２０１６春・タイとラオスの北部野犬に吠えまくられの旅日記（６）タートン→メーサーローン

2016/02/06 - 2016/02/07

２０１６年４月２３日（土）更新

　最近、友人や知り合いからの退職通知のはがきが数枚届きました。
　事情があり６０才前で辞めた人、６０才で定年の人や再雇用で６５才まで勤めた人等。
　年金が入る様になってもそれだけでは生活できません。
　経済的にも、肉体的にも、精神的にもこれからが大変だけど自分の力の見せどころ。
　自分の人生まんざら捨てたものではなかったな・・・と思って終われる様にしたいな ｱ 。

第８日目・２０１６年２月６日（土）

　チェンマイからミャンマーと国境を接する「ファーン」「タートン」と巡り今日は「メーサーローン」へ。

　山岳少数民族と華人が暮らす山間の村メーサーローンは一度は訪れたいと思った地。

　タイ国内の市町村の新たな宿泊地がタートンで４１ヶ所目。

　メーサーローンは初めての訪問地なので４２ヶ所目となります。

　楽しみです。


「日　程」
第　１日目　自宅→岡山〜上海（中国）〜バンコク（タイ）
第　２日目　バンコク〜チェンマイ
第　３日目　チェンマイ二日目
第　４日目　チェンマイ→ランプーン
第　５日目　ランプーン二日目
第　６日目　ランプーン→チェンマイ→ファーン
第　７日目　ファーン→タートン
第　８日目　タートン→メーサーローン

第８日目・２０１６年２月６日（土）
「宿泊先」
　　Ｍｙ Ｐｌａｃｅ　
「今日の支払額」
　〇　宿泊代　　　 　　　　　　　　 ２,５３０円（Ａｇｏｄａで予約、引き落とし）　
　〇　食事代　　　 １９３ＴＢ＝　 　　 ６７０円
　〇　交通費　　　 　６０ＴＢ＝　　　 ２１０円
　〇　その他　 　　　　　ＴＢ＝　　　　 　０円　　　　　　　　　　　　　　
　　　　 　　　　合　計 　３,４１０円
「通貨」
　１ＴＢ（タイ・バーツ）＝　　　 　３.４５円
「今日の歩行」
　　　　　　　　　　　　　　　１４,４７５歩


「日　程」
第　１日目　自宅→岡山〜上海（中国）〜バンコク（タイ）
第　２日目　バンコク〜チェンマイ
第　３日目　チェンマイ二日目
第　４日目　チェンマイ→ランプーン
第　５日目　ランプーン二日目
第　６日目　ランプーン→チェンマイ→ファーン
第　７日目　ファーン→タートン
第　８日目　タートン→メーサーローン
第　９日目　メーサーローン二日目

第９日目・２０１６年２月７日（日）
「宿泊先」
　　Ｍｙ Ｐｌａｃｅ　
「今日の支払額」
　〇　宿泊代　　　 　　　　　　　　 ２,５３０円（Ａｇｏｄａで予約、引き落とし）　
　〇　食事代　　　 １５７ＴＢ＝　 　　 ５４０円
　〇　交通費　　　 　　　ＴＢ＝　　　 　　０円
　〇　その他　 　　　　　ＴＢ＝　　　　 　０円　　　　　　　　　　　　　　
　　　　 　　　　合　計 　３,０７０円
「通貨」
　１ＴＢ（タイ・バーツ）＝　　　 　３.４５円
「今日の歩行」
　　　　　　　　　　　　　　　　２１,２１７歩

エリア メーサローン(タイ)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 4.5
• ホテル: 4.0
• グルメ: 4.5

• 同行者: 一人旅
• 航空会社: エアアジア 中国東方航空
• 旅行の手配内容: 個別手配

　居心地の良いタートンですが先が長いので一泊のみ。

　８:００にチェックアウト。

　歩いて５分、ソンデオ乗り場にやって来ました。

　昨日調べた８:３０発に乗る予定が・・どこに行くのかと聞かれたので「メーサーローン」と答えるとこれに乗れと云われ、乗ると直ぐに出発。

　３日連続グッドタイミング。

　黄色いソンデオ。

　私だけしか乗っていないのにいいのでしょうか。


　

ミャンマーとの国境付近の山道を登って行きます。

　途中それでも幾人かの乗客が乗り降りがあきました。

　検問近くの山の中のソンデオが集まっている所で停まってしまいました。（ソンデオ代金３０ＴＢ＝１００円）

　どう見てもここはメーサーローンではなさそう。

　運転手に聞くとこの車はここまで。

　メーサーローン行きが来たら知らせると云われました。

　２０分待ってやって来たソンデオに乗り込みます。

　調べていた通り８:３０発がこのソンデオでした。

　国境付近のため途中で２回の検問あり。

　一昨日のチェンマイ以降計４回の検問がありました。

　不法入国者チェックかと思われます。

　着きました、メーサーローンへ。（ソンデオ代金３０ＴＢ＝１００円）

　一度は訪れたいと思っていた地です。

　降りた所に良さそうなホテルがありましたがこの地は事前にＡｇｏｄａで予約しています。

　ここのホテルのオーナーらしき人に場所を聞くと１ｋｍ位行った所にあると親切に教えてくれました。　

　第二次世界大戦後の１９４９年、中國に共産党政権が樹立された際内戦に敗れた国民党軍は大部分が蒋介石に率いられ台湾に逃れました。
　しかし、雲南省・四川省方面にいた部隊とその家族は行き場を失い、ビルマ領のシャン高原へ。
　その後１９６０年代に入るとビルマ政府軍に追われてタイ北部へと移動しました。
　麻薬取引などで資金を得ながら組織を維持してきましたが１９８７年に武装解除に応じ、引き換えにタイ国籍を取得しました。
　現在では平和な生活を営んでいますがこのような来歴の村がタイ北部にはいくつかあり、そのひとつがここメーサーローンです。

