マンダリンオリエンタル台北(MO台北)　クラブシティスイート 宿泊記(ブログ), チャイナエアライン利用

2017/02/24 - 2017/02/26

マンダリンオリエンタル(MO)台北、クラブシティスイートの旅行記。KIX-TPEは、CIのA350型機のプレミア・ビジネスクラスを利用。
https://www.mandarinoriental.com/ja/taipei/songshan

悠佑は2回目、おれも40年ぶり2回目の臺灣です。
現地でのおおまかな行程は以下の通りですが、旅行記では項目別に編集してあります。

【台北・到着日】
～19:30　『オリエンタル・ラウンジ』でカクテル&オードブル
19:30～　ジ・アーケードの「Du Rhone」と「XIE XIE」で買物　
20:00～　『ジェイド・ラウンジ』でシャンパン&生牡蠣
21:30～　タクシーで「杭州小籠湯包・杭州南路本店」へ
23:30～　『M.O.バー』で食後酒

【台北・2日目】
07:00～　『オリエンタル・ラウンジ』で朝食
07:50～　タクシーで「國立 故宮博物院」へ
10:00～　タクシーで「金樂足體養生會館・八?會館」へ

　　≪ ホテルで約1時間 昼寝 ≫

14:00～　『ケーキ・ショップ』で買物＆お茶
14:30～　『オリエンタル・ラウンジ』でアフタヌーンティー
15:15～　『ザ・スパ』でマッサージ

18:00～　『オリエンタル・ラウンジ』でカクテル&オードブル
19:00～　『雅閣 (YA GE)』でメイン・ディッシュ
21:00～　タクシーで「饒河街觀光夜市」へ

【台北・出発日】
07:00～　『オリエンタル・ラウンジ』で朝食
07:40～　ホテル・リムジンで出発

表紙写真はマンダリンオリエンタル台北のエントランス・ロビー。

エリア 台北(台湾)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 4.5
• ホテル: 4.5
• グルメ: 4.0
• ショッピング: 4.0
• 交通: 4.0

• 同行者: 家族旅行
• 一人あたり費用: 20万円 - 25万円
• 交通手段: タクシー
• 航空会社: チャイナエアライン
• 旅行の手配内容: 個別手配

【関西空港 JAL国際線サクララウンジ】

チャイナエアラインのビジネスクラスで出発です。JALのサクララウンジの利用を案内されました。2月21日からCIとJLのコードシェアも始まり、KIXエアサイドラウンジの利用はできなくなったのかな？

和惣菜にカレー、サラダバー、焼きそば、焼売と餃子にエビチリ…。わりとがっつり系w。
シャンパンと桜胡麻豆腐（←最初、苺プリンかと思った！）などを少々？いただきました。「犬鳴豚のメンチカツサンド」なんてのもありました。

【チャイナエアライン CI153便 KIX関西)→TPE(桃園)】

2017年2月24日(金)、CI153便、関西14:30発、台北/桃園16:40着、所要時間3時間10分。機種は、最新鋭のエアバスA350-900型機（機体記号 B18905）。チャイナエアラインの4機目のA350でしょうか。2016年12月に就航しています。

写真は41番ゲートに駐機するA350型機。
運賃は往復ひとり総額で78,470円でした（燃油サーチャージはゼロ）。

エアバスA350-900型機のプレミア・ビジネス・クラスのキャビン。

最前方の10Aの席から撮影しています。窓側がAとK、真ん中がDとGです。10Aから18Kまで全32席、13列は欠番です。おれが10A、悠佑はその後ろの11Aの席でした。シートベルトは3点式です。

シートマップは下記のURLから。
https://www.china-airlines.com/tw/en/fly/on-board/fleet/seat-map

(写真左上)10Aの座席。コントローラーや電源は肘掛け下に。
(写真右)フルフラットの状態。もう少しだけ横幅があるといいかなぁ。
(写真左下)トイレもスタイリッシュ。ハンドソープは ACCA KAPPA (←赤河童と覚えてますw)

機内食は事前オーダーも可能で、以下の3種類のメインディッシュからの選択でした。
A: Kun Po chicken with cashew nuts
B: Grilled beef fillet in onion sauce with mashed potatoes
C: Fried salmon crab claw steam scallop

おれも悠佑もCの和食を選択。機内食とはいえ、ご飯も味噌汁も右側という配膳はおかしいよね。台の物は、「鮭のみぞれあんかけ　蟹爪　帆立」。前菜に、「数の子のワサビ漬け」が入ってるのが心憎いw

白ワインはシャルドネ(Louis Max, Beaucharme Chardonnay, Bourgogne)

