2016/03/20 - 2016/03/20
44位(同エリア259件中)
紅い翼さん
梅花を求めて群馬県への旅。。。
ここ群馬県には「ぐんま三大梅林」と称される大規模な梅林があって、3月も下旬に差し掛かるこのタイミングでもなんとかギリギリ咲いている様子。
そこで今回は、その「ぐんま三大梅林」のうち「榛名梅林」と「箕郷梅林」の2つの梅林を訪れてみることに。
(旅行記前編に引き続き)「箕郷梅林」の2つの会場のうち、もう1つの「善地会場」へ行ってみると、思いがけない河津桜とのコラボとともに、あたり一面を雲海のごとく梅花が埋め尽くす光景が広がっていました♪
その後、周辺にある「箕輪城跡」や「少林山達磨寺」のような歴史を感じさせるスポットにも訪れることができ、久しぶりの群馬への旅は思ってた以上に充実したものとなりました♪
【 旅の行程 】
・箕郷梅林(善地会場)~ 高崎市役所箕郷支所 ~ 箕輪城跡 ~ 箕郷温泉まねきの湯 ~ 少林山達磨寺 ~ 高崎駅
【見渡す限りの梅花に魅せられ、東日本一の梅の郷・ぐんま三大梅林を訪う】
・旅行記前編 ~蒼天の下に12万本の梅が咲き誇る榛名梅林へ~
http://4travel.jp/travelogue/11116802
- 旅行の満足度
- 4.0
- 観光
- 4.0
- グルメ
- 3.0
- 交通
- 3.0
- 交通手段
- レンタカー 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
PR
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≪「ぐんま三大梅林」を巡る旅の前半では、「榛名梅林」と「箕郷梅林(蟹沢地区)」を見てまわり、その圧倒的な数の白梅に魅せられました♪≫
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〔 箕郷梅林(善地会場)〕
(旅行記【前編】に引き続き)もう少しだけ「ぐんま三大梅林」巡ってゆきます。
次に訪れたのが、「箕郷梅林」にある2か所の会場のうち「善地会場」です。
駐車場に車を止めて外に出てみると、これまた綺麗なピンク色の“河津桜”ですね〜〜〜って、ここに何を観にきたんでしたっけ???箕郷梅林 花見
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イチオシ
実はここ“善地会場”には約300本の河津桜も植えられていて、梅とともに桜も楽しめるんです♪
ではここからしばらく河津桜のターンで(笑) -
もうだいぶ葉桜になってしまっている木もありますが、緑の遊歩道をピンクの桜が包み込んでいます!
もう1週間前だったらバッチリ満開でしたかね〜。 -
加えて、ひと足早くツツジの花も開花してて、艶やかな彩りを添える感じ。
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今年の2月に伊豆半島の河津町を訪れて、本場の河津桜を眺めてきましたが、まさかもう1度見ることができるなんて、思いがけないサプライズに。
【 早春の風物詩・色艶やかな河津桜を愛でにゆく(2016年版) 】
・旅行記前編 〜ピンク色に染まった満開の桜並木を歩く♪〜
http://4travel.jp/travelogue/11107755
・旅行記後編 〜(もう少しだけ)河津桜まつり見物&下田プチ散策〜
http://4travel.jp/travelogue/11112079 -
(箕郷梅林(善地会場)の風景①)
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お、やっと白い梅の花も出てきましたね。。。
ここを訪れる前にたくさんの梅を見てきたので、ついつい桜の方に目線がいってしまい……。 -
ここは丘陵地帯になっているため、河津桜が続く遊歩道の下にも梅林が広がっていますので、桜と梅のコラボも楽しめます。
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(箕郷梅林(善地会場)の風景②)
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ではでは、ここからは本来の梅のターンに♪
と、その前にここ「善地会場」の散策コースを確認。
ここまで2か所の梅林を観てきましたので、まあサクッと“悠々コース”でいきましょうか。 -
(箕郷梅林(善地会場)の風景③)
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ここからさらに梅林の中を歩いてゆきます。
こちらも見事な梅林が広がってますね〜。 -
(箕郷梅林(善地会場)の風景④)
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(箕郷梅林(善地会場)の風景⑤)
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(箕郷梅林(善地会場)の風景⑥)
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梅林を通り抜け、舗装された道路へ。
この道の両側にも梅林が広がっているので、(たまには)白梅以外をピックアップしつつ、ルートに従い下っていきましょうか。 -
(箕郷梅林(善地会場)の風景⑦)
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イチオシ
(箕郷梅林(善地会場)の風景⑧)
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梅じゃないですけど黄色が綺麗だったのでつい。。。
