2016/03/31 - 2016/03/31
194位(同エリア1032件中)
紅映さん
「東京の桜がいよいよ開花!!」
「きょうにも満開では?」
というニュースを聞いて小石川植物園へ出掛けました。
普段だとマイナーな感じなので、さほど混んでいないことを期待して行きましたが、なんと思いのほかの人出にビックリ!!
入場券を買うのに十数人並んでいてビックリでした。
やはり、桜の時期は小石川植物園でも混むんですね〜(^^ゞ
ということで、まずは「さくらの広場」でおむすびを食べることにして、またまたビックリ!!
すでにシートを敷いた花見客が、大勢さん、所狭しと座っていました。
とはいえ、上野公園と比べれば、なんとものどかなのんびりした光景です☆^▽^☆
人混みを避けて訪ねたはずの「小石川植物園」で、さりげなく咲く花たちをご紹介いたします。
小石川植物園HP http://www.bg.s.u-tokyo.ac.jp/koishikawa/
- 旅行の満足度
- 5.0
- 同行者
- 家族旅行
- 交通手段
- 高速・路線バス 徒歩
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-
「ソメイヨシノ」
満開の大きなソメイヨシノの下では、大勢の人がお弁当を広げています。
なんと楽しそうなことでしょう♪
キョロキョロしていたらベンチが空いたので、すかさずゲットして、こちらもまずはお花見しながらおむすびタイムです。小石川植物園 公園・植物園
-
「シダレザクラ」
枝垂れ緋桜といった感じの、色の濃いい大きな枝垂れ桜です。
こちらも満開状態!!
この木は柵に囲まれた奥のほうにあるので、近くまでは行かれませんでした。 -
「シダレザクラ」
名札にはこれしか書かれていませんでした。
花は一重のようです。 -
「伊豆吉野」
エドヒガンザクラとオオシマザクラが種間交雑した品種の中で代表的なもの。
つまりは、ソメイヨシノの仲間だそうですが、白く大きな花なのでボリュームがあって豪快な感じです。 -
「伊豆吉野」
アップで見るとこんな感じです。 -
「薬園保存園」
この植物園の前身でもある薬園です。
小石川植物園は日本でもっとも古い植物園であるだけでなく、世界でも有数の歴史を持つ植物園のひとつだそうですが、 約320年前に徳川幕府が設けた「小石川御薬園」がこの植物園の遠い前身となっているようです。
明治10年、東京大学が設立された直後に附属植物園となり一般にも公開されてきました。
まだまだ芽を出していないものもたくさんありましたが、この日も係りの方が手入れをなさっていました。 -
「テンダイウヤク」 薬園保存園内
クスノキ科 根が胃腸薬、強壮剤
目立たないほどの花をいっぱい咲かせていました。 -
「イカリソウ」 薬園保存園内
メギ科イカリソウ属 の落葉多年草
全草は淫羊霍(インヨウカク)という生薬で精力剤として有名 -
「ホザキノイカリソウ」 薬園保存園内
地上部が淫羊霍という強壮剤・精力剤 -
「キブシ」木五倍子
キブシ科キブシ属に属する雌雄異株の落葉低木 -
「キブシ」
花の姿がフジに似ているので、キフジと呼ばれたりするようです。 -
「カタクリ」
柵の奥の草叢にカタクリが数輪咲いていました。
近寄れないので、やっとこ、こんな感じです。
ユリ科カタクリ属に属する多年草。
古語で「堅香子(かたかご)」と呼ばれていたそうです。 -
「シナミズキ」
マンサク科トサミズキ属
トサミズキに比べて房状になった花の数が多く、花がふっくらとしているそうです。
園内に大きな木がありました。 -
「サンシュユ」
ミズキ目ミズキ科の落葉小高木
またの名をハルコガネ
この時はすでに花の盛りが過ぎて葉が出始めていました。 -
「山桜」
日本の野生の桜の代表的な種で、和歌にも数多く詠まれています。
サクラの仲間では寿命が長く、ときに樹高30mを超える大木になるのだそうです。
花の風情が楚々としていて、葉っぱの色が何とも言えず可憐で大好きです。 -
「山桜」
山桜としてはかなの大木です!!