デザートは、フルーツ＋（和菓子 or ハーゲンダッツ）
ハーゲンダッツを選んだ悠佑に、和菓子もあげた。

【Arrival Limousine Ttransfer】

CI153便は、16:49に雨の桃園空港に到着、イミグレを出て、到着エリア・制限区域内の銀行で両替をして、ホテル・リムジンに乗り込んだのが17:20前後。

両替レート（兆豐國際商業銀行）は、1円＝TWD 0.2636で、手数料がTWD 30。25,000円を両替してTWD 6,560（TWD 1＝約3.81円）。因みに、クレジットカード払いでの換算レートは、TWD 1＝約3.76円でした。

桃園空港からマンダリンオリエンタル台北まで、通常は40分程度とのことでしたが、夕方のラッシュのせいか1時間弱かかりました。車内でWi-Fiが利用できます。悠佑はベンツに乗ると車酔いするw

【マンダリンオリエンタル台北 / Club City Suite / 行政都會套房】
http://www.mandarinoriental.co.jp/taipei/

ホテルに到着すると、まっすぐ客室へと案内されました。宿泊したのは、クラブシティスイート1507号室。1507号室と1508号室の手前にはもうひとつ扉が設けられており、その扉を閉鎖すれば、2ベッドルームスイートとしても利用できるようです。

シティスイートは各階に2室あるそうですが、見取図でいうと、1507号室の7つ上（＝北側）の部屋がそうでしょうか。広さは86㎡で、ゲスト用トイレを備え、洗面台はダブルシンク、バスルームにもLEDテレビがあり、エクストラベッドを入れることが可能です。Wi-Fiは無料。

"Luxury Breaks"というパッケージで予約。2泊で総額TWD 56,595でした。このパッケージには、スイート利用の場合、1泊当たりTWD 3,000のクレジット（ダイニングまたはスパ）が付いてきます。メルセデスベンツ(S-class)による往復空港送迎がTWD 6,000ですから、2泊すればその分が浮く勘定になります。

マンダリン オリエンタル 台北 ホテル

クラブシティスイート1507号室に入ったところです。
正面の壁のところがゲスト用トイレ。奥がリビングルームです。

右奥に白い引き戸が見えていますが、この引き戸を閉めると、その奥にあるクロゼットからベッドルーム＆バスルームへと続く空間のプライバシーが保てます。

ゲスト用トイレです。残念ながらシャワートイレではありません。
鏡の中に、白い引き戸とその奥のクロゼット、さらにその奥のベッドルームの一部が見えています。

リビングルームには、ウェルカム・フルーツのみならず、赤ワインにチョコレート、マカロンまで。手書きのメッセージに、General Managerの名刺が添えられていました。

チョコレートとマカロンは、ザ・マンダリン ケーキ ショップのもの。

台北二日目のターンダウン後には、パルマハムとチーズが。
陶器のクロッシュを被せてありました。
赤ワインとともにいただきます。

クラブシティスイート1507号室のリビングルーム(1)

70㎡程度のスイート（例えばリッツカールトン大阪のエグゼクティブスイートが72㎡）で、リビングとベッドルームが分かれている場合、それほど広さに余裕のある感じはしませんが、86㎡となると流石にかなりゆったりとしています。

インルームダイニングメニューなど。

クラブシティスイート1507号室のリビングルーム(2)

スマホの充電もOK

リビングルームのシャンデリア

クラブシティスイート1507号室のベッドルーム(1)

ほぼ雨天続きであったため、部屋からの眺望はよくありませんでしたが、窓からは台北101を望みます。
https://www.taipei-101.com.tw/ja/

クラブシティスイート1507号室のベッドルーム(2)

クロゼットのさらに奥にベッドルームが設けられているため、リビングルームとは直接の行き来ができない構造です。2ベッドルーム・スイートとしての利用も考えた設計なのでしょう。

枕セレクション、ピロー・メニューです。

ナイトテーブル。

右下のカードはベッドリネンの交換を希望する場合に、枕の上に置いておくもの。
原則は、隔日交換。

クラブシティスイート1507号室のバスルーム

奥左がバスタブ、奥右がレインシャワーを備えるウォークインシャワー、手前右側にはゲスト用トイレとは別のもう一つのトイレがあります。

アメニティはディプティック。
https://www.diptyqueparis.com/

ディプティック社製ではありませんが、ラベンダーのバスソルトもありました。
ミネラルウォーターは、リビングにもベッドルームにもバスルームにも、2本ずつ置かれています。

Walk-in rainforest shower

ヘッドシャワーとハンドシャワー、それに6つの穴からブシューって出るボディシャワー。さらに写真には写っていませんが、レインシャワーもあります。
こんなにシャワーは要らんから、トイレをシャワー・トイレにして欲しいす。

ホテル側からは、次のような回答をいただきました。

We are in our utmost effort to implement our washlets installation project. Thank you again for sharing your tremendous feedback with us.

