2016/04/16 - 2016/04/16
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kojikojiさん
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2007年にヤン・リーピンの「雲南映象」と孔雀舞を知ってどうしても見てみたくなりました。そこでビザの不要な15日間の雲南省の旅を計画しました。昆明から麗江と香格里拉(シャングリラ)そしてモソ人の住む濾古湖(ルーグーフー)でタイムアップで、肝心な彼女の出身地である大理に行けなかったのは残念でしたが、たくさんの少数民族の方と出会えた素晴らしい旅でした。当時ネットで検索しても「雲南映象」については昆明会堂でやっているらしいが、日程も調べられませんでした。それでも何とかたどり着いて観劇出来たのは良い思い出です。そして今年のゴールデン・ウィークに成都のパンダ見物と九寨溝へ「蔵謎」を観に行こうと思っていた矢先にこの公演を知り、ちょうど妻のお誕生日月間なので奮発して観に行ってきました。
- 旅行の満足度
- 4.0
- 観光
- 4.5
- グルメ
- 4.5
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 一人あたり費用
- 1万円 - 3万円
- 交通手段
- 私鉄 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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会場に入って思ったのはステージが小さいということです。中国の劇場はどんな地方に行っても数千人は入れるような巨大なものがほとんどです。印象として昆明会堂と比べると幅で1/2くらいしかない印象です。
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インターミッション中です。ほぼ満席のお客さんでした。
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今は「シャングリラ」という題名ですが中国では「雲南映象」でした。当時のガイドブックを見ると今回の公演とでは内容が変わっていました。演目のいくつかが割愛されていたのか進化したのかは分かりませんが。
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基本的な構成は変わらずプロローグの混沌から太陽と月が生まれるというストーリー。最初の太陽ではワ族やイ族やハニ族の太鼓の競演です。劇場が小さいので太鼓の振動が客席まで伝わってきます。
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「神太鼓」
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「雨乞い」ハニ族の小さい女の子の独演が印象に残ります。
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「月光」はもちろんヤン・リーピンの独舞です。今回右側2階の1列だけの席を予約しましたが、ステージ正面ではなくても筋肉の動きや息遣いまで感じられてとても良かったです。
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「花腰歌舞」フアヤオイ族の少女たちの群舞です。個人的にはこの演目が一番好きです。この娘たちの歌と踊りを見ていると貴州省の山間の少数民族の村々を廻ったことを思い出します。村を借り切って入村式のお祭りを開いてもらったのは良い思い出です。村1つ300人くらいの方々に入村式をしてもらって9,000円しないのですから。
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「煙草舞」
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「女人国」メインダンサーのヤン・ウーさんがきれいでした。
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「打歌」はイ族の若い男女の踊りです。昔の日本にもあった歌垣のようなものです。
やはり貴州省の山中の巴沙族の村で見た祭りの風景を思い出させます。 -
「火祭」
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「童謡」
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エピローグは「孔雀舞」です。これは昆明で観たものと演出が変わっていました。前は同じ衣装を着た女性がたくさん出ていましたが、今回はカンボジアやシーサンパンナあたりのタイ族の踊りで観れらるような孔雀の踊りから始まり、ヤン・リーピンさんの独舞が始まります。座った席が良かったのかステージにうつ伏せるように舞う場面の背中の筋肉の動きまで美しく見ることが出来ました。やっぱりこの方は肘と手首の間にもう1つ別の関節があると思います。
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カーテンコールからは写真撮影ができます。
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各パートの演者が順番に出てきます。
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拍手しながらもカメラが手放せません。
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やっぱり人気があったのは「花腰歌舞」のフアヤオイ族の少女たちでした。
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頭のてっぺんから出ているような可愛らしい歌声が魅力です。
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このような演舞は中国各地で行われていますが、衣装まで本物のクオリティで使っているのは「雲南映象」とチャン・イーモウの「印象」シリーズくらいではないでしょうか。
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チベットへの旅行も何度かスケジュールまで作って、現地の旅行会社へ見積もりまで依頼していながらまだ叶っていません。元気なうちに行きたいと思っているのですが。
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「女児国」のメイン・ダンサーの楊舞(ヤン・ウー)さん。
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彩旗(ツァイチー)さんは楊麗萍(ヤン・リーピン)の姪です。
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そして登場です。
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やっぱり華がありますね。素晴らしい舞を見せていただきました。
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午後5時開演で20分のインターミッションがありましたが、終わると7時40分でした。あっという間の2時間でした。
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俄然、九寨溝の「蔵謎」に期待が湧いてきます。
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