いつみても風情があっていいですね♪ -
「カリンの花」
バラ科の1種の落葉高木
その果実はカリン酒などの原料に。喉にいいとかいいますよね。
園内の高台奥ににカリン林があります。秋には沢山実をつけるようです。
カリンは中国原産で、江戸時代に日本に渡来したといわれる薬用植物で、徳川幕府の薬園のころから栽培されていたといわれます。 -
「バイモ」
ユリ科バイモ属 原産地:中国 草丈:40〜60cm
別名のアミガサユリという名前は花びら(花被片)の内側が綱目模様になっていることから付けられました。
球根から鎮咳・解熱・止血に効用があるといわれる漢方薬が作られます。 -
高台から日本庭園を望む
満開のオオヤマザクラが見えます。 -
「東京大学総合研究博物館小石川分館」
東京大学の前身の一つ、東京医学校の本館です。
1965年(昭和40年)に解体され、1969年(昭和44年)、現在の理学系研究科附属植物園内に移築復元されました。
明治初期の木造擬洋風建築特有の様相を残すとともに、東京大学の創立以前からの長い歩みを示す建物で、1970年(昭和45年)に重要文化財に指定されました。 -
日本庭園には池があって、大きな鯉が泳いでいました。
-
「オオシマザクラ」
染井吉野の片親ですが、白くて鞠のような花に若葉の色が映えて、とても清楚な感じです。 -
池にかかる石橋とソメイヨシノ
-
「ウンナンオウバイ」
正式にはオウバイモドキというそうです。
モクセイ科ソケイ属の常緑低木 -
「カラスノエンドウ」
空き地・畑・道端など、どこにでも生えていて、食べられるマメ科の野草です。
先端の柔らかな若芽と花の部分を摘んで生のまま天ぷらにするとマメ科特有の風味がして美味しいそうです。
またサヤエンドウを小振りにしたような若鞘は天ぷらにするといいとか、今度試してみたいと思います。 -
「ウグイスカグラ」
スイカズラ科
とっても小さな花です。秋に赤い実になるようです。 -
「セリバヒエンソウ」
キンポウゲ科 ヒエンソウ属 (1年草)
中国原産
明治時代に渡来し東京を中心に分布しているとか、今回初めてみました。 -
「ムラサキケマン」
キケマン属の越年草
全草有毒、誤食すれば嘔吐・呼吸麻痺・心臓麻痺などを引き起こすそうです。 -
「オオアマナ」
ユリ科オオアマナ属
ヨ−ロッパ原産の帰化種で、明治の頃、鑑賞用に持ち込まれた花が野生化したもの -
「スオウ」
マメ科ジャケツイバラ亜科の小高木
インド、マレー諸島原産 -
「ベニコブシ」
モクレン科モクレン属
日本の固有種。樹高2〜5m。
シデコブシ(四手辛夷)の変種だそうです。 -
「コブシ」
こちらは普通の白いコブシ
森を背に清楚な感じでした。 -
「レンギョウ」
出口へと向かう道すがら、レンギョウが葉を出し始めていました。
桜の開花に誘われて、久し振りに訪ねた小石川植物園は、都内にありながらいつにも増して自然豊かな魅力的な場所でした。
いつもご訪問くださいまして、ありがとうございます。
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この旅行記へのコメント (2)
-
- はなかみno王子さん 2016/04/07 22:46:26
- 春の花見
- ベニーさま
植物園の可愛い花たち、人出を気にせずゆっくり美しい写真で楽しませて頂きましたよーー。ありがとうございます。
おうじ
- 紅映さん からの返信 2016/04/08 08:58:38
- RE: 春の花見
- 王子さま
おはようございます。
いつもご覧頂きましてありがとうございます。
西も東も春爛漫になりましたね。
王子さまのお近くではカタクリが存分に見られて羨ましいです。
いつもは北海道でカタクリの群生を見るのを楽しみにしているのですが、今年は行く日の都合でカタクリに出会えるかどうか・・・
王子さまのお写真で堪能させて頂きました。
こちらこそ、ありがとうございます。
今後とも楽しみにしております。
・・・☆紅映☆・・・
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