着心地の良いバスローブはイタリアのFRETTE社製。
https://www.frette.com/en_IT/
タオルやベッドリネンも全部フレッテなのかな。

部屋のミニバーは全く利用しなかったけれど、ランドリーは利用しました。Valet Boxに入れ、Valetボタンを点灯させておくと、部屋の外から回収してくれるので便利です。

おれの下着2点(各TWD 100)と悠佑のワイシャツ(TWD 450)で、TWD 715(10%のサービス料込み)。

正午までに出すと、当日21時仕上がり。正午以降だと、翌日正午仕上がり。夜間5時間(100%サーチャージ)、昼間3時間(50%サーチャージ)の特急サービスもあります。

クローゼットに置かれている無料のショッピング・バッグ。
TWD 500で、追加購入可。広げるとめっちゃデカくなります。

【マンダリンオリエンタル台北 / スパ】

台北2日目の16時から、悠佑と6階にあるスパへ。日本で予約して行きました。予約時刻の45分前に行って、スパの男女別の共用部分（ヒート＆ウォーター施設）を利用します。

写真奥がロッカーの並ぶチェインジングルーム、左側がヴァイタリティプール、向かって右側にシャワー室が並んでいます。

マンダリン オリエンタル 台北 ホテル

ヴァイタリティプール。貸切状態でした。
しっとりと雨に濡れる窓外の緑もきれい。
ところで、ヴァイタリティプールって、何？　元気が出るプール？w

スチームサウナとアイス・ファウンテン。

この氷、体を冷やすのに使うのかな。時折、ガラガラと氷を砕く?大きな音がするのが難点。ドライサウナもあります。

【マンダリンオリエンタル台北 / スパ・スイート】

スパ内の階段を下りた5階にあるVIPダブル・スイート。このスパには、シングル トリートメントルームが6室、カップル・スイートが4室、VIPダブル・スイートが2室あるそうです。以下の写真は、スパの共用部分ではなく、個室部分になります。

まずはこのリラクセーション・エリアで、お茶と茶菓子のサービスを受けながら、マッサージ・オイルを選びます。おれも悠佑もラベンダー。

VIPダブル・スイートのマッサージ室

マッサージ系のトリートメントでは一番手頃な価格の「ORIENTAL FUSION」という1時間のオイル・マッサージ（ひとりTWD 3,800+10%）に、VIPスイートの施設を1時間利用できる「Suite Moment」というパッケージ（二人でTWD 3,600+10%）を付けて、総額TWD 12,320。この予約で、マッサージの時間を含めてVIPスイートを2時間利用できることになりました。

VIPダブル・スイートのバスルーム。
洗面台とトイレだけで6畳大ぐらいあります。タオルウォーマーが設備されています。

VIPダブル・スイートのヴァイタリティ・プール。
悠佑は『騎士団長殺し』を読んでます。

VIPダブル・スイートのシャワー室(aromatic steam shower)。
4種類のシャワーを全開しても水量は十分。
このシャワー室全体がスチームサウナにもなります。
写真向かって左側にタイル貼りの腰掛けが設けられています。

VIPダブル・スイートのチェインジング・ルーム。

VIPスイートのリラクゼーション・エリア。
最初にオイルを選んだ部屋です。マッサージ後には、フルーツのサービスもありました。
奥は着替え室、その左側にヴァイタリティ・プールとシャワー室、更に洗面台へと続きます。

こんなに広いエリアを1時間1万数千円で使えるなら、ホテルの客室は一番下のカテゴリーにして、毎日、スパのVIPダブル・スイートを利用するというのもありだなと思います。

【マンダリンオリエンタル台北 / 20m屋外プール】

スパと同じ6階にあります。

マンダリン オリエンタル 台北 ホテル

【マンダリンオリエンタル台北 / ロビー他】

マンダリンオリエンタル台北の壮麗な1階ロビーです。
https://www.mandarinoriental.com/ja/taipei/songshan

マンダリン オリエンタル 台北 ホテル

チューリップ型の花瓶（マンダリンオリエンタル台北1階通路にて）。

マンダリンオリエンタル台北3階のエレベーターホール。

【マンダリンオリエンタル台北 / The Oriental Club / 東方匯 】

オリエンタルクラブの朝食のプレゼンテーション(1)
悠佑が、野菜入りヨーグルトに衝撃を受けておった。

オリエンタルクラブは、いわゆるクラブラウンジですね。スパやプールと同じく6階にあります。

　朝食　6:30～10:30 (週末は6:30～11:00)
　アフタヌーンティー　14:30～16:30
　イブニングカクテルタイム　17:30～19:30
　オールデイティータイム　6:30～22:00

マンダリン オリエンタル 台北 ホテル

オリエンタルクラブの朝食のプレゼンテーション(2)