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(箕郷梅林(善地会場)の風景⑨)
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そして最後に、駐車場の端にある展望台へと登ってみました。
お〜〜〜、ここからだと梅林はもとより、榛名の山々までくっきりと望めます! -
イチオシ
そしてもちろん、メインの梅林も♪
まさに白い雲海のごとく、丘陵一面を純白の梅花が埋め尽くしてますね〜。 -
(箕郷梅林(善地会場)の風景⑩)
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(箕郷梅林(善地会場)の風景⑪)
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最後は遠くに望む妙義の山々と高崎市街を眺めて締めましょう。。。
(旅行記前編も含め)今回3か所の梅林を訪れてみましたが、「榛名梅林」は梅と榛名の山々のダイナミックな光景、「箕郷梅林(蟹沢会場)」はコンパクトな会場の中に何種類のもの梅が咲き、そしてこの「箕郷梅林(善地会場)」は思いがけない河津桜とのコラボとともに、あたり一面を雲海のごとく梅花が埋め尽くす光景が広がっていまて、同じ梅林ではあるものの三者三様の魅力がありました。
まさに「ぐんま三大梅林」に相応しい、様々な梅の景色を堪能することができました♪ -
〔 高崎市役所箕郷支所 〕
観梅はここまでにして、もうしばらくここ榛名・高崎周辺を廻ってゆきます。
ここから旅の目的は一転し、「高崎市役所箕郷支所」へと寄り道。
なぜわざわざ日曜日にこんなお役所に来たのかといえば、ここ箕郷地区にある日本100名城の1つ「箕輪城跡」の“100名城スタンプ”が、こちらに置いてあるので押しにきたんです。
モチロン日曜は閉まっているため、この建物の裏の通用口を入ったところにスタンプがありました(笑)
これは事前に調べとかないと分からんですね。 -
〔 箕輪城跡 〕
という訳で、ここから国指定史跡で日本100名城にも選ばれている「箕輪城跡」へ登城してゆくことにし、まずは城の東側の“搦手口”に整備された駐車場へ。
最近新しく整備されたようで、広いスペースが取られています。箕輪城 名所・史跡
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ではでは、さっそく“搦手口”より登城開始!
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春らしいのどかな景色………ですけどまずは本丸へと進みます。
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(箕輪城跡の風景①)
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ずいぶんと年季を感じさせる看板たち。。。
ここ「箕輪城跡」は榛名山の東南麓に広がる丘陵に建てられた平山城で、戦国時代にこの地域を治めた豪族・長野業正は、ここ箕輪城で武田信玄の6度もの侵攻を撃退したという難攻不落の名城です。 -
そしてすぐにお城の“二の丸”へ。
城跡内にも梅の木がけっこう植えられているよう。 -
その“二の丸”からの眺望。
ちょうど東側にあたるので、正面に望めるのは赤城山でしょうか。 -
二の丸”からさらに奥へと進むと、“箕輪城跡”の石碑が立っています。。。
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そこに、昭和の時代の城内の案内図が。
戦国時代、ここ箕輪城の城主は長野氏→武田氏→織田氏→北条氏→徳川氏と変遷し、徳川氏の時代にこの地を治めた井伊直政公がこの案内図のような姿に大規模な改修をしたものの、最終的には1598年に今の高崎に城を築き移ったことから廃城となったそうです。 -
(箕輪城跡の風景②)
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そして“本丸”の詰めにあたる“御前曲輪”へ。
日本100名城に選ばれているとはいえ、どちらかと言えば派手さも無いツウ好みのお城なので、どこも静寂に包まれてますねぇ。
まあ、そのおかげ?で遺構が残されているっていうメリットもありますが。
“搦手門”からだと、お城の最奥にあたるここまで歩いても10分程度と、そんなに時間はかかりませんでした。 -
(箕輪城跡の風景③)
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(箕輪城跡の風景④)
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ここまで来るだけだと、ちと物足りないかなぁと。
ちょうど“本丸”と“御前曲輪”を隔てる“空堀跡”を歩けるようになっており、この先へ行ってみますか〜。 -
ここだとより分かり易く空堀の跡が残ってますね〜。
ちなみに向かって左側が“本丸”、右側が“三の丸”になります。 -
(箕輪城跡の風景⑤)
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(箕輪城跡の風景⑥)
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イチオシ
“三の丸”にもちょっと寄り道した後、その南側から城を南北に分断するように設けられた“大堀切”の跡を眺めてみます。
ちなみに当時の堀はこの2倍の深さがあったそうで、防備の厳重さが窺い知れます。 -
ちなみにこのあたりは史跡の一部復元工事を行っており、向こう側に渡れませんでした。
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イチオシ
