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ランチした後、車は南幹線を清水方面に走行し今年で創立30周年を迎えて、17世紀以降の東西の画家の描いた絵画の特別企画展「風景画と富士山の絵画」の鑑賞、ならびに常設の「ロダンの彫刻像(ロダン館)」が展示されている「静岡県立美術館」を見学する。<br /><br />静岡県立美術館は、日本平山系の北麓に位置して富士山の眺望のよい緑あふれる自然環境に囲まれ、周辺には「静岡県立大学キャンパスや静岡県立中央図書館」などの文教施設があり、館内の外光を採り入れた明るい大空間と高い天井のあるメイン・ギャラリーの常設展示場(ロダン館)には、ロダンの代表作「考える人・地獄の門」など32点の彫刻を中心に展示されています。<br /><br />当館のメイン・コレクションには、「樹花鳥獣図屏風=伊藤若冲作」、「群青富士=横山大観作」、「フギット・アモール=ロダン作」ほか、フランスの印象派および江戸時代の屏風画など、東西の幅広い多数の作品が収蔵されています。

静岡の歴史文化・芸術を訪ねて ー NO2.「 静岡県立美術館・ロダン館 」 ー

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2016/04/19 - 2016/04/19

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風 魔

風 魔さん

ランチした後、車は南幹線を清水方面に走行し今年で創立30周年を迎えて、17世紀以降の東西の画家の描いた絵画の特別企画展「風景画と富士山の絵画」の鑑賞、ならびに常設の「ロダンの彫刻像(ロダン館)」が展示されている「静岡県立美術館」を見学する。

静岡県立美術館は、日本平山系の北麓に位置して富士山の眺望のよい緑あふれる自然環境に囲まれ、周辺には「静岡県立大学キャンパスや静岡県立中央図書館」などの文教施設があり、館内の外光を採り入れた明るい大空間と高い天井のあるメイン・ギャラリーの常設展示場(ロダン館)には、ロダンの代表作「考える人・地獄の門」など32点の彫刻を中心に展示されています。

当館のメイン・コレクションには、「樹花鳥獣図屏風=伊藤若冲作」、「群青富士=横山大観作」、「フギット・アモール=ロダン作」ほか、フランスの印象派および江戸時代の屏風画など、東西の幅広い多数の作品が収蔵されています。

旅行の満足度
4.5
同行者
カップル・夫婦(シニア)
交通手段
自家用車 徒歩

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  • 緑あふれる彫刻プロムナードを、国内外の彫刻家による作品12点を眺めつつ歩いて上がる。

    緑あふれる彫刻プロムナードを、国内外の彫刻家による作品12点を眺めつつ歩いて上がる。

  • 静岡県立美術館へは「静岡鉄道・県立美術館前駅」を出て、緩やかな登り坂の「アプローチ歩道」を上り徒歩15分ほどで着きます。

    静岡県立美術館へは「静岡鉄道・県立美術館前駅」を出て、緩やかな登り坂の「アプローチ歩道」を上り徒歩15分ほどで着きます。

  • 現在開催中の特別企画展は「東西の絶景」です。<br /><br />開館30周年記念展の 「東西の絶景」は、 モネ、ゴーギャン、伊藤若冲、横山大観の大作が展示されて、4/12〜6/19まで開催されています。

    現在開催中の特別企画展は「東西の絶景」です。

    開館30周年記念展の 「東西の絶景」は、 モネ、ゴーギャン、伊藤若冲、横山大観の大作が展示されて、4/12〜6/19まで開催されています。

  • 開館30周年記念展・「東西の絶景」を鑑賞するため、広い石畳を上がる。<br /><br />

    開館30周年記念展・「東西の絶景」を鑑賞するため、広い石畳を上がる。

  • 彫刻のデザインが、美術館の雰囲気です。

    彫刻のデザインが、美術館の雰囲気です。

  • 三角面をもつデザインの彫刻。

    三角面をもつデザインの彫刻。

  • 水辺のある池の風景。

    水辺のある池の風景。

  • 「静岡県立美術館」は、1986年 4月に開館して今年で30周年を迎え、館内では収蔵品展、特別企画展さらに講演や講座、シンポジウム、音楽会などが常時開催されています。<br />

    「静岡県立美術館」は、1986年 4月に開館して今年で30周年を迎え、館内では収蔵品展、特別企画展さらに講演や講座、シンポジウム、音楽会などが常時開催されています。

