2016/01/28 - 2016/02/01
530位(同エリア1578件中)
とんきさん
現役時代に勤務していた会社の工場がサラワク州にあり、そのうちに出張があると思っていたが、その機会に恵まれず退職しました。ボルネオ島の様子は聞いていて、行きたいと思っていたのですが、工場に行ってもの仕方がないので、お隣のサバ州のコタキナバルへ一人で行ってみることにしました。行くに当たっては、現地の事情が皆目分からないので、大手旅行代理店の航空券+ホテル+空港・ホテル送迎のみのパケージ旅行にしました。ツアーの選択に当たっては、経由便だと一日多くなるので、現地滞在の時間はあまり変わらないマレーシア航空の直行便のものを選択しました。
どこを観光すれば良いのか分からないので、一つだけ現地ツアーを日本で選択して申し込んでみたのですが、参加者が小生のみとのことでキャンセルされてしまいました。
したがって、ぶっつけ本番のつもりで行った旅行記です。
- 旅行の満足度
- 3.0
- 観光
- 3.5
- ホテル
- 2.5
- グルメ
- 3.0
- ショッピング
- 2.5
- 交通
- 2.5
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- 観光バス タクシー 徒歩
- 航空会社
- マレーシア航空
- 旅行の手配内容
- ツアー(添乗員同行なし)
- 利用旅行会社
- JTB
PR
-
マレーシア航空MH081で成田からコタキナバルへ。
出発が遅れたこともあり、コタキナバルのホテルに着くと深夜になっていました。
出迎えの現地のガイドさんから耳よりの情報が・・・
日本の旅行客から現地ツアーの申し込みが来ているので、同じツアーでよければ参加可能とのこと。
スマホで状況を確認してもらうと翌々日のキナバル公園へのツアーはOKとのことなので申し込みをお願いした。 -
翌朝、ホテルの窓から外を見ると大分と郊外の様子。事前の情報だとショッピングモールに併設されたホテルとのことだが市内からは遠そうだ。
-
ツアーで手配されていたホテル。大きいホテルです。その向こうは、また別のホテル。
-
道路の反対側からの様子。高い建物(ホテル)の間が巨大なショッピングモール。
-
朝食を済ませて、タクシーで市内へ出てみようとする。朝も早いので、タクシーにセントラルマーケットと誰にでも分かりそうで開いていそうな場所を告げる。すると運転手が分からない。英語のツーリストマップを見せて指さしても分からない。仕方がないので、マップにあるセンターポイントというショッピングモールへ。メーターなしのタクシー代はMYR30取られた。出迎えの現地ガイドからホテルから市内はMYR20〜40と聞いていたので?
センターポイントに到着するも、ショップはやはり早すぎて店が開いていない。当初の考えの通りマーケットへ歩いていくことにする。
マーケットは、今度は遅すぎたようだ。魚を水揚げすると思われる場所には何もない。観光客がちらほら。観光客用の土産物のお店は準備中。
でも、マーケットから見た海は素晴らしかったのでまあいいか。
街歩きを続ける。 -
コタキナバルのメインの道路の歩道。街路樹が落葉している。寒くならない熱帯でも木々が落葉するとは知らなかった。後で聞いたところ、雨期の始まる前で、乾燥のため落葉するそうです。
-
タクシーで少し離れたサバ州立博物館へ。タクシー代は、センターポイントからMYR20取られる。写真は入館券。見てのとおり立派な建物です。
尚、館内は撮影禁止のため写真はありません。
展示物は、古代からの物品、イギリス植民地時代の文物、日本占領時代の文物など。あと、何故か大きなクジラの骨格が玄関ホールに。 -
博物館の玄関の奥からの写真。あれ、あのバスがおかしくないですか?
-
博物館の外にはクラッシックカーが色々と展示されています。マニアの方にはたまらないかも。古いバスも蒸気機関車もあります。
-
博物館で見逃せないのが伝統的な家屋の展示。色々な民族の家屋が展示されています。ここは特に入場料なく入れるようです。小生などは、博物館内の展示よりもこちらの方が好みです。
-
漁師の舟置き場でしょうか。置かれている舟は本当に使われていたもののような感じが・・・
-
こんなに凝った模様が彫られています。漁ではなくお祭用かな?
