樹齢1200年の藤を愛でに牛島へ

2016/04/30 - 2016/04/30

埼玉県春日部市牛島にある樹齢１２００年を誇る特別天然記念物の藤を愛でに出掛けました。
１２００年の古木が見事な花房を付ける活力の源は、なんと酒粕だそうです。
今回は、６年ぶり２度目ですが、藤の花は７〜８分咲きで一番綺麗な状態を楽しむことが出来ました。

帰りには、亀戸天神にも寄りましたが、こちらの藤は見頃を過ぎていました。

エリア 春日部(埼玉)

• 同行者: 友人
• 交通手段: 私鉄

東武野田線　藤の牛島駅

横浜からはいろんな電車のルートがありますが、
この日は東横線・半蔵門線を利用し、
乗り換えなしで押上から東武スカイツリー線の春日部駅まで来て、
東武野田線に乗り換えて一駅で「藤の牛島駅」に到着しました。
駅名に「藤の」が付くのも珍しいですね。

この駅を利用したのは６年前以来２度目。

藤の牛島駅 駅

藤の牛島駅前の看板

駅前の看板には「牛島の藤」の案内が掛かれています。
今年の開園期間は、４月２０日〜５月８日まで。

牛島の藤（藤花園）のＨＰに掲載されている開花状況と
天気予報をチェックして、この日に出かけることにしました。

藤の牛島駅 駅

藤の牛島駅前の壁画

駅前の左手に続く壁には楽しい絵が描かれていました。

藤の牛島駅前の壁画

殺風景な壁よりもいいですね。

牛島の藤　藤花園

藤の牛島駅から徒歩約１０分、所々に案内板がありますが、最後に左折する看板を見落とさないように注意が必要です。

開園時間は、８：００〜１８：００．
入園料１，０００円です。

牛島の藤 (藤花園) 公園・植物園

藤の牛島（藤花園）の案内図

園内には、樹齢１２００年余の藤の他にも樹齢８００年の藤などが咲き誇っています。

牛島の藤　藤花園

やはり樹齢１２００年の藤棚からスタートします。

牛島の藤 (藤花園) 公園・植物園

牛島の藤　藤花園

園内の解説は、日本語・中国語・英語で書かれています。

お願いとして、次の項目があります。
?ペットをお連れでのご入園はおことわりさせていただきます。
?花房にはお手を触れぬようにお願いします。
?雨の時も藤棚内は、傘をささないでください。

牛島の藤 (藤花園) 公園・植物園

牛島の藤　藤花園

樹齢１２００年の藤

山藤に似ているが弦は右巻きで無毛。
本州・四国・九州の山地にあるが、その最も優秀な変種で花房の長さは最も長いもので２ｍにもなり、花色は美しい藤紫。

牛島の藤 (藤花園) 公園・植物園

牛島の藤　藤花園

根回り１０?、根元から数本に分岐して藤棚の面積７００?もあるそうです。

牛島の藤 (藤花園) 公園・植物園

牛島の藤　藤花園

見頃は毎年４月下旬〜５月上旬、花時の眺めは世界一と賞賛されるそうです。

あしかがフラワーパークの藤も有名ですが、どちらが綺麗なのでしょうか？

牛島の藤 (藤花園) 公園・植物園

牛島の藤　藤花園

見晴台から眺める１２００年の藤棚
（見晴台とは言っても、ちょっとした小山があるだけです）

この藤の由来伝説によれば、
この藤花園は元真言宗の蓮花院の境内であったものを明治７年当時の住職がその筋へ出願し、廃寺となり以来所有者が変わり現在に至るそうです。
また、人の伝えによれば１２００年余前、弘法大師お手植えの藤とも聞き及ぶそうです。