(箕輪城跡の風景⑦)
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イチオシ
(箕輪城跡の風景⑧)
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こんな感じで城跡の中心部をぐるっとひと回りして、最初に入城した“搦手口”から城外へ。
最後に梅と菜の花のコラボを眺め、「箕輪城跡」の登城を終わりにしましょう。
アクセス面で車でないと不便な立地にあり、また派手な建物がある訳ではありませんが、特に当時の大規模な空掘が今もはっきりと残っている点が特徴でしょうか。 -
〔 箕郷温泉まねきの湯 〕
ここまで梅林&城跡をけっこう歩いてきましたが、ちょっと休憩も兼ね近くにある日帰り温泉施設「箕郷温泉まねきの湯」へ。
いくつかチェーン展開している店舗のようで、設備もきれいだし支払いもシステマチックな印象。
もちろん、露天風呂と内風呂のお湯は、源泉から湧き出る100%天然温泉とのこと。
施設の様子はコチラで:http://www.manekinoyu.jp/misato/pc/onsen.html -
そういえば………お昼ご飯を食べてなかったに気づき、ついでに併設されているレストランでいただいちゃいましょう。
最近食事抜きのストイックな旅が多いのは気のせいか。。。 -
〔 少林山達磨寺 〕
温泉でリフレッシュし、この旅最後に訪れたのが紅いダルマで有名な「少林山達磨寺」です。
案内に従って車を進めてゆくと、どうも「霊付堂(本堂)」のすぐ裏手に着いてしまったよう。
楽といえば楽なんですけど、これだと何だか趣がないかな〜と思いちと面倒ですがいったん参道の入口まで移動しますか。少林山達磨寺 寺・神社・教会
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ということで、境内をひたすら下って“総門”の前までやってきました。
ではでは、仕切り直してここから「少林山達磨寺」へと参詣していきましょう☆ -
境内案内図はこちら。
ちなみに車を止めた駐車場が一番奥のところになります。 -
(少林山達磨寺の風景①)
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こちら「少林山達磨寺」は江戸時代の1697年に、厩橋城(前橋城)の裏鬼門を護るため創建された黄檗宗の寺院で、“縁起だるま”として有名な福ダルマ発祥のお寺です。
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こんなところも、明朝風様式を伝える黄檗宗らしいですよね~。
そういえば、長崎でも黄檗宗のお寺に行きましたっけ。。。
・(思いがけず)異国情緒溢れる街・長崎へ…【速報版②】~祭りの後の静けさの中、唐人達の軌跡を辿って~
http://4travel.jp/travelogue/10857340 -
(少林山達磨寺の風景②)
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建物と建物をつなぐ回廊の真ん中に、“招福の鐘”が吊るされています。
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境内を少しぷらぷらと………。
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(少林山達磨寺の風景③)
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(少林山達磨寺の風景④)
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お、わずかですが紫色のカタクリの花も♪
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願いことを叶えるのはやっぱり達磨(笑)
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そして、もう1回階段を上ってゆくと、先ほどの「霊付堂(本堂)」に戻ります。
むむ……、思ってた以上に階段が多くてちょっと難儀だな。 -
(少林山達磨寺の風景⑤)
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(少林山達磨寺の風景⑥)
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イチオシ
ご本堂の軒先に真っ赤なダルマが山積みに♪
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(少林山達磨寺の風景⑦)
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最後に“達磨堂”にいらっしゃる巨大なダルマにご挨拶して、ここ「小林山達磨寺」の参詣も終わりに。。。
この日1日、「ぐんま三大梅林」の観梅をメインに榛名・高崎周辺をしてきましたが、こんなにも梅が植えられているとはつゆ知らず、実際に訪れてみたその雄大な規模に圧倒されましたし、また「箕輪城跡」や「少林山達磨寺」のような歴史を感じさせるスポットにも訪れることができ、久しぶりの群馬への旅は思ってた以上に充実したものとなりました♪
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この旅行記へのコメント (2)
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- みかりさん 2016/04/12 00:57:18
- 梅も綺麗ですね〜
- 紅い翼さん、こんばんは!