蜂蜜。パッションフルーツに添えて食べてもいいですね。

オリエンタルクラブの朝食のプレゼンテーション(3)

朝食ブッフェに加えて、好みの料理をオーダーすることができます。

朝食オーダーメニューより。
上段は悠佑のチョイス、下段はおれ。2日分です。

(写真左上)アワビ粥（味は普通←悠佑による）
(写真右上)チキンスープヌードル（味は普通←悠佑による）

(写真左下)サーモン入りオムレツ。ブッフェからは焼きトマト、焼餃子に炒飯、ベーコンなど。スイカ・ジュースとともに。
(写真右下)クラシックスタイルのポーチドエッグ（ベネディクトは好みではないので）。味付けなしでも十二分に卵の滋味が感じられます。シャンパンとともに。

フルーツもたっぷりと。
パッションフルーツを「うわっ、酸っぱ～」て言いながら食うの、けっこう好きですw

オリエンタルクラブのアフタヌーンティーのプレゼンテーション。

フルーツ・タルト、チョコレート、マカロン、アプリコット・アーモンド・タルト、スモークサーモンのサンドイッチなど。もちろんスコーンもあります。チョコレートやマカロンは、ケーキショップで売ってるものと同じです。

マンダリン オリエンタル 台北 ホテル

さっき、ザ・マンダリン ケーキ ショップでケーキを食ってきたばかりなので、これだけ？にしておきますw
あっ、この日は昼飯は取ってません。このあとスパに向かいます。

オリエンタルクラブのイブニングカクテルタイム。台北初日の夜です。

小さなオードブルが、品数多くあるのが特徴。悠佑は、晩飯前なのにスイーツを取って来てるw　このあと『ザ・ジェイド・ラウンジ』と「杭州小籠湯包」、『M.O.バー』に行きました。

それにしても、オリエンタルクラブにイカ・リングがあるとは！　恥ずかしながら大好物w

マンダリン オリエンタル 台北 ホテル

オリエンタルクラブのイブニングカクテルタイム。台北二日目の夜です。

昨日とは異なる一口サイズの前菜がいろいろと。レストランでは、もうメインディッシュだけで十分ですね。右下のはフォアグラ（好みの量を自分でカットできる！）。このあと『ヤグ（雅閣）』で北京ダックを食べました。

【マンダリンオリエンタル台北 / The Jade Lounge / 青隅】

台北初日は、上記オリエンタル・ラウンジでオードブルを食べてから、20時頃、1階にあるザ・ジェイド・ラウンジへ。

jade＝ヒスイ（翡翠）です。「ザ ジェイド ラウンジ」といえば、どんなブログを見てもアフタヌーンティーの記事ばかりですが、ここでは毎日17:30から、シャンパンとフランス産の生牡蠣 (La Fine de Claire)が提供されています。この時間帯には、ジェイドラウンジもしっとりとした大人の雰囲気です。かなり照明も落とされています。

マンダリン オリエンタル 台北 ホテル

シャンパン・バーにシャンパンの持込みってできるんかな？と思いましたが、事前にメールで問い合わせてみたところOKとのこと。KIXの免税店で買ったドン・ペリニヨン2006（18,050円）を持ち込みました。持込み料(corkage charge)は、1本 TWD 1,000、マンダリンオリエンタル台北の他のレストランでも同様です。高級ホテルで、ドンペリを2万円余りで飲める計算なら、安いですよね。

客室でのチェックインの際に予約をしてもらい、シャンパンも渡しておきました。
持込んだ場合でも、追加料金なしで凝ったカナッペが付いてきます。

醤油も持って来てもらって、悠佑と2人で、フィーヌ・ド・クレールを6ピース食べました。シャンパンとの相性も抜群です。

corkage chargeがTWD 1,000に、オイスターがTWD 1,600+10%で、お勘定はTWD 2,760でした。このあと、週末は23時まで開いている「杭州小籠湯包」の本店へ。

【マンダリンオリエンタル台北 / YA GE / 雅閣】

台北2日目の夜、オリエンタル ラウンジでオードブルを食べ、19時から3階にある「ヤグ（雅閣）」でメインディッシュを。宿泊客は、ディナー利用時には15%割引になります。

酒は飲まず、悠佑は「竹筒熟茶(BAMBOO MATURED PU-ER, TWD 120)」を、おれは「梨山烏龍(LISHAN OOLONG, TWD 120)を。

竹筒熟茶は、実際、竹の香りがしますが、説明書きは以下の通り。
This ripe tea is placed inside Maso (孟宗) bamboo to be pressed and dried, followed by aging. The mild tea is aromatic, with a rich and thick texture and a sweet aftertaste.