　この地は坂の町。

　アップダウンが続きます。

　そして着きました今夜と明日の２泊予約した宿「Ｍｙ Ｐｌａｃｅ」に。

　まだ新しい宿。

　受付は道沿いにありますが部屋は坂に沿って建っています。

　私の部屋は一番下の奥。

　見晴らしは良さそうです。

　なんとまだ完成していません。

　壁はこれから、入り口にタイルが重ねてあります。

　おいおい建設中の部屋に泊まらせるのかい。

　壁も床もコンクリー丸出し。

　トイレも。

　部屋を替えてもらおうと思いましたが中国の今年の旧正月が２月８日より、今日は２日前の週末の為何も云わずに滞在する事にしました。

　高原に位置しているので涼しく感じます。

　そして部屋の前からの眺めは最高。

　山岳少数民族の村がこの山の向こうにあるそうです。

　観光客が馬にのって行き来する姿を時々見かけます。

　ある人の情報ではおいしい蕎麦を食べさせてくれるお店があるようです。

　宿の人に聞くと今日ソンデオが到着したターミナルの近くとの事。

　ありました「雲南麺餃館」。

　早速入ってみました。

　なんとメニューは一品のみ。

　頼むと出てきたのがこれ。

　底にワンタンが入っています。

　普通に美味しい。（３０ＴＢ＝１００円）

　毎日でも食べられそうです。

　この地は蕎麦とお茶の産地。

　通りのお茶のお店が目立ちます。

　そして茶畑が。

　周辺を散策。

　坂道の多い街、けっこう疲れます。

　喫茶店でコーヒーを注文。（４０ＴＢ＝１４０円）

　そして早めの夕食。

　良い眺めの食堂でいただきます。

　いつものチャーハン。（５０ＴＢ＝１７０円）

　店の前が急に賑やかになりました。

　一台のトラックに２０名前後の小学生位男女が降りて来たところ。

　お菓子屋さんに入って必死でお菓子選び。

　周辺にある岳少数民族の子供達がどこかへ行った帰りかな。

　微笑ましい風景。　

第８日目・２０１６年２月６日（土）

　ここの宿は長足は出ない事になっていますがコーヒーと揚げパンはいただけるようです。

　早速受付の隣にるカップにコーヒーを。

　揚げパンは好きなだけ取れます。

　見晴らしの良い食堂でいただきます。

　寒い。

　そして昨夜は小雨が降りました。

　この３４日間のこの旅で雨は昨夜のみ、曇りの日もありましたが天気には恵まれた旅でした。

　受付の女性から朝市が始まっているので行ってみたらと云われました。

　昨日到着した宿「リトル・ホーム｝の前の広場にありました。

　近所の村や山岳民族の方々が開いている朝市です。

　朝５時〜８時までがピークでもう店じまいをはじめていました。

　野菜や肉が中心で買うものはありません。

　見渡す限り山又山、緑が美しいメーサーローン。

　明日は中国の旧正月。

　この地は中国系の人がの町、家々のあちらこちらに正月を祝う張り紙が貼ってあります。

　何となく意味は分かります。

　反対に貼ってある漢字をよく見かけます。

　私には分かりませんが意味はがあるのでしょう。

　昨日に続き雲南麺餃館へ。

　正月を迎える準備が進んでいました。

　この蕎麦は特別美味しいとは思いませんが飽きのこない味。（３０ＴＢ＝１００円）

　「メーサーローン・リゾート」へ。

　バイクでは登れないかと思われるほど急な坂を上って行きます。

　ここは国民党軍が１９８７年に武装解除に応じるまで、大陸反攻の機が熟すのを待って軍事訓練を行っていた地。

　軍事訓練所をホテルに転用。

　庭園には中国式の東屋や茶店、レストランがあります。

　本当にリゾート地 。？

　お客さんは誰もいない。

　寂れ果てた感があります。

　こんな建物に誰が泊まるのだろう。

　ここは中国と勘違いしそう。

　見晴らしはいい、メーサーローンの街並みを見渡すことができます。

　次に中国国民党軍人戦没者を祀る「泰北義民文化館」へ。

　郊外にあり歩いて３０分以上かかりました。

　ビルマ正規軍との戦いで戦死した中国国民党の軍人を祀る記念館です。

　正面中央の霊廟には戦死者の位牌が各戦ごとにまとめて並べられています。

　活躍した軍人たちの写真や地図なども展示されています。

　隣は愛心陳列館。

　１９６０年代から１９９０年代にかけて、中華民国（台湾）の援助を受けて村の基礎が築かれていく様子をパネル写真で紹介されています。

　数組の台湾からの観光客が訪れていました。

　帰る途中にお茶や乾物などを売る中国物産のお店や野菜、果物、ハーブが並ぶ露店市場がありました。

　今日は日曜日、家族連れで賑わっていました。

　夕食を求める時間が遅くなり食堂は家族連ればかり。

　入りにくいのでコンビニでホットドック、ビール、おつまみを買って（８２ＴＢ＝２８０円）宿で夕食。

　明日は旧正月なので昼間からあちらこちらで爆竹が鳴っていました。

　イブを体験。