2016/04/17 - 2016/04/17
600位(同エリア1091件中)
Mr.Tさん
2015年に一度訪れた高野山だったが、開創1200年だったので非常に混雑しており、満足のいく参拝ができなかった。
今年はそのリベンジとして再訪を試みた。さらに南海の特別列車「南海」も予約した。
約半日でバスや徒歩によって主要な寺院をめぐり、納経印を拝領した。
各寺院での拝観目安と納経印(御朱印)を頂ける場所を紹介。
当日の天気は豪雨のち快晴。写真の天気の移り変わりも見ていただきたい。
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 1万円 - 3万円
- 交通手段
- 高速・路線バス 新幹線 私鉄 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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まずは「高野山・世界遺産きっぷ」を入手。
大阪の新今宮駅から高野山までの往復切符と、南海高野バス乗り放題、各種割引券がセットで2860円。 -
朝から雨だったが、新今宮駅でスターウォーズ仕様のラピートに遭遇。
正面はどう見てもダースベイダーである。新今宮駅 駅
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橋本駅からは南海高野線に乗り換え。
ここで「天空」に乗る。
日曜8:30発の天空51号を予約をしていたが、ガラガラで当日券も売れ残りまくっていた。こうや花鉄道 天空 (南海電鉄) 乗り物
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車内はウッドを基調に造られており、車窓を楽しみやすいように窓に椅子が向いている。特に進行方向右側の車窓がいいので、段差を設けて両側の席から見やすいように工夫されている。
こうや花鉄道 天空 (南海電鉄) 乗り物
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連結部には展望デッキがあり、窓がないので風を感じながら景色を楽しむことができる。
短いトンネルも多いので、壁が目の前に迫るのもまた楽しい。こうや花鉄道 天空 (南海電鉄) 乗り物
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極楽橋から高野山までは高野山ケーブルで。
去年はかなり混雑していたが、今回はまあ通常の休日の混み具合といった感じ。高野山ケーブル 乗り物
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高野駅からバスで千手院橋バス停に到着。
ここが高野山の拠点となる。
御覧の通り強い雨が降ってきた。 -
千手院橋から徒歩10分で金剛峯寺に到着。
雨のせいもあって参拝者は少ない。金剛峯寺 寺・神社・教会
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金剛峯寺の境内にはついに誰もいなくなった。
風も強くなり傘が役に立たない。
拝観目安は30分。納経印は本堂内の納経所で頂ける。
また、堂内の土産屋では高野杉でできたオリジナルの御朱印帳が販売。金剛峯寺 寺・神社・教会
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金剛峯寺から徒歩5分、大師教会。
今回はこちらでお授戒を受けた。
お授戒とはろうそくの明かりだけの堂内で阿闍梨様から法話をいただく儀式。
暗いので御尊顔を拝見することはできないが、最後に菩薩戒牒の御印を直接手渡しで頂いた。
時間は約40分間で、その間お堂に出入りすることはできない。
館内の授与所にて納経印を頂ける。
外に出ると雨はやんでいた。高野山大師教会 寺・神社・教会
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すっかり天気は回復し、中門から壇上伽藍へ。
壇上伽藍 寺・神社・教会
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まずは金堂を参拝。
本尊の薬師如来は秘仏。昨年に開創1200年を記念して限定公開されたばかり。壇上伽藍 寺・神社・教会
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続いて根本大塔。
内部は極彩色で彩られており、大日如来を中心とした立派な仏像が奉られている。
金堂・根本大塔の拝観目安はそれぞれ15分。
両方の納経印は壇上伽藍内の納経所で頂ける。
英語完全対応。壇上伽藍 寺・神社・教会
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壇上伽藍の一角には三鈷の松と呼ばれる霊木がある。