ヤグ (雅閣) 中華

北京ダック・キンモクセイソース添え（半羽）と鴨のそぼろ炒め・レタスカップ（TWD 1,280）

北京ダックの2コース目は、
鴨のそぼろ炒め (Minced Duck, Lettuce Cup)か、
鴨の京醬ソース炒め (Duck, Soya Bean Sauce)か、どちらかを選択できます。

写真右下が、「鴨のそぼろ炒め・レタスカップ」ですが、量が多すぎて食べ切れませんでした。ごめんなさい。翻って、日本で北京ダックを半羽食べても、めっちゃ量が少ないんだけど、どうして？

ヤグ (雅閣) 中華

北京ダックは、このように目の前で捌いてくれます。

ヤグ (雅閣) 中華

避風塘炒蝦球。
エビ団子のエシャロットとガーリック炒め（TWD 1,100）

海鮮料理で迷っていたら、この料理を薦められました。
団子といっても、エビのすり身ではなく、エビそのものを球状に調理してあります。
本場の中華料理では、ニンニクの効いた料理が意外に少ないけれど、これはイケます。

ヤグ (雅閣) 中華

鳳梨咕嚕黒豚肉。
フレッシュパイナップル入り台湾産黒豚の酢豚（TWD 580）

棗子（なつめ）も入っています。

ヤグ (雅閣) 中華

【マンダリンオリエンタル台北 / M.O. Bar / M.O.酒吧】

台北初日の夜は、ザ・ジェイドラウンジでのシャンパン＆生牡蠣のあと、杭州小籠湯包から帰って来て、23時半頃から5階にあるM.O.バーへ。金曜と土曜は、午前1時45分まで営業しています。M.O.バーのある5階の下が、ヤグ（雅閣）のある3階で、4階は欠番になっているみたいです。

食べなかったけど、軽食メニューです。スライダー(小さいハンバーガー)が2個でTWD 350、フィッシュ＆チップスがTWD 790など。

マンダリン オリエンタル 台北 ホテル

悠佑は、パッションフルーツのカクテル(TWD 420+10%)をリクエスト。

おれは、ANTIGUA / 南美風情(TWD 420+10%)というラム酒＋ブランデーベースのカクテル。強いお酒だけど大丈夫？って訊かれた。平気だよ、女子供じゃあるまいしw

なんとなくガチャガチャした落ち着かない感じのバーで、あまり好きにはなれなかったな。マンダリンオリエンタル東京のマンダリンバーはステキだけど。

【マンダリンオリエンタル台北 / The Mandarin Cake Shop / 文華餅房】

こちらは、ホテル1階にあるザ・マンダリン ケーキ ショップです。
ジェラートを食べようと思って行ったけど、冬場は置いてませんでした。

ザ マンダリンケーキショップ 専門店

チョコレートにマカロン、ホールケーキもいろいろ…

上列左から順に、
Fraise (草莓圓舞曲, TWD 1,650)
Strawberry Tart (草莓杏仁奶油塔, TWD 1,200)
Guayaba (福爾摩沙, TWD 1,850)
Fleur de The (茶花女, TWD 1,850)

下列左から順に、
Honey Cake (蜂采, TWD 890)
Blueberry Sky (藍莓天空, TWD 1,350)
Mngo Paradise (旋轉天堂, TWD 1,350)

お土産に、人気のある「ピンクグァバ＆ライム・ジャム（萊姆紅心芭樂）」を買いました。110g入りでTWD 450ですが、部屋付けにすると、15％割引きのTWD 382になりました。

ザ マンダリンケーキショップ 専門店

悠佑は、一番右端の Pomme D'amour (蘋果愛戀, TWD 200)を…

ピンク色のは Pink Lady (粉紅甜心, TWD 190)
その左は Banana Paradise (香蕉新樂園, TWD 220)

ザ マンダリンケーキショップ 専門店

おれは、Opera (歐培拉, TWD 200)を、店内で食べました。

ザ マンダリンケーキショップ 専門店

客室内の無料の紅茶は地元ブランドのようだけど、ホテル内のレストランで提供されているのはサンクトペテルブルク生まれのパリの紅茶ブランド「クスミティー」のようです。
https://www.kusmitea.com/

ザ マンダリンケーキショップ 専門店

我が家でも、カルダモン、ジンジャー、ローリエ、シナモン、アニス、クローヴなどで香り付けされた「カシミール・チャイ」を飲んでます。インド=イスラム的な香りかな。

【Du Rhone Chocolatier】

マンダリンオリエンタルの1階から5階部分（4階は欠番）の一部は、『THE ARCADE／文華精品』
http://www.thearcade.com.tw/en/
というアーケードになっています。

「デュ・ローヌ」は、ジ・アーケード1階に入っている1875年創業のスイス（ジュネーブ）の老舗ショコラティエです。
https://durhonechocolatier.ch/

