昼間とは印象がかなり違う、シックなパティオです。
優しいライトアップが幻想的な中庭にウットリします。
敷石の煉瓦は、工場の壁をリサイクルしたものだそうです。また、御影石が所々にあるのは、紡績機械を載せていた土台だそうで、機械のあった列の通りに今も並べられているそうです。
この続きは、青嵐薫風 吉備路逍遥⑦倉敷 美観地区<後編>でお届けいたします。
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