  • 美術館の建物は、周辺の自然環境に配慮して建物が低くデザインされています。

    美術館の建物は、周辺の自然環境に配慮して建物が低くデザインされています。

  • 美術館のエントランス入り口。

    美術館のエントランス入り口。

  • 高い天井と広い空間のあるエントランス・ホール。

    高い天井と広い空間のあるエントランス・ホール。

  • ドアのある「県民ギャラリー」は、同好会の趣味の作品展示室です。

    ドアのある「県民ギャラリー」は、同好会の趣味の作品展示室です。

  • 階段を上がると、2階には「メイン・ギャラリーの展示ホール」があります。

    階段を上がると、2階には「メイン・ギャラリーの展示ホール」があります。

  • 中庭の竹林。

    中庭の竹林。

  • メインギャラリーからつづく「ロダン館」は、常設の彫刻作品の展示ホールです。<br /><br />県立美術館への入館者は、いつでも自由に鑑賞できます。

    メインギャラリーからつづく「ロダン館」は、常設の彫刻作品の展示ホールです。

    県立美術館への入館者は、いつでも自由に鑑賞できます。

  • 上空から見た「ロダン館の建物」。<br />(注)静岡県立美術館の公式HPより引用。

    上空から見た「ロダン館の建物」。
    (注)静岡県立美術館の公式HPより引用。

  • 「ロダン館」のみ、内部の撮影OKでした。

    「ロダン館」のみ、内部の撮影OKでした。

  • ロダン館への通路には、彫刻作品が展示されています。

    ロダン館への通路には、彫刻作品が展示されています。

  • なにか見たことのある「人物の彫刻像」ですが … う〜ん「考える人」!

    なにか見たことのある「人物の彫刻像」ですが … う〜ん「考える人」!

  • 19世紀を代表するフランスの彫刻家・ロダン( Auguste Rodin ) の経歴、作品の紹介文。<br />

    19世紀を代表するフランスの彫刻家・ロダン( Auguste Rodin ) の経歴、作品の紹介文。

  • ロダン館ではロダンの代表作・32点のほか、西洋の近代彫刻・51点を常時鑑賞できます。

    ロダン館ではロダンの代表作・32点のほか、西洋の近代彫刻・51点を常時鑑賞できます。

  • 「ロダン館」はロダンの作品のみを専用に展示する「美術館」としては、全国でもトップクラスだと思います。<br />

    「ロダン館」はロダンの作品のみを専用に展示する「美術館」としては、全国でもトップクラスだと思います。

  • 自動ドアが開くと、いきなり正面にロダンの代表作・「地獄の門」が目に飛び込んできます。

    自動ドアが開くと、いきなり正面にロダンの代表作・「地獄の門」が目に飛び込んできます。

  • 明るい外光をとり入れた広い大空間には、5ヵ所の彫刻作品の展示コーナーが設置されて<br />います。

    明るい外光をとり入れた広い大空間には、5ヵ所の彫刻作品の展示コーナーが設置されて
    います。

  • 来館者は、ギャラリーホールを回遊して彫刻作品を鑑賞する。

    来館者は、ギャラリーホールを回遊して彫刻作品を鑑賞する。

  • このコーナーには陰影ある人物の彫刻像が、点在して展示されています。

    このコーナーには陰影ある人物の彫刻像が、点在して展示されています。

  • 遠くから「地獄の門」を鑑賞する。<br /><br />13-14世紀イタリアの詩人・ダンテの叙事詩『神曲』地獄篇に登場する「地獄への入口の門」をテーマにして制作したものです。<br />「この門をくぐる者は一切の希望を捨てよ」の銘文でよく知られており、深い絶望をあらわす表現としても用いられます。<br />

    遠くから「地獄の門」を鑑賞する。

    13-14世紀イタリアの詩人・ダンテの叙事詩『神曲』地獄篇に登場する「地獄への入口の門」をテーマにして制作したものです。
    「この門をくぐる者は一切の希望を捨てよ」の銘文でよく知られており、深い絶望をあらわす表現としても用いられます。

  • 以前から美術館へはよく訪れましたが、今回はじっくり鑑賞したため「地獄の門」は想定していた以上に大きかった。

    以前から美術館へはよく訪れましたが、今回はじっくり鑑賞したため「地獄の門」は想定していた以上に大きかった。

  • 人物と比較して、この「地獄の門」の大きさがわかります。

    人物と比較して、この「地獄の門」の大きさがわかります。

  • 皆さまも今までに「美術に関する本または教科書」で、この大きな「地獄の門」の彫刻をご覧になったことがあると思います。<br /><br />「地獄の門」の上部には、「考える人」が地獄を見て座っている姿が観察できます。

    皆さまも今までに「美術に関する本または教科書」で、この大きな「地獄の門」の彫刻をご覧になったことがあると思います。

    「地獄の門」の上部には、「考える人」が地獄を見て座っている姿が観察できます。

  • 「フギット・アモール」の彫刻像。

    「フギット・アモール」の彫刻像。

  • 皆さまも今までに「美術に関する本または教科書」で、この「考える人」の彫刻像をご覧になったことがあると思います。

    皆さまも今までに「美術に関する本または教科書」で、この「考える人」の彫刻像をご覧になったことがあると思います。

  • 人物の彫像を三方向から観察して、「なにを考えているのか」と知ろうとしたがわかりませんでしたが、とても存在感があります!<br /><br />たしか「地獄の門」の上部に、この姿勢の人の彫像を見ました。

    人物の彫像を三方向から観察して、「なにを考えているのか」と知ろうとしたがわかりませんでしたが、とても存在感があります!