友達へのお土産に、4個入りのプラリネを1箱と、3個入りのトリュフを2箱（合計でTWD 1,480＝5,562円）を買いました。

【XIE XIE】(閉業)

「XIE XIE」は、『THE ARCADE／文華精品』の2階に入っていたオシャレなウーロン茶を扱うショップ。

友達へのお土産用に、スペアミントとカモミールのウーロン茶を買いました。ティーバッグ10個入りが2箱で、TWD 1,360 (＝5,112円)でした。

スペアミントのウーロン茶が美味しかったそうです。カモミールのほうは、ウーロン茶が負けてしまってるらしい。

【杭州小籠湯包・杭州南路本店】
https://www.thebestxiaolongbao.com/

台北初日の夜は、ジェイドラウンジ→杭州小籠湯包→M.O.バー、と梯子。
マンダリンオリエンタル台北から北西へ約600m、徒歩7分の所にも、「杭州小籠湯包」の民生東路店がありますが、今回は悠佑の希望により杭州南路本店（金曜と土曜は23時まで営業）へ。ホテルからタクシーで片道TWD 185です。

写真付きメニューがあり、伝票に記入すればいいだけなので注文は簡単です。

杭州小籠湯包 (杭州南路本店) 中華

飲み物や小菜はセルフサービスで取ってくれば、伝票に書き入れてくれます。

杭州小籠湯包 (杭州南路本店) 中華

まずは「小籠湯包(TWD 150)」から。生姜や酢・醤油もセルフです。

杭州小籠湯包 (杭州南路本店) 中華

さらに、濃厚な味わいの「蟹黄蝦燒賣（蟹みそと海老入り焼売, TWD 90）」と、あっさりした「鮮蝦餃（海老蒸し餃子, TWD110）」。

この2種類は、いずれも四個の値段です。

杭州小籠湯包 (杭州南路本店) 中華

悠佑もおれも、この「花素蒸餃(TWD 140)」がとっても気に入りました。
細かく刻んだ野菜たっぷりの蒸し餃子です。体にも良さそう。

お勘定は、ウーロン茶(TWD 20×2)を含めて、TWD 530でした。ごちそうさま。

杭州小籠湯包 (杭州南路本店) 中華

【國立 故宮博物院】
https://www.npm.gov.tw/

台北2日目、朝8時半の開館に合わせて、ホテルからタクシーで向かいました（約20分, TWD 320）。あまり時間が取れないため、書画の鑑賞は諦め、器物参観コースの一部を辿ることにします。展示室106, 101, 203, 201, 207, 205の順に回りましたが、1時間半程度で陶磁器と珍玩を中心にゆっくり鑑賞することができました。やはり故宮見学は、朝一に最も関心のある展示室に向かうのがお薦めです。

有名な「白菜」があるのは、3階302展示室です。10時前にはもう長蛇の列でしたが、悠佑が早い時間に写真を撮って来ました。

翠玉白菜
　清

Jadeite Cabbage
Qing Dynasty (1644-1911)

長さは18.7cmと小ぶりの白菜です。奥に写ってるものは何ですかね？

国立故宮博物院 博物館・美術館・ギャラリー

常設展『慈悲と知恵－宗教彫塑芸術』(展示室101)より

（写真左）　
青銅鍍金釈迦牟尼仏坐像
　北魏　太和元年（477年）銘
Gilt bronze Shakyamuni Buddha,
Mark of T'ai-ho reign 1st year, Northern Wei dynasty.

北魏の都・平城（現在の山西省大同）近郊に開かれた雲崗石窟と同時期の仏像です。隋による統一の1世紀余り前です。

（写真右）
青銅鍍金釈迦牟尼仏坐像
　チベット　15～16世紀
Gilt bronze Shakyamuni Buddha,
Tibet, 15th-16th century

チベットは、中国人民解放軍の侵略を受け、1951年に中華人民共和国に併合されました。

国立故宮博物院 博物館・美術館・ギャラリー

常設展『集瓊藻ー故宮博物院所蔵珍玩精華展』(展示室106)より

金嵌松石珊瑚壇城
　清　順治　チベット　

Gold mandala with turquoise inlay
Ca. mid-17th century, Tibetan

国立故宮博物院 博物館・美術館・ギャラリー

トルコ石を象嵌した宝石箱のように見えますが、細部に目を凝らすと、みごとな立体マンダラを構成しているのがわかります。6歳の順治帝（在位1643～1661年）が即位した頃、チベットではダライ・ラマ5世（在位1642～1682年）が、ポタラ宮の建設を始めていました。チベット仏教では、ダライ・ラマは、観世音菩薩（観自在菩薩）の化身とされています。