-
古くから、コタキナバルには中国から人が移り住んできたようで、中国系の住民の家屋です。入口にはチャイニーズ・ニューイヤーの飾り付けが見えます。
-
全部竹で作られた住居。熱帯ならではでしょうか、風の通りがよくて、涼しげな感じがします。
-
勿論、それぞれの家の内部を見ることもできます。やはり、冷房のない時代の熱帯の家はこの作りしかないと思います。
ということで2日目の観光はこれで終わり。博物館の駐車場にはタクシーが待っていて、料金はMYR40でした。運転手に高いといったら、本当は50なんだけどまけて40にしたんだといわれた。市内の端と端のようなところなので仕方ないか。 -
夜は、ホテルの隣のショッピングモールで夕食。あまり高級そうな店はなく、ファーストフード系の店が多い。メニューを覗き込んでいたら、お店の可愛い女の子がしきりに呼ぶので入ってしまった。でも美味しかったですよ。麺は日本のきし麺のような感じで、見た目よりもボリュームがありました。このモールの中にレストランの数は多いので連日ここで食べることに。
-
3日目は、現地ツアーのキナバル公園へ。車には、若いアベックに変な爺さんが邪魔する形、ちょっと気まずい雰囲気はある。グニャグニャの山道を車で上り、休憩地点の峠の村からの写真。残念ながらキナバル山の頂上は雲に隠れている。山肌の木がないところは、数年前の地震で崩壊した部分とのことでした。
-
村といったが、露店の集まりといったところか。ここの部分は果物屋さんの集まり。
-
いよいよキナバル公園へ着く。公開されているのはキナバル公園のホンの一部だけらしい。公開部分は、足元などはキレイに整備されているので山の中という感じはそれ程でもない。
-
主なランとか綺麗な花や珍しい花には表札が立ててある。
-
食虫植物、初めてみました。色々な種類の食虫植物が生えています。
-
世界最大の花、ラフレシア。この花は公園内ではなく私有の農園などで咲くことが多く、いつも見れるとは限らない。公園の門のところに咲いているところの情報が掲示されている。それを見て農園の中のラフレシアを見せてもらうという形式をとる。そのお礼に一人MYR10程度を農家に渡すことになる。
-
これはラフレシアのつぼみ。
帰り道、この花を見るため、大型観光バス何台もの観光客が歩いて来るのが見えました。農家には、結構な収入になると思います。
この後、キャノピーウォークとかボーリン温泉の足湯とかに行ったがあまり興味がなく、写真も撮らなかったので省略。 -
晩飯は、また、隣のショッピングモール内のレストラン。前の日とは違う店なのですが、また麺類。でも、前日は違い今日はスープに入っていない麺(焼きそば?)です。
-
観光最終の第4日目。この日は、日曜日なので来る前からサンデーマーケットと決めていました。ホテルのところからタクシーに乗り、サンデーマーケットといったら運転手はすぐ分かりました。ちなみに今回のタクシー代はMYR20。
マーケットの開かれているところの近くでタクシーを降りて歩いていくと、ライオン・ダンス(獅子舞)をしている。お陰で大混雑。チャイニーズ・ニューイヤー(旧正月)が近いとはいえ、これだけの盛り上がりを見ると、コタキナバルと中国との繋がりの深さを感じます。 -
サンデーマーケットの開かれる辺りは、特に中国系の方が多いようで、こんな中国式の門もあります。マーケットで売っているものは、観光客向けのものと住民の方向けのものの両極端のような感じがしました。行くのであれば、お昼ごろには店をたたむところが出てきますので、早い時間がお勧めです。
-
サンデーマーケットの近くにコタキナバルの数少ない観光スポットがあるので徒歩で行ってみました。
先ずはシグナルヒル展望台へ。市内から上るのは、車道の他に二本の歩道(登山道?)があります。 -
この道が市内からシグナルヒルへの正当な道です。階段も整備されていて人通りもあるので問題はないと思います。実は、小生は、上りに別の道を使いました。荒れていて、一瞬、道を間違えたののではと不安を感じました。こちらの道の利用をお勧めします。
-
展望台からは、こんな感じで市内が一望できます。ビルの向こうに見える海もいいですね。
-
シグナルヒルに上るときに気がつかなかったアトキンソン時計塔が展望台から見えたのでそこを目指していくことに。何か思っていたより小さい時計塔だな・・・
-
場所は警察署の横なのですぐわかると思います。ただ、小高い所にあるのと小さいので探していないと気がつかないかも。
-
アトキンソン時計塔を近くでみるために、丘に登ってもあまり意味がないかも。こんな感じの駐車場の一角の時計塔、幻滅してしまうかもね。
-
最後の晩餐は、同じく、ホテル近くのショッピングモールで食事。今日は牛肉麺。少しイメージと違ったが仕方ないですね。
-
という感じでコタキナバルへ旅行してきました。
印象としては、ホテルやレストランのサービスなどはまだまだですね。ホテルで部屋の掃除を忘れられたことがありました。また、マリンスポーツなどと縁遠い小生などは少し退屈してしまいます。タクシーか現地ツアーでないと行けるところが本当に限られてしまいますので。
ただ、キナバル山の雄大な風景と熱帯雨林の草花は一見の価値があると思います。
写真は、チャイニーズ・ニューイヤー前のライオンダンスがお世話になったショッピングモールに来たときの様子。
この旅行記のタグ
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
コメントを投稿する前に
十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?
サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。
コタキナバル(マレーシア) の旅行記
旅の計画・記録
マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?
0
34