牛島の藤 (藤花園) 公園・植物園

牛島の藤　藤花園

見晴台から眺める１２００年の藤棚

牛島の藤 (藤花園) 公園・植物園

牛島の藤　藤花園

見晴台から眺める１２００年の藤棚

園内には藤の香りが漂います。

牛島の藤 (藤花園) 公園・植物園

牛島の藤　藤花園

樹齢１２００年の藤

７〜８分咲きで一番綺麗な藤の花が楽しめました。

牛島の藤 (藤花園) 公園・植物園

牛島の藤　藤花園

樹齢１２００年の藤

牛島の藤 (藤花園) 公園・植物園

牛島の藤　藤花園

樹齢１２００年の藤棚の下に潜り込んで。

牛島の藤 (藤花園) 公園・植物園

牛島の藤　藤花園

樹齢１２００年の藤

牛島の藤 (藤花園) 公園・植物園

牛島の藤　藤花園

樹齢１２００年の藤

牛島の藤 (藤花園) 公園・植物園

牛島の藤　藤花園

樹齢１２００年の藤

牛島の藤 (藤花園) 公園・植物園

牛島の藤　藤花園

こちらの藤には寒肥に酒粕を施していて、それが見事な花房を維持するのに役立っているそうです。

牛島の藤 (藤花園) 公園・植物園

牛島の藤　藤花園

樹齢１２００年の藤

酒粕パワーで綺麗な花房が維持されているのですね。

牛島の藤 (藤花園) 公園・植物園

牛島の藤　藤花園

樹齢１２００年の藤棚の下で寛ぐ皆さん。

牛島の藤 (藤花園) 公園・植物園

牛島の藤　藤花園

樹齢１２００年の藤棚

牛島の藤 (藤花園) 公園・植物園

牛島の藤　藤花園

樹齢１２００年の藤棚とツツジ
青空をバックに最高ですね。

牛島の藤 (藤花園) 公園・植物園

牛島の藤　藤花園

こちらは樹齢８００年の藤
入り口の右側になります。

牛島の藤 (藤花園) 公園・植物園

牛島の藤　藤花園

樹齢８００年の藤棚

１２００年の藤にも負けず劣らずの花房です。

牛島の藤 (藤花園) 公園・植物園

牛島の藤　藤花園

樹齢８００年の藤棚

牛島の藤 (藤花園) 公園・植物園

牛島の藤　藤花園

樹齢８００年の藤棚

１２００年に比べるとまだ足元にも及びませんが、これだけ見れば８００年も花房を付けているとは凄いことですね。

牛島の藤 (藤花園) 公園・植物園

牛島の藤　藤花園

樹齢８００年の藤棚

牛島の藤 (藤花園) 公園・植物園

牛島の藤　藤花園

樹齢８００年の藤棚

藤娘？

外国人の方は、どうしてもこうなるのでしょうか？
（藤の房には触れていないので問題はないのでしょうが）

牛島の藤 (藤花園) 公園・植物園

牛島の藤　藤花園

樹齢８００年の藤棚

牛島の藤 (藤花園) 公園・植物園

牛島の藤　藤花園

園内中央にあるだるま藤の棚

牛島の藤 (藤花園) 公園・植物園

牛島の藤　藤花園

だるま藤の花房は丸まっています。

牛島の藤 (藤花園) 公園・植物園

牛島の藤　藤花園

園内の中央にあるだるま藤の棚

牛島の藤 (藤花園) 公園・植物園

牛島の藤　藤花園

園内左奥にある樹齢１５０〜２００年の藤

甘い香りに誘われて蜂も藤の花に群がります。

牛島の藤 (藤花園) 公園・植物園

牛島の藤　藤花園

樹齢１５０〜２００年の藤

牛島の藤 (藤花園) 公園・植物園

牛島の藤　藤花園

樹齢１５０〜２００年の藤

牛島の藤 (藤花園) 公園・植物園

牛島の藤　藤花園

樹齢１５０〜２００年の藤

牛島の藤 (藤花園) 公園・植物園

牛島の藤　藤花園

シラーベルビアーナ

ここでは藤の花以外にもいろんな花が楽しめます。
これは、最近、鎌倉で見掛けた花と同じですね。

牛島の藤 (藤花園) 公園・植物園

牛島の藤　藤花園

樹齢１５０〜２００年の藤

ホバリングしている蜂を狙ってみました。

牛島の藤 (藤花園) 公園・植物園

牛島の藤　藤花園

樹齢１５０〜２００年の藤棚から樹齢６００年の藤棚を見たところ。

牛島の藤 (藤花園) 公園・植物園

牛島の藤　藤花園

樹齢１５０〜２００年の藤

牛島の藤 (藤花園) 公園・植物園

牛島の藤　藤花園

樹齢１５０〜２００年の藤

牛島の藤 (藤花園) 公園・植物園

牛島の藤　藤花園

樹齢６００年の藤

牛島の藤 (藤花園) 公園・植物園

牛島の藤　藤花園

樹齢６００年の藤棚

牛島の藤 (藤花園) 公園・植物園

牛島の藤　藤花園

樹齢６００年の藤棚と赤松
この赤松も推定樹齢５００〜６００年だそうです。