小さく見えるかもしれませんが、径が38.6cm、高さは27.4cmあります。これが見たくて故宮に行ったといっても過言ではありません。見る者に、途轍もない（音楽的）インスピレーションを与えてくれる名品です。

常設展『集瓊藻ー故宮博物院所蔵珍玩精華展』(展示室106)より

鏤彫象牙雲龍文套球（部分）
　清　十九世紀　広東　

Set of carved openwork concentric ivory balls with cloud-and-dragon decoration
Qing dynasty, 19th century, Guangdong

細緻の極み。直径約12cmのこの象牙球は全部で24層からなり、各層を自由に動かせるという。

国立故宮博物院 博物館・美術館・ギャラリー

特別展『貴似晨星（朝星の如く貴き）－清朝宮廷に収蔵された12～14世紀の青磁』(展示室203)より

青磁葵口碗
　南宋　官窯

Bowl with hibiscus-shaped rim in celadon glaze
Guan ware, Southern Song dynasty
12th-13th century

国立故宮博物院 博物館・美術館・ギャラリー

青磁無文水仙盆（北宋　汝窯　11世紀後半～12世紀初）は、大阪市立東洋陶磁美術館に貸出し中でした。
https://www.moco.or.jp/

写真（2002年10月20日撮影）は、大阪市立東洋陶磁美術館の安宅コレクションのひとつ。

青磁水仙盆
　北宋　汝窯　11～12世紀

NARCISSUS BASIN
Ru ware, Northern Song dynasty
11th-12th Century

天青色と呼ばれる美しい発色です。

常設展『土の百変化－中国歴代陶磁器展』(展示室201・207・205)より

三彩印花枕
　唐

"sancai" tri-color glazed pottery pillow with impressed floral motif
Tang dynasty
618-907 Common Era

国立故宮博物院 博物館・美術館・ギャラリー

常設展『土の百変化－中国歴代陶磁器展』(展示室201・207・205)より

三彩馬球仕女俑
　唐

Pottery figure of ladies playing "polo" game in "sancai" tri-color glaze
Tang dynasty
618-906 Common Era

唐代にはポロが流行し、乗馬を楽しむ貴婦人も多かったという。

国立故宮博物院 博物館・美術館・ギャラリー

常設展『土の百変化－中国歴代陶磁器展』(展示室201・207・205)より

青花纏枝花卉紋折沿洗
　明　永楽

Basin with floral scrolls decoration in underglaze blue
Ming Dynasty, Yongle reign
1403-1424

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常設展『土の百変化－中国歴代陶磁器展』(展示室201・207・205)より

霽青描金番蓮紋七孔花挿
　清　乾隆

Flower vase with seven-neck body and Indian lotus scrolls in gold in dark blue glaze
Qing dynasty, Qianglong reign
1736-1795

国立故宮博物院 博物館・美術館・ギャラリー

故宮博物館内では別行動していた悠佑が撮ってきた軸の写真。

常設展『造形と美意識－中国絵画の精粋』(展示室210)より

鍾馗探梅
　金廷標　清

Zhong Kui Searching for Plum Blosssoms
Jing Tingbiao (?-1767), Qing Dynasty

鍾馗（しょうき）は、道教系の神。

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【金楽マッサージ/金樂足體養生會館】
https://www.kinraku.com/jp/

台北市八徳路二段324號、「金樂足體養生會館・八德會館」。朝10時からやってますが、朝一で故宮博物院を見学したあと、10:20頃に到着。たぶん一番乗りw

故宮から金楽・八徳会館まではタクシーで約20分、TWD 240、金楽からマンダリンオリエンタル台北へはTWD 85でした。ホテルからは歩ける距離です。

「超値套餐」というお得セット（脚底按摩40分＋全身按摩60分）で、ひとりTWD 1,650。クレジットカード払いも可能です。

金楽マッサージ (金楽足体養生会館) エステ・スパ・マッサージ

壁面に水の流れる1階で足湯に浸かり、足裏マッサージをしてもらったあと、3階の二人用の個室に移動して全身マッサージ。

ちょー気持ち良かった～。足を拭くタオルなども、これでもかというほど何枚も使ってくれます。

精算時にカード払いで、TWD 3,300にするか、12,975円（TWD 1＝約3.93円という不利なレート）にするかの選択を求められ、TWD 3,300のほうにしました。しかし、帰国後、カード会社からは12,975円で請求が来ています。カード会社に確認したところ、金楽マッサージからの請求がそうなっているとのこと。手元には、TWD 3,300にチェックを入れた控えが残っているのですが、故意だとすれば悪質だと言わざるを得ません。