今年は早いと思っていた東京の桜も満開になるまでにけっこう
かかりましたね。しかもお天気がパッとしない日も多かったし・・・
寂しい事にインフルエンザで寝込んでいる間に、近辺の桜は散ってしまい
ちょっと残念な年になりました。色々行きたい所はあったんですが・・・
紅い翼さんは桜の前に梅林に色々行かれたんですね。高尾に梅の名所
なんてあったっけ?…って思ったら、甲州街道歩いている時に
すぐ近くを通っていた事を思い出しました。
梅の花って桜よりどうしても地味だから(じっくり見れば可愛いんだけど)
まだ梅林って訪れた事が無いのですが、種類も多くて華やかな梅も
ありますよね。梅干しを売っている所があるのも魅力的。
高尾は一大観光地で梅以外にも見所が多いですが・・・確かに高尾山は
人が多いのが残念。いい所なのに・・・朝早めに行くとだいぶマシですよ。
そして群馬にも立派な梅林があるんですね。知りませんでした。
山々の風景と見渡す限りの梅林が、また桜とは違った美しさがあって
綺麗ですね。(ただちょっと坂が多いのが気になるけど。笑)
最後に訪れた「少林寺達摩寺」ここは1度訪れたいのですが・・・
友人が階段が多いと言っていた通り、けっこう登りますね。
達摩と自然も沢山あって、見応えはありそうですが疲れそうかな〜。
&達磨寺は写経を納めないと御朱印もいただけないみたいで・・・
これから高崎には行く事があるので、ちょっと悩んじゃいます。(笑)
でも雄大で美しい風景を楽しめて、春の群馬も魅力が沢山ありますね。
ホントは本日、赤城の千本桜を見に行きたいな〜と思っていたのですが・・
咳が止まらず断念をしたので、群馬の風景を見ながらやっぱり
行きたかったな〜と思ってしまいました。
みかり
- 紅い翼さん からの返信 2016/04/13 21:50:45
- RE: 梅も綺麗ですね〜
- みかりさん、どうもこんばんは。
インフルはもう大丈夫ですか?
うちの会社の中でもインフルが流行しているようで、同じ部屋の中でも数名が欠勤状態に。
ワタクシは単細胞なためか、かからないようですが(苦笑)
個人的に可憐な梅の花が結構好きで、毎年いろいろな梅林を訪れているんですけど、高尾はどっちかというとハイキングコースのところどころに梅が咲いているって感じでした。
あと高尾山の人出もすごくて………雰囲気はいいんですけどねぇ。
そんなわけで急遽高崎に行ってみたんですが、もうあたり一面の梅花に圧倒されてしまいました!
梅林全体で10万本って、普通のところと桁が2つくらい違うんじゃないかと。
その後訪れた「少林寺達摩寺」は、けっこう階段を登りましたけど、全体的にはコンパクトな印象でしょうか。
ご朱印を押すのに写経が必要だと、ちと尻込みしちゃいますね。。。
赤城の千本桜も有名スポットですよね〜。
せっかくの桜の季節に行けなくて残念ですけど、これからまだまだ見るものは沢山あると思うんで、まずは体調を整えて、次の楽しい旅行記をお待ちしております。
紅い翼
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