長寿の秘訣は酒粕でしょうか？

牛島の藤 (藤花園) 公園・植物園

牛島の藤　藤花園

樹齢１２００年の藤棚

園内を一周して元に戻りました。

牛島の藤 (藤花園) 公園・植物園

藤の牛島　藤花園の石碑

入園料１０００円は、ちょっと高く感じるかもしれませんが、これだけの藤を維持されているご苦労を考えれば当然かも知れませんね。

約１時間、藤の花を満喫させていただきました。
この後は、春日部駅まで歩くことにしました。
スマホのナビでは徒歩約４０分。

牛島の藤 (藤花園) 公園・植物園

牛島の藤　藤花園の近くで見かけた自販機

ここでは、地玉子や野菜が販売されているようです。
（この時は、玉子は入っておらず、野菜だけでした。）

牛島女體神社

女体神社とは珍しくないですか？
鎮座年月日は不詳ですが元禄４年（１６９１）の再建とか。

祭神：奥津彦命、奥津比売命（おくつひこのみこと,おくつひめのみこと）
台所の守護神として崇敬され、病気退散の神としての信仰を集めているそうです。

碇神社のイヌグス（タブノキ）

春日部駅の北４００ｍほどの所にある古利根川の春日橋の近くにある碇（いかり）神社のイヌグス。
昔、粕壁宿は米麦の集散地で、古利根川を行き来する帆掛け舟の格好の目標であったそうです。
この木のある辺りは船着場で、木の根元に祭られている祠を碇神社と呼ぶのもこのあたりに由来すると言われています。

県天然記念物、幹周：４．４ｍ、樹高１２ｍ、樹齢：６００年

古利根公園橋

昨年１２月に春日部のパブリックアート巡りをして以来２度めです。
もうここまで来れば、春日部駅も直ぐです。

古利根公園橋 公園・植物園

古利根公園橋の彫刻

また会えましたね。

（左）「夏」　桑原　巨守　作
（右）「ジーンズ・夏」　佐藤　忠良　作

春日部パブリックアートウォークはこちらをご覧ください。
http://4travel.jp/travelogue/11086435

この後、春日部情報発信館「ぷらっとかすかべ」に立ち寄り、
スタッフのＫさん、Ｈさんと再会できました。
今回もいろいろ情報をいただき有難うございました。

古利根公園橋 公園・植物園

中華料理店けいらく

「ぷらっとかすかべ」のすぐ近くにあるお店へ。

けいらく グルメ・レストラン

中華料理店けいらくでいただいた春日部焼きそば

春日部で売り出し中のＢ級グルメ。

ちょっと目には、焼きそばとは思えませんね。
あんかけ焼きそばに紫蘇の粉（ゆかり）を藤の花に見立てて掛けてあります。

初めての頂きましたが、美味しかったです。

けいらく グルメ・レストラン

中華料理店けいらくの裏手にあるアート作品

こちらも１２月以来の再会です。
「おでかけ」　藤原　吉志子　作

まだ１４時前でしたので、この後、亀戸天神に寄ってみることにしました。
春日部駅から直通で半蔵門線錦糸町駅まで移動します。

亀戸天神　１４：５０頃到着

やはりＧＷ、藤の見頃は混雑しますね。

亀戸天神社 寺・神社・教会

亀戸天神　太鼓橋の上からの眺め

「あれ、藤の花が咲いていないのでは？」

亀戸天神社 寺・神社・教会

亀戸天神の藤棚

藤の花は寂しい状態です。
「もう終わり？」でしょうか。

亀戸天神社 寺・神社・教会

亀戸天神の藤棚

右側の藤棚は、どうにか花が咲いています。

でも、牛島の藤と比べると・・・。

亀戸天神社 寺・神社・教会

亀戸天神　拝殿前の行列

藤の花は諦めて、お詣りして帰ることにしました。

亀戸天神社 寺・神社・教会

亀戸天神

何とか藤の花が残っているところを撮ってみました。

亀戸天神社 寺・神社・教会

亀戸天神

ここの藤は早く見ごろを迎えたようですね。

亀戸天神社 寺・神社・教会

亀戸天神

満開の藤棚とはいきませんが。

亀戸天神社 寺・神社・教会

亀戸天神

賑わう境内をすり抜けて。

亀戸天神社 寺・神社・教会

亀戸天神の境内にある日本料理屋「若福」のツツジ

絵になりますね。

亀戸天神社 寺・神社・教会

亀戸天神

藤の見頃が過ぎていたようで、短時間で失礼しました。

ＧＷ、何処に行っても混雑していますが、
牛島の藤は丁度見頃で楽しませてもらえました。

春日部、またお邪魔する機会を楽しみにしています。
ぷらっとかすかべのＫさん、Ｈさん、今回も有難うございました。

（おしまい）

亀戸天神社 寺・神社・教会