空海が投げた三鈷という仏具がこの木に引っ掛かったことから、この地に金剛峯寺を開創することになったという伝説がある。
この木の松葉には三又のものがあり、拾って身につけていると幸運になるとか。 -
次に行ったのは霊宝館。
高野山の文化財を展示する博物館。
館内は広く、速足で見ても30分では足りないぐらい。
弘法大師直筆の書などがあるのには驚いた。
こちらでも納経印をいただくことができる(拝観受付に預ける)。高野山霊宝館 美術館・博物館
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霊宝館から気合で浪切不動まで歩く。
高野山の入り口近くなので1.5kmぐらい。
こじんまりとした塔頭寺院だが、本堂の天井画が素晴らしく印象的だった。
拝観目安は10分程度、納経印は本堂の授与所にて頂ける。浪切不動尊 名所・史跡
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浪切不動から坂を上って約500m、女人堂へ。
高野山が女人禁制だった頃の参拝場所として唯一の残り。
参拝者が少なからずいることに驚く。
拝観目安は10分程度、納経印は本堂内授与所にて頂ける。女人堂 寺・神社・教会
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女人堂を出てすぐの場所が高野山金剛峯寺の入り口になる。
ここはバスで通り過ぎてしまいがちだが、女人堂でバスを降りればこの眺めも可能。 -
女人堂からバスに乗り、再び千手院橋バス停へ。
ここから細い道に入って徒歩10分、金剛三昧院を参拝。
少し奥まったところにあるが、侘びた堂宇とうっそうと茂る木々が印象的である。
拝観目安は30分。納経印は拝観時に寺務所に預ける。金剛三昧院 宿・ホテル
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金剛三昧院の境内に建つ多宝塔は世界遺産の一部。
檜皮葺の屋根が特徴で、日本で二番目に古いとのことである。金剛三昧院 宿・ホテル
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奥の院に向かって歩いて行きながら塔頭寺院を参拝していく。
成福院摩尼宝塔はビルマ戦没者の供養塔であり、本尊はビルマ伝来の釈迦如来像。
高野山においては風変わりな建物ではあるが、宝塔内は拝観でき、地下には戒壇めぐりもある。
拝観目安は20分。納経印は宝塔内の納経所で頂ける。成福院 摩尼宝塔 名所・史跡
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続いて刈萱堂。
堂内の壁には刈萱親子の物語がレリーフと現代語で飾られている。回廊のようになっていて、歩いて観賞しながら物語を読み進めていくことができる。
拝観目安は30分。堂内の納経所で納経帳を預け、絵を見ている間に揮毫していただける。苅萱堂 名所・史跡
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奥の院の入り口である一の橋にたどり着く。
朝、高野山は豪雨だったが午後になり快晴になって気温も上がってきた。
しかしここから先は空気が引き締まる気がするのは、1年前と同じである。高野山 一の橋 名所・史跡
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去年は歩く人の数も多かったが、今年は日曜の午後でも人は多くない。
木漏れ日の石畳を戦国武将たちの墓所を見ながら奥の院に向かって歩を進める。 -
かすれて読みづらいが、豊臣家の墓所を去年は気付かずにスルーしてしまっていた。
今年はしっかり押さえる。 -
御廟橋にたどり着く。
一礼をしてこの先の聖地へ。
灯篭堂・御廟・地下霊場とスムースに拝観できた。
今年も御廟で般若心経をあげさせていただいた。御廟橋 名所・史跡
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奥の院の納経所も目立った混雑は無し。
去年は納経印待ちに1時間以上費やした。 -
帰りはバスが来なかったので、あえて奥の院から外に出て道路脇を歩いてみる。
歩道があるものの歩行者は全くいない。車の通りも少なかった。 -
途中でバスに乗って高野山駅に到着。
今回は目立った混雑もなく、朝は豪雨だったが総じて落ち着いて拝観することができた。
雨だったこともあってか、山内でこうやくん(きぐるみ)を見かけなかったことが残念。高野山駅 駅
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九度山に真田の住まいがあったことから南海高野線では真田推し。
高野山駅の2階にも小さな展示があった。高野山駅 駅
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