伊勢志摩サミットの前に里帰り ☆鳥羽

2016/03/16 - 2016/03/17

前日は伊勢神宮周辺を慌ただしく回り鳥羽にて一泊しました。2日目は何の予定もなかったので遠出はせず、鳥羽駅近くでゆっくり過ごしました。

エリア 鳥羽(三重)

朝6時過ぎ。空が明るくなってきました。部屋は東向きのようで、水平線が赤く染まり始めました。

太陽が昇ってきました。水平線付近に雲が出ているのが残念です。

朝日が顔を出しました。海の上に太陽、神秘的です。

すっかり明るくなりました。

とってもいいお天気です。

朝から温泉にはいり、バイキングの朝食をいただき身も心もホッカホカです。

朝食後ホテル周辺を歩いてみました。特に見るものはありませんよとホテルの人には言われましたが空が真っ青、潮風に吹かれ気持ちのいい散策です。

ホテルアルティア。南欧風の建物です。

少し歩いて行くと遊歩道があったので行ってみます。

海岸まで出られるかと思ったのですが、小高い丘から海が見えるだけでした。
ホテルの人が言ったように名所というべきものはありませんでした。

ホテルに戻ってきました。

この辺りの一番高いところに立っているホテルなので、ホテルから見える景色が一番ということでしょう。

鳥羽の海が広がっています。

時間があるのでホテル内も散策。

プール

小さい天文台もあったのですが昨夜は曇天のため天体観測はできませんでした。

今日は夕方の列車まで特に予定がないのでゆっくりホテルをチェックアウトしました。

ホテルの送迎車で鳥羽駅まで送っていただきました。駅に荷物を預けて近くを観光します。

駅前のサミット歓迎表示

駅から海岸線の遊歩デッキを歩いて

ミキモト真珠島にきました。橋を渡って島に入ります。

入場料 大人1500円

養殖真珠誕生の島です。

御木本幸吉は長年の苦労の末、1893年に世界で初めて真珠の養殖に成功したのでした。

真珠博物館から見学していきます。
ここでは真珠のできる仕組みが実演とともに説明され、さらに選び抜かれた真珠がネックレスに生まれ変わっていく工程も見ることができます。
良品の真珠が生まれる割合がいかに少ないかを知って2階へと進みます。

2階には最高級の真珠をふんだんに使った美術工芸品が並んでいます。

「夢殿」

「地球儀」
陸地は22金、海と湖は12,541個の真珠、赤道はルビー377個、黄道はダイヤモンド373個、北極部分は真珠・ダイヤモンド・プラチナ・・・などなど目も眩むばかりです。

「パールクラウン」
真珠872個、0.1カラットダイヤモンド188個、18金700g

「パールクラウン」
真珠796個、0.1カラットダイヤモンド17個、18金950g

眩いばかりの真珠工芸品を見て回り外に出ると船が近づいてきました。間もなく海女の実演が始まるようです。

準備を終えた海女さんが海に入ります。

真珠島では昔ながらの白い磯着を着た海女さんの作業が見られます。

この日の気温は15度、水温は10度でした。

幸吉の生家はうどん屋「阿波幸」でした。
「御木本幸吉記念館」として復元されています。

幸吉の写真や愛用品、エピソードなどが紹介されています。

真珠養殖に力を入れるとともに外宮と内宮を結ぶ道路を造るなど伊勢志摩の観光振興にも尽力したそうです。

お昼になったので島内のレストランに入りました。広くて綺麗なのに誰もいません。

レストランからの景色もいいのに。

蕎麦と真珠貝の貝柱入りご飯のセットです。

アメリカの方向を向いている御木本幸吉の銅像。
アメリカに目を向け、観光にも力を入れていた真珠王でした。

夕方発の電車までまだ時間があるので隣の鳥羽水族館に行ってみました。
途中のポストにラッコ。

鳥羽水族館

入場料 大人 2500円

順路のない水族館なのでどこから見ても良いようですが、水族館なのでまずは魚類から見ていきます。

カラフルな珊瑚礁に住む魚やアマゾンの巨大魚などを見て回ります。

魚を見つめるカピバラにも会えます。
人魚伝説のジュゴンや巨大なマナティなどを見た後、今話題の生物を探しました。

それはここにいるようです。

ニュースにもなっていた脱皮したダイオウグソクムシが見られます。

まだ半分しか脱皮してないようです。

日本中で話題になったダイオウグソクムシです。

へんな生きもの研究所には見たこともない変わった生きものが55種300点も集合しています。
56本足のタコの標本

85本足のタコの標本

尻尾の部分が紅白に分かれた伊勢エビ。

不思議な生態や形を持った生き物が水槽に入りずらりと並んでいました。

館内ではセイウチやアシカのショーも楽しめます。

人気のラッコには何かの撮影隊が来ていました。
ラッコは動きが速すぎて写真に撮れず。

電車の時間になりJR鳥羽駅から出発します。

名古屋まで快速みえを利用しました。

一日中晴天だったのでもしやと思い新幹線の車窓に顔を近づけると、暗闇に富士山の姿が浮かんでいました。旅の最後に夜の富士山が見られて感激しました。

この旅行記へのコメント （2）

• 前日光さん 2016/04/20 23:38:02

  懐かしかったです！

  エトランゼさん、こんばんは。
  
  素敵なホテルに泊まられたのですね。
  このホテルの立地は最高ですね！
  ギリシアの神殿の柱みたいなのが立っていたりして、エキゾティックムードも満載。
  海から昇る朝日も神々しいです。
  
  真珠島の展示物は撮影可なのですか？
  天文学的数字になりそうなお宝が綺羅星のごとく。。。ですね。
  真珠の養殖に成功した御木本幸吉氏、彼がいたからこそ、私たちは真珠のネックレスなどをしていられるわけですね。
  
  海女さんの実演ですが、私も修学旅行の時に見ましたよ！
  水温１５℃の中によく潜れますねぇ〜
  修学旅行は９月末だったので、まだ残暑も残っていたりして、あの時は水温については考えませんでしたが、実際仕事とは言え、冷たい水中での仕事は大変なことでしょうね。
  
  最後の夕闇迫る頃の富士山も、なかなか見られません。
  最近は富士山を見ると、ああ懐かしいって思うようになったのでしょうか？
  
  
  前日光

  エトランゼさん からの返信 2016/04/23 21:27:09

  RE: 懐かしかったです！

  こんばんは。
  鳥羽のホテルは今までにもいろいろ利用してきましたが、今回はまだ行ったことのないホテルに宿泊しようとここに決めました。
  高級ホテルではないですが、高台にあるので景色は良くサービスも満足のいくものでした。 朝日が見えたのはラッキーでした。
  
  前日光さんも真珠島は懐かしかったでしょうか。
  私も何年ぶりかで訪れましたがすっかり綺麗になりゴージャスな島となっていました。
  以前はもっと観光客や修学旅行生をたくさん見かけたのですが。。。
  3月だったからかあまり人がいませんでした。
  
  展示物は写真OKでしたよ。
  美術工芸品だけでなく大粒の高価な真珠も並んでいました。
  目の保養になりました。
  
  しかし売店にはいろいろな値段の真珠製品がありますから、こちらは御木本幸吉氏のおかげと言えますね。
  
  
  
  > 最後の夕闇迫る頃の富士山も、なかなか見られません。
  > 最近は富士山を見ると、ああ懐かしいって思うようになったのでしょうか？
  
  晴天だったので暗闇でも富士山は見えたのですね。
  びっくりしました。
  前日光さんも機会があれば車窓を見てくださいね。
  
  
  エトランゼ