スペイン観光２０１６　バルセロナ最終日　ガウディ建築散策と帰国

2016/04/10 - 2016/04/10

今日はバルセロナ　プラット空港からドーハ経由で羽田に帰国します。ホテルのチェックアウトは１０：００と早めで、カタール便は１７：４５と充分時間あるので、バルセロナ市内のガウディ建築を回ってきました。

エリア バルセロナ(スペイン)

• 旅行の満足度: 4.0

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 10万円 - 15万円
• 交通手段: 鉄道 徒歩 飛行機
• 航空会社: カタール航空
• 旅行の手配内容: 個別手配

ホテルのチェックアウトが１０時なので、１０時ギリギリに出てきました。ホテルからメトロに行く途中の公園にあった、赤頭巾ちゃんとオオカミ（たぶん）。仲よさそうだ。
カタール便は１７：４５分で３時間前に空港に行くとしても、５時間ぐらい余裕があります。なので、一旦サンツ駅で荷物を預けて、ガウディ建築めぐりをすることにしました。まず、メトロの５番でサンツ駅に向かいます。

サンツ駅の奥の方にロッカーの表示があります。荷物をX線に通して、ロッカーに向かうと、小さ目のローカーが３．５０ユーロです。手持ちのコインが３．４０ユーロだったので近くの両替機に２０ユーロ札を入れると、１ユーロコイン１９枚と５０、２０、２０、１０セントコインが出てきました。やられました。

とりあえずキャリーバックとPCを預けて出てきましたが、小銭が重すぎて、早く使いたかったので、ここで先にサンツ駅から空港までのチケットを購入しておきます。４．１０ユーロ。ただし、４時間後に実際に自動改札に通したらエラーで弾かれてしまいました。タイムオーバーしたのか、ポケットに入れておいて湿気で読めなくなったのかわかりませんが、チケットは直前に買った方がよさそうです。

最初はメトロ５番のディアゴナル駅のカサ・ミラにいってみます。カサ・ミラで降りたはいいが、地図のカサ・ミラとは全く違うところに出てしまいました。どうやら地図のカサ・ミラはメトロ３番の出口のようです。

グーグルマップでカサ・ミラを目指して行って見ると、３００人ぐらいが集まっています。今日は日曜日ですからね。

カサ ミラ 現代・近代建築

カサ・ミラは写真で見るよりもダイナミックでいい感じです。

ベランダの手すりのデザインもいかにもガウディっぽい。カサ・ミラの入場を待つ人は５０人位いました。

周辺のベンチと街灯もちょっとガウディぽっくっておしゃれです。

次はメトロ３番で一つ北のフォンタナに向かいます。フォンタナにはガウディの初期作品のカサ・ビセンスがあります。

カサ・ビセンスに到着すると、残念ながら修復中です。

カサ ビセンス 建造物

ネットの隙間からかすかにガウディのセンスが垣間見れますが、残念です。

ガウディの初期作品は造形よりも装飾に凝っている気がします。

次はメトロ3番で２つ下がってパセジ・ダ・クラシアに向かいます。

パセジ・ダ・クラシアにはガウディのカサ・バトリョがあります。

カサ バトリョ 現代・近代建築

カサ・バトリョの前も多くの観光客が集まっています。カサ・バトリョは思ったよりも平面的であまりガウディぽくなかった。

ただ、下から見上げるようにして撮ると、カラフルなカサ・ミラっぽく見えなくもない。

次はメトロの3番で１つ下がってカタルーニャに向かいます。カタルーニャにはカサ・カルベがあります。で、カタルーニャ駅で降りてみると、市民マラソンの開催中のようで、ゴールがカタルーニャ広場になっていました。

カタルニャ広場から歩いて１０分、カサ・カルベに到着。カサ・カルベはもともとガウディ作品としてはおとなしいとの評価ですが、行って見るとガウディ作品のインパクトは全く感じられなかった。ふつうの建築物です。