カード払いにするときには、注意が必要でしょう。注意と言っても、有効な自衛策などありませんから、ずばり、この店では現金払いがお薦めです。

金楽マッサージ (金楽足体養生会館) エステ・スパ・マッサージ

【饒河街觀光夜市 / Raohe Street Night Market】

"じょうががい"観光夜市の西側の入口までは、マンダリンオリエンタル台北からタクシーでTWD 145。

これ何w　エスカルゴと鮑？　abaloeって、綴り間違ってない？

饒河街観光夜市 散歩・街歩き

ずっと雨でしたが、この時は少しだけ止みまもありました。
途中、1か所だけですが、臭豆腐のくっさ～～い！ところがあったw

「牛肉串 三串 100」とか書いてあるな。

「東發號 蚵仔麵線 百年老店」。隠れた名店のようです。
メニューは、麺線、肉羹、油飯の三つだけかな。

おれが台湾で一番やりたかったのがコレっ！　文鳥占い！

文鳥がどんな風にカードを3枚引いてくるのか、ゆっくり見たかったのに。占いの内容なんか、どうでもええねん。でもこのオバチャン、何が嬉しいんだかニタニタ笑ってるけど、ほんの一瞬で鳥にカード引かせて、鳥に餌やって終わり。おれには、ほとんど何も見えなかった。これでTWD 300も取られて、ショックw

で、引いてきたカードが、
「孔明借東風」「桃園三結義」 この二つはまあええとして、
「閹雞拖木屐」←これ何なん？　五文字のうち「木」以外は、初めて見る漢字やw

【松山慈祐宮（松山媽祖廟） / Ciyou Temple】

饒河街觀光夜市の東の出口にある寺院。主神である媽祖（まそ）は、天上聖母とも呼ばれ、航海・漁業の守護神として信仰を集める道教の女神。慈祐宮には、観世音菩薩や三国時代の関羽なども、合わせて祀られているそうです。1753年建立。

黄色い車はタクシー。ここからマンダリンオリエンタル台北まで、TWD 160でした。

松山慈祐宮 寺院・教会

【桃園国際空港 チャイナ エアラインラウンジ(第2ターミナル)】

あっという間の台北旅行でした。台北3日目の朝、オリエンタルラウンジで朝食を取って、07:40にホテル・リムジンで空港へ。台北到着時と同じ運転手さん。40分で桃園空港に到着。

写真は、第2ターミナル3階、ゲートD4付近にある二層構造のチャイナ エアラインラウンジ。さっそく点心を取りに行く悠佑。

番号で出来上がりを知らせてくれるラーメンもありますが、香港のキャセイ航空のラウンジと同様、旨くはなさそう。

チャイナエアラインラウンジ V2 (桃園国際空港) 空港ラウンジ

【チャイナエアライン CI152便 TPE(桃園)→KIX関西)】

2017年2月26日(日)、CI152便、台北/桃園09:50発、関西13:20着、所要時間2時間30分。機種は往路とは異なり、エアバスA330-300型機。しかもほぼ満席。

機内食は、機内でも選択できるA～Cの3種類のメインディッシュに加えて、台北（桃園）発便の事前オーダーの場合に限り、D～Jの7種類からも選択可能でした。D～Fの3種類はベジタリアンミール。写真は悠佑が食べたCの和食の機内食。

A: Braised pork in ginger sauce with quinoa barley rice
B: Beef goulash in creamy onion sauce with potatoes
C: Roasted salmon with saikyo miso sauce

D: Steamed cucumber mushroom with sesame oil mushroom rice
E: Steamed bean curd pocket with vegetables with black rice
F: Indian style masala vegetable curry and baked beans
G: Braised pork chops with steamed rice
H: Pan fried seafood in tomato sauce with pasta
I: Roasted salmon with saikyo miso with stir fried rice
J: Braised chicken with mushroom and stewed pork ribs with steamed rice

おれは、プリオーダーしておていたこの機内食。
H: Pan fried seafood in tomato sauce with pasta
パスタの量が多過ぎるけれど、機内食としては上出来です。

シャンパンもいただきました。ムタール・ペール・エ・フィス(Moutard Pere et Fils, Brut Cuvee Prestige)
白ワインはソーヴィニヨンブラン(Giesen Sauvignon Blanc 2015, Marlborough, New Zealnd)

monte vibiano extra virgin olive oil with balsamic vinegarが付いてるのも、お洒落かな。

デザートは、フルーツ＋（ケーキ or ハーゲンダッツ）

青りんごみたいなフルーツは、棗子（なつめ）だそうな。あまり美味しくないけどw、昨夜食べた『ヤグ（雅閣）』の酢豚に入っていたのも、この果物だと判明！

デザートに合わせて、白ワインはリースリングのシュペートレーゼ(Rudolf Muller Riesling Spatlese, Mosel, Germany)

ゆっくり酒を飲んでる暇もなく、関西空港に到着です。