    たしか「地獄の門」の上部に、この姿勢の人の彫像を見ました。

  • ロダンの「考える人」の彫像は、数多く鋳造されて世界中に存在しますが、体を捻り頬杖をついて「地獄の門」を覗き込む男の姿です。<br /><br />さらにパロディ的には、「トイレで思索にふける人」という見方もありますが …<br />

    ロダンの「考える人」の彫像は、数多く鋳造されて世界中に存在しますが、体を捻り頬杖をついて「地獄の門」を覗き込む男の姿です。

    さらにパロディ的には、「トイレで思索にふける人」という見方もありますが …

  • 以下の人物像・2点は、美術本で見たような気がします。

    以下の人物像・2点は、美術本で見たような気がします。

  • ギャラリーホールの作品は、すべて人物の彫像の展示です。

    ギャラリーホールの作品は、すべて人物の彫像の展示です。

  • 館内を一巡して、庭園を眺める休憩室で一休みする。

    館内を一巡して、庭園を眺める休憩室で一休みする。

  • 右側の高台につづく遊歩道には、四季折々の花が咲き散策することができます。

    右側の高台につづく遊歩道には、四季折々の花が咲き散策することができます。

  • ガラスの窓越しの景色は、「一幅の風景画」のように見えます。

    ガラスの窓越しの景色は、「一幅の風景画」のように見えます。

  • 台座には、作品名が表示されていません。

    台座には、作品名が表示されていません。

  • 全国的に同じ「ロダンの彫刻作品」を展示する施設。<br /><br />「地獄の門」 … 国立西洋美術館<br />「考える人」  … 京都国立博物館

    全国的に同じ「ロダンの彫刻作品」を展示する施設。

    「地獄の門」 … 国立西洋美術館
    「考える人」 … 京都国立博物館

  • 通年の「特別企画展の予定表」などのパンフレット類が置いてあります。

    通年の「特別企画展の予定表」などのパンフレット類が置いてあります。

  • 通路には「ミュージアム・ショップ」があり、来館者はアート作品を買い求めることができます。

    通路には「ミュージアム・ショップ」があり、来館者はアート作品を買い求めることができます。

  • 名画の描かれたTシャツ。

    名画の描かれたTシャツ。

  • このミュージアム・ショップでは、来館記念のお土産として3D画面により絵が浮き上がるように立体的に見える、はがきサイズの「真珠の耳飾りの少女」(フェルメール作)ほか5点(ピカソ・モネ・ルノワール)の絵画を買い求める。

    このミュージアム・ショップでは、来館記念のお土産として3D画面により絵が浮き上がるように立体的に見える、はがきサイズの「真珠の耳飾りの少女」(フェルメール作)ほか5点(ピカソ・モネ・ルノワール)の絵画を買い求める。

  • 外に出ると、頭部のない人物像は何だろう  ⇒  これも「芸術作品」か?

    外に出ると、頭部のない人物像は何だろう ⇒ これも「芸術作品」か?

  • 水辺のある池の風景。

    水辺のある池の風景。

  • 庭園に面した広い階段を下る。

    庭園に面した広い階段を下る。

  • 庭園の周辺は、広い階段と緑ゆたかな環境です。

    庭園の周辺は、広い階段と緑ゆたかな環境です。

  • 八重桜は、すでに満開の時期を過ぎていました。

    八重桜は、すでに満開の時期を過ぎていました。

  • これからは、新緑の季節に移り変わってゆきます。

    これからは、新緑の季節に移り変わってゆきます。

  • 新緑の木々が、爽やかに風に吹かれています。<br /><br />さて、本日は「静岡の歴史文化・芸術」を訪ねる小旅行でしたが、カメラが重いので旅行記のNo.1〜No.2 の写真は、すべて携帯電話のカメラ機能で撮影したものです。<br />スマートフォンのGPS機能付きカメラで撮影した写真は、自動的に地図上の位置情報が表示される利点があります。<br />

    新緑の木々が、爽やかに風に吹かれています。

    さて、本日は「静岡の歴史文化・芸術」を訪ねる小旅行でしたが、カメラが重いので旅行記のNo.1〜No.2 の写真は、すべて携帯電話のカメラ機能で撮影したものです。
    スマートフォンのGPS機能付きカメラで撮影した写真は、自動的に地図上の位置情報が表示される利点があります。

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