カサ カルベ 建造物

カサ・カルベには観光客は一人もいませんでした。他のガウディ建築と違って、中に入れるわけでもないですからね。

とりあえず、近場で行けそうなガウディ作品は以上です。時間はまだあるので、サン・ジョセップ市場で食事しようと思い、メトロの３番で１駅のリセウで降りてサン・ジョセップ市場に行くと、サン・ジョセップ市場はクローズしています。日曜日ですからね。当たり前といえば当たり前。残念。
まだ少し早いですが、あきらめて空港に向かうことにしました。

メトロの３番でディアゴナルに行って５番に乗り換えてサンツ駅に到着。コインロッカーで荷物を取り出して、空港行きの９番、１０番のホームに向かいます。ここでチケットが通りませんでしたが、係員に話したら、ゲートを開けてくれました。で９番ホームに来たL2に乗って空港に向かったところ、このL2は空港に行かないやつでした。表示が分かりにくい。

１駅乗り越したので、反対に乗り換えて１駅戻ります。L2の表示があるホームに移動して時刻表を見ると、１分後にエアポート行きが来そうです。今度ははっきりとL2エアポートと車体の電光表示に出ています。よかった。このとき気がつきましたが、同じように間違って乗り換えているヨーロピアンの旅行者が結構いました。やっぱりみんなあの表示にだまされたのだと思います。L2”エアポート”の表示を確認したほうがいいです

でやっとプラッツ空港駅に到着しました。

バルセロナ エル プラット空港 (BCN) 空港

プラッツ空港駅からT2ターミナルまで結構長い通路の移動が必要です。

T2ターミナルからカタール便が発着するT1ターミナルには循環バスで移動が必要です。これが相当遠い。はっきり言ってT1とT２は別の空港と言ってもよさそうです。

T2ターミナルからバスで１５分くらいかかってT1ターミナルに到着。

カタール航空の受付は２００番台です。昨日カタール航空のWEBCHECKINをやってみると出来たので、荷物をドロップするだけです。日本で羽田発の便のWEBCHECKINは何度やってもできなかったのですが今回は一発でできました。不思議です。ここで、エコノミーの窓口に３０人ぐらい待っていますが、WEBCHECKIN窓口は１人だけです。送られてきたPDFのチケットを印刷できなかったので、発券もしてもらいまです。WEBCHECKINは便利です。

カタール便のゲートはE73です。待合席に座って待っていると、チャイニーズの集団が近くにきて大騒ぎです。でトイレに行くふりして離れたところに座りなおすと今度はコリアンのおばさん集団が大騒ぎです。ほんとチャイニーズとコリアンはしょうがないなと思っていると、日本人の集団がやってきて騒ぎ出しました。がっかりです。カタール便は価格が安い分騒がしい人たちが多い。価格優先なので我慢です。

バルセロナードーハ間の機体はA330です。座席は２−４−２の並び。ほぼ満員です。

WEBCHECKINでは席を選べます。今回は通路側を取りました。

さて、ドーハに到着して、次の羽田行きのトランジットに７時間ぐらいあります。到着時、まだ羽田行きのゲートが決まってなかったので、一番近いAゲートの席で時間を潰します。３時間ぐらいたって、表示を確認すると、E２１になっています。E２１は相当に遠いので早めに行くことにしました。
E２１に到着しましたが、日本人がまったくいない。ちょっと不安になりましたが、どうやら早めの成田行きがあったので、ほとんどの日本人はそれに乗って成田に向かったようです。今回はトランジットに７時間もあり、羽田行きを選択したのは失敗でした。

ドーハー羽田間の機体はA７８７−８です。座席は３−３−３の並びですが、座っているのは２−２−２と大体６０％ぐらいの搭乗率です。その上、窓際に座っていた女性が、後方の３席開いている席に移動したので、３席を独占できました。なので、睡眠時は横になって眠れました。助かりました。

飛行は順調で、少し早めに日本に接近しましたが、時間調整のためか房総半島を大きく旋回したりして結局定刻に羽田に到着しました。
前回とは異なり、荷物もすぐに出てきたので、京成も余裕で間に合いました。京成の最終を乗り越すと大変なので。

今回のスペイン旅行は自分の都合で急遽予定を変更したり、いろいろとトラブルもありましたが大体満足です。スペインにはセビーリャのイタリカやメリダ等まだまだローマ時代の遺跡があるので、また行ってみたいと思います。