生誕300年記念 若冲展～ The 300th Anniversary of his Birth: Jakuchu

2016/04/22 - 2016/04/22

江戸時代中期の画家・伊藤若冲の生誕300年を記念して東京都美術館で開催されている「若冲展」。開催期間短いことと若冲人気からある程度の混雑は予想していましたが、連日の行列報道。5月21日には320分待ち（5時間超！！）だそうです。土曜日とはいえ開催2日目（4/22）でまだそれほどは混んでおらずじっくり見れました。
・・・その後5/13に再訪問した時は2時間半待たされたました

また今年は（2016年）は日伊国交150周年にあたり魅力定な展覧会が続きます。この日は2回目の「カラヴァッジョ展」も見ました。
①1/16・3/20訪問「ボッテイチェリ展」2016年1月16日～4月3日　東京都美術館にて　
②1/16訪問「レオナルド・ダ・ヴィンチ展　-天才の挑戦」2016年1月16日～4月10日　江戸東京博物館にて
③3/20・4/22訪問「カラヴァッジョ展」2016年3月1日～6月12日 国立西洋美術館にて
今後訪問予定
④「世界遺産　ポンペイの壁画展」2016年4月29日～7月3日森アーツセンターギャラリー
⑤「日伊国交樹立150周年特別展アカデミア美術館所蔵ヴェネツィア・ルネサンスの巨匠たち」2016年7月13日～10月10日　国立新美術館

エリア 上野・御徒町(東京)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: 新幹線

開催2日目（4/22）に行きました、オープン１時間前（8時半）から並んでいますが結構な人です。
このあと5/13に訪問した時に聞いた話ではオープン1時間前では既に120分待ちぐらいの行列ができている。6時前から並んでいる人たちもいるとのことでした・・・・

東京都美術館 美術館・博物館

オープンと同時に入場できたので、順路をとばし1Ｆにエレベーターで移動。動植綵絵と釈迦三尊のコーナーへ直行したところ私以外誰もおらずじっくり満喫できました。

東京都美術館 美術館・博物館

動植綵絵を見るのは、2009年開催の特別展「皇室の名宝−日本美の華」以来、
プライスコレクションは2013年の「 若冲が来てくれました‐プライスコレクション江戸絵画の美と生命」以来でした。

東京都美術館 美術館・博物館

グッズもかなり買い込んでしまいました。図録、動植綵絵のポストカード、動植綵絵のトートバック、Ｔシャツ、鳥獣木花図ナノブロックなどなど・・・・

東京都美術館ミュージアムショップ お土産屋・直売所・特産品

グッズ第2弾（5/13分）鳥獣花木図・胡粉ネイル、菜蟲譜エコバックなど・・・

おまけ・・・京都・宝蔵寺で頂いた若冲、生誕300年の御朱印。

続けて東京国立博物館が開催する「特別展 『黄金のアフガニスタン〜守りぬかれたシルクロードの秘宝〜』」をみるつもりでしたが、東京藝術大学で「東京藝術大学アフガニスタン特別企画展」を開催、内戦の混乱下で海外に流出し日本で保護された文化財を展示していることを知り行ってみました。

東京芸術大学 名所・史跡

仏陀像頭部（3-5世紀、アフガニスタン東部）

東京芸術大学 名所・史跡

ソ連侵攻と内戦、イスラム原理主義勢力タリバンの支配など長い混乱の中でアフガニスタンから持ち出され、日本画家の平山郁夫さん（１９３０〜２００９年）の提唱により日本で保護されてきた流出文化財が、平成２８年６月にも同国政府に返還されることが決まったものです。

バーミヤン石窟の壁画

仏陀像頭部（3−4世紀、カピザ）とマカラ脚のトリトン（１世紀、ペグラム）

ガラス器（１世紀　ペグラム）
ローマ領のアレクサンドリアかシリアから海路運ばれてきたものと考えれれています。

菩薩とクシャン人供養者（2−4世紀、カピザ）

降魔成道図（2−3世紀、カピザ）

焔肩仏立像（3−4世紀、カピザ）

東京芸術大学 名所・史跡

タリバンによって破壊されたバーミヤン東大仏の天崖を飾っていた「太陽神と飛天」を原寸大で3次元に復元したものです。

特別展「黄金のアフガニスタン−守りぬかれたシルクロードの秘宝−」
首都カブールにあるアフガニスタン国立博物館は、1979年のソ連の軍事介入とそれに続く内戦などにより、甚大な被害を受け、その収蔵品の多くは永遠に失われてしまったと考えられてきました。しかし、国の宝を守ろうとした勇気ある博物館員により、とりわけ貴重な文化財を秘密裏に運び出していたのです。そして内戦終結後、2004年4月、秘宝を大切に保管していた金庫の扉が再び開かれ国際巡回しているものです。

東京国立博物館 美術館・博物館

黄金のアフガニスタンとバーミヤン大仏天井壁画の図録

東京国立博物館 では特別展「生誕150年 黒田清輝─日本近代絵画の巨匠」も見ました。 黒田清輝の生誕150年を記念した大回顧展ということ、実はそれほど期待していなかった（今回の出展品が東京国立博物館蔵のものが多くいつでも見れるのではという意味で）のですが、代表作によって彼の画業全体を振り返るものであり、良い意味で期待を裏切られました。

東京国立博物館 美術館・博物館

国立西洋美術館で「カラヴァッジョ展」3/20に続き２回目です。

国立西洋美術館 美術館・博物館

こちらは、大塚国際美術館の「バッカス」（陶板）です。

大塚国際美術館 美術館・博物館

カラヴァッジョ展の図録とポストカード

この旅行記へのコメント （3）

• 旅空ーshinoさん 2016/08/09 04:45:17

  ありがとうございます。

  ＋mo2さん　こんにちは。
  
  ご訪問と投票を頂きまして有難うございます。
  
  拙い旅日記ですが宜しくお願いいたします。
  
  若冲展に3回も行かれたんですね、羨ましいです。
  我が家も家族揃って行く予定でしたが、あまりにも待ち時間が長く断念。
  
  しかし、最終日の5月24日に待ち時間を確認するとなんと60分。
  帰宅の予定を1日延長して素晴らしい作品を鑑賞する事ができました。
  
  大塚国際美術館は訪問したのですが作品が多く
  近代の作品は見損なってしまい残念でしたので
  訪問させていただき楽しませていただきます。
  
  
  
  　　　旅空〜shino
  
  

  +mo2さん からの返信 2016/08/10 20:48:40

  RE: ありがとうございます。

  旅空〜shino様
  
  こちらこそ投票とフォローまで頂き有難うございます。
  
  今月21日からギリシャへ行く予定で、旅日記を拝見させて頂きました。
  ツアー参加なので自由行動は限られていますがアテネの夜の散策等
  参考にさせていただきます（予定）。
  
  

  旅空ーshinoさん からの返信 2016/08/12 05:39:27

  RE: RE: ありがとうございます。

  ＋mo2さん　こんにちは。
  
  21日からのギリシャに行かれるのですね。
  ギリシャは遺跡も良かったですが、
  青い空と海もとても綺麗なので楽しみですね。
  
  私も23日からツアーの一人参加でスイスへ行きます。
  
  全く準備が出来てなく…これからです（汗
  
  ツアーでしたら安心ですね。、
  楽しい良い旅になりますように。
  
  旅空〜shino